Name
Mail
URL
icon
99
Pass
*編集・削除用(任意:英数字4~8文字)
Subject
絵文字
画像添付
mm

使徒編 エンディング

0 2020/01/25 (Sat) 16:50:32
これにて使徒編、完結となります。今までお付き合い本当にありがとうございました。
今後の事についてはまた話し合いましょう。

それでは、ラニアのその後の物語もう少しお付き合いいただけますよう。
mm - Re:使徒編 エンディングA 2020/01/25 (Sat) 16:51:27
■Aルートエンディング
旅をする者

・アポストルのその後

ラニア城内のどこか。ミケイルは最早体を起こすだけの力もない。ほんの数刻後、マクダレーナによって創造された躯体は塵と消える。
「マクダレーナ、様」

それが無理だと知っていても、ただマクダレーナに愛してほしかった。
それが「そのように作られたから」ではなく、自分の意思だと気付くのが遅すぎた。
マクダレーナを復活させようとした者の物語は最早、終わったのだ。
「………」

 そんな彼の前にいつの間にか傍らにたたずむ者がいた。
「ガリアント?」
 彼女はもはや動かぬミケイルの右腕を握る。
「ミ、ケイ、ル」
 ミケイルにはそれがとてつもない奇跡に思えた。
自分のように自分の意志で考え、マクダレーナの意思を柔軟に遂行するために偽りの心を持たされた己とは異なり、戦闘、殲滅、破壊を無慈悲に遂行するためだけに作られ、意思など持つはずもない彼女が、言葉を発したことを。

「―――」
マクダレーナの為でなく初めて自分の為に。母と言える存在を取り戻すために。
それがたとえマクダレーナ意思のそぐわなかったとしても。

自分の意思で必死にあがいた彼へのただ一つの報酬。それがガリアントの言葉。

「くそ……」
結果はどうあれそれでいい、と。納得できた、満足できてしまった事へ悪態をつく。
最後にどこか満足した心。それだけを胸に刻んで――

――そして、本当の願いをまた一つ取りこぼした一人だけが、その場に残されていた。



・ラニア


トリーシャ「大臣、貴方はカーティス王の命令で動いていましたね?エクウェスを組織し、王に対する反抗勢力をまとめ上げていた。それは全て」

新大臣「……ええ。言い逃れは致しません。カーティス様の意志です。カーティス様はこの国を執念ともいえる思いで必死に守ってこられた。己の全てをかけてより良い国へ導くため自ら捨て石になっても良いと。私は、その思いに答えたかったのです。」

ディルカ「……」

フローレ「……」

トリーシャ「もし誰かの思惑に乗るだけだとしたら、それはお父様と変わらない」

トリーシャ「もし狡猾に何者であろうとも利用し自らの命すら差し出すのなら、それはカーティスとは変わりない」

トリーシャ「大きな力に縋るしかなかったお父様、命を賭し手段を択ばず次に託したカーティス。私はそのどちらでもないのですから」

新大臣「無論ですとも」

トリーシャ「民たちにも、カーティスのやった事の真実を伝えたいと思うのです」

新大臣「それは…」

フローレ「貴女は、お父様が命をとしてやった事を台無しにするつもり?」

トリーシャ「かつて、カーティスはベルターナ進行に際して嘘をついてまで民を先導した。曲がりなりにもカーティスは本当の事を民に話しました。私がそれすらできずどうするのです」

フローレ「……」

トリーシャ「これからの困難に向かうために、大臣にも、フローレにも、ディルカにも。私は一人ではこれからも力を貸してほしいのです。どうかお願いしたい」

新大臣「許されるのであれば、もちろん」

フローレ「貴女が、間違いを犯さないように。隣で見ておいてあげる」

ディルカ「もちろん。フォルトゥナ様の恩に報いるため。トリフォニア様、貴女と共に戦いましょう」


・セイシェル

モンテーロ「マルギット様。我々は、貴女のやり残したことを…ラニアの大冬の傷跡を少しは癒すことができたでしょうか」

メルツェル「よ、モンテーロ」

モンテーロ「メルツェルか?」

メルツェル「大したことじゃねえよ。俺の行き先の話だ」

モンテーロ「……アステルを追うのだな?」

メルツェル「ああ、ベルターナに渡すわけにはいかねえだろ?これは大陸の今後を決める大きな点になる。後の事は任せたぜ」

・ベルターナ

レク「お嬢様…いえ、皇帝陛下の名代としてオーキスさん、貴方に感謝を。思った以上に働いてくれました。ベルターナは現状表立って行動を起こす訳にはいきませんでしたから」

オーキス「報酬が良かったからな。それに加えてエクウェスの方のから出た報酬でしばらく楽ができる。割のいい仕事だったよ。」

レク「それでも引き受けてくださってありがとうございました。引き受けてくれないかと思ってましたから」

オーキス「よせよ。俺はもうベルターナとは関係ない…。他に何かあったとすれば気の迷いだけだ。」
ムサシが飛び込んでくる。

ムサシ「すみません!ちょっとイイっすか!」

オーキス「おいムサシ」

ムサシ「レクさん!一つ頼みがあるんす!」

オーキス「悪いなレク。こいつは」

レク「いえ。話ぐらいならば」

ムサシ「人器の件っす」

レク「……話を、聞かせてもらいましょうか」


・エクウェス
シェリカ「……」

ディルカ「よう、シェリカ。どうしたそんな悩んだ顔して」

シェリカ「なんだ。ディルカか」

ディルカ「なんだって事はないだろ」

シェリカ「貴方は、ソフィアの事を覚えている?」

ディルカ「忘れるわけねえだろ」

シェリカ「私には最後の最後が理解できなかった。何故、彼女はマクダレーナの作り出した異形なる存在に適合できたのか。けれど、今回の事で論理は不明だけれど結論だけは観測できた」
ディルカ「……さっぱり分からん。」

シェリカ「とにかく、今回私は魔術的にも天才の私でも理解に時間のかかる現象を目の当たりにして、やっぱり私一人で魔道の研究を続けるだけでなく、各国の私には及ばないかもしれない天才たちにも声をかけて…
ディルカ。これからもエクウェスの助力を期待しているから」

ディルカ「おいおい、俺はエクウェスの長を続けるとは…」

シェリカ「貴方は続けるでしょう?」

ディルカ「……そうだ。続けるさ、この国の為に。陛下の忘れ形見であるトリフォニア様の為にも」

シェリカ「どうしたの?意外そうな顔して」

ディルカ「いや…シェリカに続けるのを見抜かれたのが意外だっただけだ」

シェリカ「……なにそれ」
フェードル、アレックス、フェードイン。

フェードル「そのあたりにしてやってくれないか、ディルカ。シェリカも5年前に比べれば随分と他人を意識するようになったのだ」

ディルカ「それは…いや。意外に思った時点で言い逃れが効かないか」

フェードル「シェリカ。君なりの親愛の証だとは思うが心を許した相手に魔術的研究の話をするのは、なかなか相手に理解を得られないと思うぞ?」

アレックス「兄くん、さらっとのろけるよね。」

ディルカ「………やれやれ」

シェリカ「さすが私のフェードル。嬉しいこと言うのね」

アレックス「兄くんはお前だけの物じゃないぞ!?」
言い争いを始める二人。

フェードル「それで、ディルカ。エクウェスの長よ。」

ディルカ「ああ。これでやっと、フォルトゥナ様に少しでも恩を返せた」

・仲間たち
全員揃った絵はムサシの元へ。
シャルティエル、レア、ムサシ、コメット、フローレ、トリーシャ、アリナレイドの描かれた1枚の絵:作シャルティエル。
を眺めるコメットとアリナレイド。

コメット「アリナさん。これ、いい絵だよねえ」

アリナレイド「そうですねえ。」

コメットの髪を結うアリナレイドの一枚絵。


アリナレイド「コメットさん。趣味に精を出すのはいいですがちゃんと運動はしていますか?食事はしていますか?」

コメット「君は僕のお母さんか!っていうか、趣味ってだけじゃなくてちゃんと仕事だからね!?」

アリナレイド「あ…いえ。そんな……迷惑、でしたか?」
涙目差分

コメット「そんなへこまれても困るよ!?」

アリナレイド「あ……本当に…」

コメット「ん~~~~。僕のお母さんは一人だけど…いいよ!僕の事撫でろ!それで甘やかせ!気が晴れるまで付き合うよ!」

アリナレイド「コメットさん…」


ムサシ「あ、お二人とも!」

アリナレイド「どうしたんですか?そんなに慌てて」

ムサシ「俺、これからシャルさんを追いかけるんす!何ならお二人もどうっすか!?」

コメット「え…」




ムサシ「」



・レアとシャル

家々が焼け落ち、舞い上がる黒煙が天を汚す。
炎に巻かれ逃げ惑う人々の悲鳴は、幽鬼がごとく者達によって刈り取られていく。

 顕現した混沌と地獄の中、一人の少年だけが生き残っていた。
 その少年は何を思うのだろう。誰かを助けようとしたのだろうか。それとも逃げようとしたのだろうか。
 だが、その勇気も恐怖ももはや役には立つまい。
 幽鬼たちの長である白髪の魔女が少年の前に立っているからだ。

 魔女は少年の頬に触れる。愛おしさを隠しもせず。
少年は動けない。
 魔女は嗤う。憎しみを隠しもせず。
少年は動けない。
魔女は囁く。呪いを込めて。
少年は動けない。

 けれど、少年と魔女の間に立つものがいる。彼女は魔女と同じ顔をしているけれどどうしようもなく明るくて、どうしようもなく自分勝手で、けれどその傍らにいる。
 倒れた少年へ右腕を差し出した。少年は…シャルティエルはその手を取る。

 そしてシャルティエルは目を覚ました。
「おはよう、シャル」
「……」
シャルティエルの顔を覗き込むレアが、そこにはいた。

「それで、これからどこへ行くんだっけ?」
「セイシェルでも、ベルターナでも…南の果てでもどこへでも。俺は世界を股にかける冒険者だからな」
「約束だもんね。」

レアの顔を見てふとマクダレーナを思い出す。…いまだに恐ろしくて身震いしてしまう。けれど。
「どしたの?」
「なんでもない」
 隣を歩いてくれる者がいる。それだけで、なんとなく愉快に思えるのだ。


彼等の進む先には、空に座する異形なる存在が。
彼等を追う者たちもいる。
例えば盗賊。例えば騎士。例えば天使。
さあ、物語を、続けよう。彼らの道は始まったばかりだ。


使徒編 完

mm - Re: 使徒編 エンディングB 2020/01/25 (Sat) 16:52:18
■Bルート 新たなる英雄

新たなる王を称える式典。
エクウェスの英雄たちと共に並び立つシャルティエルの一枚絵。

王族たちの式典が進む中、その一環として
「冒険者シャルティエル」
彼は女王となったトリーシャの前へ進み出て傅いた。
「シャルティエル。ラニアを復活したマクダレーナの手から救ったその功績を称え、貴方へ爵位を授けます」
シャルティエルはそれを異論なく受け入れた。

シャルティエルは二度と、マクダレーナの恐怖に彩られることはない。彼は、最後の機会に、自らの恐怖を乗り越えることができたのだから。
その奇跡に、誰が文句など付けられようか。
最早彼は、誰かの使徒なのではないのだから。

使徒編 完



mm

使徒編8章 目覚めの記憶

0 2019/11/30 (Sat) 20:45:52
使徒編最終章、投稿開始します。よろしければお付き合いください。



使途編8章 目覚めの記憶
chapter-1 王の娘

=全体MAP・オープニング=

教団の宣誓より7日。
トリフォニア王女率いる連合軍は、ついに反攻を開始した。
“マクダレーナ”との戦いの終わりは、すぐそこまで迫っていた。

大冬の終わりはすぐ、傍に。



あの時は最善を尽くした。だが、出来る事には限度があった。
それが付け入る隙になった。

次に最善を奪われた。それを止める事はできなかった。無力をどれほど嘆いたことか。
それが付け入る隙になった。

そして選択を奪われた
全くもって情けない話だ。私には力も、器も素質もなかった。

それが――付け入る隙になった。

最早私は、正しき道には戻れない。だが、次に続くものがいればこの国のための徒花と消えられる。

それが、最後の贐だ。

■オープニング1


ディルカ「この夜が明ければ、いよいよ決戦です。物資の調達、話したい相手がいるのであれば、今のうちに行っておいてください。」

トリーシャ「分かりました」

ディルカ「明日はラニアの全てがかかっているといってもいいでしょう。我々は必ず勝たなければならない。
しかし、もしもの時はセイシェルへ落ち延びてください。貴女さえいればどんな形であってもラニアは」

トリーシャ「貴方にとってはエクウェスという組織の長という立場を分不相応に感じているかもしれません。でも、貴方は今日までエクウェスの長を勤め上げ、ラニアを守ってきた。これは間違いなく貴方にしかできなかった事です。
ありがとう。ディルカ」

ディルカ「――トリフォニア様」

トリーシャ「それに、たとえどのような形になったとしてもこの国が、この国の民が笑っていられるのなら。私はそれでいいのです」

ディルカ「では、なおさら勝たなければなりませんね。明日の戦いは。……」

トリーシャ「どうか、しましたか?」

ディルカ「いや、なんでもねえ。ちょっと昔を思い出しただけだ」

トリーシャ「お父様の事ですか?…」

ディルカ「あ、っと。コホン、はい。あの方にはお世話になりしたから」

トリーシャ「そう、ですか。
私は未だにマクダレーナにいいように利用されて捨てられたお父様の事を、好きになれないのです」

■拠点会話

◆フェードルとアレックス

フェードル「―――」

アレックス「お、いたいた兄くん!精神統一中?いい酒手に入ったんだ、一緒に飲もうぜ」

フェードル「アレックスか。そうだ、昂りを抑えていた。明日はおそらくラニアにとって最も重要な一日となるだろう」

アレックス「さすがだなあ、兄くん」

フェードル「お前も昂っているのだろう。呼び方が昔に戻っている」

アレックス「叶わねえな、兄くん。俺の事なんかお見通しだもんな。
最悪この国、無くなるんだろ?」

フェードル「我らが負けても、教団やマクダレーナはどうにかなる。だがこの国の主導権は確実に他国に奪われる、らしい。そうトリフォニア王女とディルカが言っていた。」

アレックス「でもさ、正直そんな事はどうでもよくて。こんな大きな戦いに兄くん、いや兄貴と一緒にまた戦えるって事の方がうれしくて」

フェードル「嬉しい事を言ってくれるな」

アレックス「もちろん、分かってるぜ?これからは戦いの時代じゃないってのはさ。だから、なおさらなんだよ」

フェードル「生き残り、案外お前かも知れんぞ」

アレックス「強いだけじゃなくて、礼儀も正しいしさ。貴族王族相手にだって対等に話ができるとこも、ホント兄貴は」

フェードル「酒だ」

アレックス「兄貴?」

フェードル「持ってきたんだろう?兄弟二人、ラニア解放の前祝いとしよう」

アレックス「応!」

乾杯する兄弟。



■拠点買い物

鉄武器
鋼武器 
銀武器
傷薬
調合薬
特効薬
マスタープルフ
エナジーリング
ボディリング 
ブーツ


■戦闘準備画面へ



■戦闘前会話1

トリーシャ「フローレとシャルティエルは戻っていますか?」

ディルカ「いいえ。今の所戻ったという報は聞いていません。」

トリーシャ「そうですか」





演説:トリーシャ

「エクウェス、ラニア軍、セイシェル復興部隊の皆さん。ここに集ってくれた事への感謝を」

「私一人ではここまで来れなかった。そして、これからも多くの人の力を借りていくと思います」

「ラニアはこれまで多くの大きな苦難に見舞われてきました。…何か大きなものに縋りたくなる事だってある事も」

「けれど、私は、旅の中で知りました。その中でラニアは王も、貴族も、平民も、傭兵も弱き者など一人もいなかった」

「統治する力と作物を作る力は全く違う物であり、また、双方が双方を生かす関係なのです。縋るのではなく支えあうのだと。だから私たちは上も下もない」

「今度こそ、ラニアという国からマクダレーナによって奪われたものを取り戻します。その為に私の力を皆に預ける。ですから、皆の力を私に預けてください!」




■戦闘前会話2
城門
ミケイル「くくく。マクダレーナ様復活は、闘争と勝利こそふさわしい!」

カーティス、城内より出現。ミケイルに隣接。
ミケイル「どうしたカーティス」

カーティス「城門の守りは私と配下が受けもとう。貴様は復活するマクダレーナ様の元にいるがいい」

ミケイル「いいのか?マクダレーナ様復活の瞬間に立ち会うことのできる栄誉を賜る機会だぞ。人間」

カーティス「構わぬよ。その瞬間に立ち会いたいのは貴様あろう?
それに私とて一度はこの国の王となった意地がある。勝利は私が受けもとう」

ミケイル「ふ、ふははは。ははははは!」

ミケイル、ワープして消える。


トリーシャ軍、城の前に展開。

カーティス「来たか、小娘。貴様らを倒せば、ようやくこの国をマクダレーナ様に捧げることができる」


トリーシャ「カーティス…!」

ディルカ「トリフォニア様…」

トリーシャ「とにかく、カーティスとは一度話してみます。なぜ、あの人が変わってしまったのかそれを、フォルトゥナ前王の娘として問いただすべき事でしょう」

■戦闘

ディルカ、フェードル、アレックス、シェリカ、オーキス、モンテーロ、トリーシャ、フローレ、加入




勝利条件:城門制圧
敗北条件:トリーシャの死亡
敵:アポストル

敵兵省略
アポストル、ラニア兵、残滓の魔物




カーティス
レベル:20
 クラス:ジェネラル
 持ち物:勇者の剣 スレンドスピア 銀の斧
武器レベル:槍A 剣A 斧A
スキル:大盾
 HP:50 力:16 魔力:1 速さ:12 技:15 守備:16 幸運:3 魔防:12 体格:14 移動:5
地形効果:城門


◆敵増援
省略


■攻略情報
最終決戦パート1

操作ユニットはディルカ、フェードル、アレックス、シェリカ、オーキス、モンテーロ、トリーシャである。

ユニットの構成が大幅に変化しているため注意するべし。ただしいずれも強力なユニットであることに間違いがない。

7ターン目にフローレが参戦する。
制圧自体はそこそこ容易。

■7ターン目
城内より、フローレが出現。青ユニットとして操作可能になる。

フローレ「間に、会った」




■ボス初戦時

◆通常会話
カーティス「マクダレーナがこの国を治めていた時、この国はラニアの大冬を過ぎて最も平和だった事を忘れたか!即ち最善は、血統も家柄も関係がない!強大な力を持つものが圧倒的な力を持って統治するしかない!これがなぜ分からん!」


◆ボス特定会話
 
・フェードル

フェードル「カーティス王」

カーティス「ラニアの皇帝か。その名、相変わらず貴様は我らの苦心をあざ笑うかの如く不遜な称号だな。国など役に立たぬと、貴様はそう言いたいわけか」

フェードル「私にそのようなつもりはありません。私の誓った忠誠は、国の自由と平和へ誓ったもの。王に間違いがあるというのなら進言申し上げるのもまた、当然の事」

カーティス「戯言を!一介の傭兵ごときが国を動かせると思うな」


・ディルカ
ディルカ「カーティス王!」

カーティス「ディルカか。貴様は確か前王に恩があるのだったな」

ディルカ「貴方の望む、国の治め方はこれか!?」

カーティス「国を治める者には、理念だけではない。力と器が必要だ。生憎私にはどちらもなかった。エクウェスの長でありながら、力の足りぬ貴様にならば理解できるのではないか?
故にマクダレーナが必要だった。あの力であれば国の運用に不足はない。」

ディルカ「分からない訳じゃない!けれどっ!自分に出来る事から逃れるつもりもない。貴方は違うのか!?」

カーティス「この国をマクダレーナに売り渡そうとする男にそんなものがあるとでも?」

ディルカ「いいや、あるはずだ。」

カーティス「なに?」

ディルカ「貴方はこの国が正しく導かれることを望んでいたはずだろう!今なら分かる、陛下亡きあと、最も損な役割を引き受けて。この国を何とかしたいと思ったからじゃないのか!?自分の力で出来なくても――この国にそれが足りなくても!それを作り出すことができると考えた。だからこそ、貴方はアポストルを」

カーティス「話は終わりだ。エクウェスの長、英雄ディルカよ。我らの野望を阻まんとするのならば、この私を倒していくがよい」

ディルカ「くっ」



・フローレ
カーティス「フローレ。もはや語る事はない」

フローレ「はい、お父様」


・トリーシャ

カーティス「貴様に王の資格などない。国を見捨て、野に下った貴様には」

カーティス「王の地位、貴様に明け渡すなどあり得ぬ。」

カーティス「トリフォニア、貴様がこの門を超えることはない。否!超えさせることはない」

カーティス「超えるつもりなら、マクダレーナを超えて見せるがいい」

トリーシャ「――行きます」

■ボス撃破時

カーティス「く、くくく。これで…!」



■ボス撃破時
◆通常

カーティス「…」

■エンディング

フローレ「……」
フローレ、唇をかみこぶしを硬く握りしめている。

カーティス、槍で体を支え立っている。
カーティス「なぜだ…なぜ。とどめを刺さぬ」

首を横に振るトリーシャ

トリーシャ「アポストルがあなたを脅迫、利用し操っていたのではなく。真実はその逆だったのでしょう?貴方はラニアの為に、アポストルと彼らのマクダレーナ復活を利用し、この国の為に動いた」

カーティス「なぜ、そう思う。」

トリーシャ「貴方は誰よりもラニアの事を愛していた。けれど、ラニアの大冬で手柄をお父様の事を、誰よりも悔しく思っていたのも、きっと貴方だった。


貴方であれば、
マクダレーナと貴方のつながりを否定する事も後悔する事も。
アポストルを受け入れることも、拒絶する事も。
マクダレーナを復活させる事も、それを阻止する事も。
私を殺すことも、私に国を継がせることも。
いま、起こっている現状をこんなに大きな問題にすることなんて一つもなかった。それに、あなたの行動はマクダレーナに取り込まれたにしては意欲的すぎるんです。」

カーティス「……」

トリーシャ「セイシェルのエイル様、トルケのセレン様、ヴェルザンディのリッシュ様、ベルニアのティーン様、ベルターナのアスレア様…
かつての戦争で軍を率い、マクダレーナを倒すための中核となった者たち。我々ラニアは神話の英雄を始祖とする国でありながら、そこに食い込めなかった。」

カーティス「……」

トリーシャ「かつての戦争で、ラニアという国はただ流されるままだった。」

トリーシャ「マクダレーナを倒した英雄がいないなら――、マクダレーナを倒させればいい。
私をマクダレーナ討伐の英雄とするための、あなたの戦略だったのですね」

カーティス「――良くそこまでたどり着きましたね。トリフォニア様。
アポストルに入れ知恵し、今の形に導くことは容易くはありませんでしたが、また難しくもありませんでした。アポストルは親を失った子どもと変わりない、情緒が育っておりませんでしたよ」

トリーシャ「カーティス、貴方はそんな子どもさえ利用したしたのですか」

カーティス「貴女はアポストルを排除するべきではないと?」

トリーシャ「それが、悪手である事は分かっています。マクダレーナに与した者たちとは異なり、アポストルは人間ではない。極論、排除しても何の問題もない。けれど。たとえどれだけ憎くともそれだけでいいはずがない。少なくともレアはただの人間のように見えた」

カーティス「面白い話ですな。しかし、それを決めるのは最早あなただ」

トリーシャ「貴方は、貴方の死でもって、この国を」

カーティス「その為には悪役が必要だった。しかし、いかなる理由があろうとも私は真に罪人だ。アポストルを優遇し、マクダレーナの復活を企み国家全体を巻き込んだ。お分かりですね?」

トリーシャ「それでも。……それでも!フローレはあなたに生きていてほしいと願っていた」

フローレ「……」

カーティス「……否、妻子を捨て、この国に尽くすと決めた時より。別れは済ませた筈だぞ」

フローレ「私は!ただ、お父様にこんな事で死んでほしくないのです。だから、どうか」

カーティス「……くどいっ!――っ!」

突然、闇がフローレを襲わんとする。
フローレ「っ!」

それを庇ったカーティスを闇が襲う。
カーティス「がっ!?」

ガリアント「同胞、を、よくも」
その声色は怒りに震えている。

フローレ「お父様!?」

ガリアント「報、い、を――――受け、ろ、!」
ガリアント、追撃しようとする。

フェードル「させん!」

アレックス「やらせねえ!」
アレックス、フェードルがガリアントに飛び掛かる。

ガリアント「ッ――」
ガリアント、ワープで撤退。

カーティス「が、……」

トリーシャ「カーティス!」

カーティス「トリフォニア様――どうか、この国を――
フロー、レ…お前には、苦、労を……」

フローレ「お父様…?おとう、さま」


To be continued……
あんみつ - Re:使徒編8章 目覚めの記憶 2019/12/05 (Thu) 10:05:34
投稿有難うございます!更新遅くなってすみません。

カーティス王ー
フローレが前章「捨てることでしかこの国を守れなかった男」と言ってましたね。
いくら国民を愛していても力もなく、英雄という格もない。
だが、自らが悪となることで相応しい人間を英雄にすることが出来る……代価が、大きすぎる気もします。
いずれにせよマクダレーナの影響力も残党もある状況、選択肢もないとくれば……これ以外なかったのでしょう。
フローレとしても、ツラい……
mm - Re: 使徒編8章 目覚めの記憶 2019/12/28 (Sat) 12:26:44
多分今年最後の投稿…かと。
今年は色々ありがとうございました
来年もよろしくお願いいたします。
――――――――――――――――――――


使途編8章 
chapter-2 相反する一つ


=全体MAP・オープニング=

あの日、あの時、マクダレーナ様は勝利した。
紋章を揃え、神への復讐を果たす。マクダレーナ様の悲願が叶った日だった。
同胞に一人が壊れもしたか、それは些細な事だ。

その勝利をなんの奇跡か覆された。そこまではいい。

我らは役割を終えたはずだ。だが、我らアポストルは生き残っていた。
これではダメだ。マクダレーナ様が存在しなければ、私がここにいる意味がない。
私がいるのならばマクダレーナ様がいなければならない。ならば、私はマクダレーナ様をよみがえらせよう。

我らも奇跡を求めよう。ありえぬ勝利があるのなら、あり得ぬ再会もあり得よう。
運命も、星の廻りも、我らに微笑まぬ道理はない。



その日、私は目覚めた。

我らアポストルに安息の地はない。
人間たちの怒りは妥当なものだ。
しかし、私たちは生きている。

だから、せめて、この過酷な世界に生きる同胞たちが平穏に生きていく事が出来るように。


私はその為にこの命を使いたい、


■オープニング1

ムサシ「ありがとうっス、フローレさん。抜け道、教えてもらって。ここ、王族用の抜け道っすよね?もう戦闘は始まってどうしようかって思ったっすけど、おかげで城内に行けるっす」

フローレ「気にしないで。それから私は、別行動をとらせてく貰う」

ムサシ「なんでっすか、いきなり!?」

フローレ「もう十分頭は冷えた。
望まれてないかもしれないけど、それでもカーティス王、お父様を見届けないと。せめてそれぐらいは」

メルツェル「……一人で大丈夫か?」

フローレ「大丈夫だ。もう世話を焼く必要はない」

メルツェル「そいつは何より」

シャルティエル「……そうか、頑張れよ」

フローレ「そっちもね」


■拠点会話
なし


■拠点買い物
なし


■戦闘準備画面へ

■戦闘前会話
玉座の部屋前

ムサシ「この先にレアさんが…」

シャルティエル「……」
シャルティエル、一歩前へ出る。

ムサシ「シャルさん?」

シャルティエル「いるんだろう?アポストル」

ミケイルとガリアント、スッとIN

ムサシ「こいつら!」

ガリアント「……」

ミケイル「ようやく来たか、女神の直系!貴様がここにくると確信していたとも。」

シャルティエル「アポストル……!」

ミケイル「女神の直系!貴様と私は目的は違えど共にマクダレーナ様を求める同士!
マクダレーナ様再臨をここで共に祝おうではないか!」

シャルティエル「悪いが、断る。」

ミケイル「なに?」

シャルティエル「今、俺が用があるのはレアだ。マクダレーナじゃない」

ミケイル「レアゾンにか?あの出来損ないは自らの性能を超えマクダレーナ様の器となる栄誉を得たのだ。そして自ら、マクダレーナ様の器となる事を良しとしている」

シャルティエル「……アイツがそれを、受け入れたって言うのか?」

ミケイル「そうとも。……私とてレアゾンが惜しくない訳ではない。
だが、レアゾンが固有の人格を得た事。レアゾンの殉教の旅を終え、憎しみを受け入れた事。そして貴様がここに現れた事。その三つの奇跡が起こった。
すなわち、マクダレーナ様の復活が、祝福されたものである証。ならばもはや、止まるつもりなどない」

シャルティエル「奇跡?あんなものは面倒な偶然だ。はっきり言うが忌々しくさえある。きっとお前はそんな理由がなくてもきっと止まらなかった」

ミケイル「貴様はレアゾンとの出会いを忌々しいものだと?」

シャルティエル「そうだ。出会わなければよかったさ。もし、レアに出会わなければ俺は、復讐に身をゆだねることが出来た」

ミケイル「貴様のマクダレーナ様に対する情念は一切変わっているとは思えんがな」

シャルティエル「当たり前だ。変わる理由がない」

ミケイル「レアゾンの意思も固まったといった。なぜマクダレーナ様を求めない」

シャルティエル「あいつも俺も、自分勝手なのはお互い様だ。お前は違うのか」

ミケイル「全てはマクダレーナ様の為。それが我らアポストルの唯一の存在価値、その為に作られ、その為に生きた。貴様には分らぬはずがない」

シャルティエル「―――」

ミケイル「―――意外だったな。これほどまでに意見が合わぬとは」

シャルティエル「……それに関しては同感だ」

ミケイル「ならば致し方なし。貴様の血で混沌の宴に彩を加えよう。ゆくぞ――女神の直系」

シャルティエル「決着をつけるぞ。アポストル」

シャルティエルとミケイルのいる側と、4人の仲間とガリアントの側が分断される。

ムサシ「シャルさん!」

シャルティエル「あいつの相手は俺がする。ムサシ、お前は」

ムサシ「こっちの事は心配いらないんで。こっちも意地でも勝つっす。」


――――――――――――――――――――

アリナレイド「こんな私ですが…少しは希望を持ってもいいでしょう?」

コメット「私はシューター撃てれば何でもいいけどねー。でも、出来たら勝ってね」

メルツェル「好きにやれ。見届けてやる」

ムサシ「さあ!行くっすよ。」

ガリアント「………」


■戦闘
味方ユニットが5人となる。
ムサシ、コメット、アリナレイド

勝利条件:ミケイルの撃破
敗北条件:シャルティエルの死亡
敵:アポストル、残滓の魔物



アポストル
レベル:10
 クラス:スナイパー
 持ち物:銀の弓 特効薬 
 HP:40 力:13 魔力:10 速さ:15 技:18 守備:12 幸運:5 魔防:10 体格:14 移動:6

アポストル
レベル:10
 クラス:ファルコンナイト
 持ち物:銀の槍 特効薬 
 HP:40 力:12 魔力:10 速さ:18 技:15 守備:9 幸運:5 魔防:12 体格:14 移動:6

アポストル
レベル:10
 クラス:バーサーカー
 持ち物:銀の斧 特効薬 
 HP:40 力:18 魔力:10 速さ:17 技:12 守備:8 幸運:5 魔防:6 体格:16 移動:6

アポストル
レベル:10
 クラス:勇者
 持ち物:銀の剣 特効薬 
 HP:40 力:15 魔力:10 速さ:16 技:20 守備:11 幸運:5 魔防:10 体格:14 移動:6

ヘイル×4
レベル:14
 クラス:ヘイル
 持ち物:ルナ 
HP19 力0 魔力24 技10 速さ0 守備1 幸運0 魔防1 体格15 移動6

ヴァナルガンド×4
レベル:14
 クラス:ヴァナルガンド
 持ち物:残滓の牙 レベル- 威力5 命中90 必殺0 射程1 重さ0  消耗しない/相手の守備を無視する
HP25 力8 魔力0 技12 速さ18 守備5 幸運0魔防5 体格10 移動6


ミドガルズオルム×2
レベル:15
 クラス:ミドガルズオルム
 持ち物: 
HP40 力3+12 魔力5+12 技0+12 速さ5 守備0+15 幸運0 魔防1+20 体格20 移動5
戦闘力:
:攻撃力30 命中124 攻速5 回避10 必殺0 必殺回避0 防御15 魔防21
武器
残滓のブレス レベル☆ 威力15 命中100% 必殺0 射程1 重さ0 消耗しない/相手の守備を無視する(力依存)




BOSS:ミケイル
クラス:賢者
レベル:14
HP:40 力:10 魔力:16 速さ:13 技:14 守備:15 幸運:5 魔防:15 体格9 移動:8
所持品:エンティクス

エンティクス 理☆(ミケイル専用)威力10 命中90 射程1〜2 必殺5 重さ7 回数--
ミケイルの執念が生んだ魔道書。相対する相手を制御する力を持つ。
武器レベルがS以外の武器と戦った時、相手の攻撃力を半分にして計算する。

相手方の攻撃力が40、装備者の防御力が20の場合
40-20=20÷2=10 ×
40÷2=20-20=00 〇
エンティクス:攻撃力26 命中120 攻速13 回避31 必殺12 必殺回避5 防御15 魔防15

BOSS
ガリアント
クラス ドルイド レベル14
HP40 力10 魔力21 技17 速さ15 幸運6 守備13 魔防20 体格5 移動6
闇S 杖A
所持品 アン・フォーリンス リライブ

地形効果:エンチャント・スペリオル(HPが0にならない)

アン・フォーリンス
闇A 威力9 命中95 射程1〜2 必殺0 重さ5 回数--
標的を魔力で押し潰し、特別な力を反転させる闇魔法。
戦闘時、敵の+されたステータスを-扱いにして計算する。
元の魔導書に追加する形でアップデートされている。

戦闘力
アン・フォーリンス:攻撃力30 命中132 攻速15 回避36 必殺13 必殺回避6 防御13 魔防20



◆敵増援
なし

・宝箱
マスタープルフ
5000G
勇者の斧
ライブリング

■攻略情報
シャルティエルVSミケイル
片方は
武器はアステル以外を使った場合、ダメージが通りにくいのでアステルを使用する事になるだろう。
(なお、仕様上ヴォルフバイルでもダメージは普通に通る。)
奥義と必殺が同時に出た場合、1ターンで終わる。

ガリアント他4体のアポストル及び、ヴァナルガンドは移動しない。範囲内に入った場合攻撃を開始する。
ガリアントとアポストルはHPが半分を切った場合即座に撤退する。
だが、それなりに強く不用意に手を出すのは避けた方がいいだろう。


あまり欲を出さずに、向かってくる敵だけに応戦するのが無難。
シャルティエルVSミケイルの決着を待てば問題はない。

■ボス初戦時

◆汎用
ガリアント「…………」

◆ミケイル(ゲーム中に表示されることはない)
ミケイル「全てはマクダレーナ様復活の為に!この戦いを捧げる。貴様も光栄に思うがいい」



◆ボス特定会話

◆ミケイル×シャルティエル

ミケイル「我がエンティクスの前に、貴様ら人間如きのなまくらが通用すると思うな!」

シャルティエル「どうかな?」

ミケイル「なるほど。人器か。ふ、ははは」

シャルティエル「…何がおかしい」

ミケイル「貴様はそれの価値を知らぬのか?」

シャルティエル「貴様が何を知っている」

ミケイル「やはり知らぬか。人器の政治的な価値を。貴様を倒し我が手に加えさせてもらう」




■ボス撃破時

◆ミケイル
エンディングに移行する為参照データなし。


◆ガリアント
撃破されないため参照データなし。



■エンディングノベル

武器の差はわずか。優位を破られたミケイルの動揺も早々に回復し、ほぼ互角の戦いが
長く、本当に長く。その戦いは続いていた。永遠に続くただの意地の張り合い。

いや、二人にとっては一瞬だっただろうか?幾度の刃と、幾度の術が交差する。


威力を絞った魔力弾を水平に連射し、壁際へ追いつめる。シャルティエルはアステルを盾に走りながら壁を蹴り上げ、跳躍。回避と同時にそのままミケイルへ強襲する。

ミケイルの攻撃は終わり、再度の攻撃を行う“タメ”が必要となる。突撃してくる敵を躱さない。否、躱す必要がない。
何故なら既に攻撃は終わっていたのだから。既に展開されていた…戦闘の間に壁に刻み込んでいた術式を起動し、シャルティエルへ向かって魔力の魔術の弾丸が襲い掛かった。

それを防ぐのは容易。アステルを構えて防御する。だが、問題は視界を防がれたことと
「これで終わりだ、女神の直系!」
防御の位置を見切り、今現在放つことのできうる最大の一撃をシャルティエルの心臓へ向けて叩き込む。
空中では回避はできない。視界が防がれ、絶え間なく弾丸が襲い掛かっている状況では防御の位置をずらすことも難しい。
「なっ!?」
シャルティエルは右腕で、直接その術を躊躇いなくつかみ取り、そのままそらす。

「ッ…アステル!!」
焼け焦げた右腕の痛みに耐えて、人器の名を喚ぶ。
瞬間、シャルティエルは物理法則を無視して空中で加速し、再びミケイルへ強襲する。

「ッ!」
シャルティエルは己の奥義を、尽くす。
現在を司る斧。その一撃はミケイルを守る魔術の強化を打ち砕く。

「まだだ!」
ミケイルは体勢を立て直し、再度の攻撃を試みる。
が、2撃目。着地の衝撃を利用し、ミケイルの右腕を吹き飛ばし反撃の芽を摘み致命的な隙をこじ開ける。
――開いた隙に叩き込んだ3撃目。アポストルの躰を打ち砕いた。」

「バカな……。貴様、何故だ。何故だ!?これを逃せばマクダレーナ様には、二度と!」
致命の一撃を受けてなお、ミケイルは限界を超えて崩れ落ちる事はない。
アポストルとしての使命か?それともただの機能か、ミケイルにとっては理解していない部分で致命傷に耐えていた。

「こんな奇跡は、二度とない。そんな事は分かっている……分かっているんだ」
「ならば、何故だ!?」
マクダレーナが復活する。その奇跡ともいえる機会に、
憎む者も、愛す者も。マクダレーナを何かで代替する事も、思い出とする事も、新しい意味を見出すことも、この二人にはできなかった。それは、未だ一片たりとも変わっていない。

「――俺はあいつは友だ。あいつをマクダレーナにはさせない。」
この二人に差があるとすれば、大いなる理想の前に、当たり前の事を思い出せていたか。ただ、それだけの事なのだろう。

よほどの狂人でもない限り、友や同胞は出来る事ならば犠牲にしたくはないのだから。
その答えがミケイルにどのような心象の変化をもたらしたかは分からない。

「……行けばいい。そして…そして……」
ただ、ミケイルはその身を引いた。致命的なダメージを受けた体を必死で動かし、影へと消えて行く。

「――――」
シャルティエルはただそれを見送る。そして。
ぐらりと、崩れ落ち――

「シャルさん!」
ムサシに、受け止められていた。

To be continued……



mm - Re: 使徒編8章 目覚めの記憶 2020/01/23 (Thu) 20:39:09
使途編8章 chapter-3 
その者の名を叫ぶ

統合編:マクダレーナ


=全体MAP・オープニング=

私は、ただ、自分だけの私になりたかった。誰かから写し取った仮面じゃなくてただ一人の私で、世界を見たかった。
多くの憎しみを受けた。少なくも感謝や、好意も受けた。
ただ、それだけでよかったんだ。

だから、私の正体を知って。私の願いは叶って、私の願いがかなっていたことを知った。
私は私だけにできる方法であなたの、あなた達の願いをかなえてあげる。


■オープニング1
一枚絵、扉の前でシャルティエルを支えるムサシ。

シャルティエル「行くぞ、ムサシ」

ムサシ「シャルさん、ちょっとでいいから休みましょう。そんなにボロボロじゃ」

シャルティエル「ああ。…かもな」

ムサシ「ちょっとでも傷直してからの方がいいっすからね。アリナさん、杖を」

アリナレイド「じっとしててください」
アリナレイド、シャルティエルに治療を始める。

ムサシ「シャルさん」

シャルティエル「…少し、話を聞いてくれるか?」

ムサシ「はい」
コメット「うん」

アリナレイド「…」
杖で回復しつつ。

メルツェル「……」
少し離れた場所にいる。

シャルティエル「俺はマクダレーナが憎い。けど、動けなかった」

ムサシ「だよね。もしあなたに勇気があったら前の戦争に参加して、英雄って呼ばれてるもん」

シャルティエル「…!」

ムサシ「って、レアさんなら言うでしょうね」

シャルティエル「かもな。俺はマクダレーナが怖い。その恐怖を超えることも出来なかったから、全てが終わってからしか旅に出ることができなかった。おかげで簡単じゃなくなってしまった」

ムサシ「……そっすか」



■拠点買い物
鉄武器
鋼武器
銀武器
手槍
手斧
ライトニング
シャイン
ファイアー
エルファイアー
ミィル
ライブ
リライブ
リブロー
特効薬


■オープニング2


■以下共通

■戦闘準備画面へ


■戦闘

レア?「……」
玉座に座るレア。瞳を閉じている。
髪色が夜明けのような金から、全てを否定するような白へ染まっている(5/5で混ざってる感じです)
右腕が銀の腕となっている。

シャルティエル「レア!」

レア?「――」

シャルティエル「ッ!」
その、瞳に見据えられてシャルティエルは身をすくませた。その瞳はかつて見

レア?「……レアゾンの躯体を使ってまでわたくしをここに据えた、か。ミケイルをそのように作った覚えはなかったのだけれど。あれは最早使えない、か。」

シャルティエル「――俺を、覚えているか?」

マクダレーナ?「久しぶりね。シャルティエル――ああ、なんてつまらない。
あの時のまま、翼をもがれた鳥のようにただ終わりを待って、地に伏していれば良かったのに。」

シャルティエル「………」

マクダレーナ?「何もできない自分を死ぬまで噛み締めて這いつくばってみじめに生きなさい。そうすれば、見逃してあげる。わたくしはあなたにそう言った。
立ち上がった事は褒めてあげるけど――あなた、今にも恐怖で崩れてしまいそうよ?」

シャルティエル「……うるさい。マクダレーナみたいな声、出すな」

レア?「……」

シャルティエル「レア!」

???「レア?…………ああ、それならばすでに消滅した。模倣が終われば模倣した人格など消えてなくなる。もとよりレアゾンの模倣などそんなもの」

シャルティエル「ッ!…」

???「ふふ…いい顔をしているわよ、シャルティエル」

シャルティエル「お前は…お前はマクダレーナなのか?」

???「ふふふ。ええ。我が名はマクダレーナ。
この身がレアゾンの躰に、救世石。ならば、英雄の模倣ですり潰してあげましょう。私だけではなく、彼らとの格の違いを知るといいわ」

シャルティエル「違う。違うだろ……お前は…俺は!」

勝利条件:???
敗北条件:???
敵:???

レア/レアゾン/マクダレーナ/■■■■
クラス:混沌を招く者
レベル:20
HP:65+5 力:19+5 魔力:30+5 速さ:17+5 技:20+5 守備:10+5 幸運:5+5 魔防:20+5 体格:7 移動:7
属性:闇
武器レベル:光S 理S 闇S 杖S

所持品
アガートラム
光☆(レアゾン専用) 威力12 命中80 必殺0 重さ10 射程1~2 回数-- 移動、体格を除く全てのステータス+5
ミケイルの執念によって作られた銀の右腕。救世石が埋め込まれている。

戦闘力:アガートラム
攻撃力47 命中135 回避48 防御力15 魔防25 攻速19 必殺12 必殺回避10
特記:シャルティエルとミケイルのHPを0にすることができない

スキル:無尽界恨
自分のターン開始時にHPを10回復する。
また、条件を満たさずHPが0になった場合、HPを最大値まで回復する
(解除条件:「射貫けよ銀、我らが夢想をこの胸に」を使用させる)

奥義:縛られぬは青の竜牙
不殺 竜特効 気絶状態付与 自身の状態異常の回復
発動確立(100-現在HP%)
1度使用した後使用できなくなる。


奥義:白へ還すは光の吐息
太陽 重兵騎兵特効 2回攻撃
発動確立(100-現在HP%)
「縛られぬは青の竜牙」を使用した後使用可能になる。
1度使用した後使用できなくなる。

奥義:無慈悲たる紅き竜爪
流星 竜特効 戦闘時相手の魔力を半減
発動確立(100-現在HP%)
「白へ還すは光の吐息」を使用した後使用可能になる。
1度使用した後使用できなくなる


奥義:平定せよ猛き雷
対象のHPを1にする
発動確立(100-現在HP%)
「無慈悲たる紅き竜爪」を使用した後使用可能になる。
1度使用した後使用できなくなる


奥義:射貫けよ銀、我らが夢想をこの胸に
狙撃 飛行特効 2回攻撃 サイレス付与
発動確立(100-現在HP%)
「平定せよ猛き雷」を使用した後使用可能になる。
1度使用した後使用できなくなる


◆敵増援
なし

■攻略情報
最終決戦
ボスをまともに倒すのは不可能と言ってもいい。ステータスがけた違いに高い。
乱数調整を行うぐらいしか勝ち目はないだろう。
まずは条件が達成されるまで耐えるしかない。












■ボス撃破時
◆通常
???「混沌の花は再び芽吹く、さあ再び散るまで踊りましょう?」


◆特定会話

・シャルティエル

???「“レアゾン”が“シャルティエル”に惹かれたのは、私の記憶を朧気ながらも引き継いでいたからだ」

???「マクダレーナは、気に留めていた。自身に恐怖した少年を。レアゾンがお前を気にかけていたのは己の機能に過ぎない。それでも貴様はレアゾンに執着するのか?」

シャルティエル「……」


・メルツェル

???「貴方は…どこかで見たような気がするわね」

メルツェル「覚えてねえってんなら何よりだ。それとも寝ぼけてるのか」

???「ああ、かつてマルギットに傍らにいた騎士か。主を汚され、それでも生きながらえているなんて、惨めなものね」

メルツェル「それがアイツの選んだことなら仕方ねえさ。あいつの生きた道がどんなものであろうと否定するつもりはない。出来れば俺の手で終わらせてやりたかったのも本音だが。…それよりも、お前はあいつを汚したつもりなのか?」

???「!?」

メルツェル「なに痛いところを突かれた、みてえな顔してやがる」



◆奥義

・縛られぬは青の竜牙
???「模倣術式起動。
混沌を引き裂きし星々の輝きを我ぞ知る。

宿命にあり、堕落し、立ち上がる者

その力は剣。

愛を知り、鎖を砕き、時を越えん。
その輝きは青き星。故に――縛られぬは青の竜牙」



・白く還すは光の吐息
???「模倣術式起動。
混沌を引き裂きし星々の輝きを我ぞ知る。

楽園にあり、行動し、輝く者
その力は神竜。

信じ、赦し、羽ばたかん。
その輝きは純白の星。故に――白く還すは光の吐息」


・無慈悲たる紅き竜爪
???「模倣術式起動。
混沌を引き裂きし星々の輝きを我ぞ知る。

明けの明星にして戦乙女にあり、血を流し、無慈悲たる者

その力は槍にして黒き竜。

憎悪し、敗北し、愛を知れ。
その輝きは真紅の星。故に――無慈悲たる紅き竜爪」


・平定せよ猛き雷
???「模倣術式起動。
混沌を引き裂きし星々の輝きを我ぞ知る。
荒野にあり、簒奪し、王となる者

その力は雷の斧。

紋章を踏破し、魔王を打ち砕け。
その輝きは色に例えることなかれ。故に――平定せよ猛き雷」


・射貫けよ銀、我らが夢想をこの胸に

???「模倣術式多重起動。

混沌を引き裂きし星々、その輝きや我が思い。
祖は混沌を滅する太陽の威光
聖刻にあり、失い、理想を抱く者」

ピスティス「――模倣放棄
双翼にあり、狂気し、罪を背負う者。
見果てぬ夢の結末をここに。安息へと歩を進めん。
その輝きは銀の星。終幕に向け矢を放たん。

故に――否。その孤独は尽きることなく。溢れだす涙は世界を覆う。
射貫けよ銀、我らが夢想をこの胸に――」


◆選択肢

➡攻撃
境界の跳躍
持ち物
待機

◆ボス撃破時

・通常
“マクダレーナ”「所詮は、戯れ。混沌の花は咲き誇る事はない」

・シャルティエルで撃破した場合

シャルティエル「俺の勝ちだ、マクダレーナ!」

“マクダレーナ”「わたくしを倒しても、貴様が囚われた混沌が消えるものか!
貴様は、ただわたくしへの憎しみを恐怖だけで生きてきた。それを失った貴様は生きてはいられまい」

シャルティエル「俺は、それでも」

“マクダレーナ”「私を倒しても貴様は何者にもなる事はない。シャルティエル、お前は英雄になれなかったのだから。あの時を逃した貴様には。」

シャルティエル「俺は……」

“マクダレーナ”ふと、レアの顔に戻る。
レア「シャル…もう、大丈夫。怖がらなくっていいんだよ。
私の事は気にしなくっても大丈夫。おかげで最後の最後に正気に戻れた。最後に見るのがあなたの顔でよかった。貴方は貴方のままで、良いんだから」

シャルティエル「レア……!」
一枚絵。レアを抱えるシャルティエル。

→エンディングBへ


◆「射貫けよ銀、我らが夢想をこの胸に」使用後「境界の跳躍」をレアに対して使用する。

シャルティエル「お前が、お前がそんなに簡単に消えるわけないだろレア!お前ならたとえどんな事になったとしても、意地でも残る!何度でも言う。全然似てないってな!」

レア「なにを…なにをするつもりだ!」

シャルティエル、レアに触れると同時に画面がホワイトアウト。イベントシーンへ。

どこかの草原。まるで天使が飛び立とうとするような神聖な場所。玉座で涙を流す栗毛の少女の影がそこにはある。
もう一つの影、白と金色の混じった髪のレアが、それと会話をしていた。

レア「―――やっぱり、混沌の残滓はマクダレーナじゃなかった。貴女は、そうだね」

ピスティス「■■■■■■■■」

レア「だったら、世界なんて救わなければよかったのに」

ピスティス「■■■■■■■■」

レア「私ならきっと世界は救わない。私のやりたいようにやっただろうね」

ピスティス「■■■■■■■■」

レア「ごめんね。貴女を救うのは私じゃない。代わりにもなってあげられない。
それから、私の客さんだから、貴女は少し待っててね」

シャルティエルがこの場に現れ、栗毛の少女がと玉座が姿を消す。

シャルティエル「……レア!」

レア「それで、乙女の秘密空間までやってきたシャルは。はあ……、これでほとんど私の計画ご破算じゃん。シャルってば女神の直系の力を私に使ったなあ?」

シャルティエル「おまえ、やっぱり。さっきまでのマクダレーナはやっぱり、お前のものまねだった」

レア「似てたでしょ?」

シャルティエル「………似てない!」

レア「ふふ」

シャルティエル「帰るぞ」

レア「うーん……。私としてはさ。レアとして、自分の正体を知る事も、レアゾンとしての世界を味わうことも達成しちゃったんだよね。レアゾンはただ、世界を自分自身として味わいたかった。私が私として、世界を感じた瞬間にその願いは叶っていた」

シャルティエル「どういう事だ?」

レア「それで、そのお返しにみんなの願いをかなえてあげようって思っただけなんだよねえ。アポストルは私の同胞だし。ミケイルすごく頑張ってたし。マクダレーナをラニアの玉座に据えるとかよくわからない迷走始めちゃってた訳だけど。中身が私じゃなかったら即処断だったと思うなあ。
みんながマクダレーナ、欲しがってたから。だから、こうした。シャルだって、マクダレーナ、殺したかったでしょ?」

シャルティエル「マクダレーナでも、レアゾンでもなく、レアというお前としてはどうなんだ!お前は、生きたいと思わないのか!」

レア「いや、別に?」

シャルティエル「っ…!」

レア「……多分、これが人間とアポストルの一番の違い。私たちは目的のために作られた、こうやって望みを持ったこと自体、奇跡みたいなものだったんだよ。これ以上を望まない、望めない」

レア「もう私に生きる理由ないもん。だからこれでいいと思ったんだけどね?同胞の願いも、あなたの願いも、多くの人間の望みも」

シャルティエル「俺はそんな事、望んじゃないない!」

レア「えー?ホントに?けっこう揺らいでるように見えたよ?」

シャルティエル「そんなこと関係ないだろ。だったら!俺の今の望みを叶えて見せろ!」

レア「えー?」

シャルティエル「俺は、お前に生きていてほしい」

レア「……」

シャルティエル「お前が、自分の意志で死ぬことを決めたのなら俺はその意思を全力で踏みにじってやる。レア、お前の為じゃない、俺の為に」

レア「―――残念でした。もう遅いよ。混沌の残滓を取り込んで、マクダレーナの人格…術式を起動させた時点でもうの体の崩壊は確定で、制御用のアガートラムも時間は作ってくれるけど、それだけ。だから、素直に私をマクダレーナと思いこんだまま倒してくれれば色々あと腐れなかったんだってば。」

シャルティエル「どうにも、出来ないのか?」

レア「無理、かな。ホント、台無しにしてくれたよね。シャルってば。ついでに言えばあなたはミケイルを倒したわけだし、それを理由にあなたのお願い断っても良いんだよ?」

シャルティエル「うるさい!何とかしろよ!お前、マクダレーナの力を持ってるんだろ!」

レア「ええ…。さすがにちょっと身も蓋もないよ、それ。…―――」

シャルティエル「どうした?」

レア「なんとか、出来る」

シャルティエル「はあ?」

レア「だって、私、マクダレーナにできる事なら大体できるもん。マクダレーナ制御術式、アポストル創造式、救世石。そして女神の直系の力……ほんと、なんてことしてくれるんだよ!」

シャルティエル「知るか。こっちのセリフだ」

レア「私の負け、かなあ……。死ぬ理由も、どうしようもない現実も無くなっちゃったし」

シャルティエル「帰るぞ、レア」

レア「しょうがないなー。シャルは私がいないとダメダメなのかな?」

シャルティエル「うるさい。落ち着かないだけだ。だから、生きて俺のそばにいろ」

レア「ねー、シャル」

シャルティエル「なんだ?」

レア「もっともっと、私を満足させてくれるよね?」

シャルティエル「考えとくさ」

レア「混沌の残滓を切り離して、そっちに術式マクダレーナのまずい部分を持っていってもらって、私の体を良い感じに作り変える。手伝ってね、シャル」

シャルティエル「ああ」


―――――――――――――――――――――――――

レア「でもね、シャル。正直言って、嬉しかったんだ。ここまで来てくれて。おかしいよね。むしろ来てほしくなかったのに」

レア「ねえ、天上の玉座に座る貴女。貴女にもこんな奇跡が起きてほしいって言ったら、貴方は怒る?」
mm - Re: 使徒編8章 目覚めの記憶 2020/01/23 (Thu) 20:40:55
使徒編8章 chapter3-2/2

■オープニング1
トリーシャ組が合流している。混沌がラニア王の玉座にとどまっている。

シェリカ「なにあれ。理論的に考えてひどいというか、混沌の残滓を何をどうやったらああなるの…?マクダレーナの知識?………」

トリーシャ「それで、シャルティエルはレアに対して何かを行って、それでああなったと?」

ムサシ「そっす。……とにかく今は様子を見るしかないっすね。シャルさんはあの中に入ったっきりですし…」


レアとシャルティエルが唐突にワープしてくる
レアの髪色は金と白が混ざったもののまま戻ってはいないが、その瞳はいつものレアだ。

トリーシャ「あなたは…」

ムサシ「レアさん!?元に戻ったんすね!」

レア「あー、うん。ただいま。ムサシに、トリーシャも。」

トリーシャ「レア!?無事だったという事?」

シャルティエル「……」

シェリカ「あなた達、あれはいったい何をやったの?」

レア「いろいろ言いたい事はあるだろうけど。今はあれを倒すのが先」

玉座に残っていた混沌がうごめき、一つの形を成し始める。

レア「細かい事は省くけどさ。あれは混沌の残滓を固めた物だよ。物理的に殴ればなんとかなるようにしといたから。大体は分かるでしょう?シェリカ」

シェリカ「そうか。混沌の残滓の制御自体は行えていたんだ。けれど、制御はおそらく不可能。つまり、どのみちマクダレーナの復活はあり得なかった。…どこか物悲しいわね」


■以下共通

■戦闘準備画面へ
再加入:レア
ステータスは離脱時と同じ。ロスト・アガートラムを所持している

ロスト・アガートラム 光☆(レア専用) 威力12 命中80 必殺0 重さ10 射程1~2 回数--
レアの右腕

■戦闘

コメット「撃って撃って撃ちまくる!結局やる事は変わらないわよね」

アリナレイド「この命、せめて未来のある誰かのために」

フェードル「油断をするなよ」

アレックス「俺に怖い物なんてねえぜ!」

シェリカ「混沌の残滓にアポストル…どうしようもなく興味深い」

オーキス「……」

メルツェル「さて、エクウェスとして戦うのもあと何回か。結構楽しかったぜ」

モンテーロ「マルギット様。ラニアの復興は、私が」

フローレ「お父様……私も、この国を…」

ディルカ「フォルトゥナ陛下…見ていてください」

トリーシャ「私はここで勝つ。お父様の為にも、カーティスの為にも、何よりこの国の為に」

ムサシ「天下無敵のハッピーエンド。やっぱそれが一番っすよ」

レア「もう自重する必要もないらしいから。全身全霊で好き勝手やらせてもらう」

シャルティエル「……行くぞ」

勝利条件:ピスティスの撃破
敗北条件:シャルティエル、レア、トリーシャいずれかの死亡。
敵:混沌の残滓

ミドガルズオルム×2
レベル:15
 クラス:ミドガルズオルム
 持ち物: 
HP42 力5+12 魔力5+12 技0+12 速さ6 守備0+15 幸運0 魔防1+20 体格20 移動5
戦闘力:
:攻撃力32 命中124 攻速6 回避12 必殺0 必殺回避0 防御15 魔防21
武器
残滓のブレス レベル☆ 威力15 命中100% 必殺0 射程1 重さ0 消耗しない/相手の守備を無視する(力依存)

ヘイル×4
レベル:14
 クラス:ヘイル
 持ち物:ルナ 
HP20 力0 魔力26 技10 速さ0 守備0 幸運0 魔防0 体格15 移動6

ヴァナルガンド×6
レベル:14
 クラス:ヴァナルガンド
 持ち物:残滓の牙 レベル- 威力5 命中90 必殺0 射程1 重さ0  消耗しない/相手の守備を無視する
HP30 力8 魔力0 技12 速さ18 守備6 幸運0魔防5 体格10 移動6



■■■■・ピスティス
クラス:混沌の残滓
レベル:20
HP:90 力:20 魔力:20 速さ:16 技:15 守備:15 幸運:0 魔防:15 体格:5 移動:7
武器レベル:光S 理S 闇S 杖S 剣S 槍S 斧S 弓S
属性:理

所持品
クリカラリュウ
剣☆ 威力13 命中90 必殺0 射程1-2 重さ9 耐久-- 
遠距離攻撃時、闇魔法

戦闘力:
攻撃力33/33(66/66) 命中120(60) 回避24 防御力15 魔防15 攻速12 必殺10 必殺回避0

スキル:混沌の残滓
残滓の魔物を出現させる

スキル:残滓の暴威
フィールド上に存在する敵対存在に自分のターン終了時10のダメージを与える

スキル:空の玉座に座す者
自分のHPは半分以下になると命中率が半分になり、攻撃力が2倍になる。
地形効果:


◆敵増援
1ターンに各種1体ずつ残滓の魔物が召喚される。



■攻略情報
BOSSのピスティスを倒す。
先ほどまで戦っていたレアと比べた場合、十分に勝機のある相手だ。


■ボス初戦時
ピスティス「■■■■■■!」


■ボス特定会話

VS
・フェードル
フェードル「……君は、詳しい理屈は分からないが」

・シェリカ
シェリカ「仮説としてはもちろん存在しえた。けれど、喜んだらいいのか悲しんだらいいのか。私にはわからない」

・メルツェル
メルツェル「……お前、何やってる?」

・モンテーロ
モンテーロ「貴女、なのですか?……何故…?」




■ボス撃破時
◆通常
ピスティス「■■■■■■!!!!!!」




■エンディング

使徒編・エンディングへ

mm

リンク切れ

0 2019/10/17 (Thu) 20:05:10
mm

使徒編7章 胎動

0 2019/11/02 (Sat) 18:34:39
使途編7章 胎動

=全体MAP・オープニング=

エクウェス、ラニア軍良識派、セイシェル復興支援部隊はマクダレーナ教団本拠地旧ケレス城を強襲。すべてが終わったかに見えた。
だが、彼らの見た者は、既にもぬけの殻となったケレス城であった。

一方で教団は残滓の魔物を投入。守りの薄くなった王都を強襲。エクウェスの懸命な転身もむなしく、王都は教団の手に堕ちた。
「今より7日の後、マクダレーナが再臨しこのラニアの王となる」と宣誓した。

ラニア王カーティスはこれを受け入れ、教団の支持を表明。王位を復活したマクダレーナに受け渡すことを宣言した。

国家の危機及び王の乱心に対し、現大臣を筆頭にラニアのほとんどの貴族、軍隊はこれへ対抗することを決定。

エクウェス、ラニア軍、セイシェル復興支援部隊は連合を結成。
王都にほど近い都市にあるエクウェス第2拠点まで後退し、王都奪還のため体勢を立て直すこととした。

教団との決着の時が迫っていた。


◆とある記憶
戦わなかった氷竜

アウロラ「本当に行くのね、シャルティエル」

シャルティエル「決めたんだ。マクダレーナはもういない。だったら、これ以上ここにとどまって怯えてる理由はない」

アウロラ「そう、なんだ。貴方を拾った時は、私と同じで何もかも諦めて引きこもっているだけかって思ったけど。人の成長は早い物ね。すこし、寂しいかな」

シャルティエル「……」

アウロラ「私はどこまでも臆病で、絶望からも希望からも目を背けて、大事なものを失ってしまったけど」

シャルティエル「俺は」

アウロラ「もし、大切な人が出来たら、シャルティエルあなたは最後まで諦めないで。だからその為に、人器の位置を教えます」

シャルティエル「行ってくる、義母さん」

◆オープニング1

レア、離脱済み。

トリーシャ「シャルティエルはどうですか?」

ムサシ「あれから3日。杖使い達の話だと体は大丈夫のはずなんすけど…」

トリーシャ「目覚めない。精神的なものでしょうか」

ムサシ「っていうか大丈夫なんすかトリーシャさん。かなり忙しいはずっすけど」

トリーシャ「休憩中です。」

ムサシ「慣れてそうっすよね。」

トリーシャ「ええ。昔は周りの目を盗んでこっそりお父様の所へ遊びに行ったものです」
トリーシャ、微笑む。

ムサシ「お転婆っすね」

トリーシャ「古い、話ですが」

シャルティエルが目を覚ます。
シャルティエル「ここは…」

ムサシ「シャルさん!良かった、目が覚めたんすね!」

トリーシャ「無事でよかった」

シャルティエル「ムサシ、トリーシャ。………おい…レアは…?レアはどこにいる!?」
ムサシ「その…レアさんは……シャルさんと話してたアポストルに連れていかれったっす」

シャルティエル「ミケイル…!」

ムサシ「大丈夫っすか?まだ安静にしてた方がいいっすよ」

シャルティエル「俺は、どれだけ寝てた……?」

トリーシャ「三日です」

シャルティエル「そんなにか」

トリーシャ「あれからとんでもない事になりました。教団はマクダレーナの復活を宣言し、カーティス王はそれに賛同した。私はこの国を何とかして取り戻さなければならない」

シャルティエル「そうか」

ムサシ「やっぱ興味ない感じっすか?まあ、らしいっちゃ、らしいっすけど」

トリーシャ「……」

シャルティエル「……」

ムサシ「レアさんは…多分マクダレーナの器って言うのは。そのために」

シャルティエル「あの力、あの眼光…確かにあれは…」

ムサシ「シャルさん……」

シャルティエル「……マクダレーナが戻ってくる」

トリーシャ「シャルティエル、」

シャルティエル「レアは……あいつはもともとアポストルだった。」

トリーシャ「だからレアがどうなっても良いというのですか!?」


ムサシ「何があったんすか。なんでそんなに」

シャルティエル「俺の故郷はマクダレーナに滅ぼされた。珍しくもない話だ」
シャルティエル、トリーシャの方へ目を向ける。

トリーシャ「それは…」

トリーシャ「確かにマクダレーナを憎む気持ちは私にもよくわかります。
話してもらえませんか、なぜ、そんなにもマクダレーナを憎むのか」

シャルティエル「……お前らには関係ない」

ムサシ「俺らは仲間じゃないんすか!?」

ムサシ「……女神の直系って何すか?」

シャルティエル「ッお前!?」

ムサシ「あのアポストルがシャルさんの事をそう呼んでたっすから。」

シャルティエル「お前はそもそもエクウェスからレアを見張る目的でついてきただけだ。レアはアポストルで、マクダレーナの器だった。今はもう、その仕事はもう終わったんだろ」

ムサシ「それは、そっすけど。でも!できる限りはシャルさんとレアさんの力になりたいって思ってるっすよ!」

シャルティエル「迷惑だ。お前たちは国家の一大事の前に一介の冒険者と、マクダレーナになるかもしれないアポストルを優先するつもりか」

トリーシャ「分かっています。確かに私は優先順位をたがえるつもりはありません。
覚悟も決めました。カーティス王が乱心した以上、私は王族としての責任を果たさなければならない。
けれど、レアさんという個人を論ずることをやめようとは思わない。
アポストルだから、マクダレーナだからという理由で、切り捨てたいとは思えません。それは一番あなたが分かっているはずでしょう、シャルティエル」

シャルティエル「勝手に人の心を想像するんじゃない!あいつがマクダレーナだっていうなら望むところだ」
シャルティエル、この場から去ろうとする。

ムサシ「どこ行くんすか!」

シャルティエル「俺がどこに行こうが勝手だろ。お前らには関係ない」
シャルティエル去っていく。

ムサシ「…………全くシャルさんは!」

トリーシャ「――ムサシ、シャルティエルの事を頼めますか?わたくしはこの場を離れることができません。ですから」

ムサシ「任せといてくださいっす!」

■拠点会話

◆フローレとトリーシャ
背景、砦内。トリーシャの私室。
トリーシャ「どうしたの?フローレ」

フローレ「……」

トリーシャ「……暖かい物でも出しましょうか?」

フローレ「いい。少し聞きたい事と、言いたい事がある」

トリーシャ「なに?」

フローレ「あなたはなぜ王宮から姿を消したの?」

トリーシャ「あのままあそこにとどまっていても何もできませんでした。出来たのはあらゆるものを奪われ、歯噛みしているだけ。なら、私は私の出来る事がしたかった」

フローレ「………勝手なものですね。誰が王になっても良いと?」

トリーシャ「いいえ。力があるかではなく、民と国の事を思っている人間がなるべきです。貴方の父カーティスが王となると聞いた時は私も相応しいと思っていました」

フローレ「カーティス王には王の器などない。それがあればマクダレーナと手を組んだりはしなかっただろう。
捨てることでしかこの国を守れなかった男だ。それのどこが、王に相応しいというのだ?」

トリーシャ「やはり、あなたはカーティス王とは戦いたくないのですか?」

フローレ「言いたい事はそれで終わりですか」

トリーシャ「え?ちょっと?」

フローレ「――どんな理想を掲げようと、今のあなたではフォルトゥナ王と変わりない」

トリーシャ「お父様と?」

フローレ「本当にそれはお前の意思か?
誰かがお前を王となる道へ引きずり出した。そして今もその者の思惑通りにあると、そう考えた事はないのか?
マクダレーナに操られるだけだったフォルトゥナ王と何が違う?」

トリーシャ「……フローレ、貴女は」

フローレ「もう、いい。私にはどちらも選べないと分かってしまった。だから、どうか。私にあなたを許させないで」



◆疑問の一つ

メルツェル「よう、上手くやってるみたいじゃないか、将軍殿」
モンテーロ「傭兵殿か。エクウェスの仕事はどうだ?」

メルツェル「まあ、悪い職場じゃないぜ。一人一人の実力も高いし、必要以上に荒れてもいない。何よりも国の為に行動しようって意思の元に纏まってるのがいい。“英雄の集団”として素晴らしい働きをしている。
ベルターナからの一団については…まあ、そういう事だろ」

モンテーロ「何よりだ」

メルツェル「事ここに至っては、エクウェスが手柄を横取りするって程の事はないだろう。実際、裏で反カーティス派の人間も動いていたわけだし。その筆頭が今の大臣な訳だ。そっちは将軍殿の方が詳しいだろ?」

モンテーロ「そうだな。いくつかの内情は大臣殿から聞き及んでいる。
カーティス王に対して反攻的なラニア諸侯をまとめ上げ、いざという時に備えていた。我々が今教団に対して反攻に出られていること自体ラニア諸侯の備えがあったからだ。
その働きはきっちり宣伝されてる。ラニアの大冬のように傭兵が活躍し国家の信用が傾く事にはならないだろう」

メルツェル「その割には、何か気になっているようだが?」

モンテーロ「あの大臣は、カーティス王直々大臣に選んだ男だ。それが今の立場にいる」

メルツェル「…」

メルツェル「確かにそりゃ妙だな。
マクダレーナに縋ってまで王になったんだ。これまでの例を考えれば己の欲の為と考えるのが妥当だが。
そんな人間が重要なポストに登用するとすれば、都合がいいのは自分に対して肯定的な人間だ。まあ、つまり。おかしな話だ」
メルツェル、笑顔。

モンテーロ「はあ。……三つ目だ」

メルツェル「は?」

モンテーロ「早くお前の仕事の三つ目を話せ。メルツェル。お前の回りくどさは時に腹が立つ」

メルツェル「そりゃわりい。
フローレの――カーティス王の娘の話だな?まあ、とぼけるつもりもないさ。
予想に反してカーティス王からの接触は全くなかった。俺の行った誘導もほぼほぼ意味をなさなかった。単純にフローレの事が理解できただけだった。だが―――大体の裏事情は理解した」


◆ディルカ

兵士「ディルカ様!」

ディルカ「どうした?」

兵士「セイシェルのエナシュ様からお手紙が届いております。」

ディルカ「ああ。ありがとう。」

ディルカ「ディルカ様、か。相変わらず慣れないな」

エナシュの手紙
「やあ、ディルカ。
こちらでも、そちらの現状は把握している。また、国家の一大事になっているようだね。
あいにくだが、私は其方には直接行く事はできない。モンテーロを使ってやってくれ。

さて、君から相談を受けていたアネラダガム及びアポストルについてだが。君の手紙と私の知り得る限りの情報を基にした推測ではあるが、君の役に立てば幸いだ」

「まず、君もおかしいとは思っていただろうが、現状マクダレーナ本人が王になる事を望むはずはない。
彼女はその魔性でもって裏から盤面を操る存在。であり、あくまでこの世界の破滅と混沌を望む者だ。
仮にマクダレーナが王を名乗ろうとするならば、それは勝利した後だろう。
現状では、復活した瞬間に盤面に立っている事になる。これはで大幅に優位性を失うこととなる。
私が彼女ならば「マクダレーナ」という存在が人々の記憶から消えるまで身を隠し、次の機会に備えるだろうし。
今ラニアで起きている問題にマクダレーナ本人の関与は存在しないと考えてもいい。
もっとも、そう思わせる事がマクダレーナのたくらみである可能性は留意するべきである」


「次にアポストルについて。かつての戦争において、マクダレーナの意図の代行者にすぎなかった。基本的に使うものがいてこその存在のはず。
そんなアポストルが生き残り、活動していること自体に疑問は残るがまずそこは置いておこう。

マクダレーナのいないアポストルには戦略を描く力がないのではないか。
彼らは混沌の残滓を浄化する手段を持っていた。
それを生かし自分たちの地位を確固とした者にもできたはずだ。もっと狡猾に密かに活動し、マクダレーナをこっそり復活させることも出来たかもしれない。

――教団を作り、マクダレーナの信奉者であった人間を取り込んだまでは良い。勢力はある程度確保するべきものだ。

だが、アネラダガムはマクダレーナ教団と呼ばれ、王都を制圧しマクダレーナの宣言を行うまでに至ってしまっている。
それはうまくやったという事に異論はないが。マクダレーナの復活を大規模に宣言してしまえば、大陸のすべてを敵に回す事になる。

アポストルと教団員だけであれば、はた迷惑な自殺で終わる。
だが、それにカーティス王が同調しているのは不自然だ。
もしカーティス王が己の欲望の為に行動しているなら、恥を捨ててでも君たちの側につく筈だ。
アポストルはマクダレーナではないのだから。心酔する理由がない。

アポストルへ教団を作り、マクダレーナを王に据えるように誘導した。アポストルの行動を操作した黒幕がいると考られる。
つまり…。いや、ここから先は君の推理力に期待する事としよう。期待しているよ」

ディルカ「確かにカーティス王は、無難に国を治めていた。
だが……まるで、他に資格のある者がいないから王になったような。俺と同じ、他にエクウェスの代表となるものが、いなかった……――まさか。
いや、まさか。それがトリフォニア様だとでも…」


もう一枚の便せん「現状この大陸において、アポストルという存在の価値は恐ろしく低い。
君もマクダレーナに与したものに対する私刑は知っているだろう。大抵の国家は否定的に考えているが、それは相手が人間だからだ。人道という見地からすれば当然である。
だが、アポストルは違う。彼等は人間ではなく化物なのだから」



◆コメット

所長「君が無事でよかったよ、コメット」

コメット「しょ、所長!??所長もこっちに来てたんだ!
またシューターの平和利用とかそういう話?……確かに素晴らしいとも思います。雪かき用のシューターは正直キュンと来たよ。…でも、シューターって言うのはそういうものじゃないじゃないか!」

所長「これからの時代、戦争のための兵器というものは少しずつ必要なくなっていくだろう。
だが、コメット。お前は言っていた。ロマンがない、と。お前は間違っていない。
コメット「所長!」

所長「そして、私はこうも思う。
時代がどのように移り変わろうと事の本質、そしてロマンというものは決して滅びることはない、と。」

コメット「所長…!」

所長「これを見るがいい」

コメット「こ、これは……タイフーン!?
いや、でも、この機構は見た事がないし。この機構、僕が考えて提出した機構じゃ…?なんで現実にあるの!?

全体的なフォルムも違う…ふ、ふおおおおおおおおわああああ……!すごい!凄すぎるよ!
所長、これは!?ねえ、これ何!?」

所長「ベルターナのタイフーン。その剛性は本来一撃の威力を高めるためのものだった。その技術を流用しラニアシューター研究室の総力を持って発案、設計、組み上げを行った!
無論君のアイデアも搭載されている!事後承諾になったのは申し訳ないが。何分時間がなくてね。
初公開だ!
このシューターの名は!連射性能特化シューター!ハメシュ・アヴァニム!」

コメット「連射性能特化シューター、ハメシュ・アヴァニム?」

所長「――これも時代の流れ。
こんなものを作っても時代の徒花と消えるだけに過ぎなかったかもしれない。
だからこそ、このシューターに活躍の機会を与えてくれた教団と王に感謝しよう。
これを使って、我々が勝利をつかむ。
見せつけてやろうではないか!世界に!我らの浪漫を!」

コメット「凄い…!すごいよぉ!ふ、ふ、ふぉぉおおおお、っふぅ!いえぃあ!!!テンション上がってきたぁ!」


ハメシュアヴァニム 威力12 命中65 射程3〜5 回数40 必殺0 武器レベル弓☆S 重さ30 移動3  2回攻撃
この時代におけるラニア製シューターの完成形。

ラニアに残されえていたベルターナの研究を解析し、ラニアで作られた。
タイフーンの構造上の剛性を応用して開発された連射機構を搭載している。

■拠点買い物
マスタープルフ×1
フィクスシューター
鋼武器
銀武器
傷薬
特効薬



■オープニング1
エクウェスの陣地を一人見下ろすシャルティエル

シャルティエル「――行くか」

ムサシ「どこ行くんすか?シャルさん」

コメット「あたしたちを置いてこうたってそうはいかないからねー!」

一枚絵にムサシとコメットが追加される。
さらにアリナレイド、メルツェル、フローレが集まってくる。

シャルティエル「ッ……何の用だ?」

ムサシ「たしかに俺は、エクウェスの人間で、。立場的にはラニアの国の為に行動するべきなのかもしれない。
―――俺の事情も全部話す事ができる訳じゃないっす。けど!俺は、シャルさんの力になりたいって言うのは、偽りのない本心っすから」

シャルティエル「……勝手にしろ!」

コメット「レアを殺すつもりなら、そんなのダメだよ!僕は知ってる。そんなことして後悔するのは、絶対にシャルティエルだって!
君の友達のレアが攫われた事と、君がマクダレーナを憎んでいるのは全然別の事じゃないか!」

シャルティエル「……。勘違いするな。どっちにしても力は足りない。今からそれを埋めに行く」

コメット「むう…何かはぐらかされた気が。とにかく!ダメだからね!絶対!」

ムサシ「まーまー、コメットさん。んで、あてはあるんすか?」

シャルティエル「古き世界において作られ、竜王と女神がこの大陸に封印した7つの武器。それの力があれば、少なくともミケイルの魔法には対抗できるようになるはずだ」

ムサシ「!」

メルツェル「――」

ムサシ「それって、レアさんも」

シャルティエル「さあな。だが、俺も出来る事をやる」


■オープニング2
背景、遺跡

フローレ「まさかアステルの村の程近くにこんな遺跡があったなんて」

メルツェル「この形式、やはりな」

フローレ「お前は知っているのか?」

メルツェル「まあな。それよりお前はこんな所に来てよかったのか?」

フローレ「少し頭を冷やしたかったから」


シャルティエル「…行くぞ」

遺跡内にシャルティエル一同が展開する。

――――――――――――――――――――



アステルの天使「女神の直系…異なものだな。神の力に類するものが、人の力を求めるなど」


■戦闘準備画面へ

■戦闘
天使と聖霊

・攻略情報
味方ユニットはシャルティエル、ムサシ、コメット、フローレ、アリナレイド、メルツェルの6人。
アリナレイドをクラスチェンジさせることをお勧めする。
回復役として重宝するうえ、精霊相手に三すくみで有利を取れる。


勝利条件:アステルの天使の撃破
敗北条件:シャルティエルの死亡
敵:精霊 

精霊×20
レベル:15~20
 クラス:精霊
 持ち物:ウインドテイルorサンダーテイルorファイアテイル  
HP25 力0 魔力10~15 技8~12 速さ15~20 守備3~6 幸運1~4 魔防 体格0 移動10

1ターン毎に


BOSS:アステルの天使
レベル:15
 クラス:天使
 持ち物:アステル
武器レベル:斧S 槍B 光A 理C 杖A
スキル:なし
HP:50 力:15 魔力:15 速さ:22 技:17 守備:13 幸運:10 魔防:13 体格:7 移動:8
飛行系特攻が有効。

◆敵増援

1ターン毎に出現
精霊×2
レベル:15~20
 クラス:精霊
 持ち物:ウインドテイルorサンダーテイルorファイアテイル  
HP25 力0 魔力10~15 技8~12 速さ15~20 守備3~6 幸運1~4 魔防 体格0 移動10


・宝箱
金の宝玉


■ボス初戦時

天使「力を求める者。我にその力、その心を示せ」


■ボス特定会話

VSメルツェル
アステルの天使「ほお。ラール・ネメロの天使を下しているか」

メルツェル「結局のところやる事は変わらない、か」

アステルの天使「その力、私に示して見せよ」

VSシャルティエル

アステルの天使「貴様、女神の直系か。異なものだな。
神々の世界との繋がりを取り戻す権限を持つもの。女神と竜王の意向すら覆す権限を持った人の自由意思の象徴なれど。
それがアステルを求めるのは意外だと私は感じている」

シャルティエル「人器をよこせ――俺にはやらなければならない事がある。その為には力がいる」

アステルの天使「なぜ焦っている?そんなにも血の使命を果たしたいか?」

シャルティエル「そんな事はどうでもいい。俺は―――。いいからアステルをよこせ!」

アステルの天使「ならば力と心を示せ」

■ボス撃破時
◆通常
アステルの天使「―――ほう…これは、なかなか」


■エンディング

アステルの天使「――女神の直系。私に力を使ったな?」

シャルティエル「かもな」

アステルの天使「女神の直系の力。すなわち、この世界にあるべきでない物にさえ存在価値を与える力。――予想外ではあったが…少し世界を見て回るとしよう」

アステルの天使、歩いて遺跡から出て行く。

メルツェル「……」

シャルティエル「――」
シャルティエル、アステルを掴む。

シャルティエル、秘められた血の力に目覚め、クラスチェンジ。冒険者→レラティブ


レラティブ
上限値:HP:60 力:27 魔力:25 速さ:27 技:25 守備:24 幸運:30  魔防:27 体格:25 移動:20
CCボーナス:HP:+3 力:+2 魔力:+3 速さ:+2 技:+0 守備:+1 幸運:+0 魔防:+2 体格:+3 移動:+1
武器レベル(斧S/光D/理D)
スキル:境界の跳躍:隣接する選択したユニットの防御と魔防を1ターン半分にする、特定の敵には無効
奥義:天破:3回攻撃(技÷2%)確率で1ターン行動不能付与(力÷2%:1回ごと)


シャルティエル「…力がみなぎる……」

ムサシ「俺、もう何も言わないっす。でも、シャルさんは後悔しない選択を取るって信じるっす」

【アステルを手に入れた!】

To be continued……

mm

使徒編6章 終わりの記録

0 2019/09/16 (Mon) 15:39:17
使途編6章 終わりの記憶

=全体MAP・オープニング=

大陸歴910年
ラニア王カーティスはマクダレーナ教団と通じ、ラニア王国正当後継者トリフォニア王女の暗殺を試みた。

情報をいち早く察知したエクウェスはトリフォニア王女暗殺を阻止に成功。ラニアを憂うトリフォニア王女の元、教団とつながるカーティス王の追及を開始した。

エクウェスはマクダレーナ教団総本山、旧ケレス城跡へその戦力を向けた。

◆オープニング1

ラニア城・玉座
一枚絵:玉座と銀色の腕

ミケイル「準備は整った。アンディは失ったが、無事完成したよ。アガートラム…マクダレーナ様再臨の為の最後の鍵が」

カーティス「……だが今、器は手元にはないのだろう?」

ミケイル「お前が気にする事ではないよ、カーティス。運命と星の廻はマクダレーナ様のご帰還を望んでいる」

カーティス「ならばいい。他国の介入今ならばまだない。」

ミケイル「ラニア王都を手中に収める。それが我らの新たなる始まりだ。貴様にも役に立ってもらうぞ、カーティス」

カーティス「無論だ。再臨が成されないのであれば、貴様らを支援してきた意味がない」

ミケイル「くく…もうすぐだ。もうすぐマクダレーナ様に今一度…」
ミケイル去る。

カーティス「お前の目的はお前一人の物だよ、ミケイル。お前はすでに人形ではない」

◆オープニング2

ムサシ「いやー、とんとん拍子っすねえ。教団への手入れもエクウェスの本隊が向かってるっすし。これはこの国から教団を追い出すのも秒読みっすねえ」

シャルティエル「そうだな。何よりだ」

ムサシ「シャルさんも教団の方へ行けばよかったっすのに。」

レア「実際どうなの?その辺

シャルティエル「連中は気にくわないが、国の一大事なんだろ?じゃあ、私怨を交えるべきじゃない」

ムサシ「…」

レア「…」

トリーシャ「それは、……どうしました?」

ムサシ「いや」

レア「ねえ」

ムサシ「ずいぶん余裕出てきたもんすねえシャルさん」

レア「うん。ちょっと感心しちゃう。なんかお姉さん嬉しい」

シャルティエル「……なんなんだよ」

レア「冗談じゃなくて、本当にうれしいんだよ。私は」

トリーシャ「……」

シャルティエル「なんでここにいるんだ?王女様は」

トリーシャ「いちゃ悪い?」

ムサシ「俺みたいな末端には知らされてないすけど、エクウェス的には今回の、教団への糾弾に王女様を連れてく気はなかったみたいっすけど?」

トリーシャ「私が行っては個人的な復讐になりかねない。
教団もまた救いを求める民であったはず。それを国の為ではなく怒りや憎しみで征伐する王がいてはならない。……国とは民と共に作り上げる物であり、王とは万民を照らす太陽でなければならないのは、勿論ですが…」

ムサシ「大丈夫っすよ!フェードルさんも、アレックスさんもシェリカさんもディルカさんも、ラニアの英雄勢ぞろいっすから。マクダレーナ教団も目じゃないっすよ!」

トリーシャ「それは、無論信用していない訳ではありませんが…」

シャルティエル「王なんだろ?座して見守る事も覚えたらどうだ」

トリーシャ「貴方は、」

レア「まーたシャルは言い方キツイんだから」

トリーシャ「…!」
トリーシャ、レアから距離を取る。

レア「フォローしたのに何で避けられるの!?酷くない!?」

シャルティエル「気持ちは分かる」
シャルティエル、分かり顔。

レア「なーによう、二人してぇ!人の顔見てそんな微妙な顔しちゃってさあ」

トリーシャ「あ、いえ。少しびっくりしてしまって。どうしても…その顔は苦手で」

レア「ふふ……」
シャルティエル「いじりがいがあるって顔に書いてあるぞ」

レア「あ、バレた?」

トリーシャ「…」

レア「短い間かも知れないけど、楽しくやりましょ。王女様」

ムサシ「そっすね。とにかく飯行きましょうよ。美味い店見つけたんすよマジで」

■拠点会話



◆シャルティエルの絵

ムサシ「スケッチブック、見てもいいすか?」

シャルティエル「なんで見せなきゃいけない」

ムサシ「いーじゃないすか。それとも何か見せたくない理由でもあるんすか?」

シャルティエル「……勝手にすればいい」

ムサシ「ありがとっす。風景画が多いっすねえ、お、レアさんっすかこれ」

シャルティエル「たまには人物画を描く事だってある」

ムサシ「ふんふん。えーと、このページは、下書き?これは…風景画、にしてはなんか…余白が妙というか」

シャルティエル「……もういいだろう」

ムサシ「あっはい。俺、シャルさんの絵、けっこー好きっすよ。だからまた見せくださいね。」

シャルティエル「考えておく」

◆憎しみの器

レア「ねえ、トリーシャ。一つ聞きたいんだけどさ。どうしてみんな、マクダレーナにこだわるの?」

トリーシャ「なぜ私にそれを?」

レア「いや、まあ、適任かなって。いい加減私だって気になるもん、この顔の何がそんなに気に入らないのか。シャルはちょっと、不用意に聞くの…って言うか教えてくれないだろうし」

トリーシャ「……」

レア「気難しいんだよー、シャルは。あなたなら下手な気遣いもなく、説明できるでしょ?」

トリーシャ「少し、乱暴な言葉使いになるかもしれないけど、それでも構わない?」

レア「大丈夫、この顔だしね。慣れてるよ」

トリーシャ「マクダレーナ彼女の力は凄まじいものだった。
マクダレーナの魔性は私の父、前ラニア王を篭絡しこの国を支配下に置き、更にはセイシェル5大貴族の半数以上を陥落した。その後も戦争を裏から操っていた」
トリーシャ、怒っているような悲しんでいるような表情。

レア「そこはまあ、なんとなく知ってる」

トリーシャ「マクダレーナはこの大陸にあまりに長く君臨し、あまりに多くの事象に関わり、それを歪めてきた。自覚の有無にかかわらずどれだけの人間が苦しめられたか」

トリーシャ「けれど、多くの人はマクダレーナと戦うことが出来なかったんだ。だって、多くの人が彼女の事を知ったのは、全てが終わってからだった」

トリーシャ「私だってマクダレーナと戦いたかった。でも少なくとも直接は戦えなかった。だからマクダレーナと直接戦うことができた英雄たちが妬ましくないといえば、嘘になる」

レア「――」
トリーシャ「――そんな顔をするんだ」

レア「そっちこそ」

――――――――――――――――――――

レア「ありがと、トリーシャ。ちゃんと、あなたの事教えてくれて」
トリーシャ「結局は自分の話しかできなかったけれど。少しは役に立てたならよかった。
貴女はマクダレーナとは違う」

レア「それは分かり切ってるでしょう?私あんなふうに狂ってる訳でも頭がいいわけでもないよ?」

トリーシャ「でも、ただの考えなしに見えるけど、もっと純粋で思慮は深いでしょう?」

レア「ふふ。そーかな?」

トリーシャ「貴女と話していると、ほんの少し憎しみが晴れたような気がする」

レア「いつか、いろんな蟠りが無くなったらいいのにね」



◆フローレ
フローレ「……」

メルツェル「……」

フローレ「お前は、行かなくていいのか?」

メルツェル「セイシェルの騎士団に、何なら独自に行動を起こしたラニア王国兵も同行してる。わざわざ俺が行く意味もないだろ」

フローレ「確かに、エクウェスはこの国の復興の役に立っている。この国の英雄をまとめ上げ。傭兵をまとめ上げた。けれど、それでは軍隊の代わりでしかない。」

メルツェル「随分気に入らない様子じゃねえか」

フローレ「かつてのラニアの大冬で、傭兵を持ち上げた結果がこれだ。マクダレーナに付け入るスキを与え王の死からの、国家の基盤が揺らぐまでとなった。そんな事も分からないのか。」

メルツェル「トリフォニア王女が戻ってきた。彼女ならば資質がある」

フローレ「一度全てを投げだした、あいつが?あいつがさっさと王位を継いでいれば、もっと上手くいっていたはずだ」

メルツェル「…………」

フローレ「今の王は、家柄に問題がなくて戦争の功労者であったとしても、王になるような野心も、資格もない。どんなに堕落しようと己の欲で王になるような人間じゃないけれど他に出来る人間がいなかった……ただ、それだけ」



フローレ「メルツェル、お前の動きはエクウェスの意図じゃない。…セイシェルの者だろう。お前は」

メルツェル「良く調べ上げたもんだな。ちなみにベルターナではなくセイシェルの者だと思った理由は?」

フローレ「ベルターナの人間であれば、私にこんな話を持ち掛けたりしない。となれば、ラニアに負い目があるセイシェル、だろう?」

メルツェル「ああ。半分はそれで正解だ」

フローレ「?」

メルツェル「瞳の奥に気品を持ち、現状を変えたいと願うその思い。俺はそういうのが好きなんだ」

フローレ「なんだいきなり」

メルツェル「ご褒美という訳じゃないが。こういう話を知ってるか?曰く、エクウェスを計画したのはカーティス王だという話を」

フローレ「そんな事!?あまりにも不合理だ。王は今教団と手を組んでいるんじゃないのか?エクウェスの推進を行っていたのは、今の大臣のはず。そんな事をするなら、なぜ、自分が作ったと喧伝しない?そうすれば…!」

メルツェル「俺にもよくわからん。今の大臣はどちらかと言えば今の王とは政治的に対立しているはずだが……ただな、王が真面目にエクウェスを疎ましく思っているのならばもっと圧力があってもおかしくない。最悪、ギルドの閉鎖命令を行えば。後は烏合の衆だ。
マクダレーナの復活を企んでいるのならば、いくら国民からの支持を得られなくとも関係がない」

フローレ「…」

メルツェル「どうだ?」

フローレ「……王の真意は直接確かめる。着いてくるか?」
フローレ、城に向かって駆け出していく。

メルツェル「おい!?いきなりか!?ああ、クソ、付き合ってやる!」
メルツェル、それを追いかけていく。



■拠点買い物

ドラゴンキラー×1
ドラゴンアクス×1
ドラゴンランス×1
エナジーリング×1
アルジローレ×1
鋼武器全て
きずぐすり

■オープニング
ラニア王都

ムサシ「いやあ美味かったすね、どうでした?皆さんは」

レア「うん、とっても」

シャルティエル「悪くはなかった」

トリーシャ「…」
唐突に騒がしくなる

レア「あれ?なにか…」

シャルティエル「喧嘩か?」
市民が何人も走ってくる

市民「う、うわあ!逃げろ!化け物だ!」
市民が逃げ去った後、続いてヴァナルガンドが追いすがっていく。

シャルティエル「っち!」

戦闘:シャルティエルVSヴァナルガンド
倒し損ねるがすぐさまレアが追撃を行う

戦闘:レアVSヴァナルガンド
ヴァナルガンドを撃破する。

シャルティエル「獣?…なんだこの手ごたえ…」

レア「…混沌の残滓?」

町中、マップいたるところに魔方陣が現れそこからヴァナルガンド、ミドガルズオルム、ヘイルが出現する。

・一枚絵
異形の竜、異形の四足の獣、ヒト型が闊歩し人を襲っている。
抵抗する者もいるが、今の段階では唐突の事過ぎて体勢を立て直すのも難しい。

レア「たぶん、これは教団の襲撃」

ムサシ「っていうかそもそも教団の仕業なんすかこれ!?嘘でしょ!?エクウェスのほとんどの戦力は教団の方に」

シャルティエル「だからだろ。」
ムサシ「なんでちょっと嬉しそうなんすか!?」

レア「多分アレは混沌の残滓」

ムサシ「はあ!?あれってあんなふうに人を襲うことあるんすか!?ただでさえ厄介なのに!ここはヴェルザンディじゃないんすよ!?」

レア「……出来る。」

ムサシ「分かるんすか?」

レア「確証はないけど、アポストルは混沌の残滓をある程度操れるはずだから。
マクダレーナから生まれたって意味ではアポストルも混沌の残滓も同じでしょ。だから教団が混沌の残滓を何とかできたんじゃない?」

ムサシ「結構な暴論に聞こえるんすけど!?とにかく、やること多いっすよこれ。」

シャルティエル「数は問題じゃない。王都を守る。行くぞ」

トリーシャ「いかなる困難が待っていようとも、私が逃げるわけにはいかないのです!」

■戦闘準備画面へ


■戦闘

勝利条件:市民を10人以上離脱させ、ボスを撃破する。
敗北条件:
敵:残滓の魔物 アポストル

ヘイル×10
レベル:14
 クラス:ヘイル
 持ち物:ルナ 
HP19 力0 魔力25 技10 速さ0 守備0 幸運0 魔防0 体格15 移動6

ヴァナルガンド×10
レベル:14
 クラス:ヴァナルガンド
 持ち物:残滓の牙 レベル- 威力5 命中90 必殺0 射程1 重さ0  消耗しない/相手の守備を無視する
HP25 力8 魔力0 技12 速さ18 守備5 幸運0魔防5 体格10 移動6


ミドガルズオルム×6
レベル:15
 クラス:ミドガルズオルム
 持ち物: 
HP40 力3+12 魔力5+12 技0+12 速さ5 守備0+15 幸運0 魔防1+20 体格20 移動5
戦闘力:
:攻撃力30 命中124 攻速5 回避10 必殺0 必殺回避0 防御15 魔防21
武器
残滓のブレス レベル☆ 威力15 命中100% 必殺0 射程1 重さ0 消耗しない/相手の守備を無視する(力依存)


BOSS:アムザラク
レベル:12
 クラス:ソードマスター
 持ち物:銀の剣
武器レベル:剣A 
スキル:
 HP:40 力:12 魔力:10 速さ:22 技:20 守備:10 幸運:5 魔防:10 体格:14 移動:6
地形効果:
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防
アポストルの一体。心に目覚めている。

◆敵増援
15ターン目まで各2体ずつ残滓の魔物が投入される。


◆同盟軍:市民 傭兵 ラニア兵

メルツェル
クラス:フォレストナイト
レベル7
持ち物:鉄の剣、鋼の弓 傷薬
HP:34力:12 魔力:5 速さ:20 技:18 守備:9 幸運:14 魔防:11 体格9 移動:8
剣B 弓A
属性:風

ラニア兵×4
レベル:10
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍
HP29 力8 魔力0 技10 速さ10 守備8 幸運3 魔防5 体格10 移動5

ラニア兵×4
レベル:10
 クラス:ソシアルナイト
 持ち物:てやり 鉄の剣
HP 力 魔力 技 速さ 守備 幸運 魔防 体格 移動

ラニア兵×2
レベル:10
 クラス:神官
 持ち物:リライブ 
HP19 力0 魔力10 技5 速さ12 守備5 幸運5 魔防10 体格10 移動5

ラニア兵
レベル:10
 クラス:魔導士
 持ち物:サンダー
HP22 力0 魔力12 技10 速さ10 守備7 幸運5 魔防10 体格10 移動5


傭兵×2
レベル:10
 クラス:傭兵
 持ち物:鋼の剣
HP29 力11 魔力0 技9 速さ12 守備6 幸運5 魔防3 体格10 移動5

傭兵×2
レベル:10
 クラス:戦士
 持ち物:鉄の斧
HP32 力14 魔力0 技8 速さ10 守備9 幸運5 魔防5 体格12 移動5

ラニア市民×20
レベル:1
 クラス:シビリアン
 持ち物:なし
HP20 力3 魔力1 技1 速さ2 守備0 幸運5 魔防1 体格5 移動5

■攻略情報
マップはラニア王都。エイル編3章を引き延ばしたようなマップ
残滓の魔物を退けつつ、市民たちの離脱を支援することになる。
味方も市民も
市民に対しては会話を試みることで救出が完了となる。2000G、あるいは100EXPを手に入れることができる。
ボスはアポストルのアムザラク、ソードキラーでサクッと行こう。
味方はマップの各地に配置されており、合流するには時間がかかる。

ミドガルズオルムは余裕があるとき以外は相手にしない方がいいだろう。
ヴァナルガンドは遠距離攻撃で削って、竜特効武器を使ってとどめを刺すのを守っていれば必要以上に苦戦することはないだろう。

ミドガルズオルムには竜特効が有効。
ヴァナルガンドには獣特効が有効。

■会話

◆戦闘開始時イベント

王城からフローレとメルツェル、そして複数のラニア兵が出現する。
フローレ「……」

メルツェル「おい、そんなにイライラするな」

フローレ「分かっている今は、戦う時。少しでも多くの人を救わなければ」

メルツェル「ラニア兵たちも力を貸してくれる。戦力をまとめて何とかするぞ」

◆フローレ→メルツェル(緑)

フローレ「お前も力を貸せ、セイシェルの騎士」

メルツェル「セイシェルの騎士、か。……まあ、良いぜ。言われずとも、だ」
メルツェルが青ユニットに。

■ボス初戦時

アムザラク「我は――目覚めた。アポストルは目覚めた」

アムザラク「刮目せよ――――我らの目覚めを。我らの力を」

■ボス特定会話

VSレア
レア「――アポストル」

アムザラク「不可思議、奇天烈、摩訶不思議」

アムザラク「…否、不確定の創造は、我らが母の偉大さの証。我もまた不確定の創造を行われし者」

レア「……」

アムザラク「その容貌、まさしく我らが母の現身。偶然から生まれた奇跡である」

レア「また、この顔の話?あなたも…アポストルも結局、マクダレーナの事が忘れられないだけじゃない」

アムザラク「無論である。我らは母の手足も同然。手足を動かす頭がなければ我らは真価を果たせない。貴様こそどうなのだ。貴様が特異な存在であることは理解しているはずだ」

レア「っ…く。……それでも、私が私であることには変わりがない」


VSアリナレイド
アリナレイド「アムザラク様、これは一体?あの魔物たちは?」

アムザラク「離反者か。これはすなわち、ミケイルの…我らの英知だ。」

アリナレイド「ならば、混沌の残滓はこの為に…?」

アムザラク「否である。これらはすべて、我らが母再臨の下地に過ぎぬ。」


■ボス撃破時
◆通常
アムザラク「―――識別完了、理解した。我が思考は我が母の為に非ず」
アムザラク「我が思考、願望へ至ることなく――悔恨である」

■エンディング
背景・町

トリーシャ「敵の進行は何とか押しとどめた。住民の避難も済んだし、後は…」

シャルティエル「今は安定してる。王都もすべて制圧されたわけじゃない」

ムサシ「そろそろ、いざって時のエクウェスとの合流場所なら知ってるっす」

トリーシャ「悔しいですが、しかたありません…今は体勢を立て直しましょう」

レア「誰か…来る…」
ミケイルが転移し、ゆっくりとレアに向かってミケイルが歩いてくる。

ミケイル「久しぶりだな、レアゾン」

レア「……えーと?」

ミケイル「本来、自己を持たずその上壊れている貴様に分かるはずもないか」

レア「まあ、いいけど。なんであなたはそういうふうに自分の世界に引きこもりがちなのさ?相も変わらずロマンがないよ、ロマンがー」

ミケイル「…それでも相変わらず、か」

シャルティエル「お前は…マクダレーナと一緒にいたアポストルか」

ミケイル「女神の直系か。無論覚えているさ。集落を滅ぼされマクダレーナ様に気まぐれで生かされ、地に付し、怯えていたお前の事は」

シャルティエル「俺はもう、マクダレーナを恐れはしない。お前も怖くはない」

ミケイル「ならばなぜ、5年前に貴様は姿を現さなかった?貴様はマクダレーナ様がいなくなったと知ったからこそ、この場に姿を現したのだろう?神との別離の裁定者よ」

シャルティエル「試してみるか?お前の命で」

ミケイル「ふん。貴様がレアゾンと共に行動したと知った時はただ疑問に思った物だ」

シャルティエル「お前、レアの事を知っているのか?」

ミケイル「知らなかったのか?それでよく連れ歩いたものだ。お前がレアと呼んだ者。
レアゾンはマクダレーナ様によって作られた我が同胞。姿と写し、模倣する力を持った存在。マクダレーナ様にとっては感情の値が一定を超えなければ人間以外を模倣できない失敗作だったがな」

シャルティエル「レアが、アポストル……?」

レア「私が…アポストル……そっか。マクダレーナを写し取ったんだね」

ミケイル「そうとも。
だが、レアゾンが写し取れるのは人間だけだ。完全な形でもなく、思念体であるマクダレーナ様を写し取ったことで、レアゾンとしての自覚や模倣の力も失われたようだ。」

レア「なるほど。それは納得は出来るなー。だから記憶がなかったんだ、私」

シャルティエル「そんなにあっさりと認めるのか…それでいいのか!?」

レア「ん……いや、まあ、私はもともと自分の正体を探してたわけだし。うん。あんまり嬉しくはないけどさ」

シャルティエル「……お前」

ミケイル「そして、姿形はともかく、マクダレーナ様の人格としてではなく世界を呪う術式として取り込んだ。だがしかし、我らアネラダガムに必要なのは世界を滅ぼす呪いではない。マクダレーナ様だ。
あのお方を取り戻さんと我らは全霊をもって作り上げた、この銀の腕を。これをもって術式を制御した時、マクダレーナ様が再臨するのだ」
ミケイル、銀の腕を掲げる。手の甲に救世石が嵌っている。


立ち絵指定:シャルティエル笑う

ミケイル「…なぜ笑っている?何がおかしい、女神の直系」

シャルティエル「……なに?」

ミケイル「そうだな。私は貴様に一つ疑問があった。女神の直系、貴様はなぜレアゾンを手元に置いた?」

シャルティエル「それは……」

シャルティエル「…………期待、していた……?」

レア「……―――」

ミケイル「そうか、そうか、そうか、そうか!―――そういう事か」

シャルティエル「何…?」

ミケイル「我らだけではなく、貴様も…マクダレーナ様を求めていたという事か!」

シャルティエル「何を、言っている…?」

ミケイル「生まれて、初めてだ。ここまでの喜びに打ち震えるのは……!愛も、憎しみも、求める心には違いがない。マクダレーナ様再臨は我らアポストルやマクダレーナ様を崇拝するも後の為だと思っていたが、誤解だったようだ!
マクダレーナ様復活は、この大陸の人間すべてが望んだことだ!その望みに、その再臨に、祝福だけでなく呪詛も加わるとは!混沌の名を持つ者にふさわしい!」

シャルティエル「勝手なとこを言うな。黙ってろ」

ミケイル「全ての人の総意を受け止める器であれば、それは新たなる神に相違ない。」

シャルティエル「神、だと?マクダレーナを神と思えと……?」

ミケイル「喜べ、女神の直系!新たなる神が、この大陸に君臨する時だ」

シャルティエル「マクダレーナが神であるはずがない」

ミケイル「新たなる神を称え、使命を果たせばいい。それでこそ貴様も値に秘められた使命を果たせるというものだろう」

シャルティエル「ふざけるな!」

シャルティエル、ミケイルに隣接

・イベント戦闘
シャルティエルVSミケイル
エンティクスの効果によりダメージを与える事が出来ない。


「冷静さを欠いたか。貴様にはマクダレーナ様再臨に立ち会う資格はない!」

「っ!」
 ミケイルはまるで見下す視線の如く。収束する閃光それは、一人の人間など、簡単に消し飛ばすだろう。

「消え失せよ、女神の直系」

「シャル!」
レアは、シャルティエルの前に躍り出る
庇う為に、シャルティエルを突き飛ばした。命を消し去るであろう魔術の前に右腕をかざす。
内側に宿るマクダレーナの知識を開放し、ミケイルの魔術を消し去るためだけの一切無駄のない術式を即興でくみ上げ、一切の無駄なく――まるで赤子を抱きとめる母親のようにやさしく消し去った。

「これは……マクダレーナ様の力!素晴らしい、なんという――」
ミケイルが感極まる。
衝撃も、そも、魔術の発動などなかったかのように。
初見の魔術に対して、そんな無駄な事をできる存在がこの大陸にどれだけいるだろうか。


「…シャル……大丈、夫?」
もっとも、そんな事をする意味はない。
その代償か。レアの髪の半分が、夜明けのような金から全てを否定するような白へ抜け落ちている。

「ッ―――」
シャルティエルを見下ろすレアの瞳は、あの日のマクダレーナそのものだった。

「う…うあ」
レアは苦しそうに呻く。

「ッ、…レア?」
法外な魔術を行使した代償か右腕が汚染されていく。いや、彼女の内側に潜んだ何かが解放されていく。

「みんな、伏せ、て…」
最早そこにその者の意思は介在しない。ただただ世界を呪う暴威がレアの右腕を通して、顕現していく。

「ヤバいっす!!!」
ムサシは、トリーシャを連れ建物の影へ逃れようとする。

「―――」
圧倒的な喜悦を称えた者。

「―――」
困惑と絶望の入り混じった者。

それらを巻き込んで、右腕が爆ぜ辺り一帯を吹き飛ばした。


To be continued……
あんみつ - Re:使徒編6章 終わりの記録 2019/10/11 (Fri) 15:10:23
いろいろ呆けていたらすごい時間経ってました。
更新だけは停電復帰後行なったけど遅くなりすみません。
(映画のジョーカー見に行ったら泣いてしまって自分疲れてるんだなと思いました)

エクウェス→教団へ
フローレ・メルツェル→王に真意を質しに王城へ
レア→レアァア?!

術式が暴走した結果なんでしょうが、制御装置として銀の手を填めるために元々用意されていたギミックなのかもしれないですね。
果たしてシャル達は無事なのか……
(精神的にもトラウマスイッチで自己嫌悪とかもありそうだけど)
タイトル的にこれがレアと一緒にいた最後の記憶ってことなんでしょうが
期待していたこと本当に思っていたこと、願いがあったのならば、最後には叶うといいな、と思います……
mm - Re: 使徒編6章 終わりの記録 2019/10/17 (Thu) 14:13:53
>あんみつさん
ご自愛ください。
更新してくださっているので私はこうやってオムニバスFEを書くことができるのです。


>銀の腕
教団の行動原理の一つです、術式マクダレーナはまともに制御できるのもではないので。
制御装置である銀の腕が完成することが教団が大きなアクションを起こすきっかけになる、という感じですね。


>期待していたこと本当に思っていたこと、願いがあったのならば、最後には叶うといいな、と思います……

うふふ。

mm

使徒編5章 雪原の太陽

0 2019/06/03 (Mon) 18:07:24
大変お久しぶりです。
うう半年かかってしまいましたが、5章です!お楽しみいただければ幸いです!



使途編5章 雪原の太陽

ラニア王国のカーティス王は教団と手を組み、王女トリフォニアの暗殺計画を企てた。その情報を得たエクウェスはトリフォニア王女が滞在している村へ向かう。
その先には、先行するセイシェル騎士団と教団の者達が待ち構えていた。
大冬の大地に太陽の上る日は、近い。

=全体MAP・オープニング=

エクウェスの円卓。ディルカ、フェードル、アレックス、シェリカ、オーキス、メルツェル…ほか、エクウェスのメンバーの一部が集まっている。

背景:円卓

ディルカ「メルツェルが仕入れた情報を元に裏付けは取った。トリフォニア様はアステルの村におられる。…教団とセイシェルの騎士団も小競り合いを繰り広げながらアステルの村へ向かっているそうだ」
フェードル「…トリフォニア様の暗殺をマクダレーナ教団に指示したのは新王とはな……まさか本当に繋がっていたとは。正直な話、信じたくなかった。」
オーキス「分かっていた事だろ。火のないところに煙は立たない」
ディルカ「それでも。――真実であってほしくないと、そう思っていただけだ。少なくともラニアを思う気持ちに嘘はないと。エクウェスの結成はそもそも…カーティス王も承認されての事だった」
フェードル「……」
アレックス「なあ、兄貴」
フェードル「なんだ?アレックス」
アレックス「アステルの村?兄貴は知ってるか?」
フェードル「アステルの村は地形的に他の集落との行き来が難しく、どうしても孤立しがちな村でな。ラニアの大冬の傷跡も完全に癒えていない状況で、前戦争ではベルターナに短い時間ではあるが占領されていたと聞く」
ディルカ「元々豊かではないにせよ、食料や資源に困るほどではない。位置的問題も相まって支援をはどうしても手を付けるのは後回しにならざるえない。国としてもエクウェスとしても懸案事項ではあるのだが…」
メルツェル「いつだって偉いさんはそういう言い訳ばっかりだ。それで迷惑被るのは誰だと思ってんだ?」
ディルカ「偉いさん…か。視点が変わるのも考え物だ。どうしようのない事までみえるようになってしまう。……ともあれ、今はトリフォニア様の元へ馳せ参じるのみ。
俺が行く」

背景:外

オーキス「堂々としたものだ。エクウェスを統べるだけの事はある」
ディルカ「そうでもないさ。精一杯やってるつもりだが、どうにもな。
……フェードルは個人とての戦力とカリスマは申し分ないが、集団を纏める術はカリスマしかなく、人を動かすには責任が足りない。シェリカも頭は良いが魔導以外はからっきしで多くの人間を見ていない。アレックスは言うまでもない。
結局エクウェスの中で前の戦争で活躍しラニアの「英雄」と言える人間の中で俺しかいなかった」
オーキス「…何がお前をそうさせるんだ」
ディルカ「前王…フォルトゥナ様に受けた恩をまだ返せていない。それだけだ」
オーキス「……」

◆オープニング2

ムサシ「お、シャルさんレアさんちょうどいい所に」
レア「あれ?どうしたの、ずいぶん慌ててるみたいだけど」
ムサシ「今度もお仕事っすよ。にしてもちょうどよかった。信頼できる手数が欲しいから、お二人にも手が空いてるなら手伝ってもらえって言われてるんすよ。」
シャルティエル「…どんな仕事だ?」
レア「やったじゃん、シャル。」
ムサシ「教団の連中からこの国のお姫様を守る仕事っす。今回の仕事次第でこの国の未来が決まるって言っても過言じゃなくって。今すぐにでも」
シャルティエル「知った事じゃない、この国の行く末に興味なんてない」
ムサシ「え…?」
シャルティエル「けど、この国のお姫様を助けるとなれば報酬もいいんだろ?受けるよ、その仕事」
ムサシ「シャルさん…!」
レア「相変わらず素直じゃないなあ」
全員、フェードアウト。

フローレ、フェードイン

フローレ「トリフォニア、王女……」

■拠点会話

◆アポストル
シェリカ「やはり、あのレアという娘は……でもアポストルとはまた違う…」
フェードル「少しいいか?」
シェリカ「フェードル。何?」
フェードル「これから連中…アポストルとの戦いも本格的な物になるだろう。改めて理解を深めたい。分かっている範囲で良い教えてくれない」
シェリカ「アポストルについて?私もわからないところが多いのだけれど。…どの?」
フェードル「どの?とは?」
シェリカ「アポストルって言うのには種類があって、マクダレーナが作ったものの中でも種類があるし、それの明確な区分分けもそれだけじゃなく、伝承にも話が出てきたり。天才の私でさえ、本質を完全には理解できなかった。だから私に理解できた部分を私の解釈で話すしかないのだけれど」
フェードル「今戦っている相手で頼む」

シェリカ「はあ…。基本的にアポストルはマクダレーナの使途であり彼女の術によって作られる、基本的に人型ではあるが人間よりは強靭で、老いる事もない」

シェリカ「正確な所は少し違うんでしょうけど…アポストルはその由来から二種類の物に分けられる。マクダレーナの魔力によって0から生成された物と、人間を基盤に存在転化したもの」

シェリカ「人間を基盤にした場合は元になった人間の力量を利用できる為、最低限の能力は保証される。けれど、ベースが人間であるが故に生前の意思を持つ存在もいるらしいわ。基本的には、心を完全に砕かれるみたいだけど。」
フェードル「アルゼスや、マルギットのような…」
シェリカ「多分ね。今教団を率いているタイプ……。0から作ったタイプは自由度は高く高性能なもの。作り手が必要としているものを搭載する事が出来る。人型である必要さえないかもしれない。正直な話こちらのタイプは分かる事があまりに少ない。人格を与えるって言ったって、そうホイホイできることじゃない訳で」
シェリカ「でも結局の所、共通しているのはマクダレーナの操り人形だって所。それはどんなに高度な意識を搭載しても変わらない」

フェードル「確かにあの時戦っていたアポストルたちはほとんど生気が無く、意思も感じなかった。……しかし、今のアポストルたちは何度か刃を交えたが、かつて戦った時とはとても同じ物とは思えない。奴らには、意思があった」
シェリカ「私の読み解いた理論上ではそんなことはあり得ない。主を失った時点で時点アポストルは活動を止めるしかなくなる。例えば、貴方からラニアをとっても諦めないでしょうけど、アポストルは違う。剣は振るう者がいなければ役に立たない」
フェードル「アポストルと剣は別物だろう」
シェリカ「…あなたが言う事も価値はあるのかもしれないわね。実際、私の推論じゃありえない事が起こっているわけだし、アポストルも変化したという仮説もするべきね。あるいは混沌の残滓の影響か…いえ、そうだとすればなおさら説明がつかない?」
フェードル「アポストルも生きているのかもしれないな」
シェリカ「それは――。あ」
フェードル「ん?」
シェリカ「まさか、アポストルの創造の本質は「生命の再創造」――?それなら辻褄は……でも、それって」
フェードル「大丈夫か?……正直な話、君が何を言っているのか、私にはさっぱり理解できない。」
シェリカ「そうでしょうね。出来てもらっても困る物」
フェードル「…アポストルの研究の話をするとき君は楽しそうではあるが、だが同時にどうしようもなく……怯えているように見える」

シェリカ「……断片的なアポストル創造の術を研究はしてみたけれど、知れば知るほど人の心をもって扱う術じゃないと分かってしまう」
フェードル「……」
シェリカ「アポストルの研究はこの戦いが終わったら封印するべきかもしれない。でも、魔導の深淵を覗いてみたいとも思ってしまう。……ままならない物ね。魔導士は魔道の探求の為なら時に良識を捨てていくもので、それでいいと思っていたけど―――なんていうか」
フェードル「シェリカ」
シェリカ「なに?」
フェードル「いつでも私が君と共にいる。だからそう怯えるな」
シェリカ「よくもまあそこまでクサイセリフを吐けたものね」
フェードル「む…そうか?」
シェリカ「……でも、ありがと。ちょっと安心した」

◆シャルレア

レア「ねーシャルはさー、王女様のこと気にならない?」
シャルティエル「何が?」
レア「だってさ、気になるじゃん。いくらマクダレーナの都合で不遇だったとしてもさー…ていうか、何なら傀儡として扱うために手元においてもよくない?評判を聞く限り、その気なら出来たでしょマクダレーナさん」
シャルティエル「たぶんな」
レア「城の中にこもっていれば安全だったのに自分から出て行ったんでしょ?なんでか気にならない?」
シャルティエル「嫌だったんだ、多分」
レア「…他人の話に乗ってくるの、珍しいよねえ」
シャルティエル「なんだと思ってる?」
レア「やっぱ気になってんじゃん」
シャルティエル「……」
レア「共感しちゃった?」
シャルティエル「……かもな」
レア「え…」
シャルティエル「なんだその顔」
レア「意外だなって。珍しく素直だし」
シャルティエル「…」
レア「あ、ごめん!」
シャルティエル「別にいい。気にしてない。それよりもなんだ、お前にしては回りくどい…聞き方だな」

レア「分かっちゃう?でも関係ない訳じゃないよ?昔の事聞いたうえでなら話してくれるかなーって思って…結局マクダレーナと何があったの?」
シャルティエル「なんでお前に話さないといけない」
レア「個人的に気になってるし、……ずっと気にしてるじゃん。これも何かの縁だし…興味本位がないって言ったら嘘になるけど…」
シャルティエル「……「何もできない自分を死ぬまで噛み締めて這いつくばってみじめに生きなさい。そうすれば、見逃してあげる」」
レア「それが、マクダレーナに言われた事?でも今は」
シャルティエル「マクダレーナはもういない。終わったんだ」
レア「ほんとにそれで良いの?シャルは」
シャルティエル「……そんなわけない。昔は本当にかかわるのも嫌だったけど、今は…決着をつけたかった」
レア「そっくりさんならここにいるけどね」
シャルティエル「お前はマクダレーナじゃない。誰もマクダレーナに代われるわけもない。顔が似てるからって調子に乗るな」
レア「…そう、なんだね」
シャルティエル「……」
レア「……」
シャルティエル「そっちこそ大丈夫なのか?」
レア「何が?」
シャルティエル「混沌の残滓に触れて、何か思い出したんだろ?」

レア「ああ、あれ?そうだね…完全に他人の記憶も混じっていたけどそこを置いておくのなら…。」
シャルティエル「…」
レア「私は覚えている。私が私として見て青空――世界を。みんなと出会ったことも、そっちの方が大事だって思った」

シャルティエル「いなくなったりしないよな」
レア「――大丈夫、大丈夫だよシャル」

◆二つの思惑

メルツェル「…オーキスか、どうした?」
オーキス「ずいぶん都合がいいものだ…と思ってな。王が教団と通ずる「敵」であり、それが証明されつつある。今回の件で少なくともエクウェスは教団を打倒する建前を得た。どこの思惑だと思う?」
メルツェル「今この大陸でそんな余力があるのはセイシェルかベルターナだろうよ。セイシェルは復興支援という形で軍を送っている、そこに裏があると考える事が出来る。ベルターナはパーシュパタ建設承認の為の票が欲しい。そうだろ?」
オーキス「……今の所、セイシェルとベルニアは反対。トルケ、トーヴェ、ヴェルザンディは態度を保留。そうだな、今のマクダレーナに与している王よりもトリフォニア王女が女王となれば状況は変わるだろう。」
メルツェル「ベルニアの態度は、今の王の個人的なものじゃねえか」
オーキス「賛成派が存在せず、保留派の多い理由でもある。ベルターナにイニシアチブをとられてはかなわず、異形なる存在を撃墜するという事がどのような結果を招くか分からない」
メルツェル「そうだな。普通に撃墜したんじゃあこの世界そのものが破壊するされるとかベルニアのアホ王は言っているらしいが。真実何ぞ多くの人間に分かる訳なし、安全の為ならば混沌の残滓の発生源を残しておくべきじゃないと判断するのが人情だろう」
オーキス「……随分と詳しいな。なるほど紛れ込んでいるとは思っていたが、お前、セイシェルの手の物だろ?」
メルツェル「お前こそ、さすがは現皇帝の幼馴染ってとこか」
オーキス「……俺はもうベルターナとは関係ねえよ。あいつが何を考えてるかなんてわかる訳もねえ」
メルツェル「そういう事にしといてやるよ」
オーキス「………」

メルツェル「過去に引きずられている連中と言えば、教団の連中もそうか。自明の理とはいえ、改めて考えるとマクダレーナ教団とはふざけた話だ」
オーキス「一緒にするなよ。マクダレーナに与した者達に風当たりは強い、大手を振って生きていける世の中じゃない。そんな中で教団の活動拠点として十分なコネがあり、自分たちを殲滅する余力のないラニアを活動拠点に選んだ事は納得がいく」
メルツェル「マクダレーナにくみした者達に行われた私刑…いろいろな国で何度か見たが。気持ちのいいもんじゃないなあれは」
オーキス「それの先導をアポストルがやってるって事とマクダレーナを信仰している事を隠しもしない所は気になっている」
メルツェル「そうだな。アレはマクダレーナの動きじゃない。マクダレーナがもし生きて活動しているのなら、まずその姿を隠し力を蓄えることに専念しただろう。
だとすればアポストルの背後に黒幕がいるか……あるいはアポストルがマクダレーナの意思から独立して動いていると考えるべきか」
オーキス「ずいぶんとロマンチストだな」
メルツェル「専門家じゃねえからな。ロマンで物事を推測するしかねーだろ。ともあれ、対応を間違えなければ教団は脅威じゃないはずだ」
オーキス「ああ。どう転ぼうと他国が本格的に介入すれば決着がつく。」
メルツェル「そうなる事はだれも望まねーだろ。そんな事は誰だってわかってる」
オーキス「タイムオーバーになる前に教団は行動を起こすだろう。その時こそがこの国の分水量」
メルツェル「どんな立場だろうと、出来る事は少ないもんだな」
オーキス「そう、だな」


■拠点買い物
鋼の大剣
鉄の戦斧
クインクレイン
龍の盾
力のしずく
マスタープルフ×1
リブロー

■オープニング1
アステルの村

モンテーロ「…思った以上にやるようだ。我らセイシェル聖騎士団がこうもいいようにやられるとはな」
アンディ「すべては天使様の為に…天使様の為であれば私は」
モンテーロ「何のために動く。マクダレーナを神にでもするつもりか。」
アンディ「それを貴様如きが知る必要はない。すべては天使様の大いなる意思だ」
モンテーロ「話が通じないか…」

アンディ、モンテーロに隣接。戦闘。
モンテーロVSアンディ
:モンテーロ
ぎんのやり
攻撃力25
命中87
必殺4

:アンディ

キルソード
攻撃力4
命中62
必殺28
×2
アンディ一撃命中
モンテーロの攻撃は外れる。
2回目瞬殺(暁仕様)ヒット、モンテーロのHPが1に

モンテーロ「…!ぐ…ぅ…馬鹿な、この技尋常では…」
セイシェル騎士「将軍!!!!」
アンディ「浅かったか…」
モンテーロ「私の事は気にするな……、王女を守れ。誰も傷つけさせるな」

■オープニング2
サイド:トリーシャ&村人

村人「大丈夫でしょうか…」
トリーシャ「皆様は隠れていてください。あの者達の狙いはこの私です」
村人「私たちも共に戦います」
トリーシャ「けれど…それであなたたちの命を失ってしまっては何の意味もない」
村人「ではあなたの命はどうなるのです。あなたがいなければ、この村はどうなっていた事か。我々の恩を、礼を奪わないでいただけないでしょうか。…この命を賭してでもあなたに報いたいのです」
トリーシャ「分かりました。その覚悟を尊重しましょう。力を貸してください。けれど、自分の命を大切にしてください」


■オープニング3

ディルカ「トリフォニア様を守れ。」
アレックス「おう!」
メルツェル「さて、どうなるかねえ」
オーキス「……」
敵味方ユニットがマップに展開される。


■戦闘準備画面へ


■戦闘

勝利条件:ボスの撃破
敗北条件:シャルティエル、レア、トリーシャの死亡


:攻略情報
この章は基本的にNPCの強さの差が激しい。
エクウェスのNPCは基本的に放っておいても問題はない。
ただし、それはそれとして無理な行軍は強いられる。行軍速度があまりに遅いと、トリーシャが死亡する。だがあまりに早くても味方ユニットが孤立し、各個撃破されてしまう。
焦らず素早く攻略するのが基本だろう。

NPCの生存報酬は村人とセイシェル騎士団。頑張って守り抜こう。



:マクダレーナ教団

敵数省略:主要なユニットのみを示す
レベルは10~


アリナレイド
クラス:シャーマン
レベル:15
属性:闇
武器レベル:闇B
持ち物:ミィル ルナ きずぐすり
 HP:30 力:2 魔力:15 速さ:8 技:9 守備:8 幸運:5 魔防:12 体格:14 移動:5
HP:65% 力:10% 魔力:80% 速さ:50% 技:30% 守備:20% 幸運:15% 魔防:40%

BOSS:アンディ
レベル:7
 クラス:アサシン
 持ち物:風の剣 銀の剣 キルソード
 HP:34 力:14 魔力:10 速さ:16 技:16 守備:8 幸運:2 魔防:9 体格:9 移動:7
属性:理
武器レベル:剣A
スキル:瞬殺
戦闘力:
風の剣:攻撃力23/19 命中103 攻速16 回避32 必殺8/0 必殺回避2 防御8 魔防9
銀の剣:攻撃力27 命中113 攻速16 回避32 必殺8 必殺回避2 防御8 魔防9
キルソード:攻撃力23 命中107 攻速16 回避32 必殺38 必殺回避2 防御8 魔防9


・NPC

□エクウェス

ディルカ
クラス:フォレストナイト
LV:5
HP:40 力:14 魔力:0 技:15 速さ:15 幸運:11 守備:12 魔防:7 体格:7 移動:7
剣A 弓B
属性:雷
鉄の大剣 傷薬


アレックス
クラス:ソードマスター
LV:11
HP:41 力:19 魔力:0 技:22 速さ:23 幸運:11 守備:13 魔防:11 体格:11 移動:6
剣A
属性:雷
所持品:フランベルジェ 特効薬

オーキス
クラス:アサシン Lv5
HP32 力10 魔力:0 技19 速さ22 幸運6 守備10 魔防5 体格8 移動6 剣B
属性:雷
武器:キルソード 特効薬


メルツェル
クラス:フォレストナイト
レベル7
持ち物:鉄の剣、鋼の弓 傷薬
HP:34力:12 魔力:5 速さ:20 技:18 守備:9 幸運:14 魔防:11 体格9 移動:8
剣B 弓A
属性:風


□アステルの村

トリーシャ
LV:3
HP:15 力:3 魔力:1 速さ:6 技:4 守備:2 幸運:1 魔防:7 体格:5 移動:5
属性:水
スキル:踊る
(低確率でHP・移動力・体格以外のパラメータが一時的に1~3上昇。確率はレベル上がるごとに上がっていく)
使用武器:槍E
所持品:鉄の槍 特効薬 


村人A
レベル:5
 クラス:戦士
 持ち物:鉄の斧
HP 力 魔力 技 速さ 守備 幸運 魔防 体格 移動5 斧D
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防

村人B
レベル:5
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍
HP 力 魔力 技 速さ 守備 幸運 魔防 体格 移動5 槍D
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防

村人C
レベル:6
 クラス:剣士
 持ち物:鉄の剣
HP 力 魔力 技 速さ 守備 幸運 魔防 体格 移動5 剣D
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防




□セイシェル騎士団
モンテーロ
クラス:グレートナイト
 レベル:7
HP:1/41 力:18 魔力:3 速さ:10 技:12 守備:18 幸運:9 魔防:7 体格13 移動:6
剣C 槍A 斧B

持ち物:銀の槍、鋼の剣、キラーアクス、特効薬

銀の槍:攻撃力32 命中104 攻速10 回避30 必殺6 必殺回避10 防御18 魔防7
鋼の剣:攻撃力26 命中104 攻速10 回避30 必殺6 必殺回避10 防御18 魔防7
キラーアクス:攻撃力29 命中94 攻速10 回避30 必殺36 必殺回避10 防御18 魔防7

セイシェル騎士団
レベル:10
 クラス:ソシアルナイト
 持ち物:鉄の剣 鉄の槍
HP28 力9 魔力0 技10 速さ8 守備5 幸運0 魔防3 体格10 移動7
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防

セイシェル騎士団
レベル:10
 クラス:トルバドール
 持ち物:リライブ
HP25 力3 魔力10 技8 速さ10 守備5 幸運0 魔防3 体格7 移動7
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防


◆敵増援

シャーマン×2 ソルジャー×2 神官 
3ターン目から15ターン目まで


◆訪問

◇村1
村人「トリーシャ様は大丈夫でしょうか…。あの方は少し前にこの村に現れ、この村を救ってくれました。あの方には感謝してもしきれません……どうか助けてあげてください」

傷薬を手に入れた。


◇村2
村人「トリーシャちゃん……いいよね。情熱的な踊りもどことなく気品のある感じも。頭もいいしさあ。あの子のおかげでこの村もなんとか回ってるよ。だから、何とかして助けてあげて欲しいんだ。これ、持って行ってくれよ」

ソードキラーを手に入れた。



■会話


◆トリーシャ×シャルティエル

トリーシャ「あなたは?」
シャルティエル「ただの雇われ冒険者だ。あんたが王女様か?」
トリーシャ「えっと?」

シャルティエル「仕事だからな。守ってやる」
トリーシャ「わかりました。あなたのお名前は?」
シャルティエル「シャルティエル」
トリーシャ「分かりました。私の名は、トリーシャといいます」
シャルティエル「トリーシャ?あんたはトリフォニアじゃないのか?」
トリーシャ「愛称です。」

トリーシャが青ユニットに。

◆トリーシャ×レア
レア「あなたが王女様?」
トリーシャ「マクダレーナ…!?死んだはずでは」
レア「だーかーら、違うってば。ほら、髪型とか、色とか、雰囲気とか雰囲気とか、全然違うでしょう?」
トリーシャ「でも、その顔は…」
レア「うんうん。もうそういうの良いから。私の名前はレア。エクウェスに頼まれて、あなたの救援に来た雇われの一人だから、マクダレーナと顔が似てるのは知らないよ」
トリーシャ「……」
レア「うん、私以外が話した方がよかったなあこれ。どう考えてもこの国の王女様ってマクダレーナと因縁あるもん」
トリーシャ「ふふ」
レア「んー?」
トリーシャ「確かにマクダレーナは、こんなふうに陽気ではなかった」
レア「まあ、もっとクール系?だったとか聞いてるけど…私は私だよ?」
トリーシャ「そんな風に屈託なく笑われると、なんだかとっても複雑な気分」
レア「あー、うん…」
トリーシャ「でも、嫌いじゃない。よろしくレア。私はトリフォニア。トリーシャと呼んでほしい」
レア「うん、よろしくねトリーシャ」

◆ディルカ×トリーシャ
ディルカ「…無事だったか」
トリーシャ「あなたは、確か昔…王宮で。ディルカ?」
ディルカ「覚えてたのか、なんか照れくさいな、ですね」
トリーシャ「ふふ。昔からは想像できないぐらい…」
ディルカ「そうか…ですか?」
トリーシャ「ディルカおじ様」
ディルカ「おじ!?」
トリーシャ「それじゃあ、エスコートをお願いしますね」
ディルカ「ああ、」

◆アリナレイド×トリーシャ(青)
アリナレイド「……」
トリーシャ「あなたは…?教団の方」
アリナレイド「………私は教団の指導者様たちからあなたを消すように言われています。けれど……やはり、私には……」
トリーシャ「…なにが、あったのですか」
アリナレイド「ッ…!」
トリーシャ「少しでも、話していただけませんか?もしも、力になれる事があるのなら…」

アリナレイド「私はラニアの大冬で夫を、この前の戦争で子を亡くしました。それでも戦争が終わるまで、必死で生き抜きました。でも、戦争改めて自分を見つめなおした時、何も見いだせなかった」
トリーシャ「……」

アリナレイド「結局、教団にいるのも、ただ、流されて生きているだけ……もう、何もかも嫌なんです」
トリーシャ「じゃあ、なぜあなたは今、この日まで生きてきたのです!」
アリナレイド「嫌ですよ……!死ぬのは。でも、生きてても苦しいだけで……」
トリーシャ「だったら!私と共に来ませんか?」
アリアレイド「けれど、それは…」
トリーシャ「私にはあなたの夫の気持ちも子の気持ちもわかりません。けれど。貴女は教団にいるのではなく、自分の意思で行動するべきではありませんか?」
アリナレイド「わたしは…」
トリーシャ「あなただけでできないというのならば、わたくしも共に参りましょう。もちろんあなたが良ければ、ですが」
アリナレイド「……」
トリーシャ「………」
アリナレイドが青ユニットに。




◆フローレ×トリーシャ(青)
フローレ「…」
トリーシャ「貴女は…」
フローレ「……」
フローレ、兜を深くかぶる。
フローレ「卑怯者」
トリーシャ「え?」
フローレ、去る。
トリーシャ「今の……フローレ?」


■ボス初戦時
アンディ「すべては天使様のため。天使様の喜びは我が喜び。故に我が天使ミケイルの為に、貴様らの命を捧げよう」


■ボス特定会話

VSレア
アンディ「貴様は…」
レア「ああ、うんなんか久しぶりな顔だけど。なに?また天使様の為って奴?」
アンディ「私と共に来い…そしてマクダレーナ様の器となれ。それこそが貴様の運命だ」
レア「普通に嫌だけど?相変わらずこの人わけわかんないなー…―――ミケイルは扱いやすい手駒を手に入れたか」
アンディ「…順調だな」
レア「……ミケイルって誰?」



VSシャルティエル
シャルティエル「お前は…」
アンディ「貴様は…くく、あの時の、無謀な愚か者か」
シャルティエル「……」
アンディ「すべては天使様のため…!」
シャルティエル「またそれか。なんでお前、ここにいる?」
アンディ「くく。ちょうどいい、天使様のため、貴様がレアと呼ぶ者、依代を引き渡せ。そうすれば貴様は生かしてやろう」
シャルティエル「断る。なんで勝てる相手に退かなきゃいけない」
アンディ「なんだと?」
シャルティエル「お前には負ける気がしない」

VSトリーシャ
アンディ「前王、フォルトゥナが娘トリフォニア王女だな?その命、我が天使様に捧げよ」
トリーシャ「マクダレーナ教団…お前たちは……」
アンディ「何故憎む?」
トリーシャ「お前たちがいなければラニアは少しずつでも復興に向かっていった!それを!」
アンディ「それがどうした。天使様の目的――マクダレーナ復活の為であれば、国が滅びようとも惜しくはない」
トリーシャ「…マクダレーナの為に、ラニアが、この大陸が、どんな目にあったのかあなたは分かっているの!?」
アンディ「貴様こそわかっているのか?マクダレーナ亡き後、彼女に与したもの達が受けた扱いを。それを知らぬというのなら貴様に国を治める資格はない」
トリーシャ「それは…けど!」
トリーシャ「だとしても。いえ、だとしたら私は、誰も悲しませることのない国を作りたい……みや、作って見せる!」


■ボス撃破時

◆通常
アンディ「天使様……ああ、どうか、貴方の……望みを」


◆シャルティエル
アンディ「馬鹿な…貴様、何故……ここまで強く…」
シャルティエル「俺はもう誰かに自分のゆく道を任せたりしない。お前に譲れるものは何もない」

■トリーシャ死亡
トリーシャ「そんな。ここまで、なんて…」

GAMEOVER


■エンディング
背景・村

トリーシャ「ありがとうございましたエクウェスの皆さん。あなた方がいなければ、私はここで倒れていたでしょう」

トリーシャ「……お父様から信用を置かれていたカーティスが王となって、私は安堵しました。あの方ならば心配ないと思っていた。
母様が亡くなって、私はこの国のために出来ることがないか探して、私は、直接民と触れながら、この国の為に出来る事を探そうと思った」

トリーシャ「私がどこまでできたかは分かりません。
けれどカーティスは王としてこの国を、決して間違った方向に導いていたわけではないと思っていました。……今日までは」

トリーシャ「カーティス王がマクダレーナ教団と手を組み私に刺客を差し向けた事は今でも信じられません」

トリーシャ「ですが、だからこそ。私は自らカーティス王の真意を問いたいと思います。いまだ未熟の身ではありますが、皆さま、この私に力を貸していただけるでしょうか?」





◆村人全員生存
村人「トリーシャ様……いえ、トリフォニア様」
トリーシャ「あなたたちが無事であったことを喜ばしく思います」
村人「ありがとうございました。これをお持ちください。少しでもお役に立てばと思います」
ヴォルフヴァイルを手に入れた。
村人「きっとこの国を、良くしてくださいね」

◆セイシェル騎士団全員生存
セイシェル騎士(男)「さすがです、将軍」
セイシェル騎士(女)「本当、まさか生きて帰ることができるとは思えませんでした」
モンテーロ「本当の戦いはこれからだ。…死ぬなよ」

マスタープルフを手に入れた

To be continued……

あんみつ - Re:使徒編5章 雪原の太陽 2019/06/21 (Fri) 13:18:15
もっと早く書き込みたかった。。。

執筆お疲れ様です。
こっちも反応遅くてすみません。
シャルレアいいなぁ、ふふ。

>アポストル
生命創造。
だとしたらそれは、神に近づく一歩だったのかもしれないしあるいは子供の代わりだったのかもしれない。
(マクダレーナに否定されそう)
もしそうだとしたら、最初の頃のアポストルは赤ちゃんだったから意思がなかったと言うことか……


>シェリカ
深淵を覗くとき深淵もまた自分を覗いている、シェリカの恐怖はもっともだしそれを踏み越えてしまうのは人間やめる第一歩なのかもしれないですね。
(なんとなく烈火のカナスさんの兄弟のこととか考えてました。一歩間違えるとそうなったりするのかな、と)
魔道に長けるわけでもないけどフェードルが傍にいてくれることでシェリカの心の支えになると、いいな。
大事な人がいるからこそ一歩留まることも、踏み出すことも出来ますしね。

>トリーシャ
かわいい。

村人に命を賭してでもとと思わせるカリスマ、人の上に立つ言わば天上の星としての格でしょうか。
(フローレ的には責任をカーティスに押しつけて出奔したようにみえるのだろうな。
その辺りは今後の交友次第ですね)

>アンディ
なんとなく彼もアポストル(ミケイル)に出会うまでは迫害に苦しめられていたのかななどと。
天使様と崇めて手足となることで、彼もまた流されて生きていたのかもしれないですね。


感想打ち込みながら使徒の見る夢とかページ行き来していたら
何故か超ハイテンションにコメットさんが奇声を上げながら雪かきしている映像を受信してしまいどうすればいいのかわからない。
mm - Re:使徒編5章 雪原の太陽 2019/06/23 (Sun) 22:36:03
>あんみつさん
感想ありがとございます!wikiの更新もいつもありがとうございます。

>アポストル
0から作られたものと、人間から作られたタイプ双方が存在する事に対する私なりの答えあるいは提案ですかね「生命の再創造」というものではないか。
神相手に喧嘩売ってるんですし、なにか神に近い具体的な力を持っている可能性もあったんじゃないかなって。0から作り上げているという訳ではない、みたいなので「再創造」です。

メタ的には使徒編のマクダレーナは神様扱いしてます。

シェリカは、オムニバス本編だとこんな事言わないかもしれない…みたいなノリで書いてます。
昔は今より魔道一筋な人だったと思うのです。


>アンディ
ぶっちゃけると自分自身の未来を考えるようになったシャルとレアに競り負けるためのキャラ構成なんですよね、彼。
せっかくですし供養とばかりにここで彼のプロフィール公開します。

名前:アンディ
性別:男
年齢:19
性格:ひねくれ者だが、認めた人間に対しては忠実。
出身:ラニア王国
容姿:薄く日焼け、顔は良い方。黒髪短髪 
趣味:武器の手入れ
特技:場を纏める。
欠点:忠誠を誓った相手に異を唱えない。
好きな物:仁義
嫌いな物:裏切り
家族:なし
レベル:7
 クラス:アサシン
 持ち物:風の剣 銀の剣
 HP:34 力:14 魔力:10 速さ:16 技:16 守備:8 幸運:2 魔防:9 体格:9 移動:7
属性:理
武器レベル:剣A
スキル:瞬殺
戦闘力  
風の剣:攻撃力23/19 命中103 攻速16 回避32 必殺8/0 必殺回避2 防御8 魔防9
銀の剣:攻撃力27 命中113 攻速16 回避32 必殺8 必殺回避2 防御8 魔防9

マクダレーナ教団、狂信者。アポストル(ミケイル)直属。

元、ラニアの荒くれものグループのリーダー。
仕事もなく、金に困っていたところを教団設立時に仲間と共に拾われ命をつないできた。

教団への恩を返すため、教団の役に立ちたいと考え、教団の為なら何でもやってきた。
主な仕事は偵察、暗殺。アサシンらしいアサシン。戦闘指揮もこなす。
アポストル、ミケイルの事を「天使様」と呼ぶ。

自分自身を有効活用できる存在へ忠誠を誓う。
才能があるが持て余し、自分を有効に使ってくれる誰かを求めた男。


>トリーシャ
ラニアのロードとして描いてます彼女。オムニバス本編でラニアには主人公がいませんでしたし、

その歪みを正すのが使徒編においてのラニアのイメージです。


コメットさん、やりそうだなア…
名無しおばさん

エイル編2章 加筆修正

0 2017/04/13 (Thu) 18:23:17
前上げたのから、また少し修正しました
◇◆◇◆◇

■プロローグ
北の王国ラニアが誇る「ラニアの傭兵」にエイルを命を奪うよう依頼したという黒づくめの男の正体を突き止めるため、エイル・ソフィア・レイスの三人はセイシェル皇国とラニア王国を繋ぐ国境の村を目指す。
しかしその道中は穏やかな旅路とはならず、一行は何度も傭兵に命を狙われる。
心身ともに苦しい状況ではあるが、先に進まねば何も見えてこない。エイルはひたすら旅路を行くのであった……。

エイル編第2章 【暗雲に射す光明】

■セイシェル皇国領内 背景<平地>

エイル「……」

レイス「エイル。国境を超えるまで早く見積もってあと五日は掛かる。……どうだ? 平気か?」

エイル「大丈夫、とは言えないな。
……まさか私を狙う人間が、こんなにも次から次へと現れるとは思ってもみなかったよ」

 故郷を発ち、最初の戦いから七日あまり経ったが魔性の獣に襲われる回数よりも、野盗やラニアから来たと思われる傭兵達の襲撃に遭った回数の方が圧倒的に多かった。
 一日に二度の襲撃を受けた日もあった。荷物を奪われた事もある。
 その事はエイル一行を疲弊させていくのに十分過ぎる出来事だった。
 エイルは眉間に皺を寄せ自分の身を守るかのように腕を組む。顔色もあまりよくない。

ソフィア「……エイル、一晩だけでも次の村で休息しましょう? あと一刻もしない内に次の村には辿り着けるのよ? 無理して倒れてしまっては元も子もないじゃない」

 エイルは首を縦に振らない。
 レイスとソフィアが細かく気配りをしてくれてはいるものの、兵糧や薬の調達も武器の手入れも追いつかなくなってきていた。

エイル「ごめん。過ぎた事を暗く考えても仕方ないのは解っているんだけど……私が村に立ち寄った所為で無用な混乱を招くのではないかと思うと気が進まなくて」

 休息地点として選んだ村に立ち寄った時に一度だけ、件の輩に取り囲まれ襲われた事があった。撃退することは難しくなかったが、何も知らない民の生活を一瞬でも脅かしてしまった。
 その時の罪悪感が、エイルの決断力をより鈍らせていた。

レイス「何か起こったって、割り切って対処するしかねえよ。他所様に遠慮して無理に進んでたら、こっちの身がもたなくなっちまう。
それにお前、今そんな事をウジウジ悩んでラニアに入国した所で、身動き出来んのかよ」

エイル「それも解っている。レイスの言っている事は正しいよ」

レイス「そう思うんだったら動け。割り切れ」

 エイルは立ち止まり、自身のやや長く伸ばした髪の先を握り締めながら瞼をきつく閉じる。レイスもまた大きなため息を一つ吐いて腕を組み、エイルを睨みつけたまま微動だにしなくなる。
 二人が苛立ちや不満を堪えている時の、幼少の頃から治らない癖だ。ソフィアは双方を交互に見る。

ソフィア「――ねえ! 私、思うんだけど!」

 ソフィアはタイミングを見計らったかのように、明るく声を掛けた。二人は黙って彼女の方を向く。

ソフィア「体力も物資も限界なのは本当の事だもの。村に寄って支度をし直す必要はあると思うわ。
でも何も常に三人一緒に行動する事はないんじゃない? 三人いるんだもの、ここは二手に別れましょ?」

エイル「……と言うと?」

ソフィア「次の村にはレイス一人で行って貰うことにして、エイルと私は村の外で待っているの。
地図上には村の近くに大きな雑木林があったでしょ? 私たちはそこに隠れて、もし安全そうなら野営の支度をして待っているから。そうしましょう」

レイス「なんで俺が村に行くんだよ。お前の方が馬に乗ってる分足が速いんだから、行くならお前が行け」

ソフィア「私はレイスに行って欲しいのよ。それにエイルの従者の私が、エイルの傍を離れるわけにはいかないじゃない?」

レイス「なんだそりゃ。……雑木林なんかの方が敵が潜んでる可能性が高えし、お前ら二人じゃ太刀打ち出来ねえだろ。却下だ」

ソフィア「あら、そうなる前にレイスが手早く用事を済ませて戻ってくればいいのよ。ウジウジ悩んでいたら何もできなくなるんでしょ? ね、お願い!」

 ソフィアは自分の胸の前で両手を組み、小首を傾げてみせた。エイルとレイスは決まりが悪そうにお互いの顔を見合わる。
 その仕草をソフィアにされると、多少腑に落ちなくてもその言葉を聞いてしまう――これも幼少の頃から治らない二人の癖だった。

◇◆◇◆◇
2章のオープニング前半です。切り良かったんで上げました。
ソフィアは尖ってばっかりじゃない、という一面を盛り込んでみました。
妹分っぽさと三人バランス取って上手くやっている、という表現が出来たと思います。
サブタイトルちょっと変えました。タイトル考えるのは苦手です。
あんみつ - Re: エイル編2章 加筆修正 2017/04/16 (Sun) 03:29:18
執筆お疲れ様です。
ソフィアかわいいなぁ……(*´ω`)
それぞれのキャラ描写が増えてエイルの人好しで甘い部分だったりソフィアのかわいさだったりレイスの面倒見のよさだったりソフィアのかわいさだったりが顕著になりましたね。
元々の2章ではソフィアが単独で動いてましたが、今回は果たして……

>タイトル
私も苦手です。
これがまた難しいんですよね。
とはいえ拙作の『ニコラ物語』は今考えるともうちょっとは考えろと突っ込みたくなってしまいます。
名無しおばさん - Re: エイル編2章 加筆修正 2017/11/14 (Tue) 06:02:38
■セイシェル皇国領内 背景<森林>

レイス「……じゃあ、ちょっくら行ってくる。
もし面倒な輩が出てきたり俺が二刻半過ぎてもここに来なかったら、腹括ってエイルを連れてラニアへ向かえ。それから……」

ソフィア「了解! じゃあ、物資の調達をお願いします。”おにいさま”!」

 レイスはまだ何か言いたげだったがソフィアに言葉を遮られると、ため息を一つ吐きながらその場を後にした。
 ソフィアはレイスが立ち去っていくのを見届け、すかさず周囲を注意深く見回す。

ソフィア「……異常なし、と。……うん。ここなら人目にも付きにくいし、万が一の時にも逃げやすいわね。
エイル! ここは安全なようだし、野営の支度をする前に暫くこの木の下で休みましょう」

 ソフィアは自身の愛馬――マーガレットの鼻筋を撫でその場に座らせ、彼女の腹の傍に腰を下ろした。その隣にエイルも腰掛け、一息つく。

ソフィア「それにしてもレイスったら、人に厳しい事ばっかり言うんだから……」

エイル「いや……彼の言葉は正しい。私が悩みすぎたせいで、君たちに負担を強いる事になってしまって、本当にごめん。
……せめて私にレイスの半分ほどでも強く賢ければ、もう少し違っただろうに……我ながら情けなく思うよ。……ごめん」

ソフィア「……もう!」

 ソフィアはエイルの目の前に立ち上がり、自身の両腰に両手を当てエイルに詰め寄った。

ソフィア「最近のエイルは謝ってばっかり! 最初の頃の意気込みはどうしたの?
エイルは今よりもっと強く賢くなって、ゆくゆくはセドリックおじさまの跡を継ぐためにこの旅に臨んでいるでしょ?
セイシェル皇国の誇り高き五大貴族の一角を担う未来の公爵様が、今からそんな弱気なことでどうするの!」

 エイルは一瞬目を丸くし戸惑うかのように眉をひそめたが、ソフィアの真剣な眼差しから目を逸らさなかった。

ソフィア「迷っても悩んでもいいの。私は何があってもエイルを信じて貴方について行くわ。そしてどんな時でも私が必ず貴方を守ってみせる。
だからそんなに弱気にならないで……」

 ソフィアはそこまで言うと、段々と自分の言った言葉に気恥ずかしくなったのか、頬をみるみる紅潮させた。

ソフィア「あ、あっ、でも、でも! いくら強いと言ってもレイスみたいになっちゃダメよ?
彼はちょっと乱暴で言い過ぎたりやり過ぎたりする所があるもの。あれじゃいくら強くて正しくても人から反感を買ってしまうわ。そうよ! そう!」

エイル「ソフィア」

 頬を真っ赤に染めながらうんうんと頷いているソフィアに、エイルは小さく笑ってみせる。

エイル「ありがとう。君と話して少し頭が冷えた。
謝ってばかり、と言われたばかりけど……レイスと合流したら彼にはちゃんと謝る。
そしてこれからの事を、もっとしっかり話し合うようにするよ」


■セイシェル皇国領内 背景<村>

レイス「……ソフィアの奴、面倒な事押し付けやがって……」

 ざっと村を見て回ったが、件のラニアの傭兵と思われる輩は見当たらなかった。
 冒険者くずれの輩を何人か見かけた事が少々気がかりではあったが、そちらもレイスに危害を加えようという素振りは無さそうだ。
 レイスは安堵し、よろず屋の入口の前で隠し持っていたキセルをふかし、ささやかな休息を味わう。
 
レイス「……なんだよ」

 レイスは視線を感じ隣を見やった。
 一頭のロバがよろず屋の敷地内の柵に繋がれながら、興味深げにレイスの顔を見つめていた……ように見えたが、何とも言えぬ気まずさからか、レイスはふん、と顔を逸らす。

???「ちょっと!」

レイス「あ?」

???「出入り口の真ん前につっ立っていられたら通れないだろ。ほら、どいてどいて!」

 東方の神秘と怠惰の小国、ベルニア風の旅装束を纏った小柄な少女が、大量の荷物を抱えてレイスが動くよりも先に彼の脇をすり抜けていく。
 年の頃はソフィアと同じくらいだが、少女の横顔からは大人にも引けを取らぬ勝気さが見て取れた。
 少女の短く無造作なくせ毛は、鍛冶場の竈の中でごうごうと燃え上がる激しい深緋の炎を彷彿とさせ、その髪はレイスの視線を捉えて離さなかった。
 
???「はぁ……今回もダメだった。お店には置けないってさ」

 炎の赤髪の少女は手際よくロバの背に荷物を積みながらロバに語りかける。

???「……うん。ありがとう。
お店はここだけじゃないもんね、他も当たってみるよ。さぁ、行こう、マーガレット」

 ロバの背に積めなかった分の荷物を背負い、少女はロバを引いてその場を後にした。
 少女が何の事をロバに語りかけていたかは分からない。しかし。

レイス「あいつも”マーガレット”かよ……」

 レイスはため息混じりにささやかな休息を終え、よろず屋の扉を開けた。
◇◆◇◆◇
久しぶりに続きです。少しずつ修正もしました。
前回はソフィア単独行動でしたが今回はレイスに行ってもらいました。

シアちゃん登場です。
容姿に関する指定はなかったと記憶しているので、こちらで決めさせて貰いました。
今のところは結構可愛く書けてるのでは、と自画自賛しています。
レイスニキとのフラグが立つ予感…??

もっとコンパクトに纏めたいんですが、これがなかなか出来ない。
地の文入れると多少は仕方ないのかな。
精進します。

あとシアちゃん丸腰だったので武器考えました。
★ハンドハチェット シア専用 斧E 威力4 命中90 必殺0% 射程1~2 重さ3 耐久25 
→シアが初めて自分一人で作った、記念すべき作品第一号。
護身用なので威力と耐久性は低いが小柄な彼女でも振れるように工夫してある。
名無しおばさん - Re: エイル編2章 加筆修正 2017/11/16 (Thu) 03:31:00
■セイシェル皇国領内 背景<店>

レイス「……すんません。ここに書いてあるヤツを一通り、お願いします」

 ぶっきらぼうにレイスはよろず屋のカウンター越しにいる店主に紙切れ――ソフィアと別れる直前に彼女から手渡された、所謂”お使いメモ”を差し出した。
 はいよ、と軽快かつ愛想良く店主がメモを受け取り、ざっとそれに目を通すとレイスの姿を一瞥した。

店主「お客さん外国の人? 旅行か何かでセイシェルに?」

レイス「……まぁ……」

 彼はセイシェルで生まれ育ったが、彼の鋭い切れ長の双眸も黒い瞳も褐色の肌も、セイシェル人のそれらとは酷くかけ離れていた。
 異国の者に見られる事は彼にとってよくある事ではあったが、レイスはこの問い掛けには決まって言葉を濁し、これ以上触れられたくないと言わんばかりに顔を背ける。
 店主もレイスの様子からそれを察したのか、愛想笑いを浮かべつつメモを見て品物を見繕っていく。

店主「……この頃この辺も物騒な連中がうろつくようになってきましたし、外を歩く時はくれぐれもお気をつけくださいね。
最近だと……この国の王子様が正騎士になるための儀式、の為だかで旅に出たらしいんですがね、どうもラニアから流れてきたならず者共にに目を付けられたようで」

 レイスは店主から顔を顔を背けながらも、ほんの一瞬眉を顰める。
 件の通過儀礼に臨んでいる「王子様」は、今年はエイル以外にいなかった。

店主「先日も王子様が立ち寄った遠くの村でラニア人と派手にドンパチやったらしいですわ。……村で生活する私どもからしたら迷惑な話ですよ。
正騎士になるためだか何だか知らないですけど、そういう儀式ってのは、もっとひっそりと出来ないものなんですかね。
……と言うか、外国人に目を付けられるような人に将来この国を任せられ」

 そこまで店主が言った所でレイスはカウンターに勢い良く拳を振り下ろした。
 木と拳がぶつかる大きな音に肩をすくめた店主は、レイスと微かに震えている彼の拳を交互に見やった。

レイス「……すんません。虫がいたもんで」

 レイスは半ば無理やり口角を上げる。

レイス「それより、これでも急ぎの旅なもんですから。ちょいと急いでくれませんか?」

 絞り出すような、何かを精一杯抑え込むような低い声で、店主に告げる。
 ……息が詰まるほどの静寂は、レイスが会計を終え店を後にするまで続いた。

◇◆◇
ちょっと短いですが投稿。クールじゃないレイスは珍しい。
レイスの外見的な特徴を追加しました(一章もその編加筆しました)
オリエンタルな顔のイメージです。
セイシェルには勿論、ヴィルサイティス全土でもあまりいない顔立ち、という事で…。
名無しおばさん - Re:エイル編2章 加筆修正 2017/11/16 (Thu) 18:19:34
■セイシェル皇国領内 背景<村>

レイス「クソ……、つまらねえ話聞かせやがって……」

 レイスは麻袋に包まれた荷を小脇に抱えよろず屋を後にすると、大きく溜息をついた。
 普段は滅多にしない作り笑いをしたものだから、頬と広角が釣り上がって引き攣ったまま元に戻らず、一方眉間には深い皺が寄ってしまっていて、なんともちぐはぐな表情になってしまっている。
 レイスは引き攣った頬を摩りつつ、足早にこの村を立ち去ろうとした。

???「――馬鹿にするのも大概にしな! そんな取引には応じないよ!」
 
 聞き覚えのある怒号が、レイスの耳に突き刺さる。
 先ほどすれ違った赤髪の少女とロバを、これまたレイスがこの村に到着した際に見かけた冒険者くずれの輩共が挑発的な目つきと嘲笑を浮かべ取り囲んでいた。
 しかし少女は少女で少しも怖気づいた様子はなく、毅然とした様子で相手を睨み返している。

冒険者くずれA「そんなデカい声出すなって。こっちはお嬢ちゃんに品物を売って欲しいって頼んでるだけなんだからさ」

???「自分で打った剣を三振り十ゴールドでなら買ってやるなんて戯言にヘラヘラ応じてやる程、アタシは卑屈じゃないんでね!」

冒険者くずれB「鈍らなベルニア人の打った剣には、ピッタリの値段だと思うがな……」

 他の輩の一人が発した暴言に便乗するかのように、下品な嘲笑と失笑が飛び交う。少女はカッと顔を赤くし、鉛色の瞳を見開いた。

???「はんっ! 良い大人の癖して礼儀もなってなけりゃ、物の価値も判らないときたもんだ! 
ベルニア人が鈍らだってんならアンタ達は物知らずのめくら同然さ! 武器の目利きすら満足に出来ないなら冒険者なんてとっとと辞めちまえ!」
 
 胸を反らして啖呵を切った少女のその余りの口の悪さと威勢の良さを目の当たりにしてレイスはニヤリと口角を上げる。
 同時に相手方の顔色はガラリと変わり、一気に空気が張り詰めたことも察知したが、レイスは面倒事には関知しない、と己に言い聞かせるように距離を取りながら脇を通り過ぎようとした。

冒険者くずれC「……てめぇ、ガキのままごとに付き合ってやろうと思ったらクソ生意気な事抜かしやがって……!」

 輩の中で一番強そうな男がとうとう抜刀した。
 これまで遠巻きに事の顛末を見ていた村人達は悲鳴を上げ、慌てて建物の中に駆け込んでいった。

???「こちとら端からままごとのつもりで商売してないのさ!」

 少女も腰に下げていた小型の斧を手早く取り身構えた。斧の刃には美しい尾長の鳥の彫金が施されている。
 レイスは目を見開き少女の斧と自身の愛刀を交互に見た。その刃模様は、友から貰ったレイスの愛刀――シャルトスに施されたそれと瓜二つだった。

レイス「”自分で打った”剣……? アレも、まさか……?」

 少女は気合を込め斧の刃を煌めかせ大きく振りかぶった――が。

???「っ?!」

 余りにも多勢に無勢だった。最初に抜刀した男の脇から別の男が素早く一歩踏み出し、剣の鞘で少女の胴を薙いだ。
 短い呻き声を上げ、少女はその場に膝を折る。それでも輩共は気が済まないのか崩れた少女の短い髪を掴み、その場に乱暴に突き飛ばし、少女の担いでいた荷を奪った。
 怯えたように耳を寝かせすっかり腰が引けてしまったロバの手綱も乱暴に引っ張っていく。

冒険者くずれA「コイツは俺たちが全部買ってやる。……全部売れて良かったな、お嬢ちゃん!」

???「ま、待……」

 嘲り笑いと十ゴールドにも満たない小銭を投げつけられて尚も、少女は荷とロバを取り返そうとよろよろと立ち上がる。
 レイスは拳を握り締めた。輩共に再び立ち向かおうとする少女の肩をぽん、と叩き、足元に落ちていた小石を拾い上げ、立ち去ろうとする輩共の背中めがけて思い切り投げつけた!

冒険者くずれA「?! な、なんだっ」

 輩共が一斉に振り返る。相手が状況を飲み込むより先にレイスは無言で彼らとの間合いを詰め、輩共に冷たい一瞥をくれてやりながら男の顔面に拳を叩き込んだ。
 男は仰け反るように地べたに倒れ、転がる。男の仲間はようやく状況を察知したのか一斉にレイスを睨みつけた。

冒険者くずれB「テメェ、どっから沸いてきやがった!」

 レイスは何も答えず、今度は無理やり少女の腕を引っ張り村の入口まで全速力で駆けた。「マーガレット…!」と少女が掠れた声で叫んだが足は止めなかった。

レイス「お前、まだ走れるか?」

???「あ……。まぁ、それなりに、は……」

 少女の翻ったポンチョの隙間から、拵えの良い革鎧がちらりと見えた。レイスはそれを見て安堵したかのように小さく息を漏らす。

レイス「ならいい。お前の荷物もロバも俺が必ず取り返してやる。だから一つ頼まれごとをしろ」

 少女の否応も聞かずにレイスはソフィアに頼まれていた荷物を少女に押し付けた。

レイス「村の近くにある一番でけえ林ん中で俺の連れが休んでいる。派手な銀髪の男とお前と同い年くらいの女だ。そいつらに荷物を渡してラニアで落ち合うと伝えろ。それだけ言えば伝わる。
……そいつらに事情を話せばお前の事も悪いようには扱わねえ。だからそいつらと暫く一緒にいろ。いいな?」

???「あ、あんたは……」

レイス「約束は守ってやる。さっさと行け!」

 レイスは少女に背を向ける。暫しの間はあったが、少女の駆ける足音はだんだんと遠ざかっていった。
 少女がいなくなった所で、レイスは愛刀シャルトスを鞘から引き抜き、構える。
 怒りに顔を歪ませた輩どもが各々武器を手に取り、レイスを追いかけてきた。その数は七人。

冒険者くずれC「追いついたぞ……途中からしゃしゃり出てきやがって。
テメェ何モンだ?! たった一人で俺たちに勝てるとでも思ってんのか?」

 数に圧されても、レイスは不敵な表情を崩さない。

レイス「物の価値も判らねえボンクラ共に、名乗ってやる名前なんてねえよ。
……今日は胸糞悪いもん見聞きしてイラついてんだ。憂さ晴らしに付き合ってくれねえか? なぁ?」

 レイスの鋭い眼光と、シャルトスに施された尾長の鳥の意匠は、爛々と煌めいていた。

◇◆◇
前のエイル編と比べるとシアちゃんがかなりキャラ変わりしたと思います。
一部差別用語を用いましたが、商業ではないのでギリギリ大丈夫だろう、と判断しました。でも不快になったらごめん。
あとおばさんはそれに当てはまる人を差別する感性は持っていません。念のため。
名無しおばさん - Re:エイル編2章 加筆修正 2017/11/20 (Mon) 20:41:38
■セイシェル皇国領内 背景<森林>

ソフィア「ねえ、エイル……レイスと約束した二刻半まであと少し猶予があるけど……彼にしては、戻ってくるのが遅いと思わない?」

 野営の支度も愛馬であるマーガレットの世話も武具の手入れも終え、すっかり手持ち無沙汰になってしまったソフィアはエイルの横に腰掛け、自分の長く豊かな髪を編んでは解き、編んでは解きを繰り返しつつ、エイルに尋ねる。
 そわそわと落ち着かないソフィアに対し、エイルは背筋を伸ばし彼女の傍らに腰かけている。

エイル「レイスはあれで用心深い面があるからな。粗悪品を掴まされないように吟味しているのかも知れない」

ソフィア「そうかしら……。いつもならそれこそ一刻も早く戻ってきそうなものだけど……。もしかして、彼の身に何か」

 ソフィアが言いかけた所でエイルはその青い瞳を鋭く光らせる。そして自分の唇に人差し指を当てた。

エイル「……誰かが、こちらに向かってきている。……だけど、レイスじゃない」

 ソフィアが顔を強ばらせた。二人は傍らに置いてあった剣を手に取りマーガレットを死角となりそうな場所に隠し手頃な木の裏側に回り込んだ。
 ざざざ、と雑木林の落ち葉と土を踏み鳴らす音がだんだん近づいてくる。それも、かなり速い。

エイル「相手は多分一人だ。……だけど油断は出来ない」

 ソフィアが頷き返す。剣を握る手に力が入った。
 足音はもうすぐそこにまで迫ってきた。今だ、とエイルとソフィアは木の陰から素早く躍り出て剣を突き出した!

???「ひゃっ!?」

 足音の主とおぼしきその人物はすんでのところで一歩後ろに飛び退いたが、やや湿った落ち葉と土に足元を取られその場に尻餅をついた。

ソフィア「! 貴方は……」

 エイルとソフィアは顔を見合わせ、すぐさま相手は自分達を追い回しているラニアの傭兵とは無関係だと察知した。
 音の主は炎めいた赤髪の少女だった。いてて…、と腰を摩りながらも大事そうに抱えていた荷だけは手放さない。

???「! アタシと同い年くらいの子と……銀髪!! アンタらが色黒の剣士の男が言ってた人達かい?」

エイル「色黒の剣士…それはレイスの事ですか?」

 エイルは少女を起こすために手を貸しながら尋ねる。

???「そいつの名前は聞いちゃいない。けど、この荷物を林の中にいるアンタらに渡せって言われてさ。
それから、ラニアで落ち合うと伝えろとも言われた。それだけ言えば分かるって……」

 赤髪の少女はそれだけ言ってエイルたちに荷を託し膝を折り蹲った。疲労困憊とばかりに息が荒い。
 エイルとソフィアは再び顔を見合わせた。
 
ソフィア「……あなた、この近くの村でその彼と会ったのよね? 苦しそうな所悪いけれど、村であなたと彼に何があったのか教えてくれる?」

 ソフィアが少女の背中を優しく摩りながら問いかけた。
 ・
 ・
 ・
ソフィア「……そう、そんな事があったのね。女の子になんて酷いことするのかしら!」

 少女が受けた仕打ちを聞きいたソフィアは、それを自分がされた事であるかのように悔しげに顔を歪め、唇を強く噛んだ。

ソフィア「エイル。いくら相手が小物だとは言っても、相手は複数……彼一人では危険だと思うわ。
私はレイスを助けに行きたい……けれど、エイルはどう考えているの?」

 ソフィアは拳を固めエイルに尋ねた。
 エイルは顎に手を添え、瞼をきつく閉じる。そして。

エイル「……このまま、ラニアに……」

ソフィア「!? ……」

エイル「……行くわけないだろ? 
これだけの事情を知って、それでもレイスの言う通りに動く程、私は賢くないんだ」

 エイルの返答に、ソフィアは大きな瞳を輝かせた。

エイル「だけど急ごうにも、私の足では時間が掛かってしまう。ソフィア、私もマーガレットの背に乗せてくれるかい?」

ソフィア「ええ、勿論よ! マーガレット、私とエイル二人までなら頑張れるわよね?」

 当然だ、と言わんばかりにマーガレットは鼻をふかし尾を振った。エイルはありがとう、と微笑み彼女の鼻を優しく撫でる。
 ソフィアは慣れた様子で彼女の背に跨り、続いてエイルもソフィアの後ろに陣取る形でマーガレットの背に跨った。

エイル「……炎の髪のお嬢さん。貴方はここで、なるべく木の陰に隠れて暫く休んでいてください。
二刻経つまでには必ずここに戻ってきます。貴方のマーガレットを連れて」

 エイルがソフィアに目配せをする。ソフィアは頷き手綱をしっかり握り愛馬の腹を軽く蹴った。
 マーガレットは勇ましく嘶き、疾風のように雑木林の駆け出していった。

◇◆◇
結局文章を書き直した所で、どうやってもエイルはこんな台詞回しになるんだな、としみじみ実感しました。
西洋人風貴族系男子だもんね。多少芝居ががってるのはもう仕方ないよね(?)
名無しおばさん - Re: エイル編2章 加筆修正 2017/12/05 (Tue) 01:14:24
■セイシェル皇国領内 背景<村>

冒険者くずれB「へっへへ……ベルニアのガキが打ったって割には、いい代物じゃねえの」

 不躾にも赤髪の少女から乱暴に奪い取った武器の荷を輩共は我が物顔で解き、レイスめがけて無造作に振るってくる。
 使い手には不釣り合いな程、それらのどれもが鋭利であり、優雅にして端麗であった。
 レイスは全ての攻撃をかわしつつ歯噛みした。

レイス「……テメエらみてえな三流以下の使い手にゃ、勿体ねえんだよ、その折角の代物が」

  怒りと軽蔑を込め、レイスは吐き捨てるように言った。

冒険者くずれB「野郎! 粋がるのも大概にしておけよ! テメエもあのガキみてえに叩き潰してやらぁ!!」

レイス「やれるモンなら、やってみやがれってんだ!」

■セイシェル皇国領内 戦闘マップ<村>

 戦闘アニメーション レイスVS傭兵
 
 傭兵Lv.2
 HP25 力5 速さ8 技8 守備4 幸運0 魔防0 体格9 移動5
 所持品:カトラス(D)

 ・傭兵から先制攻撃 レイスは回避
 ・レイスの攻撃 レイスはシャルトス装備でクリティカルを決め傭兵を撃破
 ※命中率・回避率・必殺率など無関係にこの先頭ではレイスが必ずクリティカルで敵を撃破する
 ※経験値は入らないがシャルトスの使用回数も減らない

 『カトラスを手に入れた!』

■セイシェル皇国領内 背景<村>

レイス「……さぁ、次はどいつが相手してくれるんだ?」

 レイスは倒れた男から強引にカトラスを奪い取り、右手にシャルトス、左手にカトラスを携えると、輩共にゆらりと詰め寄る。

冒険者くずれC「く、くそ……!」

 輩共はたじろぎつつも半ば自棄になったのか、その中の一人が尾長の鳥の意匠が施された長剣を構え前に踏み出た。相手方の中では最も強そうな男だった。
 長剣の、紅蓮の波打つ刀身は激しく燃え上がる炎を連想させる。同時に、一振りで命の全てを刈り取ってしまう力強が見て取れた。
 レイスの顔が一瞬強張る。まともに受けてしまえば、剣もレイス自身もひとたまりもない。
 先に間合いに入った男の長剣が、高々と振り上げられる。レイスは己を奮い立たせるように両手に持った剣を強く握り直し、身構えた。

???「――レイス! 下がるんだ!」

レイス「!?」

 聞き覚えのある声に、レイスは咄嗟に半歩飛び退いた。男の脇と鼻先を、鋭い何かが数本掠めていった。その拍子に男はよろけ、その場で膝をつく。

レイス「! 矢だと……!?」

 レイスは目を見開き、声のした方をハッと見上げた。
 白い愛馬を巧みに操り疾風の勢いで駆けてくる少女騎士と、その後ろで銀髪の貴公子が矢を番えた弓を構えていた。

レイス「エイル! ソフィア!」

 ソフィアが輩共を蹴散らす勢いで愛馬をジグザグに走らせ、エイルはその不安定な体勢をものともしていないかのように、輩共の足元目掛けて矢を立て続けに放ち動きを牽制する。
 ひとしきりその場を掻き乱すと、ソフィアは愛馬を旋回させレイスの傍に駆け寄る。

エイル「……大した怪我は、していないようだね」

 エイルが静かに馬上から降り立ち、レイスの隣に並んだ。

レイス「……赤い髪の女には会わなかったのか?」

エイル「会ったさ。事情も聞かせて貰った。彼女には林の中で休んで貰っている」

レイス「だったら何でここに来た」

エイル「私はレイスに小言を言われるのも怒られるのも好きなんだ」

レイス「気色悪い事言うんじゃねえ。 ……まぁ来ちまったもんは仕方ねえ。とっとと片付けるか!」

■戦闘開始!

勝利条件:敵全滅もしくは盗賊の撃破
敗北条件:エイルの死亡もしくは盗賊の戦線離脱

敵:盗賊×1 冒険者×3 傭兵×2
ドロップアイテム:フランベルジェ 鉄の斧 赤の宝玉

ボス:盗賊Lv.4
HP18 力5 速さ10 技4 守備2 幸運4 魔防0 体格6 移動6
所持品:鉄の剣 ★少女の荷物

■戦闘開始直後の会話 戦闘マップ<村>

 ・盗賊にカーソル移る

ソフィア「……あの子の大事な荷物とロバを連れてるのはアイツね。逃げ切られてしまう前に何とかなくちゃ……。
エイル。私がアイツを追いかけて、あの子のマーガレットを助け出してみせるわ!」

 ・傭兵にカーソル移る

レイス「なぁ、エイル。お前が最初に矢をけしかけてすっ転ばせたヤツがいるだろ? あの男は自分の身の丈に合わない武器を振るって得意気になってる大馬鹿野郎だ。
俺でさえ使いこなせるか解らねえ代物を、あんなヤツが持ってるのは気に食わねえ。アレも元はあの赤い髪の女の持ちモンだ。無理強いはしねえが、取り返すのに一丁付き合ってくれねえか?」

■戦闘中の会話 戦闘マップ<村>

 ソフィア・レイス隣接時

ソフィア「レイス。エイルとは仲直り出来た?」

レイス「仲直りだぁ? そんなメンドクセェ事しなくても、俺とエイルはどうとでもなるんだ」

ソフィア「あら、貴方たちがいくら仲良しでもこういう事はちゃんとお話しなきゃ駄目よ?」

レイス「うるせえ。まず自分のやる事やってから物を言え。オラ、お前はあっちだ。さっさと行け」

ソフィア「ふふふ、了解! ”おにいさま”!」

◇◆◇
多分このパートが一番変わってるかと思います。
兄貴だって、イジられる時もある。あと「大概にしろ」って確か方言ですよね。
次回ようやくエピローグです(多分)
民家訪問会話とか盗賊離脱時のセリフはおいおい追加していく予定です。あくまで予定w
文章違和感あるとこ見つけたらそっちも随時修正していきます。
名無しおばさん - Re: エイル編2章 加筆修正 2019/04/19 (Fri) 16:07:37
■エピローグ

■セイシェル皇国領内 背景<村>

 刃と刃がぶつかり合う音が、騎馬の嘶きが、全ての喧騒が水を打ったかのように静かになると、息を殺し門戸を閉め切っていた村人達が、外の様子を伺おうと民家の小窓をそっと開け顔をのぞかせる。
 小窓から様子を伺っていた誰かとエイルの目が一瞬合った――かと思うと慌てたように小窓が閉じられた。

エイル「……ソフィア。君は先に行って彼女にマーガレットの無事を伝えてあげてくれ」

 ソフィアは何も言わず頷き、手綱を繰って愛馬を走らせた。

エイル「行こう」

 エイルは外套を翻し踵を返す。
 レイスはロバのマーガレットの手綱を引っ張り、二人は足早にその場を後にした。

■セイシェル皇国領内 背景<平地>

エイル「レイス」

エイル「さっきは悪かった。君の言っている事は正しかったのに……本当、ごめん」

レイス「過ぎた事はいい。別に気にしちゃいねえ。……まぁ、俺も大人げなかった。お前の気も知らねえで……悪かったな」

エイル「君からそういう言葉を聞くとは、意外だな」

レイス「お前な、俺だってたまには……」

エイル「冗談だ。これからも君の力を貸して欲しい。また相談に乗ってくれるかい?」

レイス「言われなくても端からそのつもりだ」

エイル「ありがとう。さ、急ごう。二人が待っている」
 
■セイシェル皇国領内 背景<森林>

ソフィア「お帰りなさい、エイル、レイス。それに、マーガレットも!」

野営地に戻ってきたエイルたちをソフィアが出迎えた。

???「マーガレット! 無事で…本当に良かった」

 ソフィアの後ろから様子を窺うように赤髪の少女がひょっこり顔を出す。
 少女はレイスに連れられた相棒――マーガレットの姿を見るや強張った表情が解け、その首に抱きついた。マーガレットもまた少女との再会を喜ぶかのように鼻を擦り付けた。

???「ありがとう。本当に、なんて礼を言っていいやら……」

レイス「礼なんざどうでもいい。まともに商売したけりゃ、次からはもうちっと物言いやらやり方やら考えるこった」

 レイスのぶっきらぼうな言い草に少女は顔を赤くした。

???「な、なんでアンタに説教されなきゃならないんだよっ!」

レイス「目に余ったからだ。どれだけいいモン取り扱ってても、売り手がこれじゃ宝の持ち腐れってもんだ」

???「何っ!?」

エイル「すみません、お嬢さん。伝わり難いとは思いますが、これでも彼は貴女を心配しているのです」

エイルがレイスと少女の間を割って入った。

エイル「それよりも、貴方は商いをなさっているのですか?」

???「あ……、あぁ! そうとも!」

 少女は肩の力を抜くと、背筋を伸ばし胸を張ってエイルに自信ありげな顔をして見せた。
 
???「武器や薬だけじゃない。保存食や菓子、異国の衣装、宝飾品に化粧品……なんでも取り揃えてるよ!」

 その華やかで心躍る単語に瞳を輝かせるソフィアを見て、エイルは小さく笑った。

エイル「それはとても素敵ですね。では、貴方の力を見込んで一つ相談があるのですが」

レイス「おい、エイル。誰彼構わずペラペラ喋るな」

エイル「誰にでものつもりは無いさ。君が回り道をしてでも助けて気に掛けた人だ。信用したいし、信用できる。
……聞いてくれますか? お嬢さん」

???「アンタらはマーガレットを助けてくれたんだ。アタシで力になれそうな事なら聞かせてくれ」

 頷き合う二人を交互に見て、レイスは決まりが悪そうに後ろ頭を掻いた。



???「……話は分かった。見るからに金持ちそうなヤツらが野宿の支度なんてしてるもんだから、何かワケありだろうとは思ってたけど……」

エイル「はい。今回はどうにか物資を調達出来ましたが、それも最低限。
旅慣れぬ身故、この状況には難儀しています。貴方のような方にお力添えいただければ心強いのですが……」

???「……よし、分かった。いいよ。協力する」

 少女は膝を打って言った。

エイル「! ありがとうございます!」

???「でもどっちみち、今のままじゃ駄目だ。アタシが手を貸したところでまた狙われて、その繰り返しさ」

ソフィア「どうして?」

 そりゃあ、と少女はエイルたちを一瞥する。

???「珍しい銀髪でオマケに二枚目。お供には白馬の女騎士と色黒で強面の剣士。身なりもいいし、アンタらは自分で自分の事をどう思ってるか知らないけど、目立ち過ぎなんだよ。
相手方にはどうせ顔も割れちまってるだろうしさ。ここは上手く隠れていかないと」

エイル「隠れるとは……」

???「言ったろ? 異国の衣装に化粧品に……なんでも取り揃えてるって。一丁アタシに任せておくれよ」

 少女は不敵な笑みを浮かべて見せた。

???「あ! それと。お嬢さんってのは勘弁してよ。
アタシの名前はシアっていうんだ。改めてよろしく頼むよ、エイルさん!」

つづく

◇◇◇

に、二年ぶりの投稿……(;゚Д゚)
平成が終わる前になんとか2章の大筋を書くことができました。細かい会話とかは、またいつか……。
エイルとレイスが対等な親友であるということが表現できたと思います。
シアも性格を大幅に変えた事で、ソフィアとの区別がしやすくなりました。こっちのキャラの方が私は好きです。
あと地の文は減らしました。書かれていないところとかは読んでくれてる人の想像力にある程度委ねようと思いました。
これからも書ける間は時間かかってでも書いていきたいです。がんばるぞー。
mm - Re: エイル編2章 加筆修正 2019/04/20 (Sat) 13:40:39
お久しぶりでーす。
いえ、まあ、私も色々と止まっているので…お互いさまという事で。平成の内に使途編5章は投稿したいところ…

それはともかく。

やったあああ!更新だあああ!
やっぱレイスニキはいいぞ。基本ツンデレ保護者。割と誰に対してもこうなの?いや気に入った相手にだけだからさあ!
ぶっきらぼうないいひと男子とか大好物。
相手のダメな所を見つけると指摘せざる得ない…イイ人だ…

シアさん頼りになるなア。
このパーティに足りない人材を補う感じ。凄いイイよぉ。頼りになる仲間だー

というかエイル一行よ、そんな小ぎれいな格好で旅を……?
敵さんは敵さんで見つけやすすぎて困惑してたのかもしれない。
スマホおばさん - Re: Re: エイル編2章 加筆修正 2019/04/23 (Tue) 00:47:28
イエーイ、おひさしー!
年齢のせいにはしたくないけど、お年頃になると色々あってね…

それはそうと!
読んでくれてありがとでーす!
人との接し方はちょっと不器用だけど頼れる兄貴肌ってのはいいよね!
シアネキは時代劇の再放送観ながらキャラ考えました笑
セイシェル組はセイシェル以外のことはあまり知らないので、そういう部分も助けてくれるキャラになって貰いたいです。
レイスニキもシアネキも他の人からの提供キャラだけど、なかなか渋く表現できてるなーと自画自賛してます笑

エイル一行の服装は、上流階級の人々なので地味にしてるつもりでも全然地味になってなかった!っていうやつです。
野暮ったい服着てもパリッとした佇まいになる人って、現実にもいますよね笑

そして5章!楽しみにまってりゅううううっ!
平成最後の楽しみっ!笑
あんみつ - Re: エイル編2章 加筆修正 2019/04/26 (Fri) 16:44:35
おひさしぶりでーす(というか遅くなりましてすみません)
サボり具合なら私もそうとうなもんなのでもう……

シアさんが頼れる姉さんに!
好きです、姉御肌ですごくいいですね。
賑やかな旅になりそうです。

>上流階級の人々なので地味にしてるつもりでも全然地味になってなかった!
多分、庶民は麻の服とか着てるのに上等な布の服着てるとか周りに比べて背筋が伸びて立ち姿が格好良いとかそういう……?
シア姉さんの手腕でどう変身するのかちょっとwktkしてます(笑)
スマホおばさん - Re: Re: エイル編2章 加筆修正 2019/05/01 (Wed) 13:52:58
>あんみつさん

イェイ、ハッピー令和!感想ありがとです!!
ま、まあみんなゆっくり書いていきましょ!(震え声)

シアネキは時代劇に出てくる勝気で活きの良い姐さん的なイメージで書きました。
立ち回りはちょっと不器用な印象ですが、その辺もちょっとずつ成長していくかも…?
返信したエイル一行は…ふっふっふ。乞うご期待です笑

>周りに比べて背筋が伸びて立ち姿が格好良いとかそういう……?
そういうやつです。立ち居振る舞いなんかはかなり意識しないと崩せないでしょうし。
上級国民だから多分肌とか髪とかもツヤツヤなんでしょう。
う、羨ましい…。
mm

みんなで作る新編オムニバス

0 2017/04/14 (Fri) 12:15:38
お世話になっております。

この企画はみんなで作るオムニバスFEストーリーこと、通称オムニバスFEの続編を作ってしまおうという企画です。
あの時できなかった事とか、今やりたい事をやろう。みんなで。

この企画ではオムニバス形式で一人一編書き、それぞれの物語が合流して統合編になる事、を想定しております。各編4~5章ぐらいを想定しております。
統合編に関してもそんなに長くない感じで、長くても7章ぐらいではないでしょうか。

おおむねかつての「みんなで作るオムニバスFEストーリー」の形式と同じだと思っていただければ。

やりたい!という方は、参加表明さえしていただければ誰でもウェルカムという事で。
出戻りだろうが何だろうが歓迎です!
新キャラ、新設定は大歓迎します。基本何でもありということで。

FE形式にこだわる必要はありません。書きたい人が好きな形式で書けばいいと思います。
FEのシナリオ形式でも、台本形式でも、小説形式でも、漫画でも。ボイスドラマでもなんでも。


先に世界観及びストーリーを固めて共有してから本編を書きたいです。
共同でも物語を作っていくのであって、誰かが完全な読者の立場にいるわけではない。
なので展開を考えるときは一応相談してください。ダメでも必ず意見か、代案は出します。

設定が飽和しそうになったとしても何とかして私が纏めます。
とりあえず、アイデアという形で簡単な構想を載せたいと思います。

当時参加していなかった私が偉そうなこと言うのもなんですが、精一杯やらせていただきます。

説明文に不備などあれば、ご指摘ください。
・プロット
エイプリルフールからブラッシュアップしたものです。
まず一応こんな感じという事で。仮の物ですが何もない所から作るよりは楽だと思います。
あもちろん、改変も自由です。(改変するほどの内容はないかもしれませんが……)

一応ティーンとアスレアとついでにリフィルは全員生存ルートのつもりです。



:あらすじ
大陸歴910年。

大陸に大きな爪痕を残した戦乱は終わり、人々は平和への道を歩みだしていた。
そんな中、大陸では数々の異変が起きる。


前戦争の英雄、銀の公子エイルの失踪。
各地の権力者の突然死。
蠢く人ならざる人達。
そして、回収された紋章の消失。

それらはすべて始まりに過ぎなかった。



:残滓編

失踪したエイルとそれを追う者達。
大陸で“混沌の残滓”によって起こる怪事件へ立ち向かう。
エイルを追った先で怪事件に遭遇する。
紋章の行方についての捜索。

混沌の残滓を纏い、アムナーフォを振るうエイル。

ソフィアとの再会まで。


:使途編

シャルティエルと残されしアポストルとの闘い。

終章に結局ミケイルとガリアントが出ませんでしたので彼らの決着の話とかどうでしょう?
変身できるアポストルの化けたマクダレーナ(偽)がヒロインとかどうだろう?(ソフィアの偽物でもいいかも)


:神威編

残された竜の記憶。マクダ―ナ無き後の世界の危機について。
神の世界と再びつながるかもしれない。
なぜ世界から竜が姿を消したか。
人器集め。紋章探し。



:平行世界編(外伝)
神の死んだ世界について。
ティーンが過ごした世界のその後。

っていうかシルファどうなったの?
むしろなんでマリュが生きてたの?
紋章はどこへ行ったのか。
この世界はどこへ向かうのか。

などのネタ。

本編というよりは本編を別の角度から見た補完を想定しています。



:統合編

構想上の3+1編をまとめて集大成となる話を。
集う英雄たち。


人器VS紋章
異形なる存在VSラスボス
とかやりたい


※各編はシナリオの都合上、統合するなり、魔改造するなりご自由にご使用ください。

:ラスボス候補
個人的な候補はこんな感じです。


1.復活したマクダレーナ
まあ、復活しないだろうが。
本人ではない?

2.異形なる存在
どうやって倒すの?

3.神の誰か
マクダレーナの対になっていていいんじゃないかと思います。

4.主人公の誰か
それはそれで問題がある気もする。

5.過去の英雄の誰か
実は人間を憎んでいた、人間を憎むようになった。

6. 紋章
人々の願いを受けて生み出された、破滅願望の類などを形にした存在。

7.その他

・個人的には6を推します。


:設定

・混沌の残滓
救われたマクダレーナの晴れる事のなかった憎しみ、大陸に残留した憎しみ。
マクダレーナ自体が個人ではなく、怨念の集合体としてのとしての側面を持っていたが故だろうか。

憎しみや、不安や、怒りといった負の感情を持った存在に取りつく。
取りつかれた場合、負の感情を増大するだけでなく、マクダレーナの持っていた知識を入手できる。
しかし、精神力が弱い場合、知識と感情の増大に耐えられず狂死する事となる。



 とりあえず今のところそういう感じです。




名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/04/14 (Fri) 15:40:44
>mmさん

スレ立てお疲れ様です!
統合編のエピソードで結構忘れてるところ・解ってない所もあるので、スレに何か書くのは物語読んでからにしようと思ったんですが、とりあえず一個だけ質問です。

すっげー細かい事なんですが、本編のラストでエイルは四肢断絶してたと思うんですが新編でのエイルの体調はどんなもんでしょうか?五体満足?
それとも身体に障害を残しつつも、特別な力(負の力)で動けるようになったとかですか?
「このエイル、物理的に失踪する力あるのかなぁ…」思ったんで聞いてみました。
エイルを追っかけてきてくれるのは、セレン様かレイスニキ…かなぁ?

闇雲にレス数増やして申し訳ない><

あとラスボスは6か1がいいと思います。
尽きることのない恨み・辛みが具現化したのがマクダレーナで、マクダレーナはいっぱいいる、マクダレーナはもはや概念…とかどうですかね?

思い出す作業を兼ねて(ちょっとキツイとこもありますが)本編もう一回読んできます。
あちらの世界の設定は、思い出し次第、引き続きエイプリルフールスレに書こうと思います。リンクさせる部分あってもいいんじゃないかと思ってきました。
何か拾えるものあったら拾ってください^^
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/04/14 (Fri) 19:51:39
>名無しおばさん
ありがとうございます!
どんどん書き込んでいただければ私は嬉しいですよ。
“あちらの世界の設定”読み返し共に了解いたしました。お体にお気をつけて。

>エイルの体調について
一応ティーンがエイルを治療している描写があるのでとりあえず手足は治ってる考えてます。(統合編のエンディングからご確認ください)
失踪できるぐらいに元気なのはのは負の感情故に取りつかれた混沌の残滓と、人器の影響ということで。

追いかけていくのはレイスニキと想定してます。セレン姫と一緒に行ってもいいかもしれませんが。

>ラスボス案
併せて考えれば
例えば、マクダレーナの残留思念が紋章に取りつき、肉体を得たマクダレーナよりマクダレーナらしい存在、とかにしてもいいかもしれません。



あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/16 (Sun) 02:45:12
こんばんは。遅くなりましてすみません。
スレッドどうもありがとうございます。
あとWikiの記事更新もどうも有難うございます……!

ラスボス案
個人的に死んだキャラが生き返るのがあまり好きではないのでマクダレーナ復活は…と思ったのですが、
ふと、マクダレーナという存在を希望として見てしまった人が彼女を求めるあまりマクダレーナを名乗るだとかどーかなぁと思いました。
俺が!俺たちが!マクダレーナだ!!みたいな(こわい
1と6の複合に近い感じになるんでしょうか、これ。
マクダレーナがいっぱいいるならラスボスマクダレーナに対抗する善玉のロリマクダレーナとかが味方になるとかも面白いかもしれませんね。
(……よく考えたらこれ暁の女神だ)

>エイルの体調
治療の描写ありましたね。
具体的にどんな感じに治っているかはわかりませんが……
(新しく目や足を作ってつなぎ合わせたような感じなのか、義手のようなものなのか、何かから移植したのか……多分前者)

ラニアのネタも拾いたいですね。
(『暴かれた顔』の後でマクダレーナと繋がっていた大臣にラニアが任されるだろうという話)

自分のために各章のあらすじとか年表とかが必要な気がしてきた今日この頃。
匿名 - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/16 (Sun) 15:32:53
>主人公
シャルティエルしかいないでしょう

>失踪
政府の要人が消えたら、周囲は誘拐を疑うと思いますよ。
真相は失踪だった、なら分かりますが。
エイルが周りに相談しないで、いきなり失踪するとは考えにくいです。
失踪するにそれなりの理由づけがないと、エイルが相談せずに突発的な行動をしてしまうキャラに成り下がるかと

非公式で、冒険者(いかにも正業ではない、裏家業っぽい)シャルティエルが仕事の依頼を受ける。仕事内容は、要人の捜索だった
エイル捜索中に
「神との繋がりを復元できる者」に目覚めていく……

2017/04/01 11:35:44の投稿の「」内容をすべて使うといいかもしれませんね

エイルを捜索部隊が追い、追跡部隊をエイル暗殺部隊(「母の仇」)が追い、暗殺部隊が新型シューター破壊部隊を……
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/16 (Sun) 15:34:44
>あんみつさん
書き込みありがとです。立てちゃいました新スレ。

貴女も、共に戦ってくれるのか……?

>マクダレーナ
ぶっちゃけマクダレーナも神様みたいなもんなんですよねヴィルサイティスにとって。
竜王と女神のつくりし清浄な世界に悪を生んだ悪神、みたいな。
偶像となったマクダレーナというのもありなネタかも。

情勢や将来への不安からマクダレーナをあがめる宗教ができて、その背後に生き残ったアポストルが絡んでいる、とか。
で、活動拠点がラニアなんですよ。大臣を脅迫したりして拠点を用意してる。
みたいな感じもいいかもですよね!

>エイル
少なくとも目は見えてるようで……今回書こうとしているモノ的には普通に歩ける以上は回復していてもらうと都合がいいのですが。
それはそれとして義手義足って言うと……なんかこう、謎なロマン機能を付与したくなるといいますかなんといいますか。

エイルさまの、ロケットパンチ。


年表はスレのどこかに埋もれてましたよね確か。

私は一応マルギット編作ってた頃に、設定をまとめたやつは作りました。
自分用のメモの部分が強かったのとExcelなのでちょっと掲示板に張り付けにくかったので投稿を自粛し、今に至る
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/16 (Sun) 21:54:16
匿名さん>
>エイルは相談なしに失踪したりしない
確かに。
ただ、この辺は”混沌の残滓”が精神に影響を及ぼしていく感じなのかなぁと勝手に思っていました。
具体的にどういう風に影響与えるかっていうのはこれから相談する部分かもしれない……
誘拐された先で洗脳されるとか、異形なる存在をなんとかする方法探していて危ない人たちに目をつけられるとか
マクダレーナ教団というものが爆誕していたらそれを調べていてというものあるのかも。
どうも事件に巻き込まれた系のネタばかり思い浮かんでしまう。

エイプリルフールの記事を読むと

「あの異形なる存在は、再び脅威となる」
「エイルが封印されていた槍ともに姿を消した?」
「新型シューター、サイクロン」

という流れになっているので、もしかしたら異形なる存在(ソフィア)を打ち落とす兵器として新型シューターが出てくるってこともあるのかもしれないですね。
(ただの私の考えです)
なので

エイル←捜索隊←母の仇の人←新型シューター破壊部隊

ではなく

エイル(新型シューター破壊部隊?)←捜索隊←母の仇の人

なのかなぁ、と。
ただ本当に異形なる存在を打ち落とすのを止めようとして槍持ち出したんだとしたらただの脳筋なのでこれはエイルじゃないですね……
そもそも、槍使いでないエイルが”世界を作り替える力を持つとされる”アムナーフォをわざわざ持ち出したんだとしたら、これ破壊が目的じゃないな……
返信していたはずがまた別の部分の所にはまってしまいました。。。


mmさん>
>エイルさまのロケットパンチ
ギャグにしていいなら見たいような気も……いや、やっぱダメだ。
旧アニメ版鋼の錬金術師の劇場版のシャンバラを征く者では、義手の紐引っ張ると一時的に性能アップ(ただし壊れる)とかありましたね。
原作では膝にカルバリン砲仕込んでる女の子いましたし義手義足はロマンがいっぱいです。
手が飛んでいくタイプだと思いっきりギャグですが、パンチの瞬間だけ手首が勢いよく飛び出すっていうタイプでロケットパンチと言い張る人も世の中にはいます。
#よくこんなくだらないことで長々と書いたな

年表はこっちでもメモ作ってみます
匿名 - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/17 (Mon) 00:43:47
>新型シューターで異形なる存在を打ち落とす
それですね。
いいと思います。

エイルや異形なる存在の真相を知っている人は、シューター作戦には反対でしょう。危険だと考えると思います。
(地上に墜落したら危険なのだから、ソフィアは高度を保っているのですよね?)
シューター作戦を推進する勢力(あえてここでは、サイクロンズと呼びますが)と意見が衝突しそうですね。

上空を飛び回る異形なる存在を見て、民衆や貴族たちはサイクロンズを支持する。
異形なる存在は危険ではない、と主張するエイルたちが会議の場で端に追いやられていく。
サイクロンズは、戦争の英雄たちが妬ましい。排除したい。
エイルの仲間たちを、無実の罪で殺す、幽閉する
槍と一緒にエイルが消える
生き残った者が、シャルティエルにエイルの捜索を依頼する

>アムナーフォ
最初から決めなくてもいいかもしれませんね。書いていくうちにわかるかもしれません。
槍に世界を作り替える力があるのなら、「神との繋がりを復元できる者」たるシャルティエルが手にしたら、どうなるでしょうかね?
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/17 (Mon) 03:23:50
>匿名さん
書き込みありがとうございます。お久しぶり?初めまして?まあ、できれば名前出してくれれば嬉しいです。

主人公の一人がシャルティエルであることには賛成ですね。
ただそれ一本の筋にはしませんが。今回オムニバス形式なのでもう一人二人。

新編オムニバス調整のシャルティエルプロフもそのうち…って事でしょうかね。


>あんみつさん
銀の公子エイル・ゲルブライトは改造人間である!
とか。

>エイプリルフールネタ

あの時点でまとまっていたことをネタにしただけなので…エイプリルフールだからいいかなって思って。
スレ立てに当たって改めて設定の整理しましたし、アレのセリフ全てを使う必要性はどこにも…
というかみんなで作る物語とした時点でまた別の物語になったと考えています。

とりあえず、エイプリルフールネタの解説を作る事とします。


>エイル失踪
これは確かに。失念していました。誘拐の可能性もあるのは分かります。
まあ、でも抵抗した痕跡がないとか、痕跡で分かったりしませんかね?
何より神託という便利な物があるので周りから見る分には正直問題なしとも思うのです。
私は目覚めたリフィルと相談した。という風に考えてますが(ラール・ネメロ入手ルートの世界戦と考えてます)


>アムナーフォ
エイルが持ち出した理由は簡単です、異形なる存在の消滅+ソフィアを取り戻すためです。混沌の残滓の影響で振るう事が出来るってことで。
エイル的には人器7つ全部集めるつもりでしょう。それで紋章が生み出したものに、拮抗できるかもしれない。
アムナーフォ並びに人器の設定はwikiの“マルギット編設定資料集2”をご覧ください。

メタな事を言うとマルギットの死のきっかけになった槍でエイルがソフィアを救う、とかロマンがありません?

シャルティエルの手に渡ると……正直、設定が固まってないのでなんとも。
神の世界と繋げる事が使命ならつなげる一助にはなるでしょうね。レドーサのほうが合う気がしますが。

人器は人間にしか使えない武器なので、彼の設定次第でかかわり方が変わってくるでしょうね。


>サイクロンズ
……あの、私の想定していサイクロン、高機動型シューターの試作品で非武装の補給用なんですが。まあ、それはともかく。

シューターの技術を最も持っている国の皇帝となったアスレアが許すの?
エイルの味方をしてくれるであろう勢力はそこまで議会で弱いのか?
そも、議会って何?
撃ち落とせるほどの威力のシューターって作れるの?
戦後ですし、いくら不安でもそんなことやってる暇と資金と物資はどこから?
などの疑問が……


撃ち落とすと危ないとかそんなこと言いだしたら、ソフィアはソフィアでさっさと異形なる存在を軟着陸させるなり、星の海原に飛び出せばいいじゃんというツッコミが。これはほぼセルフですけどね。
なぜそれが出来ないかを考える必要があるかもしれませんね。
個人的には未練という名の乙女心一票。


>最初から決めなくてもいいかもしれませんね。書いていくうちにわかるかもしれません
その考え方は今回私は大っぴらに赦すつもりはないです。別に心の中で思っておく分にはいいですけど。
それで結構ボロボロになってましたよね、オムニバススレ。
重要なところは初めに決めていきましょう。それが今回の趣旨です。





名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/17 (Mon) 16:45:05
本編少し読めたので意見投下。設定見落としとかあったらごめんなさい。
エイルの四肢は戻っているいう設定、了解しました。
あれを5年で元通りに出来たティーンすげえ…!ブラックジャック…!(??)

ロケットパンチエイルで何故かロックマンが連想されました。
個人的には義足の貴公子の方が燃えます。つっかえて歩きながらも大事な友人(ソフィア)を取り戻すために動くエイル…という演出があったらいいなぁ…というおばさんの妄想であり希望です。その部分に武器は着いていてもいいかもしれないですね。
ティーンは思慮深くて真面目で優秀な青年になりましたが多分遊び心も忘れてなさそうなので、治療の段階で義手(義足?)に何かを装填している気がしなくもないです。

>エイル失踪
エンディング読んで「ソフィアソフィアソフィア」みたいに病んでそうに(わたしには)見えたので、自発的にいなくなったというのも無しじゃないと思いました。
あとは相談していても、エイルは周りの人間よりも理想主義(というよりロマンチスト?)なので、取り合ってもらえ無かった→旅に出ます→捜索 という可能性もあると思います。

(エイルが振り切れて冷徹な公人になる設定もあったんですが、それは彼がもっと年取ってからの話ということにします)

>サイクロン
サイクロンは武器の一個って認識でOKなんですよね?一応確認です。
もしこの兵器を異形なるものに使うという話があるのだとすれば、アスレア様が推進派でエイルは反対派のような気がします。
アスレアはそれの正体もエイルの心中も察してはいるけど、本当にソフィアなのかもどうかも分からないもの(と大衆に思われているもの)を見過ごすよりは、何かしらの驚異であるならば討ち取ってしまった方がいいし、そっちの方が諸侯や民衆からの支持も得られるし大衆が纏まる!くらいは考えそうなので。
エイルからすればソフィアは本当に大事な友人ですが、アスレア様や他の人からすればソフィアはかつて共闘した戦士の一人くらいの立ち位置でしょうし…。
あとエイルとアスレアは根本的に反りが合わなさそうなので政治の場面では特に対立してそうなので↑みたいに考えました。
議会は各国の政治の擦り合せの場を定期的に設けているのかなーと推測しています。

>ソフィアが大陸を離れない理由
基本はエイル命でしょうし、乙女の未練ってことで違和感無いと思います。墜落しないのは理性が働いているからかな。
そうなるとクロノトリガーの黒の夢(分かります…?)みたいに鎖で繋がってふわふわしてるものをイメージしました。
もし動けるものなら、各地を飛び回って未練が溢れる度に涙を流していて(厄災(アポストル?)を産み落としてる)その落っこちた涙(厄災)の拠点が再びラニアになってる…とか。
ラニアは敵を惹きつける魅力があるようだ…!

>ラスボス
俺が!俺たちが!マクダレーナだ!!→朝一気に眠気が覚めたパワーワードでした。好き。
ミケイルやガリアントのようなアポストルの残党や彼女を支持していた人間がマクダレーナを名乗ってるのかもしれません。マルギット編でマクダレーナ様は頭良くて人望もあったのでそういう人がいても自然だと思います。

異形なるもの=ソフィアで、もしも彼女の未練がアポストルを産み落としてるとするならば、産み落とされたアポストルが全員マクダレーナと瓜二つだった…とかどうでしょう。
好きな人に会いたい一心が、皮肉にもソフィアの一番嫌いな女の姿になって下界に降臨していた…っていうのは流石に可哀想?
異形なるもの(ソフィア)がそういう力を持ったのは、炎の紋章のが異形なるものの心に反応・共鳴してそういう力を引き出したからってのはどうですか?(5個集結した紋章って、浮き上がってきた終章の決戦舞台に置いてきたまんま、でした・・・よね・・・?)

>シャルティエル
平民で、前の戦争に関与してないので本編にどう絡めるか難しそうですね。
人器や炎の紋章を研究する学者の一人だとか、人器を作った祖の末裔で何か訳あって人器を回収しようとしていて、その手段として冒険者をしているとか…思いついたのはそんな所でした。
特殊な力を嫌うという性質をそのまま受け継ぐなら、神と人と繋ぐ存在でありつつも「変な力があるから!世の中ややこしくなるのよ!」という感じで神との接点を切り離したいという願望も持っているのかもしれません。

あ。黒幕や敵に人器で対抗しようとしたり救済しようとするのは(わたしは)人の力も神に負けないくらいホントは強い!って設定が好きなので、いいと思います。

>母のカタキ
これはエイル編に名前だけ登場したジュリア(クーデター起した女公爵の幼い愛娘)ですかね?
もしそうなら、この母娘の設定をエイル編書き直しにあたって少し掘り下げたので、必要なら提示ます。と言っても大したものではないですけど・・・^^;

何か拾えるところがあったら参考にしてください。拾えるところ、あるとええなぁ…。

>それで結構ボロボロになってましたよね、オムニバススレ。
すまんかった。正直引くくらいスレ伸びた事にわたしがドン引いてしまいました。
本当に面目なかった。月並みだけどいろんな事考えさせられましたわ。
歴代の似たスレみたいにそこそこどうにかなると思ってたんだよ・・・もうホントにごめん。

>重要なところは初めに決めていきましょう。それが今回の趣旨です。
書いていく内にわかる事もあるにはありますが、絶対に抑えておかなきゃならねえポイントは明確にしておた方がいいですね。
ネタバレ・ネタ開示も楽しんでの「みんなで”創作”するスレ」だと思っています。

長々と失礼しました。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/17 (Mon) 23:41:43
>新型シューター
ごめんなさい。
てっきりサイクロンはタイフーンを更に強化・改良したものだと思っていました。
異形なる存在が人々の脅威として見られた時、こちらから先制攻撃をして自分の身を守ろうという考えが出るのはごく自然かなーと思ったのもあって上のように。
サイクロンズ勢力があるからこそエイルが性急に行動せざるを得なくなったという理由づけになるので個人的にはありかなと思います。
シューターの威力に関してはサクロンズに人器とらせて(のちに主人公陣営が回収)それを利用させるとかでなんとかなるかなと。
たとえその人器が弓でなかったとしても、何かを飛ばせるならシューターという理論です(おい
すでに人器をどういう風に出すかとかイメージあるかもしれませんが一案として挙げておきます。

>エイルの仲間たちを、無実の罪で殺す、幽閉する
元スレの参加者が全員参加ではない以上作者さん不在のキャラを殺すのは反対です。
なのでそこはティーンが頑張るとかでなんとか死者はでない方向がいいなぁと。
もしくはモブキャラに死んでいただくか……
とりあえず、了承なしに殺すのはダメとかそういうルールが個人的に欲しいです。
(でも全滅ルートは一周回っていいような気もしてきた今日この頃…いややっぱゲーム的に駄目だ)
自分のキャラが酷い目に遭うのが嫌だって意味ではないので必要なら考えます。

>異形なる存在を上げたり下げたりできない理由
終章読んでいると永遠6でマクダレーナが
「一緒に太陽にぶつかって、全てを終わらせましょう」
とエイルに言ったと言っています。
「苦しみしかないこの世界全てを消すの」とも。
また、永遠9ではティーンが
「下降を始めている……!
このままでは地面に激突するっ!
この『異 形 な る 存 在』が爆発したら、地上は木っ端微塵だ!」
と発言しているのでどうやらこの異形なる存在は爆発物であり、しかも星の海にいくと世界もろとも太陽に突っ込む設計になっているっぽいので
未練もあるでしょうが軟着陸も宇宙に飛び出すこともできない一番の理由はこれだと思います。
(マクダレーナさんの技術力がすごすぎるのでサイクロンズの技術力ここから持ってきてもいいのかもしれない……)
あ、永遠2でも少女(ソフィア?)が「お空に行っちゃいけない」って言ってますね。

>ソフィアが大陸を離れない理由
これは乙女心でしょう、間違いない。
上記の発言の数々見ると軟着陸の方が地上への被害が少なそうですが、
まず間違いなくソフィアが無事じゃなさそうなのでエイルと再会できる希望がある限りは生きていたいと思うだろうな、と。

>俺が!俺たちが!マクダレーナだ!!
ネットの画像で見た「俺がガンダムだ!」がずっと脳内に残り続けてこんなことに。でも私も好き。

>炎の紋章
たしかにマクダレーナが手にした5個分は終章内で触れられていない、よう、な……
ということはソフィアと共に空の上ですね。
あるいは紋章の力を爆発させることで神の心臓である太陽?を堕とそうとしたのかもしれません、マクダレーナ。

>重要なところは初めに決めていきましょう。それが今回の趣旨です。
了解しました。
材料だけは最初にそろえて調理方法の裁量は各作家に任せる感じでしょうか。
それでもし執筆中に新たなギミック入れたくなった時には確認・相談と。
以前のオムニバススレはリレー小説みたいなとこがあってゴールも決まってなかったからかなり自由だったと思います。
それが魅力でもある部分だとは思いますが、執筆中にもめるよりはここで決めちゃった方がいいかなと私も思います。


追記
そこまで気にしてないのでスレチ・掲示板の趣旨とかは気にしないで大丈夫ですよ。
書き込みする人あまりいないし。
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/18 (Tue) 01:41:39
この物語のテーマは
人の弱さと向き合う事、かつてできなかったことをやる事
この二つだと思ってます。


>ブラックティーン
あー3年で元に戻してますね。
時系列的に統合編は907年のはずですし。勘違いでしたらすみませんが。


>俺が!俺たちが!マクダレーナだ!!
このマクダレーナ、通信障害を起こしたり、緑色の粒子をまき散らして空から舞い降りてきそうなんじゃが。


>エイル

ヤンデレエイル様かどうかは置いといて、終章では基本的に何もできてないんですよエイル。
マクダレーナを救うことも出来ず、それどころかを四肢をもがれ、ソフィアを失った。

ソフィアを失ったことに加えて何もできなかったという思いが負の感情を増幅させ、混沌の残滓を呼び込んだという感じで。
エイル本人も今度こそは、という思いから進んで身を任せる・・・・・とか


>シャルティエル
仮に人器を知っている設定なら、人器を知っている竜族に育てられた、とかいう設定もありかもしれません。
炎の紋章に関してもサルンガにもくっついているらしいですし
イレギュラーな紋章を持っていたために、過去マクダレーナに狙われたことがあるということにしてもいいかもです。
あるいは海底都市の人間で時を超えるなりコールドスリープで現在によみがえったとかもありかもです。

参戦しなかったのは力がないため何者かに保護されていたとか、その時は目覚めてなかったとか。


>サイクロン
土台から違うシューター、みたいな。まあどのような形であれ一個の武器でしょう。

というか対、異形なる存在決戦兵器はそれはそれであってもいいと思えてきましたが。
個人的には別の名前がいいかなとも思うのです。パーシュパタとか。

アスレア主導はかなり良いと思います。英雄戦争的な雰囲気で。
ん?
異形なる存在を撃ち落とすほどの威力……もしかして完全に木っ端みじんにしてしまえば大陸大丈夫だったりする?
撃ち落とすどころか粉々にするだけの戦力……人器搭載、大いにありですよね。
人器動力搭載型シューター7機が、異形なる存在を狙う。その時、世界は……

そうなるとシューター破壊に来たエイルVSアスレアという構図が作れるかもしれません。

エイル、シャルティエル、アスレアの3勢力でそれぞれの目的のため人器争奪戦が始まるっていうストーリーでもいいかもです。



>異形なる存在
混沌の残滓の発生源としてもありかもですね。そこにあるだけでソフィアの意思とは関係なく災いを招いてしまう。
一部勢力が

まあ、太陽へわざわざ突っ込まなくてもよくない?とも思うのですが。
空に上がれない理由は謎ですね。


>紋章
描写がある部分だけで考えれば、異形なる存在の中にいまだ残留しているとみるのが妥当です。
外部からの悪用も防ぐことができますし。意外と残しておく理はあるんですよね。

ただ、地上に5個以上ある可能性も否定できないっていうか、確かサルンガも紋章でしたよね?



>ジュリア
yes!マリーアン様の娘ですね。「エイル公子は母の仇は」彼女のセリフとして考えてました。
恨んでいるかは不明ですが、エイルに対して思うところはあるでしょう

新・エイル編での掘り下げ、楽しみにしております。


>>重要なところは初めに決めていきましょう。それが今回の趣旨です。
理解感謝します。共同で創作することを楽しみましょう。

追記
実際、こうやって投げかけててみましたが、皆様と意見を交わしましたが話がどんどん良くなっていくのを感じます。

>書いていく内にわかる事もあるにはありますが、絶対に抑えておかなきゃならねえポイントは明確にしておた方がいいですね。
抑えるところは押さえておけば、割と好きに書いても本筋から離れることはなかったりすると思います。
自由に書くためにも、情報を共有していきましょう。

>材料だけは最初にそろえて調理方法の裁量は各作家に任せる感じでしょうか。
>それでもし執筆中に新たなギミック入れたくなった時には確認・相談と。
はい、そのようにしたいと思います。相談すれば一人では思いつかなかったアイデアも出てくるでしょうし。

名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/19 (Wed) 10:47:32
おはようございます。

>俺が!俺たちが!マクダレーナだ!!
元ネタあったんですね…!

>エイル
「例え魂だけになってもやってやる」感が(私は)嫌いじゃなかったんですが、まぁエイルが元に戻った後で後悔しますよね。
魂は頑張ったかも知れませんが、肉体と魂が揃ってこその「人」ですし。
>エイル本人も今度こそは、という思いから進んで身を任せる
特に彼には、できなかった事をやって欲しいですね。
混沌の残滓に魅入られ人器を持ったエイルが、自分の弱さを克服して異形なるものと向き合う(ソフィアを救済する)…こんな感じ?

>サルンガ
あ、あれ…?炎の紋章入りでしたっけ…?
光の石みたいなやつが装填されてますが、あれが紋章の一個ってこと…?他人事な尋ね方でごめん。
セイシェルが海底都市時代から持ってきたもの…という推測はできますね。
(サルンガ初登場と思われる間章読んだけど結構曖昧なところ多いので、きっといつか考察し直して書き直しです)

>紋章
半分が異形なるものの中に安置され、もう半分(半分以上?)はどっかにあるようですね。
サルンガは…もし紋章なら、マクダレーナさんが14章で取り上げない訳が無いと思うんだけどなぁ…武士の情け?
完全体となった炎の紋章に人器で対抗して人間と神の世界を繋ぐ…みたいな事もできそうな気がしてきました。

>シャルティエル
好みの話ではありますが、コールドスリープよりも竜の生き残りに守り育てられる設定が好きです。
紋章を全部集める事も目的の一個とするのであれば、寧ろ彼が紋章を所有しているとか。で、子供の頃からずーっとマクダさんに狙われてるけど竜に匿われて、そこで自分の持ってるものと人器の事を聞かされて育った…とか。

>異形なる存在は完全に木っ端みじんにしてしまえば大陸大丈夫
アスレア様は中途半端な攻撃を良しとする事は無い人だと思うので、跡形もないように殺ろうとすると思います。

あと異形なる存在が再び災になるとするなら、異形なる存在は混沌の残滓の発生源、ということにした方がわかりやすいかと。
自分の意思とは関係ないけど負の力を振りまいてしまう…某魔法少女の末路を連想しました。

シューター(人器)を使って異形なる存在を消しにかかるアスレアと、人器を持ってもう一回異形なる存在と向き合うために異形なる存在を庇うことになるエイル。炎の紋章や人器の事を面白く思っていない謎の青年シャルティエルはどっちも無に還すために(?)二人と対峙することとなる…
ぱっと思いついたのはこんな感じでした。

取り留めない話もいっぱい書きましたが、大筋作る上での手掛かりになってくれたらいいなと思います。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/21 (Fri) 01:48:03
>ソフィアが空に上がると何故か太陽に引っ張られる理由
ワカラナイデス
必要があれば後付けででも空に行けない理由は考えましょうか…
それより先に色々決めることがありますが。

>サルンガの石
サルンガと一緒に塔に収められていた石はエルアリアスの手でミョルニルになってるみたいです。
※巡り合う星 そして…1及び6
(それともこの石とはまた別の石のことなのだろうか)
サルンガは太陽の弓で、太陽は神の心臓だという設定もあるのでそれにひっかけて新たな設定は作れるかもしれませんね。
(セレン大好きな私としてはタスラムにも逸話足せないかなーと思ったりもしないでもない)
(あとミョルニルになっているならミョルニルにも特殊効果があるのかもしれない)
(無理に作る必要もないんだけども)
ティーンの言うマクダレーナを倒すのはサルンガのみで資格なき者が使うと死に至るっていうのはどこからやってきたのかがよくわからないけど
女神の加護が宿った武器なのかもしれない……
※永遠4

っていうか、ここ読むまで忘れていたんですが異形なる存在って元々はマクダレーナの肉体だったんですね…
読むのが難しい
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/22 (Sat) 10:49:35


>エイル

>混沌の残滓に魅入られ人器を持ったエイルが、自分の弱さを克服して異形なるものと向き合う(ソフィアを救済する)…こんな感じ?
そんな感じですね。
“ソフィアから流れ出した混沌の残滓”と考えると、エイルがソフィアの悲しみや寂しさを理解できてしまったっていうのもいいと思ってます。

混沌の残滓から得られる知識を利用するだけ利用して操られていない説とか。


いっそのこと、人器で異形なる存在の空へ上がれない制限解除してエイルとソフィアで宇宙旅行エンドもありなのかなあ……
んーこれは無しだな……




>紋章とサルンガ

マルギット編を書いているときに五大貴族について質問をしたときにエイルがセイシェルの血を引いていることと、それゆえにサルンガを扱う事ができる
その際に“サルンガ(ファイアーエムブレムの一部)”という表記があったため紋章入りだとばかり…。
まあ、この辺りは一番都合のいい設定を採用すればいいかと。

マクダ様がもっていかなかったのは……加工されてたから気付かなかったとか。
あるいは紋章の加護だけが与えられているとか。…わからん。

塔の上にあった石にも何かの役割がある?あの石がミョルニルになったのはどこまで意味があるのか。
もし同じものだとすればミョルニルでもマクダレーナを救える可能性があるということになる?

紋章は確か、もう半分は神が回収したということになってましたよね。
神話の再創作が必要になった来る可能性も……

とりあえずこの物語において、本編で出てきた強力な武器の立ち位置が分からなくなってるところもありますからね。



サルンガの資格はどうやらエイルが持っているのと、条件がそろえば彼の任意で他人に一時的に譲ることができるというのが描写を見る限り。
ちなみに13章の全滅ルートでエイルから資格が失われている。爆発してるんですよ。意味わからぬ。
有資格の条件も不明。推定ではセイシェルの血を引くこと?


マクダレーナをサルンガでしか倒せない考察。

1 サルンガでしか完全には倒せない。
2 ティーンが仕入れた知識の中での話。他にもいくらでも方法はある。
3 サルンガでさえ完全に倒すことは不可能。

という可能性があるかなと。個人的には2推しです。
シルファ曰く真なる黒竜とやらが復活すれば倒せると言っていたので。

というか1だとなんかいろいろ救いがなさすぎるような…
エイル以外の努力とサルンガ以外の伝説の武器は一体何だったんだっという話になりかねないような気も。
何よりサルンガが作られた時代で倒せなかったのはなぜ?

3…今回の話がそういう感じになってるような気も。
マクダレーナが紋章を使ってしまったから核となっていた人格は救うことができたが、力は残留した。

女神
サルンガ ミョルニル (タスラム)

竜王
ファルシオン ロンギヌス

という担当ですよね。

>シャルティエル
育ての親は…既存だとアウロラですね。時期的にはまあ、合うんですよ。
人器に関するマクダレーナの動きに関してもフォローされるんでしょうか。


神の世界とつなぐ者なら黒竜の対をなす、リエル直系の人間一族の末裔で、いつか世界に再び神が必要となったとき、神を呼び戻す役割を持つ。
が、マクダレーナによって一族は壊滅。
何らかの要因で生き残り、のちに生き残りの竜族(人器を知る)に保護される。
人の強さを知り自身も人であるが故、また別の道を探ろうとする。
とか考えてみました。


>神の世界
果たしてつながりが復活するのがよいことか?というところも出していきたいなあ。

並行世界でリエルが死んだことで前提が変化したため、限定的であれば降臨できる。…とか?
世界を見て回ってる降臨した神。というキャラもありかもと思ってます。

人器を使って完全に繋がりを断ってもいいし、紋章を使って再び繋ぎなおしてもいい。
双方を使ってまた別の道を探ってもいい。


>異形なる存在
分からない事多スギィ!

主が変わったことで形状が変わって黒い太陽みたいになってたりして。


撃ち落とすシューター……人器7つから力を引き出し、打ち抜くためのミサイル発射台みたいな一台ってのもいいかな。
アスレアがロンギヌスから得た竜の知識をフルに使って作り上げた、他に呼び名がないためシューターと呼ばれる何か、ってのはどうか。


名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/26 (Wed) 22:55:28
ちょっと日が空いてしまいましたね><

新編エイルの目的や着地点は、ぼんやり見えてきてるのかな?
905年の大戦がきっかけで混沌の残滓に取り付かれたが、それによってソフィアの悲しみや寂しさを理解できてしまった
→混沌の残滓に取り付かれて半ば闇落ち(?)しているが、それを利用している部分もある
→混沌の残滓によって得た膨大な知識を元にソフィアを(エイル自身も?)を救済しようと困難と対峙しつつあれこれ画策する・・・
→そこにレイスとジュリアが追っかけてきて闇落ち(?)エイルを説得してとりあえず三人は共闘していく
・・・こんな感じ?

何を以て救済とすべきかは・・・宇宙旅行?
未来をジュリアとレイスに託して自分はソフィアと宇宙に行く(別世界に行く?)・・・みたいなオチもそこまで悪くないと思いました。
こうなるとエイルはとことん公人に向いてないなぁ・・・w
でも世のため人のために生きる事が必ずしも弱さを克服することではないとも思うので、それもアリかなぁ、と。

>サルンガと光の石
改めて間章と9章読みました。色々思い出しながら書いてる部分もありますが・・・
当時の私の思考回路を思うと、光の石はサルンガの魂(?)的な設定のつもりだったんだと思います。んで、それをサルンガに装填したものと思ってました。
しかし九章で私がその描写を書き漏らしてしまったがために、光の石の存在が宙ぶらりんになってしまい、ミョルニルに使われることになったのだと思います。
本気で本編9章で描写したものと思っていました。脳内改ざんと見落としがやばい。怖い。
光の石についてはもう一回考えてみます。

>サルンガ=炎の紋章
私自分で言ったことすっぽり忘れてやんのー。
「もしも今エイル編と自分が書いた部分を本格的に加筆修正をするとしたら・・・」という思いでエイル編読み直して、色々設定を見直して掘り下げて盛り込んだ結果、編み出された設定でした。
でもその結局本編の読みがまだまだ甘くて矛盾が生まれてしまいました。この設定はダメですね。なしです。混乱させるだけになってしまい面目ない。
(エイルがセイシェルの遠い子孫の一人ていうのはそのままです。貴族の成り立ちも前言った通りです)

サルンガの所有権が色んな人に写ってるのは、血縁者だから使える武器だとか特に言ってなかった(エイル専用武器である必要性をそこまで語ってなかったから?)ですかね…恐らく。
意志の強い者なら誰でも扱える…となったのかもしれないです。

爆発は…何らかの理由でエイルがサルンガに拒まれた?
わ、わからない。もう一回読んでみるか…。

>この辺りは一番都合のいい設定を採用すればいい
海底都市時代に存在した古代遺産的なものをを総じて「炎の紋章」と呼んでいる、とか・・・?その中でも特に強い力を持っているものが国家の至宝になってるとか・・・?

>強力な武器の立ち位置が曖昧
ミョルニルとかの位置づけが曖昧なのは、FEによく登場する「伝説の武器」が「そう言えば未登場だよねー」くらいの雰囲気で後付けで登場したからだったような・・・?

こうなると純粋に国の始祖の象徴・王の象徴って捉えるのが妥当…ですかね。

サルンガとミョルニルが女神の残した武器で、ロンギヌスとファルシオンは竜の残した武器で自然と二分化しましたね。タスラムは中立っぽい気もします。

サルンガに関して言えば物理的な武器としても力を持っていますが、精神を浄化する力を持っている側面もありました(機を逃してハッキリ言ってはなかったですが)
多分その意図を拾ってくれていて、マクダレーナを倒すのはサルンガでしか出来ないという風になったんだと思います。

↑みたいな事を思っていたので、マクダをサルンガでしか倒せない考察は私は正直1が一番しっくりきていたりします。

サルンガを放った事でマクダさんとそれにくっついてる恨み辛みは浄化したけど、異形なる存在を微妙な位置に留める役割を肩代わりする事になったソフィアが、今度は新編で混沌の残滓を撒き散らす存在になってしまった、とか。
正義感と未練の狭間で葛藤してる感情の揺れみたいなものに共鳴した炎の紋章が放っている負の力が混沌の残滓の正体・・・とか。そういう一案を言ってみました^^

次点で2かな。矛盾や疑問点の考察が色々飛び交う世界ですし、その分可能性は無限…なのかな、と。ティーンは極めて優秀ですが完全に万物を見通せてるわけでもないでしょうし、彼の知らない方法があっても変じゃないですよね。

その武器が作られた時点でマクダレーナを始末しなかったのは……英雄たちの油断?
マクダレーナのことを歯牙にもかけてなかったとか。

あとマクダレーナが太陽に突っ込んで滅ぼうとしたのは、私は太陽(神(の心臓))には屈しない・・・みたいなマクダの意思を暗喩してる、とかだったのかもしれないです。
ソフィアが太陽に引っ張られるのは、太陽とサルンガを射るエイルを重ねていて惹かれるから?・・・うまく言えない。

紋章についても、神話についてもマクダレーナについても、新編作る前の確認作業として、もう一回見直した方が良いかもなぁ・・・。
名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/26 (Wed) 23:09:49
連投です。

>シャルティエルの育ての親はアウロラさん
マルギット編&本編と新編とのつながりを強調するためにもアウロラさんをお母さんの役目にするのはいいと思います。シャルの生い立ちもいいと思います。
リエル直系の人間一族の末裔…という事はシャルティエルは海底都市時代以前(オノゴロ時代?)の事も知ってる数少ない人、という事かな?
>果たしてつながりが復活するのがよいことか?
シャルティエルにはこれを考えてもらいながら、物語を進めていくのが良いんじゃないかなと思います。

>並行世界でリエルが死んだことで前提が変化した
ごめん、その前提が何を指してるのかわからない・・・orz
並行世界は並行した別世界でもう本編との関係は断たれた世界って思ってるのと、タイムパラドックスとかを考慮するのが得意じゃないので解説を・・・おなしゃす・・・。
「神が死んだ未来」と「神が死んでいない新編の910年の未来」と間に起こった矛盾点みたいなのが何かしらの弊害になってるってことです?

>異形なる存在
異形なる存在が船で、乗り手がマクダレーナなんだと思っていましたが、そのものがマクダレーナなんですね…!
船は乗り手がいないと沈むからソフィアがその役目を肩代わりした…と単純に考えていました。
黒い太陽に変貌したかも?ってのはマクダレーナ→ソフィアになったからってことですよね?
黒太陽、かっこいい(小波

>ミサイル砲シューター
アスレア様は常に新しいこと考えてると思うので、良いんじゃないでしょうか。
ロンギヌスで覚醒もしてますし、レクが片腕になってると思いますので、今まで見たことない兵器が生まれていてもおかしくないですよね。
命名パーシュパタもカッコいいのではないでしょうか。ちょっと無骨な感じがアスレア様っぽい。

>スレチ・掲示板の趣旨とかは気にしないで大丈夫
ありがとうございます・・!
場所を提供していただいて・・・すまぬ、すまぬ・・・!
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/04/28 (Fri) 10:59:54
日が空くのは…ねえ。

>新編エイルの目的や着地点
残滓編はそんな感じですかね。

エイルの行動は人器集めかな?槍、剣、理、を手に入れるのがいいかな。
リフィルさんがラール・ネメロを手に入れているなら目覚めてもらってもいいかなと思ってますが、どうでしょう。

共闘はいつから始まるのか残滓編のラスト?統合編から?


>こうなるとエイルはとことん公人に向いてないなぁ・・・w
15章の続きとして考えると、宇宙へGOは正しい気もするんですが。
ソフィアのためにすべてを投げ出す、良くも悪くも愛を貫き通すエンドってことで。
それなら私には罪と罰と愛の帳尻が合ってるように見えます。

公人を貫くならアスレアに協力して異形なる存在を撃ち落とさないといけないような気もするんですけど…

どっちも完全な納得は難しいようなうむむ…どっちもあってもいいようには思うんですが。

マルチエンドもありかなーと思う今日この頃。
共に地上へ戻るエンド。
アスレアに撃ち落とされるエンド
とかもありかも?ラスボス次第な気もするんですが。

エイルVSアスレアの構図はおおむね固まったかな?


>光の石
>炎の紋章
再考了解しました。人器も炎の紋章に……?

炎の紋章自体は神から授かったものがバラバラになった半分という従来の設定でいいと思うんですけど…

そういえばセレン編登場の紋章だけは入手ルートがあいまいなんですよね。
ティーン編の紋章=セレン編の紋章という可能性も一応あるかも。



>サルンガ
サルンガはいろいろ装填されるなあ…

15章では一応エイルがソフィアをサポートしている描写があります。
15章でエイル以外誰でも使えるけど、使えば死ぬ…という事らしいですが。


歯牙にもかけていないのならそもなぜそんなものを作ったのか……
セイシェルの血を引くことが条件のはずなのにセイシェル本人には弓を扱う描写がない……いったい誰が使う想定でサルンガは作られ…っ!まさか、初めからエイル専用だった…?
予知という便利なものがあるのならありえない話でもないのかな?
まさか時が来るまで絶対に消滅しない、とかいう制約がマクダ様にあったわけじゃないでしょうし。


私は海底都市のマクダレーナと15章のマクダレーナは別の人間の意識だと思ってます。
海底都市のマクダレーナは既に意識は存在せずただの恨みと知識のみの存在になっていて、
表に出ている意識は途中で取り込んだ15章のマクダレーナだとか。


マクダさんの悪意は浄化したけど、フラットな部分は残留ってことでしょうかね。
知識とか、ため込んだ?魔力とか。異形なる存在に炎の紋章とそれらが残って、

あれ?もしかして混沌の残滓って実質エイルを呼ぶための物なんじゃ?

爆発は……
敗北が確定したことでやけになったんでしょうかリエル様。



>シャルとアウロラ
それでは新編ではこの二人は新編では親子関係ということで。

使途編はアポストルとあれこれ…
マクダレーナ復活のための器として、あるいは女神の力を狙ってシャルティエルに襲い掛かってくる…って考えてます。
そこで自身の使命を理解して、思い悩む、みたいな感じで行きましょうか。

変身能力を持ったマクダ様の姿を真似たアポストルをヒロインにしようか……とかも考えてます。そっちが器でもいいかなーとか。

・追記
女神の直系は・・・特別な能力+伝承を受け継いでいる。みたいな感じで。
オノゴロ?時代のことも伝わってい手もおかしくないでしょう。
女神の直系は黒竜の対として考えてましたから、竜王の力の対として、女神の知恵を持っている…みたいな。

で、神の世界と切り離した事が失敗であった場合のセーフティで
今回マクダレーナの件によって大陸が荒廃し、正しかったのか再考する必要が出てきたってことですかね。

【レアゾン】
アポストル
理由、動機、わけ、の意のスペルを半分ぐらいローマ字読み。
性別不明。性格は不定形(素の状態では自我が希薄)
通常時は顔に布が巻かれ素顔は不明。骨格は中性的

200年前に作られたアポストルの一体。
本来は自由自在に他者に変身するアポストルとして作成。

相手の姿と感情と記憶を模倣する能力を持つ。
しかし具体的に指定することは出来ない。観測した強い感情の持ち主を模倣する。
つまり変身させることは難しく、対象を指定して変身することはさらに難しい。

マクダレーナ的には失敗作。
しかし想定以上の能力を持っていたため廃棄はされなかった。(本来は姿形だけの模倣を想定していたらしい)

クラスは聖人だが、聖人と聖女のスキルを併せ持つうえ一部ステータスが限界突破している。
レベル:16
 クラス:聖人
 持ち物:アルジローレ リザーブ
 HP:65 魔力:30 速さ:17 技:20 守備:10 幸運:5 魔防:20 体格:8 移動:6
属性:光
武器レベル:光S 理A 杖A
スキル:神の守護 治癒 
戦闘力  
アルジローレ:攻撃力42 命中132 攻速11 回避27 必殺25 必殺回避5 防御10 魔防20
リザーブ:回復力40 射程1~15

と、こんなキャラです。
由来はマルギット編の没キャラですが、マクダレーナの復活の器になれたりしない?と思いついたので投稿してみます。
あとは、恐怖の対象と同じ顔のヒロインってよくない?っていう。

>前提の変化
すみません、説明不足でした。
タイムパラドックスほどややこしい話ではないです。

前提というのは神話の海底都市での出来事において描写される、リエルとヴィルサイティスが新たな大陸を守る代わりに神々と切り離したとあります。
本編中でリエル以外の神が干渉した描写はありません。私はこの契約が生きていると考えています。

並行世界というのは統合編13章外伝の話です。マクダレーナ勝利ルート描かれていてリエルが死んでます。(必ずしもリエル=マクダレーナノ仇とは限らない?)
帰ってきたティーンがいますし、13章外伝の並行世界とは一応地続きかと。
帰ってきたティーンが存在する=マクダレーナによって滅んだ世界が存在する証拠になる。

つまりティーンを起点に考えればリエルが死んだ歴史が存在することになります。
そして、仮説になりますが、リエルが死ぬ=神々と大陸を切り離す事ができなくなる=神との繋がりが復活する。

リエルが死んだ歴史が観測できる+通常の世界ではリエルは生存している=矛盾が発生する。
仮にも神と呼ばれている存在がティーンが時間を戻ったことを見逃すだろうか。ついでに言えば世界線に干渉する方法もあるのでは?終章でヴェルザンディがやってたように。

ということで神の世界の側からヴィルサイティスに限定的でも干渉が可能になるのではないか、ということです。

この設定だとティーン神様に付きまとわれたりするかも。
ややこしかったらごめんなさい。


>異形なる存在

もしかして思念体であるマクダレーナが肉体を得ていたってことになるのか?
変形と同時に混沌の残滓がばら撒かれ始めた…とか。
宇宙ハネムーンルートではやたらと神々しい姿になったりして。


>シューター

対異形なる存在用シューター パーシュパタ

ベルターナ帝国内に建造された“シューター”
全行30m 面積1万6千平方メートル
もはやシューターと呼んでいいのか不明な規模ではあるが便宜上シューターとする。

アスレアの入手した賢竜の知識、シューター技術、魔導士の知識を総動員し建造されている。
7つの人器を動力とし、その最大威力は理論上紋章5つを用いた防御を破壊可能。
魔導書を用いた第一層で弾丸を創造。
武器を用いた第二層で弾丸を加速、強化。
ガーンディーヴァを用いた第三層で照準、発射を行う。

収束モードと拡散モードが存在する。各一回ずつの使用予定。
収束の一撃で爆散させ、拡散モードで飛び散った残骸を撃ち落とす予定。
開発総指揮レク。


とりあえずこんな設定考えました。


名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/04/29 (Sat) 04:49:36
こんばんわ。
明日からの大柄連休に帰省しなければならなくなったので、暫く返事できません。
来月の7日~に復帰します。
今答えられそうな部分だけ答えてみます。

>リフィルさん覚醒
リフィルさんにも戦う動機は十分すぎるぐらいあるので、いいのではないでしょうか。
マクダレーナの傘下の者にアポストル化する術を掛けられて、術の進行を阻止するために自分で時間が凍結する魔法を掛けたんですよね?
でも新編では術を源であるマクダレーナはもういないので、術が解けて動けるようになった…っていうことなんですよね?
いいと思います。

>エイル
エイルは人器担当、了解です。確か7つあったので、アスレア様と取り合いになるんですかね。もしそうなったら敵はベルターナ騎士かな?ヴァレリアとかどっちにつくんだろー

エイルごと撃ち落としちゃうと、今度はベルターナとセイシェルとの泥沼戦争になりかねないので、マルチエンドなら帰還エンドか星空の旅エンドがいいなぁ。
私はエイルが冷徹な公人になるよりは、全てを投げ打ってでもソフィアに誠実に向き合って欲しいので、加筆修正する時にそれに繋げる事ができそうな場面を書きます。

>共闘はいつから始まるのか残滓編のラスト?統合編から?
残滓編ラストで呼びかけて正気に戻った→統合編開幕でアスレア様と決戦→ラスボス(???)→それぞれの決着…的な流れはいかがでしょう。
あと最新シューターいいですね…投擲用の平気というか要塞みたいで、厳しい風貌が伝わってきます。

>あれ?もしかして混沌の残滓って実質エイルを呼ぶための物なんじゃ?
ソフィアが吐き出してるならそういう事でも不自然じゃないと思います。

武器とか炎紋章の事とかはまた後日…。

>並行世界の話
>つまりティーンを起点に考えればリエルが死んだ歴史が存在することになります。
>そして、仮説になりますが、リエルが死ぬ=神々と大陸を切り離す事ができなくなる=神との繋がりが復活する。
これで良くわかりました、ありがとうです。
ヴェルザンディは別の世界線の神様なんじゃないかと思う今日この頃。一人異質だったし。

シャル編では
自分はリエルの直径の一族の末裔だったが、マクダレーナに一族を根絶やしにされる。
→それをアウロラが保護し、以降十数年を竜の里で過ごし、自分の一族の役目を知る
(特別な力というのが女神への祈りを介して神の世界と大陸を結ぶ架け橋になれる力)
→アポストルに見つかって逃亡。そのさなか、マクダレーナ似た少女(?)レアゾンと出会い彼女もまた狙われている→お互い身を寄せ合ってアポストルと戦いながら、異形なる存在の元に辿り着く…みたいな感じですかね。

観測した強い感情の持ち主を模倣するレアゾンがマクダさんの姿してるって事は、やっぱりマクダレーナは滅んでなかったって事・・・?

ちょっと半端になってしまいましたがこの辺でノシ
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/04/29 (Sat) 23:23:38
休みは休みで忙しいですよね。

>エイル編(残滓編)
混沌の残滓の事件+人器集め
所在不明なのはアステル、ガーンディヴァ、レドーサ、エマギナリア
ベルニアにエアブレイド。
大陸を巡っていくことになるわけですね。

アスレア様がいくつ手に入れるのか……


前半レイス&ジュリアの視点で混沌の残滓が引き起こす事件を主にして、後半エイルに追いつくにつれて人器の話が多くなる。
という構成がいいかなーと。前半混沌の残滓に取りつかれた人たち、後半ベルターナ軍。
ヴァレリアさんは…支援会話次第?アスレア様側の揺れ動く枠、ですかね。

でもそうか、異形なる存在へカチコミ掛けるための手段を考えないといけないような
ワープでもいいですけど、それはそれで調達法を。

今回の話では冷徹にならない方向で!
せめて二人には幸せになってほしいですし、そういう話にしましょう。

>リフィル
マクダレーナ直々に術を掛けられてますね。起動はヴァルカンですけど。
目覚めたときにはすべて終わってたわけですから、ソフィアを助けたいと思うんですよね。
凍結解除はその理由でいいと思います。
なにとぞラール・ネメロルートで!

エイル人器の事を教えたのがリフィルさんで、彼女はエイルに同行する、とかどうでしょう。
最初期ではリフィルがソフィアの身代わりになるルートとかも考えてたんですけど。うーん。なんかなー


>パーシュパタ
バベルの塔モチーフで考えてました。
アスレア様との決戦の場としても想定しております。
例えば

暴走を続けるエイルがパーシュパタを破壊しに現れ、迎え撃つアスレア様。アスレアはアスレアで全ての人器を入手するための策を打っている。
エイルを止めるために追いかけて来るレイスとジュリア。何らかの理由でシャルティエル、更にはアポストルまでもが出現し、大混戦になる。みたいな。


>アウロラ
少なくともアウロラの住んでいた竜族の里は確か壊滅してたはず…
ギディオンと別れてからアウロラと同じような考え方を持った竜族が世界の終わりまで身を隠すために身を寄せ合っていた里があるのかも。

>シャル編
シャルティエル編の主な舞台ってラニアかなって思うんです。
ラニアの大臣(新王)の設定を考えて、マクダレーナを信じている者たち沢山がいそうってことですし
前半マクダレーナ教団?後半アポストル…って感じで。

ついでに言うとシャル編でも一つぐらいは人器を手に入れてもいいとは思うんですけどね。つまりラニアの人器入手担当?


>レアゾン
いえ、15章でマクダさんがエイルたちに一度勝利して障害がなくなったって、テンション爆上がりした時にマクダ様の強烈な感情を観測、模倣した感じです。
マクダ様亡き後、生き残ったアポストルによって保管されていた。
とりあえず仮設定+マクダレーナ復活案?を考えたので投下します。


名前:レア
性別:女性
年齢:???歳
性格:純粋だが繊細。明るい性格。他人を傷つけることを良しとしない。(海底都市時代のマクダレーナに近い?)
出身:不明
容姿:マクダレーナと同じ。ただし金髪ポニーテールでマクダ様よりはよく笑う。
趣味:自分探し
特技:物まね 魔道の知識が深い
欠点:割と考えなし
好きな物:優しい人 海
嫌いな物:人間
家族:なし
初期ステータス

クラス:聖女
レベル:1
 初期装備:ライトニング ライブ
HP:28 魔力:12 速さ:11 技:12 守備:6 幸運:4 魔防:10 体格:7 移動:6
武器レベル:光B 理C 杖C
スキル:神の守護 治癒 
属性:闇(マクダレーナコピーのため)
1人称は私(わたし)感情が高ぶるとたまに私(わたくし)になることもある。

アポストルに追われている少女。自分が何者であるかを探して旅をしている。

マクダレーナと表情が違いすぎるせいであまり同じ顔と認識されない。

3年前より前の記憶を持たない。一番古い記憶は自分そっくりな白髪の女性の笑う姿。
それ以降、アポストルたちによって追われ続けている。
本人も理由がわからないがやたらと魔道の知識が深い。大陸創生時代、海底都市の古代文字も読むことができる。
人器を使うことができない(人間ではないので)

人間のことは憎んでいるのではなく、怖いと思っている。
自分の名前に関してはなんとなく「レア?かな」とのこと。

基本的に他人との間に壁を作らないが、気が付いたらいなくなっているタイプ。
特技は物まね。やたらとうまい。


その正体は模倣のアポストル、レアゾン。
レアと名乗っているのは中途半端に自分の名前を覚えているため。
本来のレアゾンの模倣は素体の人格の上に模倣した人格を被る形になるが“レア”の場合は素体の人格が変質している。

統合編15章においてエイルたちに勝利したことで感情の高ぶったマクダレーナを模倣。
しかしマクダレーナが肉体を持たない思念体であった為イレギュラーな模倣となっている。

姿形のコピーには成功しているが、マクダレーナの記憶と感情は模倣の際、一つの術式と認識された為、記憶と感情の模倣に失敗。
人格と感情は“マクダレーナ”という世界を呪う術式となり、それを宿す事となる。術式扱いのためマクダレーナの人格とはならない。
(文字コードの違いによる文字化けみたいな感じ)
曲がりなりにも肉体を持っているアポストルが思念体を模倣したため起きた不具合である。(人間を模倣する能力は持っていても、思念体を模倣する能力は持っていない)
魔道の知識の深さは術式マクダレーナ(仮)の影響を受けているため。(ステータスの弱体化も同様の理由。そちらにリソースを取られている)

また、術式は結果的に彼女に影響を与え結果的にマクダレーナの模倣でもレアゾンの希薄な自我とも違う“レア”固有のものとなった。
(幽閉状態から解放された為というところが大きい)

マクダレーナ消失後、残されたアポストルによって半分幽閉される形で管理されていたがマクダレーナ再生計画(仮)の為
あえて彼女を野に放ち、人間の悪意に触れさせることで彼女に人間や世界を憎ませる事で、内に秘めた術式マクダレーナ(仮)の覚醒を図る。
混沌の残滓での代用も可能?

術式マクダレーナ(仮)が起動すると、“レア”の人格、肉体共に消滅する事になる。
術式マクダレーナ(仮)が起動したとして、マクダレーナ本人が蘇るわけではなく、単純な破壊を振りまく怪物が出現するに過ぎず、しっかりと対処すればヴィルサイティスの国家群でも十分対処が可能。
核となる感情が存在しない為マクダレーナの表面を真似たデッドコピーに過ぎず確固とした形状を保つ事もできない。不安定であり、放置していてもそのうち消滅する。

アポストルたちは安定させるための核を求めているようだ。


計画通りならばそのままマクダレーナの名を関した“何か”になるはずだったがシャルティエルと出会ったことによって運命が変わっていく。


という感じでどうでしょう?






匿名 - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/05/05 (Fri) 12:15:47
つまんねーし、発想も貧弱

まず敵がよく分からない、弱すぎる、ぜんぜん怖くない
しかも旧キャラの使い回し
戦後だから、敵を倒した後だから、仕方ないと思うけど
その戦後、という設定が発想を限定させてしまっている

旧作よりも強いリメイクの武器、設定
改悪リメイクで駄作になったゲームって結構あるけど
そんなリアルまで再現せんでいい
旧作の弱点や欠点を、補い再利用するのが良いリメイク

新武器が旧武器よりも強いのは仕方ないかもしれん
それじゃあ新武器の意味ないもんな
でもゲームにもストーリーにもバランス、というものがあってだな……

自分の設定ばかり主張して、
旧作に対する愛を感じられない。
人器(笑)探し

世界中を旅してきたのに、人器()とやらを見つけられなかった旧作キャラはバカなのか
旧作キャラがとにかくバカになった
物語を作るために、キャラの頭を悪くする
推理小説だと、探偵を活躍させるために警察がバカになる流れに似ている。
探偵がバカだから、警察ももっとバカにしよう。
読者が一気に冷める瞬間じゃねえか
ギャグとかじゃないなら、だれもバカの集まりのバカ競争なんて期待してねえよ
賢い警察をだませるトリックを作ればいいだけ
作れない作者の君がバカなだけだからね、と言いたくなる

そんなセンチなキャラだったか? 
たとえ四肢を失っても、まだ心も知恵も失っていないぞ。
仲間もいるぞ? なんで事情を説明してなかったんだ?
旧作キャラ下げ、新キャラ上げ
ダメ続編の典型
あなたから、旧作に対する愛を感じない

主人公専用の武器でしかラスボスに止めを刺せない
そこは疑問を感じるところじゃない
答えは簡単だ
主人公だから
主人公以外のキャラがラスボスに止め刺す、主人公いらん
ラスボスを殺す武器がいっぱいある、ラスボス怖くない、盛り上がらん
そういう話もあるが、せめて主人公を絡ませろ
武器も「それしかない」から、命をかけて探し出すほどの価値が出るんだろ?
主人公に、最低限の敬意を示してくれよ
あなたは、自分設定の武器をごり押ししたいだけ

あなたの感情が丸見えなので、まったく賛同できない。
ゼロから作り直せば?
ゼロから作れば、もっと発想が広がるって。

管理者様に失礼なことを言うが、
ここよりももっと大きな掲示板があるでしょう?
そこで募集かければ集まるかもよ
多少の設定は持ち込んでもいいからさ

どうしても続編やりたいなら、やりゃあいいよ
ただ旧作をバカにするな。下げるな。
旧作はグダグダだったとか下げないと、自分を上げられないなんて。
それはすなわち、あなた自身をもバカにしていることになるんだぞ?
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/05 (Fri) 18:48:33
>匿名さん
まず、私の考えた設定が旧作への下げと感じるあなたのオムニバスの愛へ感謝を。
応援ありがとうございます!

一理あるのは確かですね。
実際、オムニバスが稼働してさえいれば旗を振るのが必ずしも私である必要はないと思ってますし?
やりたいからやってるんです。

>旧作への愛がない
以上の功績をもって俺のクラスは決定された?

人器に伝説はありませんし、マクダレーナを完全に倒すこともできません。
海底都市で作られた、伝承が存在しない武器っていうコンセプトなので。
なんで戦争中にどこにあるかもわからないし見たことも聞いたこともない不確かな物を探さなきゃならないんですか?
時代が進んで表に出てきたってだけでしょ?

>そんなセンチなキャラだったか? 
>たとえ四肢を失っても、まだ心も知恵も失っていないぞ。
>仲間もいるぞ? なんで事情を説明してなかったんだ?

四肢だけではなくソフィアも失いましたよね。それなのに全く変わりないエイルとか逆に嫌ですよ。
そうでないならそれこそ冷徹な公人になっていてもおかしくないのでは?
私は愛に生きる方向性のエイル+変なものに取りつかれた状態、ならこうするのでは…?という考えからこのようにしました。
まあ?所詮愛のない私の考えることですし?実際は分かりませんけど?

例えば、異形なる存在撃墜計画を知り、独自に行動する、とか。理由付けはいくらでもできますよね?エイルが相談したうえで、その流れ話にすりゃあいいだけの話ですし?
だとしても、本人がどういう状況かはみんなで決めればいいわけですし。
豊かな発想をもってすればできない事とかないでしょう?

実際に書き終わってからでからでなければ最終的な評価はできるものではない物ではでしょうか。


>主人公以外のキャラがラスボスに止め刺す、主人公いらん
だとすれば“旧作”には当てはまりませんね。エイルの助けはありましたけどソフィアがマクダレーナに止めさしましたからね。
別になんとなく推測できるだけの材料を用意したうえでエイルが普通に倒す分にはあなたの理屈で全然いいんですけど。

そもそも主人公5人いて終章ではティーンと一応エイルの二人しかメインで活躍してなくないですか?アスレアとリッシュとセレンは、伝説の武器を持っているのに、善戦したけど倒されたぐらいの印象なんですけど。

“旧作の伝説の武器を新編でどのように扱うかはこれから決めることです。
人器は1ファクターに過ぎませんし、重要な位置に置かなくても問題はそんなに……
ただ、私の設定を卑下すると多分うまく回らなくなるので、今のような感じで回しております。


それからぐだぐだが悪いこととかそんなのは思ってないです。それゆえにオムニバスに出会えたのだから。
今回は違う形でやりましょうってだけの話ですよ?

>どうしても続編やりたいなら、やりゃあいいよ
別になんといわれようとやりますよ?あなたのその言葉を肝に命じた上でね。

名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/05/06 (Sat) 15:45:17
ただいま。
予定より早く帰還できました。

>エイル編(残滓編)
前半レイスとジュリアのパート・後半エイルのパートでいいと思います。
エイル様には昼ドラの主人公ばりに愛に殉じてもらいましょう。
新編とは全く関係のない話ですが、あちらの世界が出来る以前の最初期のエイルも愛に生きてたなぁ…って事を思い出して懐かしくなりました。

着々と人器集めていってたところを、エイル・アスレア両名と縁のあるヴァレリアに奪われるとか…かつて友人だった人が敵になるの好きなので思いついてみました。
取り戻すためにパーシュパタの上で決戦とか。

カチコミの方法は上空から落下傘部隊みたいなのが降り立ってくるイメージが湧きました。魚雷で凸とか…うーん…

>ラール・ネメロルートのリフィルさん
人器を知ってる唯一の人ですし(正確にはモンテーロさんもだけど…)彼女に動いてもらいましょう。
エイルは単独行動しているようで、実はリフィルさんとちゃんと連絡取り合っていて、早馬を活かしてエイルが動きやすいように色々手回ししてくれているとか。
エイルとレイスが合流した段階でレイスがエイルの単独行動の真意を知って、リフィルさんも正式にパーティに加入。。。みたいな。

でもリフィルさんが身代わりになっちゃうと今度はソフィアが「あああああ!」ってなると思うので、可能なら何も犠牲にならない方法を模索していきたいです。
どうしても誰かが犠牲になるならエイルかシャルティエルがいい…えへ。

>パーシュパタ
ここが決戦の場の一つでもいいと思います。難関マップ的な扱いで…。
最終決戦自体は異形なる存在内部がいいなぁ。

>シャル編はラニア
いいと思います。
実はシャルティエルってあちらの世界では寒村出身っていう設定だったんですよー奇遇ですね。
シャル「マクダレーナ教団?あんなの流行ってんの?ゲー!」とか言ってそう。
後半にマクダレーナ教団の裏側に誰がいるのかを知り、そこでレアの正体も知る…とか。
ラニアの人器は斧がいいなぁ。

>レアゾン
コピーした感情=世界を終わらせる力って事ですよね?
それは、もはや本体がどれか解らない位にマクダレーナが色んな人の恨みを魂に取り込んできていて、マクダレーナを「人」ではく「怨念」として認識したから…って解釈で合ってます?
んで、レアは怨念の器としてアポストルに監禁されていて、アポストルは彼女を野に放つ事で世の中を憎ませようとしたけど、シャルティエルと出会った事で世界に愛着を持つようになった…って感じですかね。
この解釈でおkならレアゾンさんの設定もいいと思いますぞー
>基本的に他人との間に壁を作らないが、気が付いたらいなくなっているタイプ
これは泣ける

マクダレーナさんと同じ顔だけど金髪ポニテの明るくて可愛いギャルか…想像力が試される…!ww
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/07 (Sun) 07:35:58
>名無しおばさん
おかえりなさい。

>エイル編(残滓編)
愛に生きるエイル・・・いい
エイルと合流前ならレイス&ジュリアはベルターナと共闘ありだと思ってます。
ヴァレリアは……その展開、好き。

パーシュパタには人器が運び込まれるでしょうしね。破壊も含むのかも。

>リフィルさん
リフィルさん、それぐらいのことはするでしょうね。
なるほど、リフィルさんのその行動……もしかしてエイルの行動ってある程度国公認の物だったりするのかも。
混沌の残滓と異形なる存在の関連性や目的を探るためだったり、異形なる存在撃墜計画に対して優位に立つため、とか。
エイル本人の意思を尊重したうえでベルターナに対する微妙な外交手段だったりして。


>人器
後、法皇様も知ってるでしょうけどね。
シャル君入手はアステルで行きますか。

エマギナリアはヴェルザンディだと思ってたり。



>レアゾン
>コピーした感情=世界を終わらせる力って事ですよね?
>マクダレーナを「人」ではく「怨念」として認識したから…って解釈で合ってます?
そういう感じです。腐っても元人間なのでイレギュラーながらコピーが可能…それゆえにって感じです。そのままレアが世界を憎んで怨念を開放しても単体では大したことにはならない、みたいな。
安定させるための何かがアポストルたちが入手した。だからレアゾンを解き放ち計画を進めた…ってのはどうでしょう。

例えば紋章。例えば竜王の屍。例えば伝説の武器。
怨念が異形なる存在に到達。異形なる存在と紋章を取り込んでしまう。そのため何とかして異形なる存在へ向かわなければならなくなる・・・・・みたいなのもいいかもしれません。

シャルの精神が素敵なことになる気がする、金髪マクダそっくりギャル。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/08 (Mon) 03:06:00
夜勤の合間に色々してたら全然来られませんでした、ごめんなさい。
もうちょっとしたら実家建て直すのでまた引っ込むかもしれないです。

>宇宙旅行エンド
昔好きだったアニメで、実は神だった主人公と死んだヒロインの魂がラスボスと一緒に太陽に突っ込むというドンピシャな作品があるのですが
それをどうやっても思い出してしまう……
エイルはゴッドエイルだった……?
マルチエンドはペアエンドと考えると良いと思います。
ソフィアとのペアエンド→宇宙旅行
セレンとのペアエンド→地上ルート など

>サルンガ
最初からエイルのために作られた、が良いと思います、私は。
武器がエイルを選んだからエイル以外が使うと爆殺する、とか……
(と、考えたら絵面が面白すぎた)
サルンガに精神浄化作用があるのなら、他の武器にも特殊効果付与したいですね。
”誰のために””何のために”創られた武器なのか、とか。
……まぁ、この辺りは使える設定なのかわからないですけれど。
ここ詰められれば、技量さえあれば誰でも使える人器との差別化にもなるかな、と。


個人的にこの作品はリメイク難しいと思うんですよね。
設定が穴になっているだけなら後付けで設定するのは可能なんですけど
重要設定が複数ある場合とかだとどれを採用してもどこかが破綻したりして。
だからゼロから作った方が多分早いです。
それでもなんで本編の続編を作りたいのかは……お察しください。
原作をなんとかしたいから書くっていうのは二次創作の基本ですから……
(なんとか、っていうのは原作がダメってことではないです)
(本当にダメなら続編作らないですしね)
参加者が少ないっていうか、本編にかつて参加していた方々があまりここにいらっしゃらないってことは
私自身もかなーり気にしている部分なのでちょっと本気で悩んでる。


自分が設定覚えてないこと多いのでサルベージしてくるとなんかこう混乱させちゃいますね…
自分用の設定メモ早急に作ってよくわからない設定部分まとめて考えられるようにしよう……
オノゴロ考えてた時も神話に関連した設定拾えるだけ並べて繋げられそうなものをひたすら繋げて
設定の穴を埋めていくって方法を書いた海底都市創成神話Ver1はとっていたし
設定羅列していけば設定の謎と代案を一緒に出せるかもしれぬ。
(逆に海底都市創成神話Ver2は、竜が人間になることのできる祭壇が何故あるのかっていう一つの設定だけでぶちたてている)
(詳しくはぼくのかんがえたさいきょうのまくだれーなをどうぞ)


ついでに神話メモリンク
オノゴロ神話とぼくのかんがえたさいきょうのマクダレーナ→
http://339600.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=9962788
旧オムニバススレにおいて言及された(提案された)神話設定の羅列→
http://339600.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=9950484


恐怖の対象と同じ顔のヒロイン、かつての友が敵にまわる……良い。
名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/09 (Tue) 13:32:16
夜勤お疲れ様です。
あとお引越しも…!ワクワクするけど大変ですよね…!

オノゴロ神話とマクダさんの設定のリンクありがとうございます。

>エイル編エンド
なんのアニメだろ^^
あとセレン様とのペアエンドも捨てがたいですよね…。
セレン様参戦の案を前出したんですが、敢えて参戦せずにエイルの帰りを一途に待っている…というのもいいなと思う今日この頃。

>サルンガ
遠い未来(905年)の子孫のために造られた逸品だった…ってのも良いかも知れないですね。
サルンガに関しては本編の書き足しで…何かします。

リメイクは・・・難しいですね。みんなが可能な限りトリミングしてくれた結果が今の姿のような気もしますし。
新編書いてみて、もう少し何か出来ることないかを模索するのも良いのではないでしょうか。

>原作をなんとかしたいから書くっていうのは二次創作の基本ですから……
ね。「うーん?」と思うところを補填するのも醍醐味だよね。その「うーん?」は必ずしも否定ではないし下げてるわけでもない。
少なくとも新編に関しては強い愛があってのものだと思ってます。

私は参加者少ない今の方が気が楽でいい・・・。

>かつての友が敵にまわる……良い。
ヴァレリアさんはそのままアスレア様と百合エンドになってもいいんじゃないかと思ってしまいました。ヴァレリアさんも愛のために友を裏切るみたいな(錯乱)
名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/09 (Tue) 16:29:36
>もしかしてエイルの行動ってある程度国公認の物だったりするのかも。
もしそうなら、セイシェルはベルターナと同盟結んだり何だりしてるとは思いますが、お互い自国が優位になるように持っていくために「異形なる存在」の存在を利用して色々駆け引きしてるのかもしれません。
セイシェルからすれば最新兵器を携えた女傑(アスレア)は結構怖い存在でしょうしパーシュパタを使う(或いは所持する)大義名分をベルターナに与えたくないでしょうし。
アスレア様が最新兵器をぶっぱなして短期間で効率よく人をまとめたいのに対してセイシェルはそれを牽制しつつ自分たちの立ち位置を守りたい…とか。
そしてあわよくばパーシュパタを壊したいとか思ってたり。

例えばサルンガに精神を浄化する力があるので、エイルがそれを使う事で混沌の残滓に魅入られた人々を取り敢えず浄化することは可能だけど、拉致があかない(エイル本人も魅入られてるので力を発揮できなくなってきている)→人器の存在を知り、それを何らかの方法で使用する事でソフィアを助けられる可能性を見出す→ベルターナとセイシェルの力関係の均衡は崩さず、異形なる存在も上手いこと壊しつつソフィアも助けることが出来るのではないか→ベルターナよりも先に人器を見つける旅に出る…とか。
セイシェルはエイルの私的な感情を利用して旅立ちの許可を出し、エイルはエイルでセイシェルのためと表向きは言いつつ、本音はただひたすらソフィアのためにあちこち奔走する…とか。どうでしょう。

>レイス&ジュリアはベルターナと共闘あり
いいと思います。両国の微妙な関係を描写出来たり、ゆくゆくは対立する伏線が張れたりすると思いますし。
ニキが外交(と視察)担当する貴族の一人…という立ち位置にいる可能性もありますよね。
んで、ベルターナからの外交係はセイシェルに顔の利くヴァレリアさんがやってるとか。ヴァレリアとエイルはそこそこ信頼関係あるでしょうしその隙を突かれて裏切られた…とか。
やっぱり(?)ジュリアを盾に取らてて人器を差し出さざるを得なくなったとか。

>レアゾン様
彼女にはシャル君の気を揉ませる役になってほしいです^^
でも彼は彼でレアゾン様本人の事は(顔がアレなだけで)嫌いじゃなさそうですけどねw
6個目の紋章が発見されてレアゾンを安定させる装置になるとか…あとは竜の祭壇とか?
異形なる存在とレアゾン様が混ざり合って禍々しいものになった…それを防ぐためにシャル君とエイル様が邂逅する展開…とかいいかも?

あと出来上がっていく構想読んでて、シャル君はあちらの世界のまんまの性格(暗くて物静か)だとエイルと被っちゃいそうなので(エイルもどっちかっつーと大人しいですし…)ネガティブ系でも騒がしめのキャラに変えたほうが良さそうだなーと思いました。
武器も…剣のまんまだとレイスと被っちゃうし…長柄戦斧で戦うとか。本筋とか関係ないけどそういうキャラ設定をモワっと考えてます。
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/10 (Wed) 08:32:39
あんみつさんお久しぶりです。
いろいろお疲れ様です。生活、大事!
神話の件はいろいろありがとです。いえ、本当に。


俺たちが、ベストメンバーだ!
いえ、当時の参加者の方々が戻ってきてくれるならそれはとてもうれしいことなのですが。
まあ、いろいろ思うところはあるでしょうね。はい。

>マルチエンドシステム
全員分支援によって違いがあるとか?

セレンルートではセレンのために地上に戻るやつですよ。
でも成長した待つ女セレン様概念、良さしかない奴。

ヴァレリアルート、裏切りとか愛憎とかすげーアダルトな雰囲気の予感。

でも、ソフィアルートでなければこの話成立しない可能性もあるような…
……そのあたり2次創作っぽいですよね。

リフィルルート?……それはちょっと。


>残滓編
世界情勢を描く話になる可能性になる感じですかね。
ベルターナの革新的なのを

パーシュパタとかやばいに決まってますし?
異形なる存在の撃墜だけじゃなくて何に使われるかなんてわかりませんし。

破棄するにしても、ほかの国から相当有利な条件引き出せるでしょうし。
破棄しない場合は言わずもがな。常識外の兵器の影に大陸の国は怯えることになると言う……
パーシュパタが建造されると、ベルターナが大陸のイニシアチブを握れてしまいますよね。

動力源である人器先に確保して、交渉で優位に立つ予定だとか。
基本的に異形なる存在は、混沌の残滓を振りまき始めたあたりから明確な脅威になってるでしょうし。
ベルターナ以外も破壊に賛成しないわけにもいかない。…みたいな。
アスレア様いったいいつ人器のこと知ったんだ問題もありますが。

リフィルさんはエイルのお目付け役兼、首脳部(法皇)との連絡役。
レイスがエイルを追うのは、国としての建前で、本音としては人器を集めてベルターナの妨害をしてくれないかなーみたいな感じだったりして。
で、レイスには本当のことを知らされていないやつ。本気でエイルを追っているからベルターナとも協力できちゃうやつ。
エイルと接触できずあと少しのところで逃げられるのは国の方針だから。みたいな。
そこにイレギュラーなジュリアがいるため少しずれる…みたいな。


なんとなく、自由都市で開催されてるイメージがあります。各国間の協議。

サルンガがエイルンために作られたとするのならば
選ばれし者としてのエイル。人間としてのエイル。で分けることができるかもしれないですね。
人間として行動するエイルはサルンガを扱うべきではない…みたいなメタの視点。
英雄に人間の心の闇を払う勇気を与えるが、人間には自分自身を照らすので精一杯とかそういう。

残滓から解放されたエイルはサルンガかガーンディーヴァ、どちらを手に取るのでしょう。
とか言ってみる。

ヴァレリアさんは…エイルと支援Aなら相当助けてくれそうですけどね!


>神話

改めて見返すとかなりブラッシュアップしてある…矛盾が出ないようになってる…スゴイ!
そうなんですよね。底都市の出来事だとするとつじつまが合うんですよ。
これならマクダレーナが同一人物でもおかしくないんですよね。

解釈の仕方によっては蒼炎暁の世界と同じロールの上にある世界でもおかしくない…とか


>シャルティエル
クールに振舞おうとするけど、乱されるとすぐにぼろが出る男のツンデレ、みたいなキャラとか。

あんまり変わってないような気もしますが一案ということで。
そっか、斧使いになればアステルを使えるんだ!
クラスチェンジで魔法と剣を使えるようになりそう。

どんどん人器の引き取り手も決まっていくなあ…
槍、理、斧は持ち手が確定や!

弓、剣、光も何となく適正者はいそうですけど。エマギナリアの担い手だけはいまいち想像つきませんが。
既存ならクライス。
もしかしたらまだ見ぬ神威編の主人公の手に渡る…のかも?(そも神意編が必要なのか?問題もありますが)
そもそも全ての人器を使用する必要はないような…

んーそろそろ、担当する編を考える時かな?


>レア
解放されても紋章の力故に肉体が崩れずに済む、とかそういう…

自分の顔をシャルに近づけて反応楽しんでるやつ。
レアが狙われていることに関してめっちゃ気にするシャルと、あんまり気にしないレア。とか。

旅の中でシャルにとっても存在が大きくなっていくやつ!

彼女が異形なる存在へ向かうシナリオなら、シャルも異形なる存在へ向かう方法を探す…みたいな。
パーシュパタを利用して異形なる存在へGOというのもありかも。
人器を保有している時点で、ベルターナ側からシャルに接触する可能性もありますよね。

紋章を埋め込まれてレアの中のマクダレーナが覚醒する→アポストルは倒すもレアは異形なる存在へ向かう→というクライマックスで、統合編へ続く…かな?

名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/05/13 (Sat) 20:34:26
こんにちわ。

セレンルートとソフィアルートの二択ならマルチエンドの可能性アリだと思います。
大人になったセレン様、大人になった分だけソフィアとは違う健気さと甲斐甲斐しさを見せてくれる予感^o^
ヴァレリアさんは・・・なんだかんだでやっぱりアスレア様ラブだと思う!^p^
リフィルさんは年下男子の中ならレイスがいい。なんとなく。

>残滓編のレイス
国からは建前上は「エイルが失踪したから探し出してくれ」と言われているので、レイスは本気で探してるけど、セイシェルの本当の意向は「エイルに人器を探させること」って感じで合ってます?
でもレイスを騙しておく(?)必要って?敵を欺くには味方から…ってやつかしら?
実はエイル・リフィル・レイスは事の顛末を全部(レイスは半分?国が本当は人器をいち早く回収したいと思ってる所まで)知ってて、三人連携とって仕事してるんだけど、そこに公務に全く縛られないジュリアが混ざってきた事で少し予定が狂ってしまった…の方がしっくりくるような気も?

世界情勢とセイシェルが人器を探す理由はいいですね。
ただゴネてるけじゃなくて、ベルターナと対等に交渉するために先手を打とうと人器を集めるセイシェルっていうのは、なんというか、小物っぽくなくて。

>新編エイルの使用武器
今回は槍(と魔法)がいいなぁと思ってます。前のレスでサルンガを使ってどうこう書きましたが、戦いで敢えて手にとったのは槍…みたいな。(CCとかで弓も使用可能になるとか?)
混沌の残滓をサルンガで浄化してるとするなら御神体的なもの(サルンガ)に祈りを捧げることでそうしてるとかそんなイメージでした。

>シャルティエル
是非その性格でいきましょう。
この世界線のシャル君にはずっと斧振り続けて欲しいCC後に魔法の力覚醒がいい…というのがおばはんの個人的な好み(´艸`)
剣士はジュリアもレイスもいますし、最近剣士に飽きた…ホントに個人的な好みですねw;

>自分の顔をシャルに近づけて反応楽しんでるやつ。
これはかわいい^^
レアゾンさんはシャルティエルと出会った事で人生変わってほしいし、統合編でジュリアと出会って友達になって欲しい…。

>自由都市
名前決まってなかったんでしたっけ。
もし名前なくて不便な時あったら「自由都市アルパガナ」でどうでしょう。(何か由来あったんですが忘れてしまいました)
もし良かったら使ってください。

これまで残滓編と使徒編の案が何個か飛び交いましたが、mmさんの中で各編の物語の流れが固まってきてたらまた教えてください。
一回整理してみる時期かなー…と思いましたので。

時間なくなったのでお返事はこの辺で…!
返事しきれてない部分はまた来週以降に…ノシ
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/17 (Wed) 00:38:33
まさかのレイス×リフィル!?あの時の悪ガキが厳しかったお姉さんを落としちゃうの!?

リフィルさんも支援会話次第な人ですよ割と。目覚めた後、普通のお嫁さんになったり。相方と旅に出たり、って感じになるやつです。
マルギットAだと思いますが今回。
セレン様…イイよね。

この物語においては誰と支援会話Aになったかっていうの決めておいてもいいかもしれませんね。


ラール・ネメロを受け継ぐヴァレリアとか熱いと思うんだ。

>自由都市アルパガナ
了解です。名前が必要になったらこの名前で行きま翔

>レイス
敵を欺くにはまず味方から。本気で追わないと疑われることになる…とか。あり得る話ではあると思います。
ただ、ジュリアを同行させるならレイスは事情を知っていた方がいいと思います。
>実はエイル・リフィル・レイスは事の顛末を全部…
なのでそれがいいと思ってます。

+ソフィアを救う機会を与える…みたいなことですかね。

>エイル
浄化作業中に汚染された、とかどうでしょう?

混沌の残滓の影響で全武器Sのイメージですね。
クラス名はカオスロード、とか。招かれし者、とか。

>シャルティエル
男のツンデレ、好き……

>レア
シャルティエルと出会わなければ、ただ自分が何者かを知るためだけに生きて、正体を告げられ、
それを何を思うでもなく受け入れて、己の中の怨念を解き放ち、役目を終えて崩れ去っていく…

シャルティエルはレアゾンではなく“レア”でいていいとを認めてくれた。だから

っていう感じの妄想が渦巻いております。

――


シナリオまとめてみました。
とりあえずベータ版ということで。

今のところ神意編の影も形もありません…


:残滓編


レイスに、エイルを追うように命令が下る。
(レイスは裏の事情承知済み)
レイスに無理やりついていく形でジュリア、旅に出る。

レイスは事情を理解しているなら、むしろベルターナを警戒。
ジュリアは愚直にエイルを追う。



ジュリアの視点で少しづつ明らかになっていく真実。
エイルを追うことがメインであるため、混沌の残滓の痕跡を探る。
(一応人器は無関係なのでは?という話)


混沌の残滓が起こす事件に関わる。レイスは不自然なまでに解決に乗り気。
(案・マクダレーナの力によって権力を手にした者が取りつかれた・混沌の残滓についての説明)


ジュリア・レイス、リフィルと接触。
エイルが人器を集めているらしいことが判明する。



大陸側トルケ領地。エイルとセレンの接触。
ここでの選択肢で最終的なルートが変わる…とか?

人器の神殿、一回目。
VSエイル
レドーサを手に入れる。



ベルターナ軍と共闘?
ベルターナ、ガーンディーヴァ、エマギナリア入手済み人器二つ。



人器の神殿、二回目。
ベルニア・エアブレイド。
VSエイル
VSベルターナ軍
(トルケとベルニアの順番は逆でもいいかもしれない。逆にするメリットは剣S武器を手に入れられる事。ただ、地理的に微妙)



ベルターナ軍とのいざこざ。2回目の神殿内。
戦いの中でエイル、レイス、ジュリア、リフィル合流。
人器を奪われる?
(個人的にはエイル、ベルターナ、シャルで3:3:1で統合編かと思ってますが。)



人器の奪還とソフィアを救うため、全員でパーシュパタを目指す。
統合編へ。





:使途編
人間になる物語。


シャルティエル、ラニアの片田舎。竜族側の小さな隠れ里から旅立つ。
とりあえず冒険者としての仕事を求めてラニア王都へ向かう。

ラニア王都を目指す道中
マクダレーナ教団がレアを襲っているのを見て助けに入る。レアが襲っていたのがアポストルであることを理解する。
レア本人はシャルと別れようとするが、シャルはレアのことを放っておけず、レアと同行してラニアの王都へ。


ラニア到着。
ラニアは多様性に対して寛容な姿勢を受け入れ、事を起こさない限りはマクダレーナ教団を受け入れている。
実際は新ラニア王が生き残りのアポストルと共に主導している。その為治安が揺らいでいる。

新王への評価は揺らぎ、国はいまいち安定にかける状況?




そんな中、混乱するラニアを元に戻そうとする者たちと共闘。つかず離れず。たまに協力。
(メンバーはフェードル・シェリカ・アレックス・ディルカ・他)
政治的に弱いメンバーが多いため、彼らが新王を倒すだけでは、国が救われないのは彼ら自身もわかっている。
(ディルカがめちゃ苦労しそうな気がする。ラニア王族の誰かを出してもいいかもしれない。)
(世界情勢的には単純に新王を倒すだけでは今度こそラニアは滅亡するかもしれない。問題)

基本的にラニアの問題を解決するために動く。
レアとのコミュ。




・シャルのアイデンティティ探し&レアの正体を探る話。

・人器を求める。
試練の際に、番人の天使から自分の役割と、レアの正体についてヒントをもらう。
順番によって動機が異なる事になると思われる。
入手はアステル。

・レアの正体判明

・己と向き合うシャル

・シャル×レア

順不同。

そのあたりをこなしつつ


マクダレーナ教団をどうにかできる材料がそろう。




使途編最終決戦
(レアがアポストルにさらわれる?)

使途編ラスボスは新ラニア王(大臣)あるいはミケイル。
場所はラニア城内か、マクダレーナ教団の本拠地のどちらかかと。

ガリアントによってレアは六つ目の紋章を埋め込まれ、内側のマクダレーナを覚醒させられる。
レアは異形なる存在へ向かう。



シャル、人器を求めるベルターナと合流?



:おまけ?
タイムスケジュール(仮)


前戦争


907年
リフィル・目覚める



アスレア、何らかの人器の存在を知る。(竜の生き残りから?)


異形なる存在から混沌の残滓が振り始める


大陸で混沌の残滓による事件が起こり始める
議会で混沌の残滓が問題になり始める。



エイル治療完了
・混沌の残滓の浄化作業を行う?


909年

議会でアスレアが異形なる存在の完全破壊を提案する。
主にティーンが「アレはソフィアだぞ!」と反対するも、過去の行いを引き合いに出して論破される。

反論:ベルニア ラニア
パーシュパタ建造計画。

渋る者たちもいるが、異形なる存在の撃墜が議会で認証される。


シャルティエルが旅立つ


パーシュパタの建造、開始。



910年

エイル、混沌の残滓に汚染されるも抑え込む。
混沌の残滓を受け入れる?
セイシェルは人器をひそかに集める事にする。
ベルターナ相手に優位に立つため。

エイル、異形なる存在撃墜計画を知り、アムナーフォを奪取&失踪
ただし、全てはセイシェルも承知の上。



残滓編開始
エイルを追ってセイシェル&エイルの思惑を知ったうえでレイスが旅立つことになり、ジュリアがそれに無理やりついていく。



使途編開始




統合編開始





名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/27 (Sat) 01:49:14
こんばんわ。
風邪こじらせてしまいました。ミンナ カゼ キヲツケテ・・・
返事遅くなってすいませんでした。

>レイス×リフィル
私は不良少年と女教師系のお姉さんが結ばれるエンドとか好きです^^

シナリオのまとめありがとうございます。
神意編は残滓編と使徒編に上手い事吸収された形になったんだと思います・・・!

レア様とシャルティえルの物語(使徒編)は是非mmさんに書いて欲しいと思いました。
>シャルティエルと出会わなければ、ただ自分が何者かを知るためだけに生きて、正体を告げられ、
>それを何を思うでもなく受け入れて、己の中の怨念を解き放ち、役目を終えて崩れ去っていく…
>シャルティエルはレアゾンではなく“レア”でいていいとを認めてくれた。
これだけでちょっと泣きそうになったよ…やーね、大人になって涙もろくなっちゃった^^;

そしてラニア組のメンツ濃いっすね…! ここにレア様が加わったらラニアはもっと賑やかになりそうですね^^
ディルカ(とシャル)が比較的常識人の役かな…
どのキャラクターも内政が安定した後で王になる感じではないので、将来の王として担ぎ上げられてる反マクダレーナ教団のグループのリーダーとかいそう(大臣の子とか前ラニア王の寵児とか…武人以外の面でもカリスマ性の持っている第三者とか)

残滓編も・・・いい感じだと思います。
主要人物の思惑が結構複雑そうなので(レイスが知ってる事をジュリアが知らないとか、リフィルが知ってる事をレイスは知らないとか…)そこを混乱しないように気をつけなきゃいけないですね。
キャラ表作ってみてストーリーを掘り下げていきたいと思ってるのですが作っちゃっていいですか・・・?

混沌の残滓によってどこでどんな悪影響をもたらされ、事件が起きているか考えなきゃいけませんね。

エイルのクラス名「招かれし者」かっこいいですね。
あと新キャラどうします?
残滓編は二人くらい赤と緑の新顔がいてもいいのかなぁ。

すいません、時間切れです。
また来週以降にもう少し色々詰めたな返事を書きたいと思ってるんですが、エイル編の方も書かなきゃならないのでお返事はちょっと遅くなるかもしれません。

あー、こういう時直接会って色々お話出来たら話詰めれるのになー
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/05/28 (Sun) 12:41:24
風邪は、ねー。お見舞い申し上げます。

>あー、こういう時直接会って色々お話出来たら話詰めれるのになー
なかなか直接会うのは難しいですよね。
Skypeしましょうか。LINEでもいいかもですが(提案)

では私は使途編を担当させていただきます。(かなり露骨に狙ってた男)

レアゾンって元はマルギット編の没になった敵キャラだったのになあ…出世したなあ…。
登場しなかったら生き残ってヒロインになった…

>ラニアグミ
多分ラニア人が濃いんですよ。
ディルカはツッコミ役が似合います。ラニアへの愛で戦うけど、いまいちまとまりがない集団ってイメージですね彼らは。

>神意編
吸収でもいいですけどね。
どうにもピースが足りないよ感がするので、
アイデアとしては載せようかなと思います。
そこから、改めて吸収していくのもいいかもしれません。

>キャラ表作ってみてストーリーを掘り下げていきたいと思ってるのですが作っちゃっていいですか・・・?
OKです。
名無しさんは残滓編担当ということでよろしいか。


>新キャラ
そうですね。ラニアの後継者?中心人物も作らないとですし。
新キャラ欲しいですよね、既存ばっかりじゃどうにも、ね。
キャラメイクも楽しいもん!


まあ、突拍子もない案としては、氷竜ラニア本人にご登場願うとか。
テーマ的には微妙になる事請け合いですが。



混沌の残滓については、
・混沌の残滓

:概要
異形なる存在より発生し、大陸へ降り注いでいる。
その正体はマクダレーナのヴィルサイティスに残留した知識と恨み。

異形なる存在内部にとどまったソフィアの寂しさを同じく内部に存在する紋章が聞き届けた結果(らしい)
形状は、基本的に不可視の魔力塊。

負の感情を一定以上に増大させた人間及びかつてマクダレーナに味方していた人間に取りつく事が多い。
(マクダレーナがいなくなった不安も+される)

取りつかれた人間はマクダレーナに近い手段をとるようになる。

自然発生する安価版“影”といったところ。
雑に言えばインスタントマクダレーナ発生装置。

:効能
マクダレーナの持っていた知識の一部を入手。
魔力上昇及び市身体能力向上。

自分自身の影を実体化させ、操ることができる。(影の魔物の召喚)
自分の影に物を収納できる。

負の感情が徐々に増大していく。同時に混沌の残滓も増大する。
最終的にマクダレーナの知識に耐えきれず発狂する可能性が。

:目的
特になし。取りつかれた者はマクダレーナの行動を
たちの悪い感染症のようなもの。

:対策
負の感情が薄ければ、取りつかれることはない。
負の感情が薄まれば消滅する。
強い意志を持っていればある程度制御可能。

サルンガによる浄化可能。
取りついた人間が死亡した場合霧散する。


――――――
今のところこう考えております。
なので、かつてマクダレーナの助力を得ていた者が、助力を得られなくなった不安から取りつかれ暴走していく…
そんな感じとか。
むう・・教団や910年のラニア王とかぶっちゃうなあ…

それではまたね。





あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/06/13 (Tue) 02:00:57
風邪はもう大丈夫でしょうか……?
季節の変わり目、気を付けます……

参加者が多いとすり合わせたりするのが大変ってのはよくわかります。
これについてはご縁があれば、と思っています。
(共同作業苦手な人とかもいるしね)

>オノゴロ時代のマクダレーナ
当時はこんな設定勝手につけて大丈夫かなとビクビクしていたものですが
普通に受け入れていただいているようで安心してます。
使える設定であれば適当に使ってあげてください。

>アスレアがいつ人器を知ったのか
後からマクダレーナを洗ってみたところギディオンに辿り着いたとかもありでしょうかねぇ……
ダハラカやアビゲイルからの線も一瞬考えましたが、彼らを雇うとしたらベルターナではなくセイシェルでしょうし。。。

>アルパガナ
ランドさんの!街に!!かっちょいいい!名前がッッッ!!!!
これからは、アルパガナのランドと名乗らせていただきます。

そういえばラニアは異形なるもの撃墜については反対か賛成かどっちだろうと思ったので簡単に表にしました。

セイシェル→反対。
ベルターナ→賛成。
ベルニア→。ティーン・反対
ラニア→
トルケ→。セレン・多分反対
ヴェルザンディ→。リッシュ・
トーヴェ→。レイチェル・多分反対
アルパガナ→中立

国と各ロード両方書いたのは、国としては賛成だけど個人的には反対ってとこもあるだろうなと。
(中立ってところもありそう)
ベルニアは実質ティーンがトップになるなら反対側でいいんだろうか。

>新キャラ
何人かいたほうがいいと思います。
キャラメイクは楽しいですが、
私の場合変な設定付け足してしまいがちなのでちゃんと考えて設定作るクセつけたいものです。
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/06/20 (Tue) 23:35:37
調子に乗っていたら、体調崩しました。胃腸にダメージが…
……スレ主だってのに情けないなあ。

他人との協力、協調も難しいですが、一人で飛ぶのも難しいです。
なんというか、ほんとにもう。


そういえば海底都市=オノゴロって事ですよね?

アビゲイルとダハラカは傭兵と山賊なんで自分の得になる依頼ならどこからでも受けると思います。

むー、どうにも、もう1要素足りてない感じなんですよね。
一応、アスレアには竜の記憶がありますし、そこから何かしらの情報を得たのかも…
ヴィルサイティスに降り立った神が良からぬことを考えている、等。

ラスボス、いったい誰になるんでしょうね…ラスボスと黒幕が別っていうのでも問題はないわけですが。
ラスボスはマクダレーナ概念。黒幕は降臨した神、とか。
とりあえず、物語を絞める為にラスボスは殴っておかないといけないような気も。


個人としてはソフィアのことを気にかけるけれど、国としては排除できるならしたいでしょうしね、異形なる存在。

そう、異形なる存在撃墜計画は全ての国で賛成理由と反対理由の双方があるんですよね。
賛成理由は異形なる存在及び、混沌の残滓の排除した方がいいという事。
反対理由はベルターナが大きな力を持つ事への危機感、撃墜によって状況が悪化する可能性。
といったところでしょうか。

ラニアはどうなんでしょうね…ロード勢とは別の理由で反対ってのもいいですけど。
マクダレーナ教団に力を貸している国王としては反対。
ラニアという国としては今後の展望を考えれば賛成よりの中立…みたいな。

ティーンは勝手なイメージですが国よりも私情を優先しそうです。
為政者としてのティーンのイメージって全然ないですし。自分の情を優先しそう。
私が考察したベルニアの世界観なら、かなりの軋轢になってると思いますが。


ヴェルザンディは…中立?

まあ、議会を重ねるごとに徐々にまとまっていくとかいう感じでもいいかもです。

キャラメイクは気が乗るとそれはもうすごいことになりますよね!
追加設定とか!どんどん湧いて出る!
気が乗らないと大したことができないのは玉に瑕ですが。



とりあえず各国の動向案ぐらい投稿したいです。
匿名 - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/07/22 (Sat) 18:49:39
お久しぶりです。暑い中、いかがお過ごしでしょうか。
息災ならばなによりです。

さてさて、使途編のプロットも出来上がってきまして。
キャラ募集としてしまってもいいかも、と思うようになってきました。

・ラニアのシューター
・王族の踊り子
・教団から寝返る闇魔導士
・ラニア兵士
の新キャラが欲しい、出そうと思ってます。


まずは使途編においての勢力関係をまとめたものを投稿します。
起爆剤に…なればいいなあ。

・ラニア国王
ラニアの内政をつかさどる者達、及び軍隊。
898年の大冬、905年の動乱、907年の戦争によって大きな疲弊をしている。復興途中。
セイシェルを始めとした他国からの援助によって復興ラッシュが実現した。

全体的な再編が進んでいる。
ベルターナ撤退時に残されていた設備やシューターの現物を利用し、独自のシューター技術を保有し始めている。これは現国王の判断である。

ラニア王国においてはかつてマクダレーナの側についていた者達への迫害は国策として禁止されている。
それ自体は悪い事ではないのだがマクダレーナ教団の存在や、現国王に付きまとう黒い噂もあり、どこか歪さを感じさせられる。

国王はアポストルや教団と通じている。しかし基本的には国の復興や平和を願う者達がほとんどである。
しかし国王は激務からの心労故か、体調を崩しており、政治機能の大半は重臣たちが行っている状態である。


・ラニア傭兵ギルド
国営ギルド。国の重臣たちの判断で再開している。
(国にいろいろあって閉鎖って事は国営ですよね?)

ラニア復興のための人材を求めている。国内の雇用は大幅に回復している。
とにかく人手が足りない為、特例として登録さえ済ませれば比較的簡単に依頼を受けられる状態となっている。
最も、ギルドから信頼されなければ実入りのいい仕事は紹介されない訳だが。


家建設、畑の新設、食料・物資(木材・石材・砂利・粘土、等)の運搬・調達、施設防衛、等復興に関した依頼。
復興以外では山賊退治、暴徒鎮圧、護衛、戦場跡から廃棄されたシューターを回収、等。
それらが主な仕事となっている。
混沌の残滓や教団に関しての依頼も。


・エクウェス
ギルドの少数精鋭。総員100人に満たない。
ギルドからは迅速な対応が求められる依頼や、国家にとって重要と思われる依頼をこなす。
活動拠点は王都。

主要メンバーは前回の戦争で活躍したラニア出身の者達。
メタ的な理由としては、過去のキャラクターをまとめた部署。

ラニアに未だ巣くう暗雲を感じたフェードルとディルカが中心になって設立された。
目的はラニアの平定。マクダレーナ教団への警戒度はとても高い。

ギルドから一定の信頼を得たものが新たなメンバーとなる事もある。
主要メンバーが引っ張ってきて仲間に加える事もあるとかないとか。

所属
フェードル
シェリカ
アレックス
ディルカ
(オーキス)
(メルツェル)


・マクダレーナ教団
マクダレーナを神とした独自の神話を持ち、彼女を崇める集団。
正式名称はアネラダガム。(マクダレーナの英語表記の反転)
しかし、言動や通称としてマクダレーナ教団、および教団と呼ばれている。
教団のメンバーでさえも正式名称を名乗ることは少なく、彼らでさえ教団やマクダレーナ教団と名乗る事が多い。
本拠地はラニア王都からほど近い古城。

主なメンバーは大陸の現状に不満を抱く者達。及びアポストルの奇跡を目にした者、
戦禍、貧困、思想、マクダレーナの恩恵を受けていた者達、等。
闇魔法を使う者が多い。

基本的に不気味な集団である。集会を開いたり布教する事もあるが、基本的には無害。
彼らが過激な行動に出るときはアポストルの指示が絡んでいるか、自衛のためであることが多い。

生活環境は結構快適。教団の本拠地において衣食住に困る事は無い。

教団の第一目標はマクダレーナの復活。
最終目的は復活したマクダレーナの作り出す楽園へ行くこと。


彼らの教義においては
マクダレーナ=楽園を作り出す者。人から神へとなる者。いつか死より復活した時、真の神となる。
アポストル=マクダレーナに従属する使途。マクダレーナの言葉を現世に伝え、マクダレーナ信仰する者を楽園へ導く存在。
竜王と女神=苦しみに満ちた世界を作り上げた悪神

という事になっている。
今の所ヤバイのアポストルであって彼らではない。

:余談
マクダレーナのスペルはMAGDALENA
並べ替えるとGANDAMLEA
つまり、レアはガンダムだったんだよ!

ガンダムの正式なスペルはGUNDAMなんですけどね。

・アポストル
マクダレーナに置いて行かれた者達。
マクダレーナ教団を裏から操っている。
目的はマクダレーナの復活。(正確にはミケイル個人の目的といった方が正しいかもしれない)

その知識、力によって混沌の残滓を浄化できる。教団の規模を拡大するため存分に利用されたらしい。
正確にはマクダレーナ復活の為、戦力強化の為混沌の残滓を集めている。
混沌の残滓をある程度の制御ができるらしく、ばら撒く事で汚染したり混沌の残滓を用いた魔物を作り出す事が出来る。

教団を設立した理由は、ミケイルが帰ってきたマクダレーナにふさわしい場所を用意したい為に彼女を慕う者達を集めた共同体を作成する事としたから。
マクダレーナがそれを喜ぶかどうかは……
最終的に教団をどう扱うかは復活したマクダレーナに任されている。

彼らがマクダレーナの復活を目指すのは、そのように作られたから。
マクダレーナの駒でありマクダレーナのために働くように作られていたため、自分たちを統率する存在が必要である為。
簡単に言えば不安から解消されるためで、自分自身の判断で動かなければならない事がとにかく恐ろしいと感じているからである。
実態は親を失いどうしたらいいかわからない子どもの集団と変わらない。

マクダレーナの使用していたアングルボダを元とした三冊の魔導書の作成を行っている。

自意識を持っているものはあまり多くない。ミケイルがほぼすべての指示を出しとガリアントが少々有している。
加えて少数の者達も自身の意思を持っているが、ほぼすべてがマクダレーナからの指示を待つことしかできず、結局ミケイルの行動を支持する事しかできない。

マルギットやアルゼスのような自意識を残した元人間のアポストル(死霊騎士?)もいたかもしれないが、その者達はラニアで行動を起こしたアポストルとは行動を共にしてはいない。

所属
ミケイル
ガリアント


・ベルターナ
ラニアの現状及び、マクダレーナ教団についての調査、ラニアの人器の捜索が目的。
現在の所、事を荒立てるつもりもなく観察以上の物ではない。

潜入しているのはオーキス団のメンバーが主。
すでにベルターナに所属していないメンバーをコネで雇う事で表面上でも無関係を装っている。

ラニアがパーシュパタ賛成派ならばもしかすると正式な部隊が配備されているかもしれない。
オーキスは一部の部下と共にエクウェスに協力する形で潜入している。
王城及び教団に潜入している者もいる。

所属
オーキス
ムサシ



・セイシェル
ラニアの復興のために人材を貸し出している。総勢200名ほど。

その実態は単純なラニアの支援に加え、ラニアの人器の確保とマクダレーナ教団の動向を探る事を目的としている。
セイシェルとしてはマクダレーナ教団への警戒度は高い。
駐留している人員は1年ごとに交代する。(本人の希望により延長・早引け可)
人材交流、兵士・騎士達のラニアにおける過酷な環境下での訓練という側面も存在する。
防寒具はラニアからの供与。

物語開始の少し前、モンテーロの部隊に交代。


メルツェルは過去のコネでモンテーロを通じて雇われ、流れ者としてエクウェスに潜入。
表面上はセイシェルとはもはや関係のない人材であり、人器についての情報を持つ為、うってつけ。
簡単に言えば人器担当。

メルツェルはセイシェルから離れているルートである。
と、思うが一応ぼかしておいた方が良いような気がする。拠点会話などで回収しよう。


所属
メルツェル
モンテーロ


―――――――

ツッコミどころなどあればぜひ。ではでは。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/07/23 (Sun) 22:40:38
こんばんは。お久しぶりです。
まだ全然自分用メモを作れていないのがなんかもう、あれだなぁ…
元気にやれております。

mmさんはその後の体調どうでしょうか?
これからも暑い日々続きますので冷たいものの食べ過ぎなど気を付けてご自愛ください。

>海底都市=オノゴロ?
多分そのつもりで書いてますね。
オノゴロが後の海底都市です。

>ティーン
ああ、確かに。
最後までマリュを殺せなかった彼には国の運営難しそうです。

匿名さん……は、mmさんなんでしょうか?
(内容がそれっぽかったので)

>つまり、レアはガンダムだったんだよ!
な、なんだってー!
ここでいうガンダムというのはシャルティエルにとっての救い、って意味だと…いいな!
自分ガンダム詳しくないけど!!

キャラ募集何か考えてみますね。



あと、これ管理人っていうか個人的にお願いなんですが
どれが誰なのかわからなくなるので、これから先
以前参加してたとか言いたくないけどこの企画には参加したいって方でも
新規の方でもここだけの名前で結構なので適当でいいから名乗ってくだちぃ。
あとでABOUTにも書いておきます。
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/07/24 (Mon) 18:21:51
私の体調はこの夏の間低空飛行が続いております。
食欲が低下気味で…


>匿名さん……は、mmさんなんでしょうか?
はい、そうです。2017/07/22 (Sat) 18:49:39の投稿は私です。
名前の欄、いつもはブラウザに保存されているのでつい確認せずに投稿したらこんなことに。
紛らわしい事になってしまい申し訳ない。


>ガンダム
アポストルも誰かに作られた兵器という意味ではガンダムみたいなものですよね!(暴論)

いえまあ、アポストルの創造主を失った道具がどこへ行くのかという事話を作りたい、というですね。


>キャラ募集何か考えてみますね。
ありがとう…、ありがとう…!

王族の踊り子は、ラニア王族でお願いします念のため。

mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/09/21 (Thu) 21:02:15
お久しぶりです。

残滓編、方向性が定まってきたのでそろそろ書き始めます。
提案:投稿の許可

それはともかく、ラスボス案はどうしましょう。
私はシャルティエルが呼び出すはずの神が半顕現、残り半分を術式マクダレーナで補った邪神マクダレーナ、とか考えております。


あんみつ - もうすぐ引っ越し 2017/09/25 (Mon) 02:33:24
>投稿
OKでーす。
これは早くキャラ出ししないとな。。。

募集されているキャラ
・ラニアのシューター
・王族(ラニア)の踊り子
・教団から寝返る闇魔導士
・ラニア兵士

とりあえずシューターさん考えてみてます……
(mmさんがすでに考えてたらまたちょっと転用考えます)

>ラスボス
術式マクダレーナと半顕現した神がラスボスの場合は、レアは終盤で一時離脱でしょうか。
せっかくだからパーシュパタぶっぱなして「やったか?!」って言いたい。
(いや、パーシュパタを利用して異形なる存在へGOという案もあったか)
アポストルの目的はマクダレーナですしラスボスも覚醒した術式マクダレーナで良いと思います。
異形なる存在の扱いがどうなるかが、気になりますが。

レアゾン→“マクダレーナ”という世界を呪う術式を記録する媒体。術式が発動するとレアの肉体・人格は消滅する。
異形なる存在→マクダレーナの肉体にして爆発物。
  ソフィアという異物がマクダレーナ術式にとっては邪魔かもしれない。
神→人型だったり竜だったり。
  女神その人なのか他の神様ひっぱるのかは未定。
  半顕現とは肉体をまとっているのか、それとも思念体なのか。

個人的には半端な神様を術式で補うって形だとなんか神様が主みたいに感じましたので
何かの核とすることに成功した術式で神の力を吸収する(取り込む)という形の方がいいのかなーと少し思いました。
んで、元々のマクダレーナでさえ勝てなかった神を術式に取り込ませるならばヴェルザンディ887で出てきた竜が人になる遺跡の技術を応用して力を抽出してやるとかどうでしょかね。
(ぼくのかんがえた~で考えた奴の再利用を提案してみる)

神が主となってラスボスになる場合は、「竜王とリエルの手前見逃してやったけどもう怒ったぞー、だからこんな世界早く壊せばよかったじゃー」ってな感じ?
(私のイメージでは元々のオノゴロを壊そうとした神はこういうこと言いそうなのでこの神が単体でラスボスも良いっちゃ良い気もするが話が多少唐突になる可能性がある)


実は、俺が!俺たちが!!マクダレーナだ!!も諦めてない。
(そんなんこの台詞だけ見たらギャグだわ)
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/09/27 (Wed) 23:23:42
>あんみつさん
引っ越しですかー。新生活頑張ってくださいねー

シューターさんよろしくお願いします。

募集キャラもう一人増やします。
・剣使いor杖使いです。


そういえば投稿はこのスレにした方がいいでしょうか?
それとも新しいスレを立てて投稿した方がいいでしょうか。新スレ立てた方がいい気がします。


>もろもろ返信

異形なる存在(肉体)と術式マクダレーナ(意思)が合体すればパーフェクトマクダレーナ(偽)が完成したりするかも。
一応私はアポストルは使途編でおおむね決着をつけようかと思ってるんですよね…

アガートラム
光☆(レアゾン専用) 威力12 命中80 必殺0 重さ12 射程1~2 回数-- 
術式マクダレーナを起動するための魔導書。救世石が内蔵されている。
術式の制御も不完全ながら可能らしく、短い時間の間はマクダレーナノ形を維持することができる。
魔導書の力で攻撃しているのではなく、内側のマクダレーナの術式で攻撃している。
移動、体格を除く全てのステータス+5

という専用魔導書を考えてまして。
ふと気づいたんですけど術式マクダレーナを救世石にインストールすることが可能なのでは?


887の描写を見る限り、あの神殿で出来ることって正確には「竜の力を得ることで竜になる」事と
「人の力を得ることで人になる事」じゃないですか?
って、事は「神の力を得ることで神になる神殿」もありかもしれないですね。

例の神殿が流れ着いたのがどの時間軸かっていうのもネタになるかもです。

不完全な形で顕現した神を神殿の力で奪われる、とか

不完全さ…
肉体はあって力が不完全
肉体がなくて力は万全
肉体と力が中途半端
……力を奪われて人間になった神とか…あれ?これ神意編案件なのでは?
神意編がどういったものかわかりませんけど。黒幕を設定するなら、一考の価値ありかもです。
黒幕にして主人公の一人っていうのもいいかもしれない。

マクダレーナ主体か……「マクダレーナ」はもうヴィルサイティスにいなんですよねえ。
まあ、神主体でもいいかな
神の力+術式マクダレーナ+異形なる存在というラスボス?ラスボスはそれでいいんですよね。
黒幕は一体誰なんだ……アポストル?もう一段階に何かが絡んでいる。と考えてます。


パーシュパタ…いろいろ出来るってことにすればよいのでは。

パーシュパタ決戦でアスレアを倒すか宝箱全部開けて人器を回収するかでエンディングが変わる、とか考えたりもしてましたね。
人器を回収すると異形なる存在を破壊できずソフィアとエイルで宇宙旅行エンド。
人器を残しておけばソフィア救出後にパーシュパタで異形なる存在を破壊して帰還エンドみたいな。


>俺が!俺たちが!!マクダレーナだ!!
出来るかもしれない…
マクダレーナを失い、マクダレーナを望む者たちが混沌の残滓なり術式なりで、マクダレーナに変化する…とか。


とりあえずこんなところで。近いうちに1章投稿します。



名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/10/18 (Wed) 01:05:50
どうもです。今年中には本編および新編、何らかの物語がぶっ込める目処が立ちそうです…。
このペースだとおばさんの年齢が殿堂入りしちゃうううっ(?)なので新編はあっさり目に書こうと思います。

ずっと前にキャラ募集かけていらしたようなので、キャラ投下してみました。
良かったら参考にしてあげてください。

名前:トリーシャ
性別:女
年齢:19

出身:ラニア王国
クラス:踊り子
LV:3
HP:15 力:3 魔力:1 速さ:6 技:4 守備:2 幸運:1 魔防:7 体格:5 移動:5
属性:水
スキル:踊る
(低確率でHP・移動力・体格以外のパラメータが一時的に1~3上昇。確率はレベル上がるごとに上がっていく)

成長イメージ:HPと守備はかなり伸びにくい。
魔防と速さはよく伸び、力もそこそこ成長するのでドーピングアイテムさえあれば前線に出すのは難しくない。

使用武器:槍E
所持品:鉄の槍 特効薬 

前ラニア王の遺児。
トリーシャは幼い頃の愛称で、本名はトリフォニア。

五年前(或いはもっと前)にマクダレーナがラニア王の元へやってきて王の寵愛を受けるようになって以降、彼女は母と共に離宮に追いやられ悲しい少女時代を過ごす事となる。
父がエイルに討たれ、母も数年後に病で亡くした事を切っ掛けに、自らの意思で行方をくらます。
こういう経緯の持ち主であるため、マクダレーナ教団を酷く憎み、父の事もあまり好きではない。

しかしラニア王国の事は愛しており、普段は踊り子としてラニア各地を転々としながら未だ混乱の渦中にある祖国のために何か出来ないかと策を弄している。
ちなみに踊りを含む一般教養は(王族としての在り方等も)離宮生活時代に母から教わった。

生真面目な性格で、男性に対して潔癖な一面を持つが、祖国復興のためなら危険で大胆な行動に出る事を厭わない熱い情熱を秘めている。
基本的には朗らかで人当たりが良く、王族のしての生活から離れている今でも気品は失われてはいない。
(踊りのモチーフはフラメンコ。衣装もフラメンコドレスのような物を纏う)

音楽や踊りに造詣が深いが、絵心が全くない(これはシャルティエルと逆の設定で、シャルは絵は達者だけど音痴という設定です)

一人称:わたし トリフォニアとして立ち回らなければならない時は私(わたくし)
口調は普通の女性口調。時と場合によっては敬語になる。

 イメージカラー「橙」
 くせ毛の黒髪で瞳の色は「蜂蜜色」
 長い髪は頭頂部で纏め上げていて、やや大きめな花飾りや宝石の髪飾りをあしらっている。
 眉濃くキリッとした長身美人で実年齢よりもかなり大人びている。
 化粧も嗜み、そこそこ濃い目のメイクを好むがセンスは良い。
 魅力的なお尻の持ち主でもある(胸<<尻)


☆彼女のイメージは太陽です。
☆踊り子を槍装備にしたのはFE暗夜・白夜のアクアさんの影響を受けてです。
☆備考は長々書いてますが「こんな感じはどうでしょう?」という提案ですので、却下でも改変してもおkです。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/11/04 (Sat) 06:25:35
名無しおばさん>
踊り子さんだー!
アクアの槍は、白夜が和風の国だったのもあって薙刀が王族の女性の嗜みだったのかなと思っていました。
なのでトリーシャもお母さんに教えてもらっていたのかもしれないですね。
フラメンコ風の衣裳って格好良いですね、情熱的な印象受けます。

…と、一応こちらもシューターさん考えてきました。
最初は男で考えていたのですが、シャルを無駄に女の子で囲みたいという考えに急に襲われたので女の子になりました。シカタナイネ。
(ハーレム要員という訳でなく本当に意味もなく女の子で周りを囲んでやりたかった)
都合悪いとこあったら修正受け付けます。

コメット

オタクの僕ッ娘。17歳。
ベルターナ軍のシューター部隊を始めて見た時の感動は今も忘れない。
今までウッドシューターしか知らなかった彼女にとって鋼鉄製の最新鋭兵器は衝撃であった。
シューターを扱いたいがために軍に入ったが、当然ながら好きなようには暴れられなかった。

「ウッドシューターはウッドシューターで味があっていいと僕は思うよ。
 ただね、ベルターナの本物のシューターの美しさと言ったら比較にならない。
 雪原を重々しく!隊列を組むアーマーナイトのように!!
 すごく…………デカくて強いトコが好きだ」
「剣、槍、斧なら……斧が一番好きだね。
 だって一撃必殺だろ?一番強いのは斧さ」
「キミね、ニートを馬鹿にしちゃいけないよ。
 ニートだって明日出す予定の本気を今出せばどうにかなるものさ」
「あ、あ、あれはッタイフーンじゃないか!!!!!?
 ふぁああああああか、かかかかか格好いいぃ………
 あれはシューターや弓の中で唯一近接攻撃できるんだ……はぁ、死ぬならあれがいいな」


夢はベルターナに行くこと。
特技は狩り。
趣味はシューター。
弓の扱い(普通の弓)は慣れたもの……だが、狙いを付けるクセがあるため軍隊向きではないらしい。
罠猟もいけるぞ。
基本的にはちゃんと物事を考えて行なう方だがテンションが上がるとその限りではない。
シャル達に手を貸したのは大義名分の元シューターをぶっぱなせるのではないかという気持ちもある。
手段のためには目的を選ばないある種のバーサーカーである。

ブルネット(黒髪)の短髪で、雪眼鏡をヘアバンドのようにしている。
服装は首元などはがっちりガード、しかし生足はさらす。
シューター Lv1
HP23 力5 技8 速さ0 幸運8 守備7 魔防1 体格5 移動3
弓☆D
属性:風
武器:クインクレイン
若干非力。気持ち程度に魔防が上がる。
mm - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/11/05 (Sun) 13:29:54
あんみつさん

>コメット
オタク系暴走女子かわいい……
統合編で多分ベルターナに行けるよ!やったね!

シャルを女の子で囲みたいのは分かります…無駄にルート分岐があるんですよきっと。
さっそく3章で使用させていただいてもよろしいです?

>都合悪いとこあったら修正受け付けます
二つほど。修正というかお願いというか提案があります。
ステータスに魔力を設定してほしい。
後、ストーリーでラニア王国のシューターを研究している部署に所属していることにしてもいいですか?



シューターが登場したので武器案を投稿します。
性能的にほとんどフレーバーに泣てしまうかもしれませんが。

フェルムシューター 威力5 命中60 射程3〜5 回数15 必殺0 武器レベル弓☆D 重さ28 移動3
ラニア製
残されたベルターナの技術をもとにラニア王国で開発された鉄+木製移動型シューター
あくまで試作的な物であり、耐久性、命中性に難がある。

フィクスシューター 威力8 命中80 射程3〜10 回数10 必殺0 重さ20 武器レベル弓☆E 移動できない
ラニア製固定砲台。ベルターナの技術を応用したウッドシューターの正当発展型。
移動できない代わりに単純な性能を高めた。

サイクロン 威力3 命中80 射程2~3 回数-- 必殺 でない 武器レベル☆B(シューター専用) 重さ30 装備中移動+6
装備の変更が出来ない。
ベルターナ製、踏破性特化型シューター
浅い川、森林、天候で移動力が落ちない。
あんみつ - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/11/10 (Fri) 00:26:34
コメットの評判良くて嬉しいです。有難うございます。
3章では宜しくお願いいたします。

>ストーリーでラニア王国のシューターを研究している部署に所属していることにしてもいいですか?
おっけぃです。
ぶっぱなすのも好きですが、研究も好きだと思うのでどうか好きなシューターのことを仕事にしてあげてください。

>魔力の設定
こうか?!

コメット

オタクの僕ッ娘。17歳。
ベルターナ軍のシューター部隊を始めて見た時の感動は今も忘れない。
今までウッドシューターしか知らなかった彼女にとって鋼鉄製の最新鋭兵器は衝撃であった。
シューターを扱いたいがために軍に入ったが、当然ながら好きなように暴れることも自分の趣味だけの研究はできなかった。がっくし。

「ウッドシューターはウッドシューターで味があっていいと僕は思うよ。
 ただね、ベルターナの本物のシューターの美しさと言ったら比較にならない。
 雪原を重々しく!隊列を組むアーマーナイトのように!!
 すごく…………デカくて強いトコが好きだ」
「剣、槍、斧なら……斧が一番好きだね。
 だって一撃必殺だろ?一番強いのは斧さ」
「キミね、ニートを馬鹿にしちゃいけないよ。
 ニートだって明日出す予定の本気を今出せばどうにかなるものさ」
「あ、あ、あれはッタイフーンじゃないか!!!!!?
 ふぁああああああか、かかかかか格好いいぃ………
 あれはシューターや弓の中で唯一近接攻撃できるんだ……はぁ、死ぬならあれがいいな」

夢はベルターナに行くこと。
特技は狩り。
趣味はシューター。
弓の扱い(普通の弓)は慣れたもの……だが、狙いを付けるクセがあるため軍隊向きではないらしい。
罠猟もいけるぞ。
基本的にはちゃんと物事を考えて行なう方だがテンションが上がるとその限りではない。
シャル達に手を貸したのは大義名分の元、シューターをぶっぱなせるのではないかという気持ちもある。
手段のためには目的を選ばないある種のバーサーカーである。

ブルネット(黒髪)の短髪で、雪眼鏡をヘアバンドのようにしている。
服装は首元などはがっちりガード、しかし生足はさらす。
シューター Lv1
HP23 力5 魔力1 技8 速さ0 幸運8 守備7 魔防1 体格5 移動3
弓☆D
属性:風
武器:クインクレイン
若干非力。気持ち程度に魔防が上がる。
名無しおばさん - Re:みんなで作る新編オムニバス 2017/11/14 (Tue) 05:39:56
おはようございます。色々書いてたら止まらなくなって朝方になってしまいました笑
コメットたんprpr・・・_(;3 _/∠)ゞ

910年の話を書くにあたって、ラニアの大臣さんのキャラ設定が必要なんじゃないか…と思いまして、とりあえず905年の大臣さんのキャラ表を作ってみました。
910年の話書く時のヒントに少しでもなれば・・・いいな・・・!

名前:カーティス
性別:男
年齢:43
出身:ラニア王国
家族構成:妻 娘 息子

ラニア王家の大臣。
先祖代々、ラニア王朝が始まって以降、ラニア王族に仕え政治の場を取り仕切ってきた名門貴族の出身。
大臣としての責務はそこそこにこなし、大臣としての誇りも持ってはいるが野心は大してない。
しかしラニアの大冬の際には傭兵ギルドと積極的に連携を取り、セイシェルに救援を求め復興にも外交にも最も尽力したのは実は彼…だったかもしれない。

王にも一定の敬意と畏怖の念を払いつつ距離を保っている。
このドライで控えめな人柄が、マクダレーナがラニア王宮に入り込める隙を作ってしまった。
マクダレーナが王の寵愛を受けてからは政治に口を挟ませまいと牽制していたが、王がマクダレーナの神秘の力(預言や魔術によって災害や反乱(一揆?)の阻止等)を重宝するようになっていた事と、彼の慎重であり優柔不断でもある性格が仇となり上手く立ち回る事が出来なかった。マクダレーナ相手なら降参するしかないと思う。
近頃は王宮を下がる日が増え、やや閑職に追い込まれている。

王が死にマクダレーナが王宮を去った後は、遠方の離宮(別荘?)に追いやられていたフォルテュナ王の娘を王宮に呼び戻し、彼女が王に即位する日までに国家の基盤を作り直すため私心を捨て家族を捨てる覚悟で尽力する事を決意したが……。

趣味は植物の栽培。厳しい環境でも育成できる作物の研究に余念がない。そして定番の読書。戦う力以外にも医療技術も進歩させたらしい。

無愛想でクールなオッサンだが、ラニアとラニアの民を愛する心は本物である。

◇◆◇
こんな感じです。910年書く時に不都合になりそうな設定あったら削除しておkです!
この人エイル編ではあんまり目立たないし。
名前結構フツーにしたんで、もしかしたらモブbossとかに同じ名前のキャラいたかも…もしそうだったらまた名前考える…。
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/11/14 (Tue) 23:11:14
返信!

>あんみつさん
遅くなりましたがコメットに関するお願い、対応ありがとうございます。
魔法武器とかどんどん出てくるのでもう力と魔力を分ける事にしました。


>名無しおばさん
カーティスさんありがとうございます。
凄い助かります。前王に仕えていた大臣が今の王っていちいち書こうとするととても面倒で……
クールなイケオジ、いいよね。


名無しおばさん - Re: みんなで作る新編オムニバス 2017/11/16 (Thu) 20:48:40
どうもです。まだ残滓編に着手出来てなくて申し訳ない。
でも一話の構想はちょっと固まってきました。

シャルティエルを女の子で囲もう計画(?)に乗っかって、女兵士さん考えてみました。
あとトリーシャの採用ありがとうございました。

名前:フローレ
性別:女
年齢:18(本当は15歳)

出身:ラニア王国
クラス:ソルジャー
LV:5
HP:25 力:6 魔力:2 速さ:4 技:4 守備:3 幸運:5 魔防:1 体格:8 移動:5
属性:炎

成長イメージ:魔防・幸運が伸びやすく何故か魔力も伸びやすい。力と守備の成長はリアルラックが試される。
レベルが上がるにつれて後衛向きのパラメータになっていく。

使用武器:槍D
所持品:手槍 傷薬

ラニアの新王、カーティスの娘。
しかし王政を立て直すためにカーティスが私心を捨て、家族とも縁を切った事をきっかけに完全に疎遠になっている。

905年時点ではまだ10歳で幼かった事と、カーティスが閑職に追い込まれ王宮に出入りする頻度が少なくなっていたため、社交の場には一度も姿を現したことがなく顔を知られていない。
この事を逆手に取って年齢を誤魔化し新米兵士の中に潜り込み、父を陰ながら支えるために日々鍛錬に励んでいる。

父に似て慎重かつ辛抱強い性格。同時に口数が少なく無愛想なところも父に似た。
家族想いで、縁を切られた今でも父の事を尊敬しているが、新王との関係や思いを周囲に勘付かれないように感情を強く隠している事もあって近寄りがたく周囲からはやや浮いてしまっている(本人がそれを望んでいる面もある)

カーチェスに必要以上の心労をかける原因の一端となったトリーシャのことはあまり好きではない。
当然マクダレーナ教団の事も快く思っていなければ、反新王派の人間も嫌いである。
しかし自分の好きじゃない集団に加担する事が父の助けになる場合があるなら、己を抑えてそれらに与する事が出来る強さと、割り切りの良さを持っている。
悪口や耳障りな言葉も黙って静かに聞けるが、自分の本音は滅多に外に漏らさないのでちょっと怖い。

対人関係の構築をもう少し積極的に頑張る事が出来るようになれば一皮むけるタイプ……なのかもしれない。

趣味は貯金と料理。
母と幼い弟を支えるために仕送りしているが、その中で遣り繰りしてコツコツ貯めるのが密かな楽しみらしい。
料理は彼女の溜まった鬱憤を晴らすための手段。手際はいいが料理に念が篭るのか味は不味くはないけど美味しくもない。

一人称:あたし 口調はやや男性的で、砕けたり柔らかい物言いをする事は少ない。

 イメージカラーは「水色」
 髪は上半分が亜麻色で下半分が水色のグラデーションカラーのおかっぱ。瞳の色も亜麻色。
 化粧気も飾り気もあまりないが、不美人というわけではない。(性格ゆえにそう見られる場合はある)
 スッピンで年齢を逆サバ読み出来るくらいには落ち着いた雰囲気を持っている。
 筋肉質でしなやかな体つきをしているが、背はさほど高くない。
 服装はラニア兵士の標準的な物を標準的に着用している。

……トリーシャのイメージが太陽なので、こっちは月のイメージにしました。
イケオジ(カーティス)の性別を入れ替えたらこんな感じになりました。
カーティスは慎重さと相手の悪さ故後手に回ってしまいましたが彼女はどうでしょう…?
これも提案ですので、運用難しそうなら却下でおkです。
mm - Re: みんなで作る新編オムニバス 2019/04/23 (Tue) 17:53:38
5章用キャラを投稿します。
ヴィルサイティス(特にラニア)の闇を創造しまくってると感じますが、まあ、良いや。

名前:アリナレイド
性別:女性
年齢:34
性格:温厚にしてネガティブ
出身:ラニア王国
容姿:黒髪 疲れ切った笑顔 黒いローブ 形見のネックレス
趣味:チェス
特技:あみもの
欠点:10代後半以下の男女を見ると眼で追ってしまう。
好きな物:暖かな家庭
嫌いな物:寒さ、戦争
家族:ラニアの大冬の際に夫を、前の戦争の際に子ども二人を亡くしている
チェスは夫の趣味。在りし日は一緒に遊んでいたとか。

12年。不幸の中を必死で生き抜いてきた。生きることが目標で、立ち向かう事が出来ていた。
だが平和になったとたん何も持たず。死にたくはないが、生きる目標もない、といった状態となった。

心のよりどころを求めてマクダレーナ教団へ入信した。
精神的なありようと相性が良かったため。闇の魔道を収めている。

その心身はもはや疲れ切っている。


「どうせ…私なんか……。」

「貴女に賭けて見るのも悪くないかもしれない」
mm

使途編4章

0 2018/12/17 (Mon) 15:27:37
使途編4章 使途の見る夢
=全体MAP・オープニング=

――夢を見る。あの方はどうして私を他の者達のように使ってくれぬのか。
俺も力なら負けてねえのに。なんでそんなに、嗤っている?
 なぜ僕たちを連れていってはくれないの?

 ――夢を見る。今の私は、私だ。求めていたものは、ここに在る。
私は今、満たされている事に気づいていないけど、きっとそれでいい。
 叶うのならば、この夢がいつまでも醒める事がありませんように。

◆ギルドの酒場
シャルティエル「レア…」
レア「ん?ふあ……おはよ、シャル。……どうしたの?」
シャルティエル「なんでもない」
レア「またマクダレーナの事、思い出した?」
シャルティエル「……忘れられる訳ないだろう」
レア「ねえ、なにがあったの?」
シャルティエル「…マクダレーナは……、マクダレーナはもういない。」
レア「…本当に私が近くにいて大丈夫なの?」
シャルティエル「レアはレアだ。マクダレーナとは関係ない」
レア「……本当に…本当にそう思うの?……もし私がマクダレーナだとしたら、それが、なんていうか…怖い?のに」
シャルティエル「馬鹿じゃないの?」
レア「あ、酷い!こっちは悩みが増えて困ってるのに!?」
シャルティエル「……もういい。好きに悩めばいい」
レア「…なーんでそこで適当なのさー」
ムサシ、登場。
ムサシ「どうもっす。……痴話喧嘩っすか?」
シャルティエル「……」
レア「べっつにー?で、なんか用?」
ムサシ「今、時間あるすか?」
レア「まあ、暇って程じゃないけど…ここの所、仕事が草むしりと雪かきしかやってないし。村の警備のはずが、誰も襲ってこなくて草むしりになったこともあったっけ。私は良いけど。…うん、シャルはだいぶ…」
シャルティエル「……」
ムサシ「護衛のつもりで草むしりはむしろラッキーじゃないっすか?」
シャルティエル「……」
ムサシ「そんな血気盛んなシャルさんには朗報かもすね。エクウェスからの大仕事、持って来たっすよ」
レア「良かったね、シャル」

ムサシ「さっそくっすけど、ビコード山賊団は知ってるすね?」
レア「何度か戦ったことがあったっけ。そうでなくても依頼書の中で名前が上がってるのは見たかな。結構大きな勢力なの?」

ムサシ「そっすね。最近のラニアでは、一番戦力が多いといても過言ではないっすし…ヴェルザンディのマフィアまがいの事までやり始めてるっす」
シャルティエル「それは…教団よりも優先するべき事なのか?」
ムサシ「教団…すか?」
シャルティエル「マクダレーナの残滓を放っておいていいのか」
ムサシ「向こうも今の所大したことはやっていませんし、マクダレーナを崇めてる、と言うのも一応裏側の事情っすし。まだ手を出せないんすよ」
シャルティエル「相手がアポストルでも…化け物相手でもそんな事を……!」
レア「シャル…」
シャルティエル「……」
ムサシ「そのあたりの詳しくは、ディルカさんに聞いてみてください。……仕事の日取りとか報酬とかの話に入りましようか」


■拠点会話


◆コメット
コメット「…はあ……」
コメット、いやそうな顔。
レア「…………どうしたの?」
シャルティエル「…研究室に戻ったんじゃないのか?」
コメット「聞いてくれる?この前回収したシューターのリペアの為に研究室に戻ったんだ……そしたら除雪用シューターの試作品が出来ててさあ……」
レア「うん?」
コメット「それが、それが…すっごく良かったの……!あのラニアの大雪に負けない重厚さ!戦いの為じゃないのにこんなのが出来るんだっていうさあ!この…さあ!
分かる?ダメだと思ってたものが、琴線に触れまくった僕のこの気持ちがさあ…はあ……」
シャルティエル「……知るか」
コメット「だから僕はもう、好き勝手撃たないとやってられないの!って訳で、研究室から試し撃ちの名目でシューター借り出してきたから。これからもよろしくね!」
シャルティエル「ええ…」
レア「……あ、ああ、うん……好きにしたら、良いんじゃないかな、もう」



◆フローレ(メルツェルの情勢講座)

メルツェル「よう。麗しの兵士さん」
フローレ「お前は…何の用だ」
メルツェル「いやあ、大変だろう?ビコード山賊団の件が片付いたら…この先、いよいよもって教団への対処が本格的になる。」
フローレ「軍でもあの山賊には手を焼いている…国が万全なら、あんな者達をのさばらせたりはしない」
メルツェル「連中はどの勢力にとっても無視できない。ほっとけばラニアが万全となった時でさえおいそれと手を出せない勢力を築く事だろうな」
フローレ「……」
メルツェル「まあ、そうなる前に何とかできそうで何よりだ。……だが、連中がいなくなれば、教団は動かざる得なくなる。ラニアにとっての大一番はその時だ。鍵となるのは」
フローレ「トリフォニア…王女」
メルツェル「分かってるじゃないか。……どうした?苦虫を噛み潰したような顔だが」
フローレ「……王女は、その責任を捨てて姿をくらました。そのせいでこの国が、残された人間がどれほど苦労をしたか。そんな人間がこの国の行く末を握る鍵になる…?」
メルツェル「……」
フローレ「……」
メルツェル「ラニアは英雄を求めている。「ラニアの皇帝」のような個人ではなく、人の上に立つ言わば天上の星を。前の戦争でラニアが手に入れそこなった物、だ」




■拠点買い物
鋼武器
鉄の大剣
鉄の戦斧
鉄の長槍
フィクスシューター
フェルムシューター
扉の鍵


■オープニング1
背景・天幕
ディルカ「ふー…」
フェードル「どうした、ディルカ」
ディルカ「エクウェスのリーダー…今更だが、こんな地位に納まるなんて思ってもみなかった」
フェードル「緊張しているのか?」
ディルカ「あたりまえだろ。エクウェスの長としてここまで大きな戦いは初めてだ」
アレックス「やっぱ、兄君の方が向いてんじゃないの?」
フェードル「それは違うぞアレックス。私では駄目なのだ。」
ディルカ「フェードルさんは異名が最悪なんだよな…」
シェリカ「グダグダ言っていないでさっさと行きなさい」

ディルカ「手厳しいな…じゃあ、行くぞ」

一枚絵:エクウェスの前に立つディルカ
ディルカの周りにはフェードル、アレックス、シェリカの姿がある。

ディルカ「エクウェス正式メンバーに加え、信用に値するギルドの傭兵達よ。集まってくれた事に感謝する」

ディルカ「先の戦争に比べれば小さなものかもしれない。だが、エクウェス発足以来、最も大きな戦いとなるだろう。
この国にこれ以上悪をのさばらせることはあってはならない。これは、ラニアの未来をつかみ取る戦いである!」

■オープニング2
ビコード山賊団のアジト内。

ビコード「へへ、で?俺くしに今更教団さんが何の用なんだい?」
アンディ「ずいぶんと調子がよさそうだな?」
ビコード「おかげさまで…」
アンディ「その力、マクダレーナ様の加護である事を忘れるな」
ビコード「気にくわいませんわ。あなたなら、…天使とやらも超える器ぐらいあるはずだろうのに」
アンディ「……私は天使様に尽くす事によって最も力を生かせる。そして、天使様への侮辱は許さん」
ビコード「ふふ…そうか、い。そおういましょう…………俺様も、意地があるからなあ」
アンディ「この戦いの後の権を守っていただければ」
ビコード「手筈通り、この戦いの後生き残った俺くしの手勢は、教団に合流する。ふふふ」

アンディ「…こいつらのおかげで混沌の残滓を集まった
天使様はこの結果に納得していただけると良いのだが…。この男所詮はこの程度か」


■オープンニング3
ビコード山賊団の砦前。

ムサシ「改めて、説明するっす。本隊が正面からぶつかってる間にこっちは裏口を探って、内部に潜入して戦況の混乱を狙って、臨機応変に動く感じっすね」
シャル「……」
レア「……」
コメット「撃って撃って打ちまくる!心置きなく撃てるぅ!」
フローレ「……うるさい」
コメット「…ゴメン」
ムサシ「ともあれ、ほかにも数班、同じように潜入するっす。」
シャルティエル「……」
ムサシ「ま、死なない程度に暴れればいっすよ。シャルさんはまだ日も浅いっすし、ラニアの為とか、ギルドへの義理とかそういうの考えすぎても、面白くないすし?」
シャルティエル「…さすがにそこまで不義理じゃない。甘く見るな」
ムサシ「そっすか。…レアさん?」
レア「あ…。なんかさ、こんな時に言うのもなんだけど、こうしているのが楽しくってさ。
皆でこうやって大きな目標に向かっていくの――こんな気持ちになるの、生まれて初めてだから」
シャルティエル「…生まれて?」
レア「まあ、それはそれで変か。一応昔のこと覚えてない訳だし」


■戦闘準備画面へ


■戦闘

基本的には、少しづつ
城塞戦のセオリーを守っていけば、おかしな苦戦をする事は無い。

NPCは城門の付近で敵をせん滅し続ける。しかし、城門付近を延々とウロウロしている。扉の鍵がないからである。
鍵を開けて彼らに戦ってもらえれば途方もない戦力となるだろうが、NPCが全てを終わらせてしまうだろう。
ビコードがどうしようもなくなったらフェードルに何とかしてもらおう。

ビコードの本来のクラスはローグ。


勝利条件:敵将撃破
敗北条件:シャルティエルもしくはレアの死亡
敵:ビコード山賊団
NPC:エクウェス

・NPC

フェードル
LV:18
HP:58 力:25 魔力:5 技:29 速さ:25 幸運:14 守備:20 魔防:15 体格:14 移動:6
剣S 斧A
属性:氷
所持品:銀の剣 トマホーク 特効薬
戦闘力:
銀の剣:攻撃力38 命中145 攻速25 回避64 必殺14 必殺回避14 防御20 魔防15
トマホーク:攻撃力38 命中125 攻速25 回避64 必殺14 必殺回避14 防御20 魔防15射程1~2

傭兵×4(フェードルに追従)
レベル:15
 クラス:傭兵
 持ち物:鋼の剣 傷薬
HP30 力10 魔力0 技11 速さ10 守備4 幸運4 魔防0 体格10 移動5
戦闘力:
鋼の剣:攻撃力18 命中99 攻速10 回避24 必殺5 必殺回避3 防御4 魔防0



・敵
ビコード山賊団×4
レベル:9
 クラス:盗賊
 持ち物:鉄の剣 盗賊の鍵
HP26 力6 魔力0 技6 速さ14 守備5 幸運0 魔防1 体格10 移動6
戦闘力:
鉄の剣:攻撃力11 命中102 攻速14 回避28 必殺3 必殺回避0 防御1 魔防1


ビコード山賊団×6
レベル:10
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍 傷薬
HP28 力5 魔力0 技7 速さ6 守備6 幸運1 魔防0 体格10 移動5
戦闘力
鉄の槍:攻撃力12 命中94 攻速6 回避13 必殺3 必殺回避1 防御6 魔防0


ビコード山賊団×10
レベル:10
 クラス:山賊
 持ち物:鉄の斧 手斧 
HP32 力12 魔力0 技5 速さ7 守備2 幸運2 魔防4 体格15 移動5
戦闘力:
鉄の斧:攻撃力 命中86 攻速7 回避15 必殺2 必殺回避2 防御2 魔防4
手斧:攻撃力 命中71 攻速7 回避15 必殺2 必殺回避2 防御2 魔防4


ビコード山賊団×8
レベル:10
 クラス:シャーマン
 持ち物:ミィル 
HP25 力0 魔力8 技10 速さ7 守備2 幸運0 魔防7 体格10 移動5
戦闘力:
:攻撃力15 命中101 攻速7 回避20 必殺5 必殺回避0 防御2 魔防7


ビコード山賊団×2
レベル:10
 クラス:シューター
 持ち物:フェルムシューター
HP24 力10 魔力0 技10 速さ0 守備9 幸運0 魔防1 体格10 移動3
戦闘力:
フェルムシューター:攻撃力15 命中76 攻速0 回避0 必殺5 必殺回避0 防御9 魔防1 射程3~5


ビコード山賊団×2
レベル:10
 クラス:シューター
 持ち物:フィクスシューター
HP24 力8 魔力 技8 速さ0 守備10 幸運0 魔防0 体格10 移動3
戦闘力:
フィクスシューター:攻撃力16 命中96 攻速0 回避0 必殺4 必殺回避0 防御10 魔防0 射程3~10



BOSS:ビコード
クラス:■■■
レベル:10
 持ち物:ノスフェラート スレンドスピア どちらか装備していない方をドロップする) 
スキル:混沌の残滓(すべての武器が使用可能になるが、クラスが不明になる)
 HP:40 力:13 魔力:15 速さ:14 技:10 守備:5 幸運:0 魔防:5 体格:9 移動:7
武器レベル:剣S 斧B 槍A 理A 闇A 光E 杖E 
地形効果:玉座

戦闘力
スレンドスピア:攻撃力25 命中90 攻速14 回避40 必殺5 必殺回避5 防御5+3 魔防5+5
ノスフェラート:攻撃力30 命中90 攻速5 回避40 必殺5 必殺回避5 防御5+3 魔防5+5

◆敵増援

10ターン目まで毎ターン登場

剣士(鉄の剣持ち)×2
山賊(鋼の斧持ち)×4
シューター(フェルムシューター持ち)×2


・宝箱
銀の剣
青の宝玉
ソードバスター
イクリプス


■ボス初戦時
ビコード「俺くしが最強の山賊だアアあ!ハハははハハハはは!」


■ボス特定会話
VSシャルティエル
シャルティエル「お前…どこかで…」
ビコード「なんだ…小僧」
シャルティエル「いや…お前は、怖くない」


VSレア
レア「――…ッ、この、感覚…どこかで…」
ビコード「あなたは…ふふふ。私の売レ真ウる女ダて」
レア「……何かが、混ざっている?」


VSフェードル

フェードル「貴様がビコードだな?この国の為だ倒れてもらう」
ビコード「ふふフフはハはハハハはは!貴方如きが…この俺くしニ、勝てる?か?」
フェードル「正気ではないのか?まさか…」


■ボス撃破時

◆通常
ビコード「ぐふ…あ?寂、し……?違う…俺、様、の、じゃない」

◆レア
ビコード「…がは…あ、違う…私?は…」
レア「……なに、これ。ッッ!?」

■エンディング
背景・城

◆ボスをレアで撃破した場合。
レア「っ!!??」

→記憶へ。


◆それ以外

シャルティエル「終わったな。…レア?」
レア「ううん、ちょっと………これ、は」
ビコードがいた場所にレアが移動する。
シェリカ、現れる。
シェリカ「それに触れてはいけない!」

フラッシュ。
一瞬だけ一枚絵。
一本の木。玉座に座る一人の女性。その姿はとても、寂しそうで…
レア「――どこにも、行けない」

◆記憶
■■■■「…なんだ、僕の仕事はもう終わり?」
グラフィックはセイシェルの貴族風の男。
マクダレーナ「ええ。珍しく役に立ったわ。後は」
■■■■「結構気に入ってたんだけどなあ、今の僕。残念残念」
マクダレーナ「もうその姿は必要ない。次まで待っていなさい」
■■■■「きっとまた使ってよ?マクダレーナ」


……

レアの触れたものが消滅する。
レア「今のは…」
シェリカ「山賊団の首領も汚染されていたようね…ビコード山賊団の発展の原因はそういう…」
シャルティエル「何か知っているのか?」
シェリカ「当然よ。私の研究対象だし。レア、なんともない?自分の中に何かがいるような違和感は?」
レア「何か、見えた気がするけど……別にそんな事はないけど」
シェリカ「何か?詳しく聞かせなさい」
レア「えーっと…寂しそうにしてる女の人が玉座に座って…」
シェリカ「髪の色は?体格は?」
レア「小柄で…栗毛だったかな?」
シェリカ「それは…そう……もちろんその可能性は考えていたけど…少なくとも要素の一つは確定…つまり…」
シャルティエル「どういう事だって聞いている。さっきのは何だ?レアは大丈夫なのか?」
シェリカ「…知らなかったの?混沌の残滓はこの大陸を蝕む大きな問題の一つよ」
シャルティエル「混沌の残滓?」
レア「そういえば、聞いた事あるかも…確か、疫病だったっけ?」
シェリカ「疫病、ね。一般的にはそんな風に言われてるの?実態は…ああ、ちょうど分かりやすくアレが来たわね」
シェリカの指先さす先にある空に舞う異形なる存在の一枚絵。
シャルティエル「あのクジラモドキに関係あるのか?」
レア「……」
シェリカ「異形なる存在と呼称されているマクダレーナの残したもの…混沌の残滓はあそこから発生し、地上に降り注いでいる」
シャルティエル「…」
シェリカ「これまでの記録から推測するに、混沌の残滓は人間を侵食しその心を蝕む代わり、知識を与えているらしい」
レア「知識?」
シェリカ「異形なる存在から流れ落ちたという状況証拠、残滓に汚染された者の証言や、魔力波長、マクダレーナの知識という事はほぼ確定、か」
シャルティエル「…マクダレーナの、知識を得る…」
レア「シャル?」
シャルティエル「それは、マクダレーナが復活するって、事か?」
シェリカ「いいえ。残滓の宿主はマクダレーナにはなれない。彼女の狡猾さも、魔術も、知識も持っていたとして…あなたはマクダレーナになれる?」
レア「……」
シャルティエル「ふざけるな!俺があんなものに?…なる訳がないだろ!!」
レア「シャル!落ち着いて!」
シェリカ「ほらね?誰だって、他人になりたいって思う訳ないでしょ?ビコードもあれだけ汚染されてなおマクダレーナとはあまりにもかけ離れている。彼女が山賊たちを支配してそれで終わる訳ないでしょう?行動原理が、元の人間から変わってない」
シャルティエル「……ッチ」
レア「もし、なれるとすればそれはどんな人?」
シェリカ「さあ?完全に自分自身を持たない人間、とかじゃない?」
レア「……えーと」
シェリカ「それじゃあ、私はこれで失礼するわ。……今回は思った以上に有益な情報が得られた。混沌の残滓から安全に魔術や情報だけを抜き出す方法があれば、それはそれで…」
レア「ちょっとまって」
シェリカ「異論は挟まない。さよなら」
 シェリカ、去っていく。
レア「物知りだけど勝手な人だなあ…まあ、いいけど」
シャルティエル「……」
レア「さ、帰ろっか。今日も働いたし」
シャルティエル「……そんな適当で良いのか?」
レア「ん?…えーと?」
シャルティエル「…だから、自分の事だろ。昔の自分の事が知りたいんじゃないのか。それまでに何かあったら…」
レア「それもそうなんだけどね……なんか、なんだろ…記憶が戻ったら――シャル、あなたと一緒にいられなくなるかもって思うと…うん。今は別にいいかなって」
シャルティエル「………なんだそれ。」
レア「なんだろうね?わっかんない」
笑顔のレア。

◆雪原の太陽

モンテーロ「大臣殿…私に何か?」
新大臣「長らく行方がつかめなかったトリフォニア様の行方がつかめました」
モンテーロ「先の戦争の少し前に姿をくらました前王フォルトゥナ様の忘れ形見…正当王位継承者…でしたか。…失礼ですが、何故彼女は出奔を?」
新大臣「さて。我々には王たる者の心の内など王ならぬ我らに測れるものでしょうか?前王とて、その心内を我らが察する事ができていれば五年前の悲劇は回避できたのではないでしょうか?」
モンテーロ「どの道喪われた物は戻りません。…重要なのは今どうするかでしょう」
新大臣「…そうですな。ともあれ、彼女にとって離宮の居心地が良くなかったのは確かでしょう」
モンテーロ「……それで私に何の御用でしょう」
新大臣「あなた方セイシェルの騎士にトリフォニア様のお迎えをお願いしたいのです」
モンテーロ「我々が行ってもよろしいのですか?」
新大臣「はい。…お恥ずかしい話ですがトリフォニア様の身を案じればこそ。あのお方…カーティス王の疑惑はご存知でしょう?」
モンテーロ「今の地位に納まったのは前戦争においてマクダレーナに取り入ったからだ、という話ですか?」
新大臣「はい。あれは事実なのです。あの方は戦争の際にマクダレーナの力を借りて王となった。そして今、アポストル共に居場所を提供し教団を許容し、何かを企んでおられる」
モンテーロ「トリフォニア様を暗殺する心算である、と?」
新大臣「お恥ずかしい話ですが。カーティス王がアポストルと手を組み、態勢を盤石に保ちたいというのならトリフォニア様は邪魔者でしかありえないでしょう。……もはや、あなた方セイシェルの人間にしか頼る事が出来ないのです」
モンテーロ「王の手の者は信用できない…と。では、貴方は?貴方の考えを聞かせていただきたい」
新大臣「……私はただこの国の安定と平和を望んでいるだけです。この国はあまりに災難に見舞われた。それがたとえ、カーティス王に歯向かう逆賊となろうとも。ラニアの臣としてこの国をこれ以上、混沌の坩堝とするなど断じて許すわけにはいかないのです」

モンテーロ「分かりました。お受けしましょう。ラニア復興の為に」

To be continued……

あんみつ - Re:使途編4章 2018/12/20 (Thu) 00:49:00
おつかれさまでした。
さらばビコード山賊団……

教団の実働として山賊団が生まれたのか、山賊団の頭が残滓に蝕まれたのか。
後者っぽい感じがしますね。
混沌の残滓を集めるための駒として動いていたようですが……

無意識下でレアも自分の正体かもしくは近しい事実に気づき始めているような気もしますが
レア自身が細かいことを気にしないタイプなので(自分に気づいていない振りをしている?)、どうなんでしょうね。
次はトリーシャさん参戦でしょうか。
山賊団がいなくなった今、教団との衝突が表立ってくるようでその辺りも関わってきそうですね。
フローレさん的には今回の最後の方の新大臣の会話がもし耳に入ったらキツそうですが、端から見たらどう考えてもそう見えてしまいますよね……カーティス王の真意がどうあれ。

閑話休題
実は私昨日気づいてしまったのです……
使途は、使徒なのではないか、と。
まぁこのWiki検索してみたら最初から使途表記になっているっぽいので気にする必要もないような気もするのですが
少しずつチクチク直します。
(ついでにリンクも張り忘れたので後日張ります……Orz)
mm - Re:使途編4章 2018/12/20 (Thu) 21:28:32
>教団の実働として山賊団が生まれたのか、山賊団の頭が残滓に蝕まれたのか。
後者っぽい感じがしますね。

後者ですねー。
ビコードが浸食され、マクダレーナの力(≒思考)の一部を振るえるようになったことにより、彼の山賊団は周囲の悪党を引き込み拡大していきました。
そこへ教団が目をつけ自分たちの目的のために接触し、良好な関係を築いた。
といった感じでしょうか。

>今後の展開
トリーシャの出番ですよー。
私はもっぱらトリフォニアと呼んでおります(ラニア家臣感)

レアは…まあ、ようやく自分の正体へのつながりをやっと掴んだ…といったところです。でもまあ、シャルと一緒にいる事の方が今の所楽しいのかもです。
まあその辺り7章からで大幅に盛り上がりを見せる予定。

>使途使徒
あ!(今気づいた顔)
そ、そうですね。き、きっとあれですよ
アポストル達の命の使い方とかそういう意味なんですよきっと。(言い訳)
mm

使途編3章

0 2018/04/23 (Mon) 15:36:28
使途編3章 駆ける黒鉄

=全体MAP・オープニング=
ラニア王国
ヴィルサイティス大陸の北方に存在する賢竜と呼ばれた神話の英雄ラニアを祖としている。

近年のラニア王国は災難によく見舞われた。
900年のラニアの大冬と呼ばれる大災害に始まり905年のラニア王フォルテュナの死、そして907年のベルターナによる占領。

ベルターナのシルファ前皇帝が倒され、マクダレーナがこの大陸を去っても、ラニアに刻まれた傷跡は未だ癒えずにいた。
戦争の終結とともにフォルテュナ王に仕えた大臣カーティスが新たな王となり、ようやく復興の道を辿ろうとしていた。

大陸歴910年
ラニアに蠢く暗雲は未だ晴れず。
そんな中かつての戦争で活躍した者達が中心となって、国家の承認を得て、ギルドに所属するラニアの復興の道しるべとなる集団を結成した。その名を、エクウェスという。


■オープニング1
 ラニア王都・エクウェスの拠点

フェードル「と、私たちの事情は分かってもらえただろうか?」
シャルティエル「……」
レア「ふーん。その割にラニア人じゃない感じの人もちらほらいるみたいだけど?」
ムサシ「俺ですか?ここにいるのはオーキスの兄貴のコネですよ」
レア「オーキス?聞いたような、聞いてないような…」
フェードル「戦友だ。ベルターナの人間だが今は仲間と共に各地を転々としていたらしい」
ムサシ「兄貴が誘いを受けて俺たちオーキス団一同、エクウェスに協力を約束したって訳です。結構割が良いんですよこの仕事」
レア「ふーん」


ディルカ、シェリカを連れて現れる。
ディルカ「待たせてすまない」
シェリカ「……」

フェードル「ディルカ」
ディルカ「ああ」

シャルティエル「で?」
レア「…こっちの事情はまあ、一通り話したと思うけど……」
ディルカ「ああ。……レア、そしてシャルティエル。君たちをエクウェスで保護したい」
レア「保護?」
シャルティエル「……」
ディルカ「そうだ。マクダレーナ教団は…」
シャルティエル「狙われてたのはレアだ。俺には関係ない」
ディルカ「なっ!?」
レア「酷くない?」
椅子から立ち上がるシャルティエル。
フェードル「悪い話ではないと思うが?」
シャルティエル「他人の力は必要ない。俺は一人で十分だ」
シャルティエル、退場。マップから画面外へ。
ディルカ「……おい!待て!」





ディルカ「ああ、クソ。こういうのやっぱり慣れねえな。向いてねえって思い知らされる。エナシュさんみたいにはいかないもんだ」
フェードル「そう落ち込むな。エクウェスを…ラニアの英雄たちを纏められるのはお前しかいない。私やアレックスでは加減を間違えるのが関の山だろう」
ディルカ「まあ、あんたらは常人がついていくには…。やるしかないさ、このラニアの為に」




シャルティエル「……」
一人たたずむシャルティエル。
レア「どーしたの、シャル。そんな妙な顔して」
前を向くとレアがいる。
シャルティエル「な…っ!?」
レア「この薄情者。置いてくとかないわー」
シャルティエル「……関係ない」
ムサシ「俺もいるすよ。いいものも持ってきたんで見ておいてください」


■拠点会話

◆教団について
レア「ねえ、マクダレーナ教団について教えてくれない?」
ディルカ「ん?ああ、襲ってくる相手の事ぐらい知りたいか…そうだな、正式名称はアネラダガムといい、マクダレーナを神のように…」
レア「基本的な教義とか、表向きの活動目的は知ってるから。マクダレーナが神だとか、理想郷への道しるべだとか、そんな感じ」
ディルカ「……何を話したものか、
構成する者たちはかつてマクダレーナに仕えた者や、行き場のないハグレ者が主をしめている……そして、アポストル」
レア「――アポストル?」
シェリカ「アポストルというのはマクダレーナが魔力の物質化させた人形よ。基本的には手足となる人形にすぎないけれど、上位の存在であれば意志さえ持っていた。けれど、人形は人形、主人の手足でしかない。いくら上位のアポストルであろうとでも命令する者を失ってしまえば行動を停止するはずなのよ。これはいったいどういう事なあのか、興味が尽きないわ。
そもそもアポストルは0から作られた物と、人間を基盤に作られたものがあって…」
ディルカ「シェリカ。とりあえずその辺で。とにかく教団を作ったのは奴ら、アポストルだ。それは調べがついている。奴らの具体的な目的は分からず、今のところは穏健だがそれがかえって不気味でもある」
レア「――…どうして」
ディルカ「ん?」
レア「もう、創ってくれた人はいないんでしょ?それなのに……」
ディルカ「…」
レア「なんだか、悲しいね」
ディルカ「どんな理由があろうが、誰だろうが、もうこれ以上、ラニアで好き勝手させる訳にはいかねえんだよ」

 
◆フローレとメルツェル
エクウェス・アジト前。
???「…」
???(男)「どうした?お嬢さん。浮かない顔をして」
???(少女)「あたしはラニアの兵士です。いささか失礼では?」
???(男)「そうかい。俺はエクウェスのメルツェル………どうした?エクウェスは嫌いか?」
???(少女)「いくら英雄と呼ばれようとも、王の権威を汚すような組織を好きになれるとでも?」
メルツェル「それは極論だ。が、事実でもある。ラニアの大冬で何があったか、知らねえわけじゃねえだろ?」
???(少女)「…………それは、どういう」
メルツェル「傭兵が信頼を得て、王の信頼が揺らぐ……」
???(少女)「今と同じだと?」
メルツェル「ああ。マクダレーナはもういないが、いくらでも付け込む奴はいるんじゃねーか?……それは、俺たちの望むところじゃねーんだよ」
???(少女)「……何が言いたいの?」
メルツェル「そうだな…今度こそ、ラニアを平和にする。そんな話があったら乗るか?」



■拠点買い物
鉄武器
手斧
手槍
傷薬


■オープニング2(拠点を抜けて)

ギルドのおやじ「いらっしゃい。…あん?エクウェスのムサシか。珍しいな」
ムサシ「実はすね、少しばかりエクウェスの方からお願いのようものがあって…これ、エクウェスからの紹介状っす」
ギルドのおやじ「この書状は……なるほど、そこの二人に仕事を斡旋するように、か。……まあ、構わん。そちらが寄こした人材ならば問題はないだろう……。登録を受け付けよう。しかし、そっちの女は…どこかで見たような」
レア「?」
ムサシ「き、気のせいじゃないっすか?」
レア「……またかー」
シャルティエル「……」
ギルドのおやじ「はっはは。まあ、そうだろう。職業柄客の顔は覚える方だからな。
レアとシャルティエルだな。…タイミングの悪い時に来たな…すまないが、せっかく来てもらって悪いが今はお前達に回せる仕事がない」

シャルティエル「……どういうことだ?」
ギルドのおやじ「大規模な物は進行中か、今は募集していない。…少人数向けに来ている依頼はあるが、いきなり来たばかりの奴に任せる訳にはかないものしかなくてな。草むしりはあるが」
シャルティエル「…草むしり、か……背には腹は代えられないか」
レア「ふふ…それも面白いかも」
ムサシ「ま、そんなもんっすよ。ちょっとづつ」

???「ねえ!だったら僕の仕事受けない!?」
シャルティエル「ん?…」
ギルドのおやじ「おい、コメット!」
コメット「誰も受けてくれなくて。期限が今日までなんだ…。腕に覚えがあるんだったら草むしりとかよりは割のいい仕事だと思うよ?」

ギルドのおやじ「やめとけ兄ちゃん。その仕事は余りに危険が大きすぎる」
コメット「ちょっとマスター!そういうのやめてよ。受けるかどうかはこの人たちが決める事でしょ?」
ギルドのおやじ「だがなあ…」

ムサシ「まあまあ、依頼書みせてもらっていいすか?」
ギルドのおやじ「ああ」
ムサシ「フォルトゥム山すか…、あの辺ではベルターナ軍がラニアからの撤退時に廃棄したシューターが最近見つかったって話でしたよね?」
ギルドのおやじ「ああ。近くギルドと軍の合同で大規模な回収作戦行われる。とはいえ、耳の早い盗賊がうろついているからな、個人で下手に手を出せばただの餌食になるだけだ」
ムサシ「でもこの依頼、その前に回収するって…相当無茶が書いてありますよね…あの辺りを根城にしている山賊も黙ってないでしょうし、そんな中少数でシューターを持ち帰るって……これシューター研究室の正式な依頼なんすか?」
ギルドのおやじ「……ああ、そうだ。」

ムサシ「シャルさん、この仕事やめといた方が良いっすよ…これ」
シャルティエル「……草むしりよりはやりがいがある」
コメット「やった!お願いね」


ギルドのおやじ「その娘の事は任せた」
ムサシ「……了解っす」


■戦闘準備画面へ

■戦闘前会話

コメット「分かる?シューターの魅力っていうのはさあ。あんな鉄の塊が自走するんだよ!?
前の戦争でさあ!ラニアの王都をベルターナが制圧した時、すごかったんだよ?シューターがずらっと並んで……はあ……尊い……

と・く・に、前の戦争のタイフーン!――知ってる!?あれこそベルターナの技術力とラニアの気候が生み出した最高のシューター!あれと僕が初めて出会ったのは3年前…
いつまででもシューターを眺めてたかったんだけど、お母さんが外に出してくれなくってさ。我慢できなくなって…こっそりシューターを見ようと思って夜に出歩いてたんだ。そしたら何を見たと思う?ベルターナの兵隊に物々しく運ばれていく見た事のないシューターがあって…それが運命――僕の運命に出会ったのさ!
クインクレインでもファイアーガンでもサンダーボルトでもエレファントでさえなくて!
重厚で、荘厳で―――はあ…今思い出してもため息が漏れちゃうよ。タイフーン……」

コメット「それで、戦争が終わってシューター研究室が立ち上がって…これはもう入るしかないよね?そこまでは…そこまでは良かったんだよ!

でもね!でもね!……折角僕に合った職場が見つかったと思ったのに!
ベルターナが置いて行ったシューターの改装とか修復とか研究とか、もちろん独自のシューター開発も興奮するよ?
フィクスとフェルムは良かったよ…試行錯誤と改良を繰り返して新しいのを作る。満足のいく出来の物が出来たし、試し撃ちは楽しかったなあ…
それで、やっとラニア独自のシューターが出来て、さあ!これから!って……
それをさー!
除雪用のシューターって何!?役に立つかもしれないけど!そうじゃないでしょシューターっていうのは!折角の剛性をあんなことに…信じらんない…あんなの……あの所長!」

シャルティエル「……」
レア「……」
ムサシ「偵察完了っす……どうしたっすか?」
レア「お帰りムサシ。コメットの話が長いよー……」
シャルティエル「……」

ムサシ「あー…――で、いいすか?
案の定シューターを狙った盗賊がいるす。
敵の数とこっちの数を考えると、正面衝突は無理があるんすよ。あくまで無理のない範囲で動くべきっす。レアさんは正面突破の可能性はあるっすけど、今回は全体的なサポートに回って貰った方が良いと思うっすね」
レア「オッケー。任せといてよ」
ムサシ「んで、俺が敵を引き付けて、コメットさんがシューターで敵を減らして、そのフォローにシャルさん。今の戦力だとそんなところだと思うんすけど。これだと攻め手に欠けるんすよ」
シャルティエル「……あと一人いれば違ってくるか……」

ムサシ「ま、もっといい手なんていくらでもあるとは思うっすけど」
レア「ある程度シューターを回収したらさっさと離脱してしまうのが一番いいんじゃない?」
シャルティエル「……」
レア「どうする?シャル」
シャルティエル「わかった」

■戦闘

勝利条件:特定離脱
敗北条件:シャルティエルorレアの死亡
敵:ビコード山賊団

ビコード山賊団×2
レベル:6
 クラス:盗賊
 持ち物:鉄の剣 クインクレイン(D)
HP22 力5 魔力0 技6 速さ11 守備1 幸運0 魔防1 体格10 移動6
戦闘力:
鉄の剣:攻撃力10 命中 攻速11 回避22 必殺3 必殺回避0 防御1 魔防1

ビコード山賊団×4
レベル:5
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍 
HP24 力5 魔力0 技7 速さ6 守備6 幸運1 魔防0 体格10 移動5戦闘力5
戦闘力
鉄の槍:攻撃力12 命中94 攻速6 回避13 必殺3 必殺回避1 防御6 魔防0

ビコード山賊団×8
レベル:6
 クラス:山賊
 持ち物:鉄の斧 手斧 
HP28 力8 魔力0 技5 速さ6 守備2 幸運2 魔防4 体格15 移動5
戦闘力:
鉄の斧:攻撃力21 命中86 攻速6 回避14 必殺2 必殺回避2 防御2 魔防4
手斧:攻撃力20 命中71 攻速6 回避14 必殺2 必殺回避2 防御2 魔防4

BOSS:ムノス
レベル:1
 クラス:ウォーリア
 持ち物:鋼の斧 鋼の弓 エレファント(D)
武器レベル:斧B 弓C
スキル:なし
 HP:45 力:11 魔力:0 速さ:8 技:5 守備:3 幸運:0 魔防:5 体格:15 移動:6
地形効果:なし

戦闘力:
:攻撃力22 命中75 攻速8 回避16 必殺2 必殺回避0 防御3 魔防5
:攻撃力20 命中80 攻速8 回避16 必殺2 必殺回避0 防御3 魔防5


◆敵増援
15タ-ン目まで毎ターン出現
山賊×2
ソルジャー×1
傭兵×1
レベル:6
 クラス:傭兵
 持ち物:鉄の剣 
HP22 力6 魔力0 技5 速さ7 守備2 幸運2 魔防0 体格10 移動5
戦闘力:
鉄の剣:攻撃力11 命中101 攻速7 回避16 必殺2 必殺回避2 防御 魔防

・隠れた財宝:地形:シューターに止まると自動入手。
クインクレイン
ファイアーガン
ストーンヘンジ
サンダーボルト
エレファント
各一つづつ。

■攻略情報
シューターを回収しつつ離脱を行うマップ。
ただし攻めすぎるとあっさりやられてしまう。敵の斧6/剣2/槍2といった感じなので、
基本的にはムサシが敵を引き付ける事になるが、ソルジャーを相手にする事になると押し切られる。
基本的には危ない相手をコメットとレアで処理しつつシャルティエルでがサポートを行うというのが基本。
また、シューターを全て回収する場合、難易度はかなり高くなるので注意。
ほどほどに回収して離脱する事を目標とするべき。


■戦闘中イベント
・開始1ターン冒頭
盗賊「兄貴!なんだかよくわからん奴が来てますぜ!?」
ムノス「なんだ?ここいらの回収はまだのはずだろう」
盗賊「それが、少ない数でして…」
ムノス「まあ、いい…俺たちはシューターの回収が目的だ。適当に追い返せ」


・開始2ターン目、フローレ青ユニットで登場。
フローレ「……やっと、追いついた」


・フローレとの会話

 シャルティエル
シャルティエル「……お前は?」
フローレ「あたしはラニアの兵士フローレ。あなた達、ここは危険です。すぐに離れてください」
シャルティエル「悪いけど、仕事だ」
フローレ「仕方ありません。離脱を手伝いましょう」

 レア
フローレ「……そうか、お前が」
レア「んー…何か用?」
フローレ「あたしはラニアの兵士…手伝いましょう」
レア「何考えてるかわかんない子だなー。ま、よろしくね」

■ボス初戦時

ムノス「なんだあ?お前ら?」

■ボス撃破時
◆通常
ムノス「すまねえ、ボス……グフ…」


■エンディング
背景・洞窟

コメット「ヒャッホホイ!フィャッフォイ!シューター…ああ、シューターがこんなに…」
シャルティエル「……良かったな」
コメット「じゃあ、僕はこれをもって研究室に戻るよ。これ報酬!まったねー!」
 コメット、去っていく。

ムサシ「なんか……疲れたっすね」
フローレ「………これで良かったのか…?」
レア「帰ろ…ね?」
シャルティエル「……そうだな」

7000ゴールドを手に入れた。






カーティス王「よく来てくれたモンテーロ将軍。長旅ご苦労であった」
モンテーロ「もったいなきお言葉ですカーティス王。此度は法皇様よりラニア支援部隊の指揮を拝命しました。改めまして、モンテーロ・オルフェンと申します」
カーティス王「将軍には12年前の大冬の際は世話になった。3年前の戦争でも活躍したと聞いたが」
モンテーロ「かつての戦争では主力部隊の一部隊を率いておりました。さすがに1将軍としての活躍の範囲を出るほどの物ではありませんが。
それよりもカーティス王は前王を失ったラニアでベルターナに抗い続けておられたとか」
カーティス王「褒められた方法ではなかったがな…それでも、誰かがやらねばならない事だった。王を欠いたまま戦後を迎えればラニアの大冬など比べ物にならない混乱を招いた事だろう」
モンテーロ「フォルテュナ王の事はセイシェルにも……」
カーティス王「否。アレは仕方のない事であった。むしろエイル公子には感謝している。
……あれから3年。戦後の復興はラニアどころか大陸全体で完全ではなく、異形なる存在は空に浮かび、それを撃墜するためのパーシュパタが建造されようとしている。
…このまま選択を誤れば、再びこの大陸は戦禍に覆われるやもしれんのだ。そなならない為にも将軍の活躍にも期待している」
モンテーロ「御意」
カーティス王「大臣、将軍をお連れしろ。お互いの国の為、その活躍に期待する。」
大臣「畏まりました」


 大臣、登場。モンテーロと共に去る。
ミケイル「くくく…さすがは王。セイシェルの軍人相手に、あの様とは」
カーティス王「何用だ、ミケイル。」
ミケイル「すべては上手くいっている。教団の規模は拡大し、マクダレーナ様の器も問題はない。そだが、足りないものがある」
カーティス王「……良いだろう。私とてマクダレーナ様のおかげで王となった身。新たに物資を都合しよう」
ミケイル「物分かりが良い。…あなたは王の器ではないが心配なされるな。まもなくマクダレーナ様がお帰りになる。身の丈に合わぬことをして心を痛める必要がなくなるのだ」
カーティス王「さすればラニアが大陸の覇権を握ることも不可能ではない、か。……盤石とするための最後の障害を排除し、憂いを断つ……」
ミケイル「その通り。それもすべては貴方が我らに場所と物資を提供してくれたが故の事。これからも良い関係を期待しているぞ」
カーティス王「……」

To be continued……

あんみつ - Re: 使途編3章 2018/04/26 (Thu) 03:08:13
コメットさんが楽しそうにしている……!!
(さんをつけると他のコメットさんに見える)
ありがとうございます、ありがとうございます!
地味にビコード山賊団はここいら一帯では大きい山賊の集まり何でしょうか。
今後の出番にも期待が……


そういえばコメットの初期装備、前にクインクレインにしちゃってたけど
自作のフェルムシューターの方が使ってて違和感ないかもなぁ。
ラニアでクインクレインは多分貴重品だよなぁなんてコメットのプロフ見直してて考えてました(笑)
(自分でシューターの残骸とか集めて組み立てようとしたこととかはありそうだけど(できたとは言わない))
mm - Re:使途編3章 2018/04/27 (Fri) 06:07:30
>あんみつさん

コメットのセリフは書くのほんと楽しかったです。筆が乗りました。
喜んでいただけ多様でなによりです…考えて行動する部分については不安ですが…

クインクレインは…大丈夫ですよ。
シューター研究室のリペア品をデータ取りの名目で借り出してるんですよきっと。

まあ、その辺は、ベルターナ制シューターの入手はこれ以降はない感じで、店売りはフェルムシューターって感じで良いかなーと思っております。
フェルムシューター、フレーバー的に結構低性能…移動可能なウッドシューターみたいな感じにしてましたし…。

ビコード山賊団は、これからの活躍にご期待ください。
[ e:349][ e:442][ e:446][ e:454][ e:456][ e:786][ e:451][ s:472D][ s:472E][ s:4731]
[ e:731][ e:732][ s:4740][ s:4741][ e:51][ e:265][ e:266][ e:262][ s:4F4F][ s:453D]
[ s:4F34][ s:4532][ s:4F32][ e:45][ e:219][ s:4F62][ s:4540][ s:4763][ s:4766][ s:4767]
[ s:476A][ s:4769][ s:476B][ s:4768] [ s:476C][ s:476D][ s:4538][ s:504E][ s:473E][ s:473D]
[ s:4F2D][ s:512B][ s:5151][ s:4526][ s:4528][ s:452B][ s:4775][ s:453C][ s:453A][ s:453B]