第2章・異界への入り口
@オープニング
女神は黙したまま何も語らず――
海底神殿前。
リカード「皆さんお待ちしていました」
ガウト「あれ、リカードさんもいたんだ」
リカード「せっかくなので当世を見て回ろうと思っていたのですが、
その前に海底神殿をじっくり見てみたいと思いましてセレン様にまぜていただけるようお願いしたのです」
セレン「私より詳しいんだもの、断る理由がないわ」
クライス「古代文字は俺も心得があるが単純に人数がいた方が楽だしな」
リカード「そういえば、先程知らない方々が三人発掘調査にいらして神殿へ入っていったのですがお仲間ですか?」
ガイエン「そやつらは海賊の一味!姫様」
セレン「ええ。リカード、そいつらはどこへ行ったの?」
海底神殿地表から地下一階の部屋
リーナ「まだかい?」
イザッコ「姐さんもうちょいでさぁ」
リーナ「こんな見事な細工の箱見たことないからね。中身もさぞや……」
イザッコ「開きやした!」
つ ヌードトランプ
リーナ「……ば、馬鹿にしてるのかい??!」
アガフォン「まぁまぁまだ発掘調査は始まったばかりではござらんか」
イザッコ「あぁ、入り口にいやしたねそんな奴」
アガフォン「かつて海賊どもがが求めたといわれる理想郷、おとぎ話と思っていたがトルケ王国が本格的に発掘するというのであれば……」
イザッコ「ロマンがある、といやぁ聞こえはいいっすが本気ですかい?」
リーナ「マクダレーナとかいう魔女に与したせいで陸上がれなくなった馬鹿どもに夢を見させてやって足は確保できたんだ。
チビチビ村襲うより国出し抜いてやった方が面白いだろ?」
アガフォン「……その馬鹿どもでござるが、どうやら全滅したようにて」
リーナ「……馬鹿さ加減を過小評価しちまったようだね、これは」
イザッコ「もうちょっと時間稼ぎするかと思ったんすけどねー」
アガフォン「まぁ、追っ手が来るのであれば用心に越したことはない。
どれ拙者が時間稼ぎしてみせよう」
@拠点画面
拠点内買い物
鉄、鋼、銀、手、理、光、闇、ライブ、リライブ、傷薬、宝の鍵5こ(全体で5こまでしか買えない)
ニア拠点会話
☆セレン
セレン「リカードはどうして海底神殿を見たいと思ったの?
もちろん、私たちは助かるけれど」
リカード「そうですね……私の師ガルグ・ダルストーイについてなのですが
彼はこの海底都市の使徒の血筋でしたので、私にもそういった古い歴史の話をよくしてくれたのです。
二度と会えない人との思い出は特に良いものでしょう?
ですから、今一度彼の語った歴史に浸るのもよいかと思いましてね」
クライス「……ちょっと待ってくれよ。
ということは、ここにある宝をリカードは知っているのか?!」
リカード「いえ、師はここには海底都市に暮らした人々の罪が刻まれているのだとだけ……」
ガウト「でも海底都市って言ったら宝物が眠っていることで有名だもんね。
しかも海底神殿はあたしたちが初めて探検するわけだし
なんかすっごいのでるかもよ?!
片手で足りないくらい!」
クライス「そうだなぁ。古代の魔道書とかできてくれると嬉しいんだけどなぁ」
リカード「そうですね。
現代では失伝した魔道もここでなら見つかるかもしれません」
セレン「ソフィアを助ける助けになるものが見つかるといいんだけど……」
クライス「姫さんはそればかりだな。気持ちはわかるけどよ」
セレン「当たり前じゃない!
……あんな気持ちが悪い場所に独りだなんて絶対許さない。
ソフィアを連れ帰って、エイル様にも元気にもらわないとね!」
クライス「よく言うなぁ。恋敵だろ?」
セレン「うーん……それはあまり思ったことないのよねぇ。
だって選ぶのはエイル様だし。
それに、私にできる事があるのにやらないなんて損でしょ?
助けてあげたい。だからできることをする。
それだけ」
リカード「立派です。
私も微力ながらお手伝いさせていただきます」
ガウト「あたしもね」
クライス「俺もだ。
やっぱり姫さんは気持ちがいいな」
セレン「ありがと。じゃ、いっぱい働いてもらうわ」
戦闘準備画面→リカード、ガウト追加
リカード:エクスフレア、メティオ、リライブ
セム「見つけたぞ、海賊」
アガフォン「追っ手か!」
リカード「! この声です。間違いありません」
ガイエン「む、一人か?」
アガフォン「悪いがこの先通行止めでござる。お引き取り願おう」
*敵
ボス・アガフォン 勇者:勇者の剣
スタート時敵はボスのみである。
勝利条件・制圧
敗北条件・セレンの死
宝箱・女神像、白の宝玉
*1ターン後中級以上の魔物が10体登場。
ガイエン「あやつが魔物を呼び寄せたのか?これは一体……」
アガフォン「知らん…何これ……怖」
*5ターン後さらに上級の魔物が5体登場。
アガフォン「……これ以上は拙者、付き合ってはおれんな。
お暇させていただく」
アガフォン撤退。
@ボス戦闘会話
「ふっ…あの魔物たちを蹴散らすとは敵ながらやるものよ。
我が名はベルニアのアガフォン。お相手致す!」
@ボス撃破
「……ぐふっ。
いやしかしまだやられるわけには……とにかく、ひきあげじゃあ!」
@エンディング
セム「……妙だな」
セレン「セム、どうかしたの?」
セム「以前はここで魔物に遭遇することはなかった。
海賊が連れこんだのかと思ったが、それにしては動揺しているように見えた」
クーシー「ヴェルザンディで見たことないよ、こんなの。
だって捕まえる前に殺しにくるもん!」
セム「確かに……現実的じゃないか」
セレン「マクダレーナがいなくなってから魔物が沸いてきている?」
セム「そう見るのが妥当だろうな」
セレン「時間がかかりそうね。
父様私が戻るまで飽きずにいてくれるかしら……」
ガイエン「姫様もお父上をもっと信じなされ。
王はあれで姫様に飽きられるまではそれは子煩悩で」
セレン「うーん……それは説得材料にならないかな」
@エンディング2
海底神殿外マップ
ランド「おーほっほ!セレンさん!!お待たせしましたわ!」
ゾルゲボ「???」
ランド「ぞ、賊?!
セレンさんをどこにやりましたの?!!」
ゾルゲボ「……ぁあ、姫様のダチんこかー!」
デュロウ「……おいお嬢、敵じゃないらしいぞ」
ランド「わ、わかっていましたわそれくらい!
セレンさんの部下ですもの!賊っぽい方も当然いますわ!」
ゾルゲボ「おれっちはガイエン君のマブダチ、留守番のゾルゲボ!よろしくな。
姫様ならもう神殿に入ってるぜぇ」
ランド「……っ、こうしてはいられません!
皆さん行きますわよ!」
デュロウ「ルクルス、行けるか?」
ルクルス「……平気。そんなに心配しなくていい」
デュロウ「妻を心配するのは当たり前だろ」
ルクルス「妻じゃない」
サンタナ「海底神殿での冒険、いい歌の題材になりそうです」
ゾルゲボ「ゲッヒャヒャヒャ!そりゃあいい!
いい歌できたらおれっちにも聞かせてくんなぁ」
ランド「 行 き ま す わ よ ?! 」
→第3章へ
味方はこれで打ち止め。
ガルグの知られざるルーツ…誰も知らねぇ。俺も知らなかった。
宝の鍵5こ(全体で5こまでしか買えない)…宝箱が片手で足りないくらい!
ベルニア…アガフォンは近所にスーパーがなく買い物もままならないのにコンビニのアニメショップ化に歯止めがきかず暮らしていけないのでベルニアを出たらしい(ぇえ
魔物…なんでヴェルザンディ出身でもないセレンが一番魔物と戦っているんでしょうね……