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mm

2018年エイプリルフールネタ

0 2018/04/01 (Sun) 03:28:26
ヴィルサイティスTRPGリリース決定!


・紹介

あのオムニバスFEの世界観がTRPGになった!
自分だけのキャラクターを作り上げ、一人の住民となって、ヴィルサイティスを大地を駆け抜けろ!

オムニバスはTRPGによって新たなるステージへ……

・内容

キャラメイク
クラス・クラスチェンジ
スキル
奥義
キャラクターシート

判定ルール
拠点ルール
戦闘ルール
武器データ
アイテムデータ

レギュレーション
905年編、907年編、910年編

サンプルキャラ、サンプルシナリオ

等を収録!





よくわからなかったらごめんなさい。
あんみつ - Re:2018年エイプリルフールネタ 2018/04/02 (Mon) 23:02:49
当日更新するつもりだったのに遅くなってしまった……!orz

TRPGは興味あるのでやってみたいですね。
ランドさんやったら楽しそうだな……
ある程度のギャグ補正の働くベルニアルール(適当)とかありそう……
mm - Re:2018年エイプリルフールネタ 2018/04/05 (Thu) 15:31:41
更新お疲れ様でした。いつもありがとうございます。

TRPGはプレイヤーの行動をゲームマスターが許可すればどんなシリアスなシナリオでもギャグになれるんだぜ!?
まあ、ヴィルサイティスTRPGはちょこちょこ作っていくと思いますので完成したら公開するとは思います。はい。


TRPGに興味がおありなら、オンラインセッションのサイトはいくつかありますし、まあ、是非。
私は「TRPG温泉」というサイトを利用しております。


mm

追憶の守護剣:支援会話

0 2016/03/27 (Sun) 21:22:54
支援会話投稿します。

物語の仕掛けとして使おうと思ってるので、上げてこうと思います。

テスト的な面も込めて赤緑(追憶)の。しかし仲いいなこいつら。



モンテーロ×メルツェル

・C

メルツェル「よう、モンテーロ」
モンテーロ「お互いに無事なようだな。……なんだその包みは」
メルツェル「ん?そこの村で買ってきた。串焼きだ、旨いぞ。食うか?」

モンテーロ「必要ない。騎士たるもの主に尽くす事こそ第一だ。
戦いの最中に娯楽にかまけている暇などない。マルギット様の騎士だというのならもっと自覚を持て」

メルツェル「ちゃんと敵に見つからないとこでやってるっての。息抜きも大事だぜ?」

モンテーロ「心構えの問題だ」

メルツェル「相変らずまじめなやつだな。趣味の一つぐらいねえのか?」
 メルツェル、去る。

モンテーロ「……ぬかしたな、メルツェル」



・B


モンテーロ「メルツェル」
メルツェル「どうしたお前?その大量の武器は」
モンテーロ「少し前、お前は自分(モンテーロの事)の事を無趣味だと言ったな?」
メルツェル「まあ、はずみで言ったかもしれんな」
モンテーロ「見ろ、自分の趣味はこれだ」
メルツェル「それが、か?」
モンテーロ「そうだ、見ろ、この素晴らしい武具の数々を」

メルツェル「まあ、確かに見たところ良いもん揃いみたいだが」

モンテーロ「この剣は、この刃紋様の美しさもさることながら、切れ味も申し分ない。誰の作だと思う?
あの名工エルアリアスだ。並みの技術ではない。ベルニアにいたのならば知っているはずだ。
まるで神話に出てくるような武器を想わせる……あの若さだ、伸びしろにも期待ができる。
彼女ならば本当に神話に出てくるような武器を作ることもできるのではないのか、そんな想像も膨らむ」

メルツェル「ああ、そうかい……。というか、いったいどこに持ってたんだ?こんなたくさんの武器」

モンテーロ「ふふふ。そしてこの槍は熟練の業が一目見て垣間見える。
そう、つまりは鍛冶師がその一生をかけて培った技術を……」

メルツェル「あー、もう分かったての。付き合い切れん……」



・A

メルツェル「よう、無事かい、相棒」
モンテーロ「相棒?」
メルツェル「もう2年コンビを組んでるんだ。いいだろ?」
モンテーロ「そういえばそうだな。確か、ラニアの大冬の頃だったな」
メルツェル「あの頃は若かった、今はそう思う」
モンテーロ「いや、ただ一人でも戦うお前はまぎれもなく騎士だった。
だから法皇様も正式な騎士として国に迎え入れてくださったのだ」
メルツェル「あんなもんただの八つ当たりだっての。俺は
いろいろあったが、ただ、マルギットに惚れるには充分だったさ」

モンテーロ「惚れる、か……」

メルツェル「一応言っとくが恋愛感情はないぞ。……あいつは俺が触れるには少し眩しすぎる」
モンテーロ「……失礼な話だな。自分も人のことは言えないが」

メルツェル「んで、最近思うんだが、別にマルギット様にこだわる事はねえんじゃねえか、って思ってな」
モンテーロ「なんだと?どういうつもりだ。さすがに口が過ぎるぞ。自分たちはマルギット様の」

メルツェル「まあ、聞けよ。王が変わってまったく別の生活になっちまう事があるだろ?」
モンテーロ「そうだな」

メルツェル「もしも主が変われば俺たちの行動も変わっちまうのか?違うだろ。
俺たちは、マルギット様がいなくてもマルギット様の理想を守るべきなんじゃねえか?
それが、臣下として……いや、マルギットと言う人間に惚れた人間の義務だって思う」

モンテーロ「なるほど……だが、そうだな。一つだけ」
メルツェル「なんだ?」
モンテーロ「自分たちはマルギット様になる必要はない。自分のまま自分なりの理想をなせばいい。
それは誰が主でも変わりはしない」

メルツェル「お前の口からそんな言葉が聞こえるとは思ってなかったぜ」
モンテーロ「ふ、見た目ほどつまらん人間ではないぞ。自分は」


メルツェル「そうだ、串焼き食うか?また買っといたんだ」
モンテーロ「後で貰おう。物を食べるときは落ち着いて食べたほうが良く味わえる」
メルツェル「ふ、そうだな。じゃ、行こうぜ相棒」
モンテーロ「ああ」

mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/04/25 (Mon) 20:28:22
名無しさんへの回答も込めて。

Aはもう少しお待ちください。



マルギット×リフィル


・C

リフィル「マルギット様、大丈夫ですか?」
マルギット「ああ、大丈夫だ」

リフィル「本当ですか?
また困っている人を見つけたりしていませんか?また作戦を無視して単騎で戦おうとしていませんか?
また敵を自分に引き付ければと考えていませんか?」

マルギット「ずいぶん、具体的だな」

リフィル「最近は厳しい戦いが続いています。無理をしないか心配なのです」

マルギット「だが、私だけ楽をするわけにも行かない」

リフィル「ええ。少々は結構ですが。少し目を離した隙に単騎で戦っていた時は気が遠くなりました」

マルギット「……あの時ばかりは大勢の敵よりリフィルの方が怖かった」

リフィル「一度や二度ではありませんでしたが?」

マルギット「そうだった?」

リフィル「本来は貴女が敵陣を撹乱し、乱れた敵をモンテーロとメルツェルが討ち取る。
私は戦況を把握し、臨機応変に杖を使うか魔法で火力支援を行うか……
確かに周囲には貴女が単騎で戦っているように見えますがその実、計算された動きがあるわけです」

マルギット「ああ」

リフィル「少数で戦い手柄を上げる為に練りに練った戦術です。
そうして手柄を立てれば、貴女の発言力も高まる。幸い私たちもその策を実行できるだけの力があり、
貴女はセイシェルの守護剣の称号を授かりました。何が言いたいか、分かりますか?」

マルギット「……」

リフィル「な ぜ 本 当に、単騎で行動することがあるのです?」

マルギット「すまない。あの時は一刻を争う状況だった」

リフィル「そのたびに聞いてます。貴女は他人の事ばかりで自分の事をおろそかにしている。
せめてひと声かけてください。信用されていないみたいで嫌じゃないですか」

マルギット「それは…すまない。それでも毎回、助けてもらってると思う」

リフィル「当たり前です。貴女の行動ぐらい大体わかります。何を思ってそんな事をしているのかも知っています。
だから私は止めるに止められません。けれどせめて、もっと体を大切にしてください。貴女はエスナールの当主なんですから」



・B


リフィル「マルギット」

マルギット「どうしたのリフィル」

リフィル「申し訳ありません。この前は少し言い過ぎました。それに、古い話を蒸し返すべきではありませんでした」

マルギット「いや、いい。たまには釘を刺してもらわないとな」

リフィル「……。
お詫びと言っては何ですが、こちらを。この前に立ち寄った街で買いました。着けてみてください。」

マルギット「ん?これは髪紐か。銀、青、白、赤、黒、……随分たくさんあるな」

リフィル「ええ。たまにはご自分で選ばれるのもよろしいかと」

マルギット「しかし、派手ではないか?あまり戦場でに着飾るのも……
それに、こういうのはソフィアの方が得意だろう……」

リフィル「そこは大丈夫です。上手く目立たずその御髪と鎧に合う物を選んでおきましたから。
ソフィア様への土産は別に確保してあります。
ファレンシス家のマリーアン様も上手く着飾っておられますし。折角ですから息抜きも兼ねて、いかがですか?」

マルギット「いや、だが、この手の物はどうにも……舞踏会のドレスもお前に任せきりだ。慣れないことをするよりも……」

リフィル「ですからなおさらです。
……同性の騎士から聞いた話ですが、どうせ命を掛けるのなら邪魔にならない程度に着飾りたい、と。
真面目な者達からも規律を乱さない程度の物ならばむしろ好まれているようですよ。……様々な人の心を知らずして、貴女の理想は叶わないのでは?」


マルギット「そうまで言われてしまっては……花の飾り?これは……」

リフィル「ええ、星の飾りと悩みましたが、貴女にはやはりこちらだろう、と」

マルギット「そうか……分かった。……この色が良い」

リフィル「それですか。いいですね」

マルギット「つけてくれる?……私は不得手だからな」

リフィル「はい、喜んで」

マルギット「……」
リフィル、マルギットの後ろに移動する。

リフィル「こうしていると、昔を思い出しますね、マルギット」

マルギット「……まだ、そう呼んでくれるのだな」

リフィル「もちろんです。確かソフィア様が生まれる前でしたか、呼び捨てにするように言われました。
立場上あまり好ましい事ではありませんが……私としては嬉しい事です」

マルギット「ありがとう。リフィル――私に仕えてくれて」
名無しおばさん - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/04/26 (Tue) 19:25:38
モンテーロ×メルツェルの男の友情が眩しい……男の友情ってどうやったら書けるの。。。
なんで私が書くと変な空気になるんだろう(ぼやき
あと実はひっそりとエルアリアスさん好きだったので名前が出てきて嬉しいです。

マルギット×リフィルの姉妹のようなやりとりありがとうございます。
そうよそうよ、女の子はもっとオシャレすればいいのよ!その方が士気も高まるってものよ!

気を張っているマルギットが心許せて年相応の姿を晒せる存在がリフィルさんだったんじゃないかと思うとキュンときます。
マルギットがアナ雪のエルサとかラプンツェルみたいなヘアアレンジして貰ってたら可愛いなぁ・・・私だったら髪紐の色は赤を推します笑

>自分のまま自分なりの理想をなせばいい
これソフィアに聞かせてあげたい……!
モンテーロさんもメルツェルさんもリフィルさんも尖ってるけど凄く優秀やなぁ・・・。
905年時はみんなどうしてるんやろ・・・。ソフィアと疎遠になったりゆうとかも想像すると切ないものがこみ上げてくる。
支援Aも楽しみにしています!
mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/04/27 (Wed) 20:10:19
>男の友情ってどうやったら書けるの。。。

男になれば書ける(暴論)
私もまだまだですし、得意不得意もありますからこればかりは何とも言えません。

逆に、マルギット×リフィルは燃え上がれ俺の乙女よ!と叫びながら書いてました。

後ろから髪結いしてもらってる画は、何と言うかイイですよね……
どの髪紐の色が選ばれたのかはご想像にお任せします。
オシャレしたマルギット様とかほんとに可愛いと思う。

リフィルはこの時点で本当のマルギットを見ている数少ない一人として設定しています。
生まれた時から仕えてくれてますし、だいぶ精神的な支えになってると思います。


>エルママ
小ネタとして本編登場キャラをネタにしていこう計画その産物です。

こういう小ネタは本編も所々にちりばめています。
探してみてネ。



>>自分のまま自分なりの理想をなせばいい

優秀でなければ、マルギットに付き合うのは厳しいだろうなあとも思います。
無茶しますし。それに付き合えるぐらいじゃないと。

オルタナティブでは全員セイシェルにいますし、あっちでのソフィアが気楽なのはその辺の理由かも。
本編905年は……この辺は終章をお楽しみに、という事で。
mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/05/07 (Sat) 14:16:09
マルギット×リフィルの支援レベルAです。

・A

リフィル「……」

マルギット「リフィル、どうした?まさか傷でも負ったのか?」

リフィル「あ、マルギット様。大丈夫ですこの通り。」

マルギット「……本当に大丈夫か?」

リフィル「いえ、私も疲れているんでしょうか。これではマルギット様のこと言えませんね。
……少し、昔を思い出していました」

マルギット「昔の事?」

リフィル「ええ、思えば貴女は昔はおてんばでした。曲がった事が大嫌いで、理不尽が許せなくて、お優しい……今と変わりません」

マルギット「……私は」

リフィル「私の素直な所感ですから、好きに受け取ってください。
覚えていますか?昔は私が貴女を守っていたのを。……今となってはどちらかというと私は守ってもらう側。杖を振るうだけですが」

マルギット「……」

リフィル「貴女はいつでもまっすぐで
そんな貴女を見ているうちに――いえ、生まれたばかりの貴女を抱いた時、私の運命は決まったのかもしれません」

マルギット「いったいどうしたの?リフィル…それでは、まるで」

リフィル「別れのあいさつのよう、ですか?」

マルギット「っ!なぜだ。なぜそんな事を」

リフィル「さようなら、マルギット。……なんて、冗談です」

マルギット「一体なんだ!冗談でもそんな事は言わないでほしい!」

リフィル「申し訳ありません。けれど最近考えるのです。
マルギット様はもう二年もすれば、未熟さも抜けて一人前の公爵となられるでしょう」

リフィル「……不安なのです。私があなたの道を閉ざしてしまわないか。
――私はさして才のある方ではありません。守護剣の鞘……法皇様より授かった異名もオマケのようなもの」

リフィル「鞘は合わない物ならば納めた剣を錆びさせる。……私はそうはなりたくはありません。ですから期を見て身を引こうかと」

マルギット「リフィル」

リフィル「?どうしました」

マルギット「本当にそう思っているのなら何故今にも泣きそうな顔をしている?」

リフィル「そう、ですか?気づきませんでした」

マルギット「エスナールの家を継げているのも、ラニアの大冬の初陣も、リフィルがいてくれたから……」

リフィル「それは貴女の意思です。私は少し頭を下げただけです。
……本当に正しかったかなんて分かりません。私が何もしなければ貴女はもっと穏やかな生き方を出来たかもしれない」

マルギット「私が選んだ道だ。後悔はない。
私が道を間違えなかったのはリフィルのおかげだ。少なくとも間違ってはいない道を選べたと思う。
それよりリフィルは使用人だったのに騎士になって私に付いて来てくれた。感謝しても感謝しきれるものではない」

マルギット「どうかこれからもずっと私の歩みも助けてほしい。…貴女が間違えたのなら私が正す。それなら安心できるでしょう?」

リフィル「ふふふ。普通それを言うのは家臣のほうですよ?……あはははは!本当に、本当にかないませんね」

マルギット「それはそうよ。あなたが私を生まれた時から知ってるように、私はあなたを生まれた時から知っているのだから」

リフィル「ああ……そうでしたね。…――約束します。必ずあなたへ報いる事を。どこまでも貴女にお仕えする事を」





優秀な主に仕えているとそれはそれで悩みがあるものですよね?

なんかもう、書いてて……何で死に別れちゃうんだろうなあって……




名無しおばさん - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/05/08 (Sun) 16:09:35
ただいまー|・ω・*)ノ|Юガチャ
執筆お疲れ様です、支援会話待ってました!

>優秀な主に仕えているとそれはそれで悩みがあるものですよね?
あるある。
リフィルさんは思慮深い性格ですしね…悩むこといっぱいあるでしょうね。
でもリフィルさんいなかったらマルギットは多分メッチャ荒んでいたでしょうし、やっぱり彼女の鞘はリフィルさんだからこそ勤まるのよ!
年長者じゃなければ立ち回れなかった場面もあるでしょうし。

>何で死に別れちゃうんだろう
キャラを掘り下げれば掘り下げるほど切なくなる゚゚(゚´Д`゚)゚
本編どうなるか楽しみにしてます!
mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2016/05/09 (Mon) 23:06:38
>名無しさん
おかえりなさい。

リフィルさんを気に入っていただいて、感激です。
追憶の守護剣の企画中にこんなキャラ勝手に追加してどうなんだろう?とガタガタ震えていたのも懐かしい思い出です。
割と普通の人と言う設定の筈がいつの間にかかなり有能な人になってました。

リフィルさんは後始末とかメンタルケアとか、諸侯に対しての根回しとか、そんな事をしてるイメージがあります。
他にはマルギット、ソフィア、エイルの三人が遊んでる時にお茶とお菓子の準備をしてる感じ。


>本編どうなるか楽しみにしてます!
震えて待て!(私が)

名無しさんの新作支援会話の方も期待しております。
mm - ソフィア×リフィル 2016/08/08 (Mon) 15:32:13
支援投下します。

設定は大陸歴907年で統合編にリフィルが同行したら、というifです。

なんかもういろいろとご了承ください。
一応予定はありましたし、ページができてしまったので投稿いたします。
ソフィアって属性が氷の人と喧嘩するジンクスでもあるんだろうか……

大きいソフィアを書くのは初めてなうえどうしても深い所に迫らないといけなかったので、これは違うぞ!というご意見がおありでしたら遠慮なくお願いします。(特に名無しさん)


ソフィア×リフィル

C´


リフィル「お久しぶりです。ソフィア様」

ソフィア「……そんなに畏まらなくてもいいじゃない。今の私はエスナールの公妹じゃなくて、リフィルと同じ一人の騎士なんだから」

リフィル「失礼いたしました。ですがいくらご立派…になられたとは言ってもソフィア様はソフィア様ですから」

ソフィア「もう。お姉さまを相手にはもっと砕けて話していたと思うんだけど」

リフィル「……ええ、そうですよ?マルギット様がマルギットでしたから」

ソフィア「確かにいい主従だったと思うわ」

リフィル「一言では言い表せないでしょう」


ソフィア「……リフィルはお姉さまと肩を並べて戦っていたのよね」

リフィル「はい」

ソフィア「少し羨ましい。私は今までお姉さまの背中を追いかけてきたから」

リフィル「貴女はあのころ、同じ土俵に立つことを考えもしていなかったかと存じます。
それに結局、私には何もできませんでした。守る事も、共に倒れる事も……」

ソフィア「……」

リフィル「申し訳ありません。少し感傷的になりすぎました、失礼します。お怪我をされた時にでも呼んでください」

リフィル、退場。

ソフィア「あ…待って……」


・B´


ソフィア「っふ!」
ソフィア、縦に揺れる。

ソフィア「やあ!」
ソフィア、縦に揺れる

リフィル「……」

ソフィア「たあ!……リフィル?」

リフィル「鍛錬ですか?お疲れ様ですソフィア様」

ソフィア「一人だからただ剣を振るうだけだけど。しっかりエイルを守れるようにならないといけないわ。
それに、お姉さまはこんなものじゃなかった。そうでしょ?」

リフィル「…それは、そうですが。
鍛錬と言えば、杖を教える約束をしていましたね。結果として反故にしてしまいましたが。貴女が」

ソフィア「そうだったわね。でも、今はいいわ。いつか機会があったらね」


リフィル「……貴女は何のために騎士になったのですか?」

ソフィア「どうしたの、いきなり」

リフィル「マルギット様になるためですか?」

ソフィア「え……?」

リフィル「それで、そうやって己を捨てて己を犠牲とし、事を成して何の意味があるのです」

ソフィア「違うの!話を聞いて」

リフィル「私は貴女が騎士であることを認めません!
穏やかに生きていてほしかった、誰かになろうなどとしてほしくはなかった!」

ソフィア「勝手な事言わないで!そんな事私の勝手でしょ。それにお姉さまの事はあんなに応援してたのに!」

リフィル「っ……」

ソフィア「……」

リフィル「……すみません。冷静さを欠いてしまったようです。これでは【守護剣の鞘】の名が泣きますね」

ソフィア「…リフィルは……私より、お姉さまに生きていてほしかったの?」

リフィル「誰がそんな事を望むものですか!二度とそんな事を言わないでください!」

ソフィア「!…」

リフィル「私には今の貴女のありようを否定する事しかできません。マルギット様の在り方はマルギットだけの物ですから。
ですから、私の事はどうか放っておいてください。エスナール家は没落し、最早私たちは無関係です」

ソフィア「リフィル……」

A´

ソフィア「リフィル、私貴女に言いたいことがあるの」

リフィル「なにか御用でしょうか、ソフィア様。放っておいてください。そもそも貴女に合わせる顔など始めから無いのです」

ソフィア「それでも、聞いて」

リフィル「……」

ソフィア「この前リフィルに言われて考えたの。いろいろ考えたけど、
そんなつもりはなかったけど……確かに私はお姉さまになろうとしていたのかもしれない」

ソフィア「でも、そうだけどそうじゃないの。お姉さまが成せなかった理想を叶えて、それを守っていく。
今はまだ届かないけど。お姉さまの見る事の出来なかった世界を守る。それが私の理想だから」

リフィル「……でも結局、“お姉さま”なんですね」

ソフィア「ええ、そうよ。きっとそれは私の闇。だからこそ逃げないって決めたの。
だってそれが私だから」

リフィル「嗚呼、本当に、ご立派になられて……。それに比べて私は……」

ソフィア「ダメなんかじゃない。貴女は、お姉さま――誉れ高きセイシェルの守護剣の鞘。
それに、私にとっては――甘えさせてくれるお母様みたいだったから」

リフィル「……」
リフィル、微妙な表情。

ソフィア「どうしたの?何かおかしなこと言った?」

リフィル「お母さま……お母さま…。いえ、その……私は……
恐れ多いと言いますか、なんといいますか…」

ソフィア「お母さま?」

リフィル「もうそれでいいです。……いえ、そう呼んでもらっても構いませんが、だからこそ一つだけ約束してください」

ソフィア「なに?」

リフィル「貴女は、幸せになってくださいね」

ソフィア「!…」

リフィル「約束ですよ?でないと私、怒りますから」

ソフィア「それは怖いわ。昔からリフィルは怒ると怖いんだもの。……一番怒られていたのはレイスだったけど」

リフィル「そうでしたね。私が叱るとレイス様はよくモンテーロの部屋に逃げ込んでいました」

ソフィア「今でも仲がいいのよあの二人。レイスが成人のお祝いに剣をもらったって喜んでいたわ」

リフィル「ふふ……」

ソフィア「どうしたの?」

リフィル「いえ。ただ帰って来て良かった、と」
リフィル、ソフィアの頭をなでる。

ソフィア「え?」

リフィル「いいでしょう?」

ソフィア「…うん」



mm - Re:追憶の守護剣:支援会話 2017/03/25 (Sat) 12:01:30
普通に追憶の守護剣支援会話を。
何度か方向転換してこのような形になりました。

マルギット×メルツェル



マルギット「メルツェル」

メルツェル「お、マルギット。どうした?」

マルギット「次は私と組んでもらう。いいな」

メルツェル「オーケー、任せな。お前が前衛で突っ込む、俺が後衛で援護する。いつもの奴だな」

マルギット「ああ。任せたぞ」




マルギット「メルツェル、少しいいか?」

メルツェル「これはこれは。麗しの我が君、ご機嫌麗しゅう」

マルギット「…慣れない事は止めなさい」

メルツェル「たまにはいいだろ?真面目な家臣っぽいのも」

マルギット「お前では質の悪い冗談にしかならない」

メルツェル「質の悪い冗談扱いかよ……」

マルギット「日頃の行いだ。それに何を言おうが改める気はないだろう。貴族の中で、お前の素行は評判が悪いようだが」

メルツェル「気が向いたら改めるかもしれねーぜ。貴族連中の苛立ちがお前じゃなくて俺に向かうならしめたものだ。で、何の用だ」

マルギット「まったく、お前は。
…特に用はないが、お前が私の家臣となってもう2年たつのだな、と」

メルツェル「ま、そんなもんだな」

マルギット「ラニアの大冬からここまで。付いて来てくれるとは思っていなかったが」

メルツェル「貴族は嫌いだが、お前は面白いと思っただけだ。…まあ、第一印象は貴族のお嬢さんが何をいまさらノコノコと、評判でも上げに来たか?って思ったもんだが」

マルギット「あの時のお前は本当に容赦がなかった。いろいろな事を言われたものだ」

メルツェル「ベルニアの王族貴族の評判の酷さぐらい聞いたことあるだろ?俺が貴族が好きな訳ねーだろ」

マルギット「それは……自由騎士として大陸を巡っても変わらなかったのか?」

メルツェル「まー、そうでもあるが。……そう簡単に解消されなかったのさ俺の場合」

マルギット「そうか。そんなお前が私を本気で諫めてくれるから、私は慢心せずに居られるよ」

メルツェル「そんなんじゃねーよ。言いたいこと言ってるだけだ」

マルギット「お前を失望させない主になって見せると心に決めている。それも私の、思いの一つだ」

画面から二人が消える。メルツェルが再びあらわれる。


メルツェル「……。なんか勘違いしてんじゃねーだろうな、あいつ」






マルギット「……」
マルギット目を閉じている。。

メルツェル「おーい、マルギット。パン買ってきた。卵と砂糖の甘い奴。一つどうだ?……ん?」

マルギット「……メルツェル?」

メルツェル「お前……寝てたのか?」

マルギット「そのようだ」

メルツェル「疲れてるみてーだな。とりあえずこれ食え。甘いものはいいぞ」
マルギットにパンを押し付けた。

マルギット「ああ、ありがとう」

メルツェル「後は、温かいミルクでも…っと、水しかねーや。わりーな」

マルギット「私は……情けないな。少しの疲れで眠ってしまうとは」

メルツェル「少し、じゃねーだろ。無理し過ぎだ。
そんな泣き出しそうな顔しやがって。いつものことと見逃してもらえると思うなよ?」

マルギット「そう、か。気が緩んでるみたい」

メルツェル「いっつもためギリギリまで込みやがって。俺たちにも相談してくれてもいいだろ」

マルギット「……だが、いつも弱みを見せていては、何も…
本当はたまに自分が本当に正しいのか、分からななくなる。けれどそんな事では」

メルツェル「謝られたところでなあ……しゃーねーな。気を紛らわすのに丁度良い話、してやるよ」

マルギット「…?」

メルツェル「俺が王族貴族を嫌いなのはベルニアの王が余りにも愚かだったからだ。国を出りゃましな奴もいるかと思ったが、そんな奴は見つけられなかった。
だがいつだったか、ベルニア王がある意味完全な王だって気づいちまった。何もせず望まれるままただ憎まれていればいいからな。それでまだましな連中が上手く政治をする。王という機能としては下手にいい君主より完全だろ?」

マルギット「それは」

メルツェル「民も民だ。その構造を受け入れてた程度は違ってもどの国でも同じだったさ。こんな馬鹿な話もないだろう?
だれも、酷い今を生きるという事に迷いがなかった」

マルギット「……」

メルツェル「けれど、今を生きる事が精一杯なのも分かるさ。仕方がないと言えばそうなんだろうよ。誰もがだれも強くいられる訳じゃねーからな」

マルギット「メルツェル、お前は」

メルツェル「マルギット。お前はこんな世界で必死で迷って、足掻いていた。だったら付き合ったやるのも悪くないって思った」

マルギット「それが、私に付いて来てくれた理由……」

メルツェル「お前が迷い、足掻き続ける限り、俺はお前の家臣であり続けると決めてる」

マルギット「本当に、良いの?私が迷っていても」

メルツェル「だから、いいんだよ。どれだけ迷っても、間違っても。それを好んでる奴が少なくともここに一人いる。
本当に間違えたら俺が叩き直す。それぐらいならやってやるよ」

マルギット「ありがとう、メルツェル……」

メルツェル「ああ」



mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2018/01/09 (Tue) 22:48:10
悲しみのない世界を望む者
裏を返せば悪を葬る幽鬼となる

失った以上の物を望む者
裏を返せば痛みを与える悪夢となる


という訳で支援会話投稿!

マルギット×アビゲイル


アビゲイル。
マルギット、アビゲイルの周りを行ったり来たり。

アビゲイル「あのー?マルギット様、何か御用ですか?」

マルギット「…トーヴェの傭兵の戦い方を見ていた」

アビゲイル「じゃー、いかがです?私の戦いぶりは」

マルギット「本当に強さは申し分ない。トーヴェの傭兵は皆そうなのか?」

アビゲイル「大事なのは
それ以上に、トーヴェの傭兵は依頼主を決して裏切らず、最後まで依頼を遂行する信念を持ってるんですよ」

マルギット「なぜそこまで出来る?」

アビゲイル「生きるためと国の為ですよ。ここだけの話トーヴェは独立してまだ10年と少し、まだまだ若く、裕福ではない国です。
そんな国を大きくできる……胸が高鳴りませんか?」

マルギット「……」

アビゲイル「じゃあ、今後ともトーヴェの傭兵を御贔屓に」





少女マルギット概念
マルギットの考え。
やんわりアビゲイル。


マルギット「…アビゲイル」

アビゲイル「あら、マルギット様。ご機嫌いかが?」

マルギット「私もトーヴェに出来る事がないだろうか」

アビゲイル「はあ、なに?藪から棒に」

マルギット「…すまない。他所の国の話だった、私がやすやすと口を出していい事ではない、んだが。
…リフィルにもよく叱られる」

アビゲイル「まあ、叱られるでしょうね…
今のところ、出来るだけ多くの仕事を回してくれれば。あっと、他の六大貴族の方を紹介してほしいかも。
なんにしても、この仕事が終わってから、私の働き次第で結構ですよ?」

マルギット「……分かった。約束しよう」

アビゲイル「ありがとうございます。このご恩は決して忘れません。それでは失礼します」
アビゲイル、フェードアウト。

マルギット「ちょっと、」
マルギット、退場。

アビゲイル「…タチの悪いお嬢様、なんだなあ」






アビゲイル「あ!マルギット様、何か御用ですか?肩でも揉みましょうか?」
営業スマイル。

マルギット「アビゲイル、貴女は私の事避けていないか?」

アビゲイル「貴女に出来る支援を約束していただいたのです。どこにそんな要素があるでしょうか?」

マルギット「あまりふざけて欲しくはない」

アビゲイル「……私達はあくまで傭兵と雇い主。分かってるよね?」

マルギット「分かっている。けれど、貴女は身分を気にするようには見えない」

アビゲイル「もちろんそこじゃないよ?ただ、これ以上のお節介は受け取れないってだけかなあ。エスナール卿」

マルギット「…お節介?……」

アビゲイル「悪い人なら貴女の人の好さにかこつけて騙したりするから…」

マルギット「でも、貴女はそんなことしないでしょう?アビゲイル」

アビゲイル「みんながみんな、そうだと思わないでよ?」

マルギット「そんな事は分かっている。けれど、そうであっても…たとえ悪であっても切り捨てて良い訳がない」

アビゲイル「切り捨てた以上の利益があればいいだけの事でしょう」

マルギット「……そんなの、」

アビゲイル「私はトーヴェをベルターナやセイシェルに引けを取らない強国にしたいと思っている」

マルギット「――」

アビゲイル「私の夢は、いずれ貴女の敵になるかもね?」

マルギット「…………いいえ、いいえ!――今の貴女は、そうじゃない。
      アビゲイル。もし貴女が無意味に誰かを苦しめるようなら、私が止める」

アビゲイル「…へえ?」

マルギット「させない。たとえ私と相容れなくても、今の貴女の思いは……」

アビゲイル「…分かった分かった。うん、もうそれでいいか。思った以上にタチの悪いお嬢様だなあ」
アビゲイル、笑顔に。

マルギット「…もしかして、貶されている?」

アビゲイル「ただの感想。他意はないって。ちょっと口は悪いかもだけど…。どうした?そんなに愉快そうに」

マルギット「なんでもない。ただ、こんな風に喧嘩するのが、何故だか愉快なだけ。…おかしい?」

アビゲイル「ううん。本当に、なんでもない話だねえ」



以上!












アビゲイルに闇へ落ちたマルギットを救う義理はない。
――もし、義理があるとすれば、それは闇に堕ちない事だ。
「ただでさえ大変なのに、背負った物が増えちゃったなあ。ほーんと、タチの悪いお嬢様だなあ……」
失った以上の利益がなければそれは嘘なのだから。


あんみつ - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2018/01/16 (Tue) 16:04:28
滅茶苦茶間空いてしまってすみません。今年もよろしくお願いします。

>マルギット×アビゲイル
マルギットの甘さが伝わりますね。
純粋で真っすぐで、全てに憐れみ感じてしまう。
……美徳ですが、度を過ぎれば毒というか。傲慢というか。
確かにタチの悪いお嬢様……ですね。
(相手が道をたがえたら自分が正す、と言うクセに自分が間違えたら正して欲しいとは言わないこと含め)
mm - Re: 追憶の守護剣:支援会話 2018/01/19 (Fri) 20:50:19
>あんみつさん
今年もよろしくです。

今回のテーマは赤の他人から見たマルギット、ですからねえ……
ギットネキはまだ発展途上で本編エイルよりも若いですし、この先の成長に期待するしか……
mm

使途編2章

0 2017/11/01 (Wed) 23:19:22
台風が大変だったり、演劇の本番があったりしましたが私は元気です。
トリフォニアさんは使わせていただきます。ありがとうございます。

3章でシューター登場予定です。あんみつさんよろしくお願いします(?)


完成しましたので2章投稿します。

2017/11/4 少し修正

使途編2章 大冬の大地

=全体MAP・オープニング=

竜王と女神によって生み出されたたヴィルサイティス大陸。
大陸歴910年。
ベルターナの引き起こした大陸全土を巻き込んだ戦争による大陸に大きな爪痕残しつつも、大陸は復興へと向かっていた。
混沌を招く者マクダレーナも倒され、憂いはほぼ断たれた…かに見えた。

ラニアの大地にて宿命を失った使途たちが蠢く。
北方の雪解けは未だ遠い。



■オープニング1
マクダレーナ教団・本部
 玉座の横に控える賢者(ミケイル)アンディが現れる。
ミケイル「どうした?一人か」
アンディ「邪魔者が現れました故、術式の回収は中断いたしました」
ミケイル「詳しく話せ」
アンディ「はい。術式は邪魔者と行動を共にしているようです。いかがします。私ならばあの邪魔者に後れを取ることはあり得ませんが」
ミケイル「……意味も理由もない邪魔が入った。それが我らアポストルの三人、トライアドの運命……」
アンディ「天使様?」
ミケイル「アンディ、貴様の技巧を尽くし邪魔者を始末しろ。だが深追いは不要。無理だと判断したなら撤退しろ。マクダレーナ様再臨の舞台を整えるのだ」

アンディ「すべては、天使様の為に」
  アンディ、消えるように去る。


■オープニング2
レア「私の名はマクダレーナ。愚かな人類よ、滅びなさい」
シャルティエル「似てない」
レア「あれー?顔は同じはずなのに。それに私の物まね、巷じゃ似てるって評判なんだよ?」
シャルティエル「……そもそも、なんでついてくるの?」
レア「行く当てがなくなっちゃったんだよねー。で、ラニア王都を目指してるっていうじゃない?とりあえずそれでいいかなって。二人だといろいろ楽だし」
シャルティエル「そんな理由…」
レア「ほらほら、私の光魔法と杖、役に立つと思うよ?」
シャルティエル「いらない。俺は一人でいい」
レア「酷いなあシャルは。でもほら、ラニア王都までの付き合いだと思ってさ」
シャルティエル「……」


■オープニング3
山賊A「よオそこの兄ちゃんと姉ちゃん」
レア「?」
山賊B「この辺りに山賊が出るって知らないのか?二人旅は危ないあっという間に 食い物さ」
山賊A「だがよォ、そこに頼りになる奴らがいればどおよぉ?」
シャルティエル「何が言いたい」
山賊A「俺たちがよォ~~“護衛”してやるって言ってんだよォ~」
シャルティエル「必要ない。俺たちより弱い護衛が役に立つとは思えない」
レア「それに浅知恵がバレバレだよ?雇ったらたくさんお金を取って、雇わなかったら仲間に襲わせるつもりなんでしょ?」
山賊B「な、何のことだ?」
山賊A「テメェ…」
レア「まあ、それは良いんだけどさ。大事なこと忘れてるよ?」
山賊A「?」
山賊B「?」
シャルティエル「?」
レア「私たちがそんなにたくさんのお金、持ってるわけないじゃない!」
シャルティエル「……」
山賊B「……」
山賊A「お、女はもとより、顔のいい男も高く売れるからなァ!」
レア「なおさら不意打ちで襲いなさいよ。武器持ってんのよこっちは」

山賊B「うるせえ!俺たちのボスの作戦にケチをつける気か!?」
レア「いや、作戦はいいかもしれないけどさ。相手によってやり方は変えなさいよ」
山賊A「馬鹿にしやがって!野郎どもォい!やっちまえ!」
赤ユニット山賊が展開する。

レア「出来るだけ穏便に行きたかったなあ…」
シャルティエル「本当…?」
レア「まあ、ダメ元だったけどね」

■戦闘

勝利条件:敵将撃破
敗北条件:味方ユニットのロスト
敵:ビコード山賊団

BOSS:ウルース(ビコード山賊団)
レベル:6
 クラス:山賊
 持ち物:鋼の斧 手斧 赤の宝玉
武器レベル:C
HP:33 力:10 魔力:0 速さ:8 技:5 守備:7 幸運:6 魔防:5 体格:15 移動:5
地形効果:なし
戦闘力:
鋼の斧:攻撃力21 命中78 攻速8 回避20 必殺2 必殺回避6 防御7 魔防6 射程1
手斧:攻撃力17 命中73 攻速8 回避20 必殺2 必殺回避6 防御7 魔防6 射程1~2


ビコード山賊団×5
レベル:3
 クラス:山賊
 持ち物:鉄の斧 特効薬
HP22 力5 魔力0 技3 速さ4 守備3 幸運0 魔防0 体格16 移動5
戦闘力:
:攻撃力 命中 攻速 回避 必殺 必殺回避 防御 魔防


ビコード山賊団×8
レベル:3
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍 傷薬
HP20 力4 魔力0 技5 速さ5 守備4 幸運0 魔防0 体格10 移動5
戦闘力:
:攻撃力11 命中90 攻速5 回避10 必殺2 必殺回避0 防御4 魔防0


ビコード山賊団
レベル:4
 クラス:盗賊
 持ち物:鉄の剣 特効薬
HP15 力2 魔力0 技5 速さ9 守備0 幸運0 魔防0 体格8 移動6
戦闘力:
:攻撃力7 命中100 攻速9 回避18 必殺2 必殺回避0 防御0 魔防0


ビコード山賊団
レベル:4
 クラス:盗賊
 持ち物:鉄の剣 ライトニング(D)
HP15 力2 魔力0 技5 速さ9 守備0 幸運0 魔防0 体格8 移動6
戦闘力:
:攻撃力7 命中100 攻速9 回避18 必殺2 必殺回避0 防御0 魔防0

■攻略情報

3ターン目にムサシが登場する。斧の山賊はおおむね彼に引き付けてもらうといいだろう。
加えて、敵はいくつかアイテムを持っているのでムサシに盗ませよう。
BOSSのウルースは少々面倒くさい。普通に動いてくる。
速攻で倒すにはシャルティエルでは命中率が足りず、ムサシでは火力が足りない。割り切ってレアで倒してしまってもいいかもしれない。


■3ターン目
青ユニットムサシ、マップに登場
ムサシ「例の山賊、やっと網にかかったすね。…あとはオーキスさんたちに報告して一網打尽に……誰か襲われてるすね」
ムサシ「……ま、ほっておけないすよね。逃げる手伝いぐらいはやっておきましょうか」
青ユニット盗賊(ムサシ)登場



ムサシ
クラス:盗賊
LV3
HP:19 力:5 魔力1 技:6 速さ:13 幸運:5 守備:2 魔防:1 体格7
持ち物:鉄の剣
武器レベル:剣C
成長率:HP70% 力40% 魔力15% 技45% 速さ85% 幸運55% 守備25% 魔防10%

戦闘力:
鉄の剣:攻撃力10 命中90 攻速13 回避31 必殺3 必殺回避5 防御2 魔防1 射程1


■ボス初戦時
ウルース「ビコードの兄貴がいる限り俺たちに負けはないぜ!」

■ボス撃破時
ウルース「ビコードの、兄、貴?」


■エンディング
背景・森
ムサシ「無事で何よりです。お二人ともお強いんすね」
シャルティエル「お前は?」
ムサシ「通りすがりの正義の味方ってとこすかね。エクウェスのムサシです」
レア「エクウェス?ラニアのギルドの精鋭部隊だっけ?」
ムサシ「そうですよ。」
シャルティエル「なぜここに?」
ムサシ「いやー、さっきの山賊たちですけど、ちょっと変わった感じだったでしょ?やり方が複雑で。なかなか尻尾つかめなくて。で、予測とかいろいろ立てて捕まえる作戦の途中だったんすよ」
レア「ああ、やっぱりそういう感じなんだ。じゃ、作戦はどうなったの?邪魔しちゃった?」
ムサシ「いえいえ、無事でなによりです。ところでお二人は?旅の途中みたいすけど」
レア「こっちのシャルと王都に行こうと思っててね。」
ムサシ「へー、じゃあ俺が案内しましょうか?」
シャルティエル「……」
レア「ほら、シャルそんな顔しないの。お願いしていい?」
ムサシ「じゃあ、よろっ!シャルさん、危ない!」
シャルティエル「!!!」

■エンディングノベル
 アンディは教団の外套をはためかせ、森を駆ける。
 目標であるシャルティエルを射程に収め、その首へ狙いを定め――ふとアンディの姿がブレる。
 その技巧、正面より止めること能わず。刃の一閃。赤が爆ぜる。
「ッッ!?」
 だがそこに転がった首はない。
気が付けば、アンディは横殴りに吹き飛ばされ木に叩き付けられていた。
「?」
ただ力技で技巧に割り込んだ者がいただけの事。
そんな事が、出来るのは――

■エンディング2
アンディ「ラニアの、皇帝…」
フェードル「その外套、教団の者だな。なぜそこの青年を狙った?」
アンディ「答える必要はない。……なるほど。これが天使様の運命か」
アンディ、去る。
シャルティエル「ッ…見逃された……?」
レア「いやいやいや。何このめちゃくちゃ…」

ムサシ「フェードルさん」
フェードル「ムサシ。何があった?」
ムサシ「そこの二人が例の山賊に絡まれてるのを見過ごせなくて。…それで事情を聴いていたらさっきの奴が…」

フェードル「そちらの二人……!お前は」
レア「!」
 画面上にフェードルとレアが表示される。
フェードル「……マクダレーナ、か?」
レア「っだから!違うって言ってるでしょう!」
フェードル「戦うつもりか?」
レア「無謀だろうが何だろうが、私は自分が何者かを知るまで、私は…!」
 フェードル、目をつむる。
フェードル「…………その瞳を信じよう。確かに君はマクダレーナではないようだ。済まなかった」
レア「えーと、それほどでも?」

フェードル「しかし、表向きは穏健な教団の者が君たちを狙っていた。その理由に心当たりは?」
レア「……」
シャルティエル「それが?」
 フェードル、シャルを見てからレアを見る。
フェードル「私には君たちの深い事情は分からない。だが、ついて来てくれないだろうか。我々エクウェスが君たちの力になれるはずだ」

To be continued……

あんみつ - 2017/11/04 (Sat) 08:21:45
ムサシユニット化おめでとう!!!
感慨深い……

レアさん正論(笑
でも穏便に済ませられたとは思えないのですが……
フェードルはアンディを知っていたのでしょうか。
(それとも一目で教団とわかる意匠がある?)
ムサシがいたのに暗殺掛けようとした辺り、それだけ自信があったんでしょうがもう少し周囲を注意するべきでしたね。

あ、シューターさん一応↓のスレに投下しました。
レクのステータスを参考に作ってみましたがこれでええんやろか。
(似非関西弁)
mm - Re:祝 2017/11/04 (Sat) 13:36:50
>あんみつさん


>ムサシ
はい!オーキスをエクウェス所属にしようと思った時から味方ユニット化は決めてました。

そういえばムサシのキャラ親さんあんみつさんのお知り合いの方でしたっけ?
わあ、何の許可も求めずに強行したからちょっと……大、丈夫?(急な不安を覚える男)
ベルターナの話題でコメットとの支援組めそう。


>レア
彼女も始めの方は一応説得するつもりだったんですけど、途中で無理だと感じたのでああいう感じになりました。

これがマクダレーナなら説得に成功してた(偏見)

>フェードルとアンディ
あう。これは描写不足…私の頭の中で当たり前になりすぎた設定ですね。
アンディは教団の正式衣装を着てる設定です。
教団の実質的トップのミケイルの側近でもあるので顔が割れててもおかしくはない、と思います。
ちょっとだけ本文修正します。

やはりフェードル、ラニアのヤベーやつである。

mm

新編オムニバス 使途編1章

0 2017/10/03 (Tue) 21:20:29
新編初投稿です!

1章が完成いたしましたので新スレにて投稿とさせていただきます。
解釈とか間違ってる所があったらお願いですから言ってください。おもにシャルティエルについてとか、シャルティエルについてとか!


それではよろしくお願いします。

使途編1章 始まりの記憶

=全体MAP・オープニング=
竜王と女神の創りし大陸、ヴィルサイティス。910年、ラニア。数々の混乱に見舞われ、未だ戦火が癒えず、混沌の残る北方の地。
前戦争の英雄たちと残されし混沌の者達は、それぞれの目的のためそれぞれの戦いを続けていた。

■オープニングノベル

10年前。とある集落。
家々が焼け落ち、舞い上がる黒煙が天を汚す。
炎に巻かれ逃げ惑う人々の悲鳴は、幽鬼がごとく者達によって刈り取られていく。

 顕現した混沌と地獄の中、一人の少年だけが生き残っていた。
 その少年は何を思うのだろう。誰かを助けようとしたのだろうか。それとも逃げようとしたのだろうか。
 だが、その勇気も恐怖ももはや役には立つまい。
 幽鬼たちの長である白髪の魔女が少年の前に立っているからだ。

 魔女は少年の頬に触れる。愛おしさを隠しもせず。
少年は動けない。
 魔女は嗤う。憎しみを隠しもせず。
少年は動けない。
魔女は囁く。呪いを込めて。
少年は動けない。
 魔女が何かを囁いて、少年は――目を覚ました。
 見上げた空は澄み渡っていた。

■オープニング1
シャルティエル「本当に嫌な夢だ」
忌々し気にそう呟いた。

■オープニング2
 聖女グラフィックの青ユニットが多数の赤ユニットに囲まれている。(一人はアサシン)
???(フードをかぶっている)「ずいぶん手荒じゃない?なんでこんなことになってるわけ?」
アンディ「天使様の命令だ。すべてはマクダレーナ様復活の為に」
???「やるっていうなら迎え撃つけどさ。……喧嘩売った事後悔しないでよ?」

赤軍が展開する。
シャルティエル「間に合った」
シャルティエル、マップ上の少し離れた場所に登場する。


■戦闘

勝利条件:敵全滅
敗北条件:味方ユニットの死亡
敵:マクダレーナ教団

加入:シャルティエル ???(レア)

:味方ユニット

シャルティエル
クラス:冒険者
属性:光
持ち物:ヴォルフヴァイル 手斧 傷薬
レベル:1
武器レベル:斧D
ステータス:HP:18 力:7 魔力:7 速さ:5 技:4 守備:5 幸運:5 魔防:4 体格:9 移動:5
戦闘力
ヴォルフヴァイル:攻撃力17(37)命中85 攻速4 回避13 必殺2 必殺回避5 防御5 魔防4 射程1
手斧: 攻撃力14    命中70 攻速2 回避9 必殺2 必殺回避5 防御5 魔防4 射程1~2
成長率:HP:80% 力:65% 魔力:40% 速さ:50% 技:40% 守備:40% 幸運:70% 魔防:50%


???(レア)
クラス:聖女
属性:闇
レベル:1
武器レベル:光B 理C 杖C
スキル:神の守護 治癒 
所持品:ライトニング ライブ
ステータス:HP:28 力:4 魔力:12 速さ:11 技:12 守備:6  幸運:4  魔防:10 体格:7  移動:6
成長率:HP:135% 力:15% 魔力:50% 速さ:35% 技:40% 守備:40% 幸運:65% 魔防:40%
戦闘力:
ライトニング:攻撃力16 命中121 攻速11 回避26 必殺11 必殺回避4 防御6 魔防10 射程1~2



:敵ユニット

マクダレーナ教団
レベル:2
 クラス:剣士
 持ち物:鋼の剣
HP15 力7 魔力0 技5 速さ8 守備3 幸運0 魔防0 体格10 移動5
戦闘力
:攻撃力15 命中85 攻速8 回避16 必殺2 必殺回避0 防御3 魔防0


マクダレーナ教団×5
レベル:1
 クラス:ソルジャー
 持ち物:鉄の槍
HP16 力4 魔力0 技4 速さ3 守備3 幸運0 魔防2 体格8 移動5
戦闘力
鉄の槍:攻撃力11 命中88 攻速3 回避6 必殺2 必殺回避0 防御3 魔防0


マクダレーナ教団
レベル:1
 クラス:戦士
 持ち物:鉄の斧(D) 
HP17 力5 魔力0 技3 速さ4 守備3 幸運0 魔防3 体格10 移動5
戦闘力
:攻撃力13 命中81 攻速4 回避8 必殺1 必殺回避0 防御3 魔防3


BOSS:アンディ
レベル:7
 クラス:アサシン
 持ち物:風の剣 銀の剣
 HP:34 力:14 魔力:10 速さ:16 技:16 守備:8 幸運:2 魔防:9 体格:9 移動:7
属性:理
武器レベル:剣A
スキル:瞬殺
戦闘力:
風の剣:攻撃力23/19 命中103 攻速16 回避32 必殺8/0 必殺回避2 防御8 魔防9
銀の剣:攻撃力27 命中113 攻速16 回避32 必殺8 必殺回避2 防御8 魔防9


BOSS:ポプルス
レベル:5
 クラス:アーマーナイト
 持ち物:鉄の槍 傷薬
武器レベル:D
スキル:なし
 HP:30 力:8 魔力:0 速さ:3 技:10 守備:10 幸運:0 魔防:8 体格:15 移動:4
地形効果:エンチャント(城門と同じ)
戦闘力:
鉄の槍:攻撃力15 命中72 攻速3 回避26 必殺5 必殺回避0 防御13 魔防13






■攻略情報

アンディはかなりの強敵、普通にやって倒すのは難しい。だが、シャルティエルが???と会話する事によってアンディは撤退する。可能な限り戦闘を避け、合流し会話をする事が第一目標となる。
大半の敵はシャルティエルで何とかなる。戦士を倒して手に入れた鉄の斧を装備してヴォルフヴァイルを節約しよう。
基本的にはシャルティエルを前に出し、???がライブで回復するのが
ただし剣士だけは注意。???の光魔法でサクッと倒そう。
BOSSのポプルスはケチらずヴォルフヴァイルでさっくり行こう。???で撃破するのはなかなかに大変である。


■会話

・シャルティエル⇔???(どちらから話しかけても発生する)
???「誰?敵じゃないの?」
シャルティエル「一人に大勢でかかるのは気に入らない。助太刀する」
???「じゃ、前衛よろしくね。私は見ての通り魔導士だから」
シャルティエル「図太いな…」

・シャルティエル⇔???会話発生後(アンディ&ポプルス生存時)
アンディ「予定外の邪魔者…撤退するぞ。天使様は予定外の事態があれば撤退せよと仰せになっていた」
ポプルス「私は納得できかねます。あと一歩ではないですか」
アンディ「天使様の命に逆らうつもりか?」
ポプルス「そうではありません。私はただ機を逃すべきではない、といっているだけです」
アンディ「……いいだろう。ではな」

アンディが離脱する。






■VSアンディ
初戦時

・???

???「なんで襲ってくるの?貴方たち」
アンディ「貴様には絶望を味わってもらう。それが天使様の意思だ」
???「またそれ?貴方の意思って奴はないの?」
アンディ「不要。全ては天使様の為に」

・シャルティエル

アンディ「邪魔者か」
シャルティエル「寄ってたかって一人を囲むやり方は気に入らない」
アンディ「勇敢なのは良いが、貴様ごときがこの俺に勝てると思ったか」
シュルティエル「!」

・通常時(通常は発生しない)
アンディ「天使様とマクダレーナの為に」


 撃破時
アンディ「っく……!まだ倒されるわけには」
撤退



■VSポプルス

 通常
ポプルス「マクダレーナ様万歳!」

撃破時
ポプルス「マクダレーナ、様…我々を、楽園、へ」


■エンディング
背景・森
???「勝てたのは良いけど。ったく。……こういうの、もう勘弁してほしいなあ」
シャルティエル「……」
???「あなたにもお礼を言わないとね。助かった、ありがと」
シャル「強いな…一人でもなんとかできたんじゃないか?」
???「そんなことないよ?前衛がいるのはそれだけで助かるし……っと、これじゃ失礼だよね?」
 フードを外す。マクダレーナと同じ顔。
???「お礼を言う時ぐらいは顔を見せないと…? どうしたの?」
シャルティエル「お前!?マクダレーナッ!」
 シャルティエル、距離を取って斧を構える。
???深いため息。
???「違うけど?なに、君も人違い?たまにされるのよね…もういないはずの人の影に脅えて。馬鹿みたい」
シャルティエル「なんだと!?」
???「その人って白髪でしょう?」
シャルティエル「……ああ」

???「私とは髪の色が全然違うし、あんな風に何もかもに向けて忌々しそうな目線向けてないでしょうが」
シャルティエル「……」
 疑いの目は止めない。
???「そもそも、私がその人だったらさっきの人たちに襲われる訳ないし」
シャルティエル「……どういう事だ?」
???「知らないの?さっきの人たちはアネラダガムって言ってね、マクダレーナを神と崇める新興宗教。俗にマクダレーナ教団なんて呼ばれてたりするんだけど。私がマクダレーナだったらもっと丁寧な扱いされるでしょ、常識的に考えて」
シャルティエル「……馬鹿じゃないの?あんなの崇めるなんてさ」
シャルティエル斧をおろす。不機嫌な顔になる。
???「私に言われてもね。因縁でもあるの?」
シャルティエル「……」
???「そう。ま、いろいろあるよね」

シャルティエル「名前は?」
???「名前?」
シャルティエル「マクダレーナじゃないんだろ」
???「そういえば名乗ってなかったっけ。えっと……レ、ア…」
シャルティエル「レアか」
レア「……ま、そーだけど。あくまで仮の名前だからね?」
レアは少しすねている。
シャルティエル「仮の?」
レア「うん。私3年前から前の記憶がなくて、自分の名前も分からないのよね。なんとなく覚えてる名前がレアってだけだから」
シャルティエル「…それでよく自分はマクダレーナじゃないって言い切れるな」
レア「それはそれとして君の名前は?こっちだけ名乗るの不公平じゃない?」
シャルティエル「シャルティエル、だ」

レア「よろしくね、シャル」
シャルティエル「……」
一枚絵:右手で握手を交わすシャルティエルとレア


To be continued……

名無しおばさん - Re:新編オムニバス 使途編1章 2017/10/05 (Thu) 02:09:00
お久しぶりです。
風邪をこじらせてそのまま音信不通になってしまいましたが…生きています。
調子いい時にエイル編書き直ししつつ、ジュリア編をどういう風にしようかまだ迷ってます。面目ない。
みんなの柔らかい頭とエネルギーをオラに分けてくれ…!

シャルティエル&レア編1章きたー!執筆お疲れ様です。そしてありがとうございます。
まだ始まったばかりですが、続きも楽しみに待ってます。
天使様こえー!
「天使」が敵役に回るのって(私の中では)意外だなぁ・・・。

レア様の物怖じしない強キャラ感もいいですね。しれっとシャルティエルを前衛に使うところも好きです。
前に他のスレで言ってたように、人と仲良く出来るけど気づいたら人が離れていってるタイプ・・・っていうのもセリフの端々から感じ取れます。わかる笑

シャル君は、私が書く(描く)シャル君よりもずっと勇敢な印象です。
私の書くシャル君は自分のためにしか力を使わない(結果的にたまたま他人のためになったりしてるだけ)ので、人のために剣を(今回は斧を)振るう彼はとても新鮮でした。
>寄ってたかって一人を囲むやり方は気に入らない
こんな事言ってくれる殿方に守られたい^p^

・マクダレーナがトラウマになっている
・クールぶってるけど他人に(特に女の子に)振り回されてペースを崩されやすい
・クールぶってるけど本当は繊細(今回の場合だと悪夢見てたりとか)
・使命よりも何よりも、自分の意思を貫く事と自由である事を大切にしている(またはそうなる事を強く望んでいる)
↑の4つを押さえてあったのでちゃんとシャルティエルしてたと思います。大丈夫!
私は自キャラを人に託す時にそこまで注文つけようと思わないので、mmさんの思いのままにシャル君の運用をして貰っていいですよb
前も言ったかもですが、mmさんとあんみつさんの事は信頼してるし、大丈夫だと思ってるんで…!
あ、口調はもう少し蓮っ葉な女風でもいいけど、書いててキモかったら今の男の子らしい口調でおkです。

ではではー。
mm - Re:新編オムニバス 使途編1章 2017/10/06 (Fri) 14:07:17
>名無しおばさん
本当にご自愛くださいませ。
アイデア、気軽に相談していただければ。


>天使様
アポストルのことをアンディが勝手にそう呼んでるだけだったりするのです。
マクダレーナを神とすれアポストルは天使だよね?っていう考えです。

>レア
今のところ自分の正体を知るたに命を懸けてる人になりました。
レアは自分の正体を知らない事には始まらないと思ってます。そんなこんなで他人からは自分から離れていくんですよね。自分に自信がない、に近い状態なので。
自分がない、のに他人(マクダレーナ)と混同されるのには辟易してます。


>シャルティエル
やはり難しい……、でも基本は押さえられたようでよかった…
レアを助けに行く勇敢さは半分は悪夢の憂さ晴らし、とかも考えてましたが。
もう少し女っぽい口調にしてみますね。

信頼にこたえられるよう、精進します!




LINEの件ありがとうございます。
ご相談させていただきます。あ、こちらへの相談もお気軽にどうぞ。
あんみつ - Re: 新編オムニバス 使途編1章 2017/10/06 (Fri) 19:43:00
mmさん>
執筆お疲れ様です。
レアの図太い感じ好きです。
天使=アポストルはそうですね。
一瞬、えっと思いましたけどセリフで言ってるだけですもんね……
アンディが瞬殺持ちでちょっとビビりました。
当面の敵になりそうですね。


名無しおばさん>
Line早速ですが友達に入れちゃいました。
死んでくれないかなの目が怖い。
信頼していると言ってくださってどうも有難うございます。
頑張らねば……
mm - Re:新編オムニバス 使途編1章 2017/10/08 (Sun) 13:16:49
>あんみつさん
アンディは1章では倒せないキャラです一応。リトライを繰り返せば倒せなくもないですけど。
彼は所為狂信者です。
正直天使がミスリードになるとは思ってなかった顔。



言い忘れていましたが使途編は全8章構成予定です。

つながる連絡手段があるのはいいことですよね。
名無しおばさん

支援会話

0 2016/04/05 (Tue) 19:46:18
エイル×ヴァレリア 支援[C]

ヴァレリア「エイル」

エイル「こんにちわ、ヴァレリア。……私に何か御用でも?」

ヴァレリア「えぇ。これを貴方に見て欲しくて」

エイル「これは……ブローチですか。
    大変見事な細工ですね。あしらわれた宝石も澄んでいて美しいです」

ヴァレリア「実は、これは私が普段から贔屓にしている宝飾屋で、エイルに差し上げるために
      作らせた物なの。
      美しい貴方によく似合うわ。是非、受け取っていただけるかしら?」

エイル「わ、私にですか? ……お心遣い感謝します。ありがとう、ヴァレリア。
    ……しかし私は宝飾品は殆ど身に着けませんので、重宝するのは些か難しそうです」

ヴァレリア「……以前から思っていたのだけど、エイルはもったいない事をしているわ。
      こんなにも美の神に祝福され美しく生まれ育ったのに、自分を着飾る事に
      無頓着だなんて。
      それは神への冒涜と言っても過言ではなくてよ」

エイル「そ、それは言い過ぎだと思います。それに、そういう事は自分では良く
    分かりませんし……」

ヴァレリア「なら私が教えて差し上げるわ。美しく着飾ることの素晴らしさを。
      そうと決まればまずは布屋に行きましょう。今後いつ要人と接見しても
      恥をかかない上等な服を仕立てて貰わなければ」

エイル「あっ、ヴァレリア。ちょっと待ってください。
    ……私はまだ行くなんて一言も言っていないのだが……うーん……」



エイル×ヴァレリア 支援[B]

ヴァレリア「ふふふ、美しい人は何を身に纏っても美しい。
      華やかな薔薇色のローブも捨てがたいけど、
      この翡翠色のローブもエイルの誠実な内面を引き出している。
      どちらもエイルのために誂えたかのような仕立ての良さね……
      はぁ、ため息が出るわ」

エイル「ヴァレリア、あの」

ヴァレリア「外套の表地はこの生地を、裏地にはこちらの生地を使って……
      あぁ、靴ももっと上質で洗練されたものを」

エイル「ヴァレリア!」

エイル「……貴方が私を気に掛けてくださった事には感謝します。
    しかし今の私は着飾ることに大きな意味を見出してはいませんし、
    私は着せ替え人形ではありません。
    ……これ以上の善意は、私には負担です」

ヴァレリア「……そう。……ごめんなさい、エイル。
      美しい人を見るともっと美しくなってほしくて、つい気持ちが先走って
      しまう、これは私の悪い癖ね」

エイル「……」

ヴァレリア「けれど貴方を嫌な気持ちにするためにここへ連れてきたわけではないのよ。
      それだけは解って頂戴。
      ……さぁ、帰りましょうか」



エイル×ヴァレリア 支援[A]

エイル「ヴァレリア」

ヴァレリア「エイル、ごきげんよう……あら、その外套とブローチは」

エイル「以前ヴァレリアが私のために見立ててくれたものです。普段はこのような色は
    身に着けないので少し落ち着かないのですが……
    どうですか、似合っていますか?」

ヴァレリア「えぇ、とても素敵! とても美しいわエイル。
      ……ふふふ、やはり私の目に狂いはなかったわね」

エイル「先日はヴァレリアにひどい事を言ってしまって、その後とても後悔しました。
    目に見える形にして、言葉が過ぎたことを謝りたかったので貴方が見立てて
    くれたものを身に着けてみたのです。
    貴方は私のためを思って助言をくれたのに、本当にごめんなさい」

ヴァレリア「エイル、貴方が私に頭を下げる必要はなくてよ。
      ただ貴方が以前にも増してより美しくなったことがとても嬉しいわ。
      エイル、ありがとう。これからもその美しさを、大切にしなさいね」

エイル「私の容姿がそれ程優れているとは到底思えませんが……そうですね。
    ヴァレリアの言うとおり、もう少し身なりに構うことも悪くないと
    思えるようになってきました」

ヴァレリア「ではエイル。次はお化粧をしてみてはどうかしら?
      貴方の白磁の肌を守り、より美しく見せるためにもきっと必要な
      ことだと思うわ。
      今時はお化粧をする殿方も決して珍しくはなくてよ」

エイル「……」


◇◆◇
今回は、自キャラ同士の支援会話を追加してみました。
二人とも割とお気に入りのキャラクターだったけど、当時はそのキャラクターをあんまり活かすことが出来ませんでした。
今こそ当時の悔いを晴らす時、そう思って支援会話を始め、少しずつ書いていこうと思います。
そしてキャラのベースや本編の本筋はそのままで、色々と改訂したいです……。
流石にダメ?

改行の関係で読みづらかったらごめんね。
◇◆◇
mm - Re: 支援会話 2016/04/06 (Wed) 00:06:40
来た、来た来た来た来た!俺はこれを待ってたんだ!
ヴァレリアと!エイルが!キッキャウフフする様をな!!!



失礼しました。
スレを読み返すと案はあったようでしたので、ずっと気になってたんです。

当時は表に出てなかったヴァレリアさんの一面が表に出てきた感じです。
すごくはじけてますよ、姐さん。
エイル…まじめだなあ。そんなところが彼の魅力なんでしょう。私も魅了されています(断言

後日談で普通にくっつくんだろうなあ、この二人。



改訂云々については、私的には歓迎です。
改訂前もデータは残しておいてほしいけど……


名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/06 (Wed) 02:59:43
>mmさん

なんと。 
そんなに待ってくれていたのですか…本当にありがとうございますm(_ _)m

設定もキャラクターメイキングも中途半端になっちゃってたヴァレリア姐さんですが、10年たってようやく彼女がどんな人なのか掴むことが出来たような気がしています。
これからはちょっとパワーアップした状態で他キャラと絡んでいく…かも?

エイルはそこまで変わっていないかもしれませんね。
物腰柔らかく生真面目な麗人…私の大好物です^p^

エイルとヴァレリアのペアエンドは考えたこと無かった…!
エイル×ソフィアかエイル×セレンが収まり良いと思っていたので吃驚しています。
でも試しにS支援まで書いてみても面白いかもしれないですね^^
他にも何人か支援を中途半端にしてきた人がいる気がするので続きを書いていこうと思います。

改訂をもしするとしたら・・・
☆自分が書いたパート(誤字脱字のチェック・不自然な状況箇所の修正・ちょっと中二っぽい言い回しなど)
☆自キャラ設定(年齢・パラメーター・生い立ち・生い立ちや環境に関連したセリフが混ざっている会話分の修正)
ぱっと思いつく範囲で気になった箇所はこういう部分↑ですね。
明日以降、何か思いついたらとりあえず改訂ver.あげて行こうと思います。
やっぱダメってのあったら教えてください。なかったことにします^^;
あんみつ - Re: 支援会話 2016/04/06 (Wed) 21:43:26
なんて楽しそうなヴァレリアさん……!
今さっきWikiに反映させていただきました。
(あとパスの説明少し補足しました。大陸名って書くから混乱するのではないかということに気付く)

エイルの苦手なタイプとの設定があり
私も少し気になっていたので読めて嬉しいです!
はじけた姐さん、好きです……

>改定
すでに自分が書いた支援とかに細かい修正を入れている私に反対できる義理はないです(笑)
私は支援で設定増やすことで改定を試みております。。。
と、いう訳で私的には改定OKです。
(多分前データと併記って感じにするでしょうが……)

>パラメータの改定
私も、したいです……(笑)
お兄ちゃんをジャファルみたいな感じにする……幸運もうちょい妹に還元する……
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/07 (Thu) 14:54:35
>あんみつさん
本編のヴァレリアを見直したら陰気な印象が強かったので、こういう明るい部分もあるんだよっていうのを書きたかったのです。
好きと言ってくれてありがとう。
エイルの周りは基本的に普通の人達が集まっているので、彼女のようなタイプとはどう接していいのか分からないのかもしれません^^;

私が書いた支援会話は、引き続きここに書いていこうと思います。

改訂の件ありがとうございます(´∀`*)
ちょっとずつやっていきたいです。
新・旧で見比べてみたら面白いかも知れないですね。

確かにお兄ちゃん強運すぎますね…宝くじ当てそう……!
パラメータもキャラの一部だと思うので、改良しても良いかと思いますっ……!

あ、パスワードも教えてくれてありがとうです。
wiki使いこなせるか解んないけど、少しずつ慣れていこうと思います。
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/07 (Thu) 20:42:53
グリム×ソフィア 支援[B]

グリム「ソフィア、見つけた!」

ソフィア「まぁグリム、こんにちわ。
     どうしたの? そんなに走って」

グリム「先日ベルニカの誕生日プレゼントを一緒に選んで貰っただろ? この前渡したら
    とても喜んでもらえたんだ。君のおかげで妹に良い物が贈れたよ。
    やっぱりこういう事は女の子に聞くに限るな」

ソフィア「そう! よかった。
     ふふふ、頑張って選んだ甲斐があったわね」

グリム「それで、今日はこれを君に……
    プレゼントを一緒に選んでくれた礼をベルニカと一緒に選んだんだが、
    ぜひ受け取って欲しい」

ソフィア「えっ、そんな……お礼なんて良かったのに。でもありがとう。
     開けてみても良いかしら?
     ! あっ、可愛い星型のアミュレット……! 本当に貰ってもいいの?」

グリム「ベルニカが言うには、星の形には幸運を呼びと勝利を勝ち取るという意味があるらしい。
    ソフィアはいつも前線で勇敢に戦っているから、君にぴったりだと思ったんだが……
    気に入ってもらえただろうか?」

ソフィア「ええ! 大切にするわ!
     ……グリムは、エイルや私のお姉様に似ている気がする」

グリム「何だ、唐突に」

ソフィア「ごめんなさい。
     でも……グリムもベルニカや孤児院の子達のことをとても大切に想っているでしょ?
     今だって、私の事を考えてくれたわ。
     そういう律儀な所もいつも誰かの事を想って誰かのために行動する所も、
     二人にそっくり」

グリム「ははは。そう言われると照れくさいな。
    でもお二人のような方に似ていると言われて悪い気はしない。
    ありがとう、ソフィア」


グリム×ソフィア 支援[A]

ソフィア「グリム。やっと会えたわ」

グリム「やぁソフィア、お互い無事に生き残ったようだな」

ソフィア「ふふ、グリムから貰ったアミュレットのお陰かもね。
     私にはまだまだやりたい事がたくさんあるもの。ここで倒れるわけにはいかないわ」

グリム「ははは、君は相変わらず元気だな。
    ……ところで私を探していたようだが、何か用があったんじゃないのか?」

ソフィア「ええ。これを貴方に渡したくて。
     この前のアミュレットのお礼なの。私なりにグリムの事を考えて選んで
     みたんだけど……
     受け取って貰えるかしら?」

グリム「礼の礼とは……なんだか妙な気分だな。しかしお気遣い、感謝する。
    早速開けてもいいか?
    … … …このアミュレットは……私が君に贈った物と同じだな」

ソフィア「星型は幸運と勝利を勝ち取るのでしょう? 男の人には少し可愛すぎる形かも
     しれないけど……ベルニカや子ども達のために戦っている貴方にもぴったりだと
     思って。
     だって大事な人たちのために、貴方も私も勝ち進まなきゃいけないんだもの」

グリム「確かに私に相応しい物かもしれないな。
    ソフィア、本当にありがとう。大切にさせてもらうよ」

ソフィア「よかった!
     グリム。大事な人を守るために、これからもお互い頑張りましょうね!」


◇◆◇
確か書きかけになっていた支援会話だったと思うので、続きを書いてみました。
物を贈る支援会話が続いている事に我ながら驚きました。
エイルと同じお人好しな性格かつ自分と同じ騎士であるグリムに、ソフィアは何か気になる部分があったのかもしれません。
ベルニカは女の子で魔道士という事から、占いやスピリチュアルなものを好む側面を持つ女の子になって貰いました。
実際の星モチーフに勝利の意味はないのですが、この世界ではそういう意味を持っているモチーフということで!
◇◆◇
あんみつ - Re: 支援会話 2016/04/08 (Fri) 00:36:15
ふふ、お揃いのアミュレット……いいですね。
グリムはエイルに似ているとソフィアは言いましたが、ソフィア自身とグリムもすごく似ているように思いました。
(彼女に言ったらエイルとマルギットの影響だと言われそうですけども)
お互いの大事な人とお互いの為に戦って生き残って欲しいです…
星形には護符の意味合いがあるのでいいと思いますよ!

>お兄ちゃんの幸運高すぎ問題
お兄ちゃんに幸運吸われているからガウトの幸運が低いという設定だったみたいんですが
会話で妹の不幸描写が全然ないので死に設定になってるんですわ……
近いうちにこっそり直します(笑)
mm - Re: 支援会話 2016/04/08 (Fri) 12:20:05
>グリム×ソフィア
どんどん新作が増えていく……こんなにうれしい事は無い。

素敵な二人です。
ソフィア様…ご立派になられて……(リフィル)

星、そういえばエイルも銀の星って呼ばれてましたよね。
この世界では光はより勝利に近い物なのかもしれません。





名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/08 (Fri) 16:28:40
>あんみつさん

気になる彼とお揃いの物を持つ事は乙女の永遠の憧れ(?)
ソフィアの可愛らしい部分を書けたのではないかと思います。

エイルがちょっと理想主義者なのも、ソフィアが頑張り過ぎるのも、マルギットの存在がかなり影響しています。
ソフィアと比べるとグリムは自分が見えていてかなり落ち着いた印象ですが、真面目さや誰かの為に生きている所は一緒ですね。

>兄妹の幸運
お兄ちゃんの方が危なげで妹の方が要領良い印象があったので、どちらかと言えばガウトちゃんの方が幸運高いイメージでした(あくまで私の主観です)
私もこれを機にキャラ表改訂していきます。

そしてグリム×ソフィアをwikiに載っけてくれて本当にありがとうございました!
昨日力尽きてそのままにしてました…ごめん><

>mmさん
私も新作読めて嬉しいです。マクダレーナさん怖い!ヒィ!!
国家の闇深いところにも触れて貰って…当時は国家の情勢はほぼカットで書いてたのでありがたや。
今は時間に余裕があるので思いついてた分からちょこちょこ書けたらいいなと思っています。

今回の支援会話のソフィアは割と気持ちに余裕あるような印象ですね。
リフィルさんが見守ってくれたおかげなのかも^^

>銀の星
そういやそうだったかも……!
そういう文化みたいな部分も支援会話の中で取り入れていきたいです。
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/22 (Fri) 02:47:39
レイス×ソフィア 支援[C]

ソフィア「レイス、今回の旅は思っていた以上に長いものになりそうね」

レイス「あ? ……オゥ、そうだな」

ソフィア「きっとエイルもここまで大事になるとは思っていなかった筈よ。
この慣れない状況下で、もしエイルが困っていたら二人で協力してエイルを助けてあげましょう」

レイス「助けるだぁ?
アイツももう子供じゃねぇんだから、そんな事俺らがしてやる必要もねぇだろ」

ソフィア「ダメよ! エイルは放っておくと自分の事をあんまり構わなくなるもの。
この前だって袖を擦り切れたままにしていたり、薬湯を飲み忘れたり……意外と抜けてるんだから」

レイス「面倒くせえな……そんなモン、少しくらいどうってこと無いだろ」

ソフィア「ダメ! 
あらゆる場面で主を支えるのが従士の務めだもの! 出来る限り不足がないようにしなきゃ。
そうね……セイシェルを発つ時に十分な旅支度が出来なかったから、まずは物資の調達は必要ね。着替えと薬湯と……あとは何が必要かしら」

レイス「やれやれ、こりゃ従士というよりまるで母親だな……」

ソフィア「? 何か言った? そうだ、物資の調達が終わったら次は模擬訓練をするわよ。レイスはこういうのになると頭冴えるんだもん。そういう所は一応頼りにしてるんだから、真剣にお願いね!」

レイス「一応ってなんだよ。……まぁ、しょうがねぇ。燃えてるようだし、一丁付き合ってやるか……」

ソフィア「レイス急いで! 時間が無くなっちゃう!」

レイス「へいへい」

◆◇◆
支援Cだけですが、レイス兄さんとソフィアの絡みです。
何事にも一所懸命な妹分に付き合う、面倒見の良いぶっきらぼうなお兄ちゃんです。
エイル×レイスも近日公開・・・かも。
この三人組は支援会話書きたかったので、まず一つ書けて良かったです。
◇◆◇
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/04/23 (Sat) 03:58:00
レイス×ソフィア 支援[B]

ソフィア「ふぅ……」

レイス「よぉ、ソフィア。今日はいつもみたいに元気がないな」

ソフィア「レイス……ねぇ、聞いてくれる?
この前の戦いでね、本当は私がエイルを守ってあげなくちゃいけなかったのに、反対にエイルに守って貰う事になってしまって……はぁ……」

レイス「あぁ、そういやそうだったな。アレは確かに酷いザマだった。
ま、アイツも他人を庇ってやれるくらい逞しくなったってこった。喜ばしい事じゃないか。
それよりお前の方が……」

ソフィア「うぅ、悔しい……。……そうだわ。レイス! 手合わせしましょう!」

レイス「はぁ?! なんでそうなるっ」

ソフィア「鍛錬して少しでも強くなって、次は同じ過ちを繰り返さないためよ!
そうと決まれば! 行くわよ、レイス!」

レイス「チッ……」



ソフィア「はぁっ……はぁっ…… … …」

レイス「気は済んだか? 今が実戦じゃなくて良かったな」

ソフィア「ま、まだまだっ!」

レイス「今日はもう仕舞いだ。頭に血が上ってちゃ、勝てるモンも勝てなくなる」

ソフィア「でも……」

レイス「でもじゃねぇ! ハァ……エイルよりもお前の方が心配だ。
黙って見てりゃアイツを守ってやる事だけが生き甲斐みたいになりやがって……少しは自分の事も大事にしろ。……休んで頭を冷やせ。じゃあな」

ソフィア「……レイス……」

◇◆◇
レイス×ソフィア支援Bです。Aはもう少し考えてから上げます。
昔は支援会話は戦闘マップ内で起こるものを想定して書いていましたが、最近は兵舎や陣営の中で起こる事を想定して書いています。その方が自然な会話が出来そうなので笑
昔書いたエイル×ソフィアは戦闘中を想定して書いた会話なので、もしかしたら陣営内での会話風に少し修正するかもしれません。
◇◆◇
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/05/21 (Sat) 04:09:30
レイス×ソフィア 支援[A]

ソフィア「レイス、この前の事なんだけど」

レイス「ん? ……おう」

ソフィア「あれから頭を冷やして、普段も少し心を落ち着けて行動するように意識してみたらね、普段でも戦いの時でも前より色々な事に気付けるようになってきて、エイルにもソフィアにはいつも助けて貰っているって褒めてもらえたの!
今まではとにかく鍛錬しなきゃって思ってたけど、気持ちを落ち着けて自分を省みる事も凄く大切な事なのね。
レイス、大切な事を教えてくれてありがとう」

レイス「そういう意味で言ったんじゃなかったんだがな……。
まぁ……アレだ。お前が向こう見ずに突っ走ってヘタ打たなくなったならそれでいい」

ソフィア「えぇ。これで私も少しはエイルの従者としても騎士としても成長できたかしら? 一人前への道はまだまだ遠いけど頑張らなきゃ」

レイス「……なぁ、ソフィア。お前は何故そうまでしてエイルのために頑張る?
お前にはドレスを纏って貴婦人として淑やかに生きるという選択肢もあった筈なのに……一体何がお前をそこまで突き動かすんだ?」

ソフィア「……エイルのためだけに頑張っているんじゃないわ。笑わないで聞いてね。夢があるの」

レイス「夢?」

ソフィア「お姉様が実現させる事が叶わなかった世界を、何年掛かってでもこの手で実現させる夢よ。そしてお姉様が思い描いたその理想の先を作り上げて守っていくの。
模索する時間も理想を実現させるための時間もいっぱいあるわ。だって私は生きてるんだもの。いつかマルギットお姉様の事も必ず超えてみせるんだから!」

レイス「なるほどな……。お前にはお前のちゃんとした考えがあるってワケか。俺はてっきり……」

ソフィア「てっきり? 何?」

レイス「いや、いい。……しかしその目標とエイルの世話を焼くのは大して関係ないんじゃないのか?」

ソフィア「そ、それは……! もうっ、いいじゃないっ!」

レイス「冗談だ。
俺はもう何も言わねえ。お前はお前の気の済むまで自分の思い描いた道を突き進め。
その代わり……お前が危なくなったら俺がお前を守ってやるし、訓練したい時は俺の所に来い。出来るだけ力になってやる」
 
ソフィア「……レイスはやっぱり"お兄様"ね。こうやっていつも、私を支えてくれるもの。
ありがとう、レイス。これからも頼りにしてるわ」

レイス「お兄様ねぇ……まぁ今はそれでもいい。任せておけ。
それで、今日はどうするんだ? 行軍まで少し時間があるようだが」

ソフィア「そうね。今日は白兵戦での戦い方を教えて欲しいわ。エイルが不利な状況でうまく立ち回るのが従者の勤めだもの。
さぁ、そうと決まれば早速始めましょう!」

レイス「へいへい」

◇◆◇
着地点をどうしようか一ヶ月ほど悩んで、このような形に落ち着きました。
レイスの面倒見の良さとほんの少しの不器用さ、ソフィアの真っ直ぐさと意志の強さを表現できていたらいいなと思います。
レイスの「俺はてっきり」に続く言葉は、ソフィアがマルギットに引け目を感じて無茶をしたり、エイルに負い目を感じ尽くしすぎているんじゃないかという内容です。
◇◆◇
mm - Re: 支援会話 2016/05/21 (Sat) 20:59:41
名無しさん

>レイソフィ

お兄様……俺もそう呼ばれたい……
執筆お疲れ様でした。

アレ?これ、エイソフィの時とソフィアの結論同じじゃね?でも、寄り添ってくれる人がいるだけで全然違いますよね。
強くても、折れない訳じゃないけど、レイスがいればきっとソフィアも大丈夫だろうって気分にさせてくれます。
レイスほんとに頼りがいがありますね。苦労人扱いですけど、いい男です。

この誓いを交わした義兄弟感…良いですよね。


・余談
ソフィアにお母様って呼ばれて微妙な顔をするリフィルを幻視しました。
エルママも事を考えるとまあおかしくはない、かな?

5章6章は、ソフィアに頑張ってもらう予定です。
あ、追憶の守護剣キャラは自由に使っていただいて構いませんので。一応。
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/05/23 (Mon) 17:58:45
>mmさん

ありがとうございます。
私もお兄様と呼べる殿方に巡り合ってみたかったわ゚゚(゚´ω`゚)゚
レイソフィ難しかったけど、レイスを男気キャラにしたかったので頑張ってよかったです……!
三人組の中では苦労人だけど、この感じは多分まんざらでもないですよ笑

ソフィアは誰と支援Aになっても選ぶ結果は変わらないみたいですね^^
根底にお姉ちゃんに対する羨望と嫉妬の思いがある事、理想が高く努力家な性格である事、まだ若い(幼い?)から「お姉ちゃんみたいになりたい」「エイルのために頑張りたい」以外の選択肢自体が見えてないからなのかもしれません。

でもレイスやグリムの支援Aは、エイルの支援Aと結論は同じでも結論に行き着くまでの過程が違うのでエイルルートを歩んだソフィアよりも心は健康だと思います笑

>ソフィアにお母様って呼ばれて微妙な顔をするリフィルを幻視しました。
やだー! 未婚の妙齢女子にそんなこと言っちゃダメよー!!笑 
そして私はそんな微妙な顔をしたリフィルさんを、これまた何とも言えない表情で見つめるモンテーロさんとメルツェルさんを幻視しました。

あとキャラ拝借の許可ありがとうです!名前は出さなくても「あれ?これ○○の事じゃない?」みたいな登場のさせ方をするかもしれません。
追憶の守護剣のソフィアの活躍にも期待してます(`・ω・´)
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/05/23 (Mon) 19:52:56
エイル×レイス 支援[C]

エイル「…… …… ……」

レイス「エイル? どうした、随分深刻そうな顔して。どこか具合でも悪いのか?」

エイル「! レイス。
いや、特別支障はないさ。戸惑う事も多いがこういう環境も新鮮で悪くはないよ」

レイス「そうか。ここ数年で随分変わったとは言っても、お前は元々身体が強くないんだからあんまり無茶はするなよ。
つれぇ時はすぐに言え。いいな?」

エイル「……」

レイス「? 何だよ」

エイル「いや……レイスが私にそんな言葉を掛けるなんて意外だと思って」

レイス「あ? 何でだよ」

エイル「そりゃ、君には随分と鍛えられたからな。
池に投げ入れた靴を拾ってこさせられたり、私の上着を無理やり脱がせたかと思えば、高い木に上って枝に引っ掛けてきてそれを取ってこいと命令したり。
何の準備もなしに馬の遠乗りに連れて行かれた事もあったな。あれは酷かった。」

レイス「そんなガキの頃の話は忘れたな」

エイル「おいおい、それは酷いな。
けど、今の私があるのは君がそういう風に私と向き合い続けてくれたからなんじゃないかって、旅に出てから思うようになったんだ。
さっきも子どもの頃の君との思い出を振り返っていた。国にいた頃はそんな事考えもしなかったのに……どうしてだろうな」

レイス「そんな面倒くせぇ事考える必要ねえよ。
ガキの頃よりも出来ることが増えて良かった、そんだけで十分だ」

エイル「ははは、ありがとう。
じゃあ、今回の事が一段落したら遠乗りに付き合って貰おうかな。今度は昔よりももっと、遠くに行きたい」

レイス「おう。付き合うぜ。
それじゃ、面倒な事はさっさと片付けちまおうか。ほら、行くぞ」

◇◆◇
レイス×ソフィアに引き続きエイル×レイス投稿しました。
ソフィアとの支援会話ではエイルを構いすぎるなというような事を言っていたレイスですが、誰も見ていない所で見えないように気配りしているんじゃないかと思ってこういう形にしてみました。
あとエイルが肩肘張らずに喋っているシーンを初めて書いた気がします。
◇◆◇
あんみつ - Re: 支援会話 2016/05/26 (Thu) 21:17:09
支援ウィキに反映させていただきました。

エイルのこういう面はとても珍しいですね。
ソフィアも付き合いは長いですが、支援ではマルギットのことがありましたし……
続きも楽しみにしております!
……エイルはいい友達持ったなぁ……
mm - Re: 支援会話 2016/05/26 (Thu) 23:09:57
>名無しさん

>根底にお姉ちゃんに対する羨望と嫉妬の思いがある事、理想が高く努力家な性格である事、まだ若い(幼い?)から「お姉ちゃんみたいになりたい」「エイルのために頑張りたい」以外の選択肢自体が見えてないからなのかもしれません

そのお姉ちゃんを書せて頂いている身としてはお姉ちゃんの本質も見えてくるので、
ソフィアへの容赦のない「貴女は貴女にしかなれない」が飛んで行ってしまう私です。
その辺は7年後をご期待下さいという事で。

あれ、もしかして荒れてるマルギットってソフィアなんじゃあ?
ずっと思ってましたが、某正義の味方と似た香りが…


>そして私はそんな微妙な顔をしたリフィルさんを、これまた何とも言えない表情で見つめるモンテーロさんとメルツェルさんを幻視しました。 

あー、言っちまったなー的な顔(メルツェル)
ほんともに何も言えない顔(モンテーロ)

あ、あはは。つい先生をおかあさんと呼んじゃう系のアレ…


>追剣キャラ
ご自由に、面白おかしく、ご使用ください。私が喜びます。

エイ×レイ
レイス……思った以上に悪ガキだったのね……
でも、なんか信頼あっての物って感じで良いですね。
バランスの良い三人だ
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/05/27 (Fri) 16:06:12
>あんみつさん

いつもありがとうございます。

男性の話し言葉と男性同士の会話を考えるの難しかったです…!
これはちゃんと友人同士の会話に見えてるよね?大丈夫だよね?(((゚Д゚;)))
↑な事を思いながら、背中をムズムズさせて書きました^^;

今思えばエイルは親友がいて可愛い幼馴染の女の子もいて、優しい両親がいて憧れのお姉さんがいて尊敬できる師匠がいて…人に恵まれてますね。リア充…!
エイル×ソフィアは結末を変えずに内容を少し変える予定ですので…レイス×エイルの会話と共に待っててね\(^o^)/

あとぼんやりとガウトちゃんとソフィアの支援が浮かんでいるので纏まったら書きたいです。
ただ、その際ガウトちゃんに追加要素的なもの(たとえば好きな食べ物はオムライス・特技はお料理…など)を加えるかも知れないのですが…おkですか?
名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/05/27 (Fri) 16:34:46
>mmさん

いつもありがとうございます。
レイスニキにはちょっといじめっ子キャラになって貰いました笑
仲良し三人組が三人とも折り目正しいタイプだと書き分けに苦労しそうなのでちょっとワルい感じも付け加えてみました。
子ども時代はリフィルさんにメッチャ怒られてそう。んでモンテーロさんに慰めてもらってそう。
!やっぱリフィルさんオカンやんけ!笑

セイシェル三人組は固い絆で結ばれていて欲しいなぁ…。

>ソフィアへの容赦のない「貴女は貴女にしかなれない」
お姉ちゃんとしては「自分らしくありなさい」という意味なんでしょうが、ソフィアの性格には合わない激励だった&追い打ちになりましたね…!
お姉ちゃんは強くて正しいスーパーウーマンだけど、ちょっと傲慢にも取れますしおすし。

>某正義の味方
誰だろう? マルギットさん、一応モデルはいますがそれは内緒よ!笑
ソフィアは意図せず荒れてるマルギット(影の部分)を追っかけてる節はありますね…荒れてる所は妹に見せなさそうなんですが。不思議。

>ご自由に、面白おかしく、ご使用ください。私が喜びます。
げっへっへっへ。それじゃあお望み通り、たっぷり悦ばせてやr(ry
あんみつ - Re: 支援会話 2016/05/28 (Sat) 17:03:48
名無しさん>
異性のことはなかなかわからなかったりしますもんね…
(少なくとも私は)違和感なく読めましたよー
エイル×ソフィアもないよう修正されるんですね。
ではこちらも楽しみにさせていただきます!
リア充という言葉から
ソフィアがマルギットに抱いていた劣等感を、エイルはあまり感じたことがなさそうで
そうでない人間にとって眩しく感じたりするのかもなぁなんてチラッと考えたりしておりました。

>ガウト追加要素
おkです、大丈夫ですー!
むしろ有難うございます。
mm - Re: 支援会話 2016/05/28 (Sat) 22:05:11
>名無しさん


>!やっぱリフィルさんオカンやんけ!笑
給仕服時代のリフィルさんは、三人組とマルギットが遊んでる横のほうで紅茶とか入れながら目を光らせてるイメージが。
そして怒る時は怒る。それはもう烈火のごとく。

モンテーロは近くにいてくれると安心感がありそう。

>正義の味方
マルギットっていうかソフィアがですが。fateの衛宮士郎です。全然別物ですけどね。
理想の受け継がれ方と、拗らせ方とか……。大枠が少しだけ……。
ソフィアのほうがぜんぜん人間してますしおすし。

とりあえず、作業用BGMに困らないです。


>エイルとソフィア
純粋な憧れが強いのと、そこに嫉妬が混ざっているのかの差とか。
隠してて近しい人にはもバレますよね。暗黒面ってなぜか。


>男女問題
エイ×レイ違和感はなかったです。

マル×リフィ描いてる時に変な世界に入るんじゃなかったと後悔した覚えががが…



名無しおばさん - Re: 支援会話 2016/06/20 (Mon) 02:09:47
エイル×ソフィア 支援[C]

ソフィア「せいっ! やあっ! ……はっ!」

エイル「やあ、ソフィア。今日も自主訓練かい? ……その様子だと相当長い時間やっていたみたいだけど」

ソフィア「あ! こんにちわ、エイル。今日は朝食を頂いてからお昼までずっとやっているわ。自由な時間がある時は、極力訓練に時間を充てるようにしているの。
目標は大きくセイシェル一の騎士になること! 日々地道な努力あるのみ! ……なんてね」

エイル「ははは。頼もしい限りだよ。
そうだな……私もそんなソフィアを見習って、もう少し頑張ってみようかな」

ソフィア「エイル? どうしたの、木刀なんか構えて……」

エイル「もし良かったら手合わせしてみないか?
その方がより実戦に近い訓練が出来ると思うし、お互いの癖や戦い方を知っておけば、それこそ実戦で助け合えるかも知れないだろ?」

ソフィア「! それはダメ!!」

エイル「えっ、ど、どうして? 良い案だと思ったんだけど……私では相手にならないかな? 
これでも剣術の基礎は学んできたつもりだったんだけど……」

ソフィア「そ、そうじゃない! エイルは十分強いわ。だけど……その……と、とにかくダメなのっ!!
さぁ、今日の訓練はこれで終わり! たくさん汗かいちゃったから湯浴みに行かなきゃ! またね、エイル!」

エイル「あ、ソフィア! 
……うーん、何か彼女の気に障る事を言ってしまっただろうか……」

◇◆◇
エイル×ソフィア支援会話書き直し分です。レイス×エイルと同時進行で書いていく予定です。
ソフィアは「私が強くなってエイルを守ってあげたい」と思っているので、「エイルと一緒に強くなりたくはない」のです。面倒な乙女心やで・・・
名無しおばさん - Re: 支援会話 2017/04/15 (Sat) 01:25:33
エイル×レイス 支援[B]

エイル「うーん……いや、だけど…… ……」

レイス「よう、エイル。……今度はまた随分と難しそうな顔をして、何やってんだ」

エイル「やあ、レイス。これを見てくれよ。
次の戦場の情報を参考に人員の配置を考えていたんだけど、これがなかなか難しくて手こずっているんだ」

レイス「こりゃ……随分行き詰まってるな。無駄も多いし、大体これじゃお前に負担がかかりすぎていて、危ねえだろ」

エイル「私の負担は大した事ではないさ。それよりも、レイスならどういう人員配置にしてこの戦いを乗り切る?」

レイス「……ここをこうして――こう、だ」

エイル「……これではレイスやみんながとても危険な状況に陥りかねないし、私も後衛に下がり過ぎている。私もみんなと一緒に戦いたい」

レイス「大将がわざわざ危険な場所に赴く必要はねえ。危ねえ仕事は、俺たち駒に任せておけばいい」

エイル「! レイス、何て事を言うんだ!
君たちは駒じゃない。命を持った仲間だ。仲間だけを危険に晒す事なんて出来るわけがない」

レイス「甘ったるい綺麗事は止めろ。 
俺達はお前のために力を貸す事はいくらでも出来る。けど、どうやっても駒には大将は務まらねえ。
だからお前は自分の責務を全うするために、何があっても最後までお前が生き残れる作戦を考えなきゃならねえんだ」

エイル「しかし……!」

レイス「聞け! お前が今最も優先して考えなければならない事は何だ? このろくでもねえ諍いを一日でも早く収める事じゃねえのか?
出ちまうかも知れねえ犠牲にビビって動けなくなっている暇はねえんだ。多少のことは割り切れ。
……作戦や陣形を考える時は、もっとそこを踏まえて考えろ。それが出来るようになったら、また相談に乗ってやる」

エイル「……」

レイス「お前と俺は、もう役目が違っちまってるんだ。昔みたいにずっと二人で一緒って時期は、もう終わったんだ……」



エイル×レイス 支援[A]

エイル「レイス。……あれからまた作戦や人員の配置を考えてみたんだけど、見てくれるかい?」

レイス「……おう。…… ……そうだ。これなら面倒な事にはならねえだろ。
お前もだいぶマシな事考えられるようになったじゃねえか」

エイル「君に言われた事を踏まえて考えたらすんなり上手くいった。言われた時は結構頭に来てたのに、皮肉なものだよ」

レイス「世の中ってモンは、元々皮肉でいっぱいだ」

エイル「ははは……それは言えてる。
……今までそんなつもりは無かったけど、私は心のどこかで自分の立場を軽く考えていたんだと思う。
みんなと同じ目線でいられる事が将としての資質だとも思っていた……だけどそれでは余計みんなを迷わせしまう上に、結局何も成し得ない。
その事に気付かせてくれてありがとう。それに嫌な事を言わせてごめん」

レイス「よせ。お前の中で何かしらの答えが出たなら、俺はそれでいい」

エイル「だけどレイス、一つだけ言わせてくれ。
君たちは駒ではなく仲間だ。私だけではなく、みんなにも生き残る戦い方をして欲しいと思っている。
そして君は、仲間である以前に私の大切な友人だ。立場が変わっても役割が違ってもその認識は変えられないし、出来れば君にもそれを思いながら戦って欲しい」

レイス「……まぁ、肝には銘じておく」

エイル「うん、そうしてくれ。今は無理でも、またきっといつか……君と遠乗りに行ける日を楽しみにしているよ」

◇◆◇
レイスとエイルの支援会話です。
こちらも1年くらいかかって……ようやくお待たせしました……!
最初の構想とちょっと離れてしまって迷子になっていましたが、迷子になった結果二人の絆は簡単には壊れないと言うことが判りました。
いい具合に男の友情を書けたと思っています^^
mm - Re:支援会話 2017/04/16 (Sun) 15:16:02
>エイル×レイス

待ってました!
レイスニキ……成長したなあ。
憎まれ口のようなものをたたいてますが、全部エイルのためなんだろうなー。
それを受け入れられるエイルもイイ…素敵な友情だ…
名無しおばさん - Re: 支援会話 2017/04/20 (Thu) 17:45:44
エイル×セレン 支援[C]

セレン「あ、いたいた! エイル様っ」

エイル「!? ……あ、ああ、ご機嫌よう、セレン姫。今日も、お元気そうですね」

セレン「はい! ……? どうして後ずさりするのです?」

エイル「姫が不必要に距離を詰めてくるからです」

セレン「それだけエイル様の事をお慕いしているのです」

エイル「……セレン姫は由緒正しいトルケ王家の姫君です。
いくら今が混乱した状況下にあるとは言えこのように他国の貴族の子息にくっついていれば、周囲に妙な誤解をされてしまいますし、姫のお立場が悪くなってしまうかも知れません」

セレン「私はそんな事気にしません。
今日は、私の天幕でお茶をご一緒したくてお声を掛けたんです。エイル様、今日のご都合はいかがですか?」

エイル「……折角のお誘いではありますが、今日は体調が優れませんので、ご遠慮させて貰えませんか?」

セレン「そうですか……わかりました。残念ですが、仕方ないですね。
エイル様、どうかお身体をお大事に。また別の日にご一緒しましょうね!」

エイル「はい……では、失礼します。……ご機嫌よう、セレン姫」

◇◆◇
二人の支援は絶対書かなきゃ!(使命感)と思ったので書きました。
この構想は前から決まってたんですが、書き手が表現力に自信が持てなかったせいで発表が遅くなってしまいました。(同じような理由でソフィアの新支援の投下を迷っています^^;)
セレン様の口調や立ち居振る舞いは相当迷いましたが「気取らず飾らない姫君」の一面を書けたと思います…!
エイルは身内以外の女性(特にキラキラ系)に対して結構な苦手意識を持っているので、ちょっと素っ気ないです。

>レイスニキ
ニキは兄貴分としてエイル(とソフィア)のために嫌な言い回しをしたりもしますが、半分は素のような気もします。弟分と妹分に心許しているからこそ悪態を付けるし、対等な者として接している…という印象です。
エイルは対人関係での駆け引きを好まないし不得手なので、皮肉言いつつも正直な気持ちを伝えてくれるレイスが好きなんだと思います。
レイスも正直者が好きそうなので、エイルを認めている、みたいな。

そしてマルギット編のエンディングのレイスニキの描写があったからこそ、この支援会話(特に[A])を書く事が出来たんですやで…!
ホンマ、ありがとうございます…!
mm - Re: 支援会話 2017/04/22 (Sat) 10:57:57
>エイル×セレン 支援[C]
なんかセレン姫がお姫様モードや……
なるほど、これが恋にストイックな乙女というものか……!


>>レイスニキ
あの締めにしてよかった……本当によかった。天から降りてきたんですあのエンディング。
なんかモンテーロがいろいろ教えたんだろうなって…ううわあああああああ(歓喜の絶叫)
剣が我流になるのも、師匠があんまり剣を使わないからなんだーろーなーとか!?槍と斧とかでさんざんしごかれたんですよきっと。それに対応するために今の剣術になった、と…妄想がはかどります。

ついでに、皮肉屋が二人並ぶと多分相性悪いだろうな、と。


名無しおばさん - Re:支援会話 2017/04/29 (Sat) 06:23:37
連休前の置き土産です。本編は連休明けにでも…!
◇◆◇

エイル×セレン 支援[B]

セレン「エイル様!」

エイル「!? ご、ご機嫌ようセレン姫。やはり今日もお元気そうですね」

セレン「はい! 今日はとても上手くお茶を淹れる事が出来ましたので、またお茶のお誘いに参りました。
お菓子も上手く焼けたので是非ご一緒したいのですが、エイル様の今日のご機嫌はいかがでしょうか?」

エイル「……申し訳ありませんが、お受け致しかねます」

セレン「何故ですか?」

エイル「前にも言いましたが姫はトルケ王家の正当な姫君です。そのような御方がみだりに男子と接触しては良からぬ噂が立ちます。
……ただでさえ姫は、人を惹きつける魅力がおありになる。もう少しご自身のお立場を考えた行動を取るべきです」

セレン「私はそんな事気にしないわ。私はエイル様と同じ時間を過ごし、語らいたいだけです。
それにエイル様以外の殿方なんて嫌なんだから」

エイル「ハァ……。
前々からお尋ねしたいと思っていたのですが、姫は何故私をここまで慕ってくださるのですか?
そもそもセレン姫と私の初めての出会いは五年前の、セイシェルとトルケの親交を深める宴席の一度きりだったではありませんか。
あの時私は緊張の余りずっと黙り込んでしまって、姫とは満足にお話もできませんでした。だから余計に、貴方のような美しく快活な御方が私に近づこうとなさるのかが判らない」

セレン「……エイル様、覚えていらっしゃいませんか?
あの宴席に出席した公子たちが余興として自身の得意な武芸を披露して下さったでしょ? その時エイル様は弓をお選びになり、果物の盛皿目掛けその矢を放たれた」

エイル「あぁ……覚えています。しかし、その時の私は弓を習い始めたばかりの頃でしたので上手く射る事が出来ませんでした。
未熟で恥ずかしい姿を、他家の方々や姫に見せてしまいましたね」

セレン「確かに矢は的に当たりませんでした。
しかしその時のエイル様の真剣な眼差しと、まるで誰かのためを想うように弓を引くそのお姿は……神話の一節にある聖賢セイシェルを慕い彼を守るために戦った竜姫トルケの姿と重なって見える程に美しかった事を、今でも覚えています」

エイル「……竜姫トルケは女性ではありませんでしたか?」

セレン「細かい事は良いのです。あの時貴方にあんなにも真剣な眼差しを向けられ想われている方が、私、本当に本当に羨ましかった。
……今でもエイル様は、遠いその方の事を想って弓を引いていらしゃるの?」

エイル「! それは……」

セレン「でも私、諦めません。
エイル様はあの時も、今も、これからも……ずっと私の憧れです。今度は私が、エイル様のお心を射止めて差し上げます!
エイル様、またお会いしましょうね」
mm

2017年エイプリルフール企画

0 2017/04/01 (Sat) 11:35:44
オムニバスFEヒーローズ参戦と聞いて。

私も一本ストーリーを思いついたので、予告編から公開していこうかなと思います



―――――――――――――――――――――





大陸歴910年

大陸に大きな爪痕を残した戦乱は終わり、平和への道を歩みだしていた。
そんな中、セイシェルでとある事件が起こる。

前戦争の英雄、銀の公子、エイルの失踪。
それは混沌の残滓との戦い、そして神との■■の始まりに過ぎなかった。


   「エイル公子は、母の仇です」   「あの異形なる存在は、再び脅威となる」


「エイルが封印されていた槍ともに姿を消した?」


     「新型シューター、サイクロン」
             
            「私も、手伝いましょう」   

  「貴方は、マクダレーナの力によってその地位を得たのではないか?」


 「っふ、私もまだ弟子の誤りを正す程度はできるという事か」


   「混沌の残滓に取りつかれた者はその力に耐えきれず、死に至る」


 「女神の直系の人間」  「君は世界へ償わなければならない」



「なんでベルターナ新皇帝がこんなところに」  


      「滅びた未来」


  「これなら永遠に眠ったままでよかった」 「この系統樹は、並行世界を嫌うからね」
 
  
  「取りつかれた程度で狂うのならば、その程度ということだ」         

「まだ、私には約束がある」


 「貴女は、もう人間ではないでしょう」     
           
 
             「この世界を終わらせる。それが最後の私の役目」


「神との繋がりが復元するかもしれない」  「その者の名は、シャルティエル」


  「それは人と神を分かつ、別れの言葉」


     「統合した意思が消失しようと、強い思いは残る」


「閉ざされた未来を開く」


             「お前、まさか」



「やっと会えた、ソフィア」


それは全ての人のための物語である。

オムニバスFE fake after  
20XX年11月3日 公開開始





※そんな企画はありません

名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/04 (Tue) 01:36:17
世の中は、エイプリルフールだったのか…!
シャルティエルって名前は個人的にすごく思い入れのある名前なのでドキッとしたんですが、オムニバスでこの名前出してましたっけ?

エイプリルフールも周年も何も出来なかったので、8月6日までには何とかエイル編書き直したいなぁ…
家族に隠れて執筆って難しいですね。
mm - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/04 (Tue) 12:52:11
>名無しおばさん

>シャルティエル
オムニバスでは出てないと思います。ブログの小説読んでました。
オムニバスとパラレルでしたよね?こちら側でも時間がズレて関わることもあるかもしれないと考え、本編より未来の話なので名前を出してみました。


エイル編、楽しみにしおります。
応援しております。

追記
今回のエイプリルフールネタがエイプリルフールネタなのは「設定・本文共にあまりにも私一人で書くべき内容ではない」という理由です。
おばさん - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/06 (Thu) 19:10:20
いやん!ブログ読んでてくれたんですね、恥ずかしいけど嬉しい。
ありがとう゚゚(゚´Д`゚)゚

・・実はパラレルにしたり時系列を関連付けたりとかそんなつもりは全然なかったです^^;
オムニバスFEのスレを立ち上げる以前に、元々オリジナルで書いてた物語が既に存在していまして(公開はしてなかったんですが)元々書いてたオリジナルの物語の中で「一番FEぽい人」を選んで、あのスレ内の主人公の一人として抜擢したのがたまたまエイルだったんです。
ブログに書いてた物語はその最初に存在してた物語を”それっぽく”まとめたものでした。
FEとか色んな作品に影響受けて執筆した時期なんで、FEにいっぱい似た部分はありますし、今もその当時執筆した分はデータで残してあるんですが、読み返し思い起こすとオムニバスと繋がってる部分もあります。
でもおばさん本人は各キャラに強い愛着はあるけど、ブログとスレを強く意識して結びつけたつもりはないんですやで…!

でも。

>あまりにも私一人で書くべき内容ではない
もしも。
もしも何か思いついた物語があるなら、少なくとも私は読んでみたいです^p^
夢やジョークが正夢になる。それもええやん!^^b
mm - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/07 (Fri) 23:50:38
おお、そんな裏話があったのですね。
自分のキャラには思い入れはがあって当然ですよね


>もしも何か思いついた物語があるなら、少なくとも私は読んでみたいです^p^
>夢やジョークが正夢になる。それもええやん!^^b

私一人では、ちょっとね。
つまりありていに言って、
お前も!一緒に!書くんだよ!

そんなエイルとソフィアの再開をはじめとした大陸のその後を勝手に書けるわけないじゃないですかー!荷が重すぎですー!
名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/08 (Sat) 20:13:37
>お前も!一緒に!書くんだよ!
なんと、ワイもだったか……!
見ての通りノロノロ運転なんであんまり力になれないかもですが、それでもよければ参加しますぞー
エイルとソフィアが生きた人同士として再会するのは見てみたいところです(あ、でも終章のあの展開は結構好きでもあります)
キャラは同じでも、世界戦の数だけいろんな物語があるって事でと思いますやで・・・!

>裏話
裏話の裏話ですが。
そっちの世界にもソフィアという女の子がいたんですが、そこではエイルがソフィアを慕っている設定でした。
もし世界線は違っても世界そのものが同じなら、この二人は本質的に惹かれあうものを持ってるのかも知れません^^
mm - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/09 (Sun) 12:36:28
>見ての通りノロノロ運転なんであんまり力になれないかもですが、それでもよければ参加しますぞー
マジですか?!参加していただけるのなら設定とかストーリーにお力をお借りしたいですね。
できれば、本編もリレーで書いてもらえればうれしいですけど……まあその辺は後々。
少しばかり時間を頂戴します。アイデアをまとめて投稿いたしますので。

>そこではエイルがソフィアを慕っている設定でした。
へー、世界が変われば人間関係も変わるもんですねえ。
かすかな記憶でエイル様別の女騎士を侍らせてたような気がするんじゃが…?

追記
あー終章の展開は、私的にはとても複雑な思いしかないというかなんというか。
あれがあるからこそ、いろいろ書きたいと思えたんですよね……
スマホおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/09 (Sun) 23:57:08
あ。もし↑にあったようにホントにシャルティエル参戦の可能性あるなら、彼の情報その他諸々も提供しますよ!そのネタが役に立てるかは分からないですが…無いより良いかもって事で。
あんまり難しい事は出来ませんが、今度こそがんばりたいです。

>エイル様が侍らしてた女騎士
いましたね。その子はエイルが好きとかではなく、同僚みたいな感じでしたし別任務を請け負ってパーティ離脱する予定だったような気がします。この辺の記憶は曖昧です。

終章はきっと好みも分かれるだろうし、もっと見せ場がいっぱい盛り込めそうな気がしなくもないですね。
アイデアと一緒に◯◯な展開書きたい!とか不満とか疑問とか希望とか…そういうの色々教えてくれたら嬉しいです。
アイデアお待ちしてます。
mm - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/10 (Mon) 10:31:17
>シャルティエル
使っていいんですか!?是非お願いします!
きっと、きっと役に立ちます!


>アイデア
多分いくつかのパターンのシナリオは用意すると思います。
まあ、今のところオムニバス形式にする気満々ですよとも!
3シナリオぐらいが合流するパターンに出来たらいいなーって思ってます。

>終章
まあ、ぶっちゃけ今の今まで心の中でわだかまってるので……
マルギット編を書いて少しはましになったとは思うんですけど。


あんみつ - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/10 (Mon) 21:27:03
嘘が本当になりつつある現場…!
名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/11 (Tue) 00:59:59
>あんみつさん
発した言葉は本物になる・・・これが言霊なのかもしれません(コナミ感

>mmさん
シャルティエルの情報、何から書いていいか解らなかったのでとりあえず彼のキャラ表まとめ直しました。シャルティエルのこと「だけ」は結構細かい設定まで覚えていました。使えそうな部分は使ってください。
長いですよー。どうぞ↓

名前:シャルティエル
性別:男
年齢:17

性格:掴み所が無く「自分」を隠す傾向があり、人との心の距離をある一定のところから縮めたがらない。
但し人を信用していないわけでも冷血なわけでもないので自分に向けられた温情には(出来るだけ)誠実な対応をする義理堅い一面を持つ。
態度は淡白だが好奇心・自立心が強く自分の力で困難を切り抜けることに強いこだわりを持っている。
心の中に感じた負の感情に敏感で表情や態度に出ることも少なくないが、その感情の処理は大抵趣味に向けられる。

容貌:つり目の猫顔。男性にしては長めのショートヘア。
   髪色は紺青(若しくはかなり明るめの黒) 
   瞳の色は浅葱色。
   身長は180cmまではないが、オムニバスのエイルよりは少し高いくらい
   (エイルが173cm~175cmくらい)
   
趣味:絵を描くこと

出身:???
属性:???
使用武器:剣・体術

 世界を股にかける(予定)の新米冒険者。身分は平民。
 その身に炎の紋章(仮)を宿しているため幼少期からマクダレーナや彼女に唆された人間に付け狙われていたが、ある人物に匿われて成長する。
 しかしマクダレーナに怯えながら日々を生きる事に憤りを感じており、ついに鬱憤と好奇心を抑えきれずに旅に出た。
 「望んでもいない特別な力を持ったせいでこんな目に遭っている」という意識を少なからず持っていて炎の紋章の力をとても嫌っている。
 その結果「自分の力で生きる事」に強くこだわるようになった。

 炎の紋章によって授けられた大きな力(魔法など)とセンスを持っているが紋章への嫌悪感からその力は使いたがらない。
 特に魔法はマクダレーナの事を連想するからなのか極端に苦手である。
 戦いでは剣術や体術を使うが、そちらは自分の意思で鍛錬して得た力なので問題なく使える。

 趣味は絵を描く事だが、その時の心の状態によって作風がガラリと変わる。
 基本的には綺麗な風景画や静物画を好んで描くが負の感情が激しい時は「ヤバい絵」や印象的な絵が混ざる時もある。
 色んなジャンルの絵が描けるのは才能なのかもしれない。

 マクダレーナに狙われている事実と理由は自覚していて若干トラウマにもなっているが、それ以外の幼少期の記憶があまりない。
 何か大切な事を忘れているような気がしなくもない、らしい。

 暗くあまり人を寄せ付けない人柄だが顔とスタイルがまぁまぁ良い。そんな彼の事を「雰囲気のある男性」と捉えてくれる女性にはそこそこモテる。
 一人称は「俺」
 口調は男性にしては柔和で丁寧だが結構トゲトゲしい。
 着衣のイメージカラーは黒色。

 オムニバスのエイルと違って彼はオシャレにはそこそこ関心があるらしい。

◇◆◇◆◇
特殊能力を持つ少年少女が、逆境やトラウマに負けずに戦いを生き抜く…みたいなコンセプトの物語を予定していました。
とりあえず特殊能力は炎の紋章(仮)とさせて貰います。

ここでもマクダレーナさんは悪役です。オムニバスに出演してた人結構多いですね・・・。
「ある人物」はもう少し頭回ってる時にまとめてみます。
(こっちの世界の)マクダレーナと因縁深い重要キャラに設定してたはずです。
◇◆◇◆◇
名無しおばさん - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/12 (Wed) 23:16:51
シャルティエルに関連した登場人物の設定のまとめです。思い出せるだけ書きました。
前回のシャルティエルの細かい情報に「うわぁ・・・」ってなってたらごめんなさい。
登場人物を掘り下げて考えるのが好きなので、あんな事になってしまいました。

当時もFEっぽい要素は取り入れてましたが、FEのような国同士の戦いを書こうとしてたわけでないので、国の問題云々よりも一人の人物に焦点を絞った物語を考えていました。
ブログの世界のことは「こちらの世界」と表記します。

もし「お腹いっぱい」っててなってたら教えてください><
◇◆◇◆◇

名前:ソフィア
性別:女
年齢:享年17歳

 オムニバスに参戦させたキャラクターその2。
 エイルとは幼馴染の姫、という設定だったのでエイルとセットでオムニバスに参戦した。
(冒険の旅は男の子と女の子のコンビがよい、という私の拘りでした)

 マクダレーナに狙われていた幼年期のシャルティエルを庇って刺し違える形で命を落とす。
 彼女の必殺の一撃によってマクダレーナは数年間鳴りを潜めることとなった。
(オムニバスでは騎士だったけど、もとの設定は魔法使いでした)

 快活で意志が強い性格はオムニバスと共通。
 こちらのソフィアの方が天真爛漫で「何とかなる!」という楽天家な部分も持ち合わせている。

 シャルティエルからすれば彼女は大事な恩人である一方、シャルティエルの目の前で死んでしまったものだからこれもまた彼のトラウマになってしまい、その後の彼の人格形成に影を落としてしまった原因でもある。
 シャルティエルが忘れてしまった「大事な記憶」とは彼女のこと。記憶が一部飛ぶくらいなので、シャルティエルにとっては結構根深い問題だったりする。

 こちらの世界では、彼女もまた炎の紋章(仮)の所有者で「何かの縁」で少年シャルティエルと接点を持ち絆を深めた。
(何かの縁はきっと色々構想あったんですが、曖昧で結局明確に決めていなかったと思われます。メモも残ってないし思い出せない・・・)

 彼女が良家の姫としてすくすく育つ事ができたのは(当然本人の性格にも起因するが)ソフィアが生まれた国の価値観が炎の紋章(仮)を尊敬し、重要視しているためである。
(そういう背景もあって、こちらの世界のエイルはシャルティエルを保護するために接触してこようとしていました。こっちでもエイルは貴族でした)
 誇示することこそないが、特別な力に対して嫌悪感は持っておらず「どう生まれたか」よりも「どんな風に生きるか」という考え方を大切にしている。

一人称は「私」
口調はオムニバスと同じく女性らしい口調で、容姿もそのまま。
着衣のイメージカラーはピンク
――――――
名前:エレクトラ
性別:女
年齢:20代半ば

 ソフィアの犠牲によって命を繋いだ少年シャルティエルを保護し、匿った薬師の女。
 その正体は神の使者で、マクダレーナとは因縁深い関係。

 神の至宝である炎の紋章(仮)を使い世界を破滅に導こうと画策するマクダレーナを粛清するために君臨したが、勢いに乗りに乗っている彼女に返り討ちにされてしまい、神の使徒としての力と翼を失ってしまった。
「どうしたもんか」と考えつつ人間界に溶け込んで生活していた所、満身創痍の少年シャルティエルと出会いすぐさま保護し彼を育て上げた。

 人当たりが良く親切だが、その気の良さは「自分が人間よりも優れている存在である」という自負と「弱い者には優しくしなければいけない」という意識から来るもの。
 そのため、しれっと人を食ったような物言いをする事がしばしばある。

 性根はなかなか冷たくプライドも高いが、人間界で生活する内に情が沸き人間に敬意も持つようになってきたため、性格も思考も柔和になってはきている。
(保護することではなく、信用して見守るという形でシャルティエルの旅立ちを見送った・・・とかだったと思われます)
 しかし神を(半分は自分を)冒涜しその力を悪用しようとするマクダレーナのことだけは絶対に許せず、どこかで決着をつけたいとは思っている。

 シャルティエルが持ってる護身用の剣は、彼女のなけなしの力の一部が込められている。

一人称は「私」
口調は柔らかく中性的
イメージカラーは翡翠色


こちらの世界の炎の紋章(仮)は人体に宿り、その人の命が尽きればまた別の人をランダムに選び宿る……を繰り返す設定だったような気がします。
その対価として人智を超える力を持てるのですが、一人の人がそういう絶対的な力を持つと悪い人が悪用しようと接触してくるので、そういう事から逃げてそれを隠して生活している人がシャルティエルたちです。
同時にそれが無くても世界がそこそこ穏やかに成立しているので、紋章(仮)の所持者は結構割りを食っています。

◇◆◇
ソフィアはオムニバスのマルギットのような立ち位置です。
エレクトラという人物は、図々しいですがイメージカラー的にもなんとなく聖戦のレヴィンが連想されました。

あと何か思い出せたらまた何か書きます。
…書いて大丈夫? オムニバスと別世界過ぎてスレチみたいになってる?
mm - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/13 (Thu) 01:28:00
すぐに返信返せず申し訳ない。ちょっと企画まとめてました。
後、過去スレ読んでました。今度こそ。最後まで共に戦いたいです。(何者だお前)

ぶっちゃけ今構想してる物語も戦争の話にはならない感じです。またオムニバス形式でやれたらなー

っふ・・・俺の腹が簡単に満たされることはない。10年待ったのだからな。

そっち側の物語の設定は私的にはと良い意味で発狂物なのですが。
まあ、個人的には何でも書いていただければいいなーって思ってるわけですが。
このスレ自体エイプリルフールのやつですし。もうスレチってレベルじゃないんで、一周回って大丈夫じゃないですかね?
早めに新編のスレ立てします。はい。

>シャルティエル
ツ、ツンデレだー!!!不器用な男って好きなんですよねわたし。
なんかお嬢様につんつんしてた記憶がどこかに…ブログでの彼も好きでした。

なんか、考えてたシナリオに設定とかめっちゃ刺さったのでかなり助かったというかなんといいますか。
俺ももっと絵が描けるようになりたい……。


>ソフィア〔プロトタイプ〕
なるほど、彼女の「死」が形をもって姿を現したのがマルギットだったわけですね。
性格はオムニバスで言うとセレンっぽいですよね。“力”を持っていたことが性格の違いっぽい?後マルギット分が抜けたのも理由かな?

こちらのソフィア様は魔法を!?そう、ですか。貴女はどこの世界でも…そうやって(唐突なリフィル)


>エレクトラ
それはそれとして、神の関係者とかこの人もめっちゃ刺さるんですけど!?
なるほど、人になった神、か(不敵な笑み)


>炎の紋章
なるほど。望む望まぬにかかわらず生まれによって否応なしに戦いに巻き込まれていくわけですね……
そういうの、好きです。

名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/13 (Thu) 16:38:42
お返事いただけて嬉しいです。ありがとう。
自分が投稿したのを読み直して、その量に「うわぁ・・・」となったので、ほかの人はもっと「うわぁ・・・」だったのではないかと心配していましたが、取り越し苦労でした^^;
根性無しの私ではありますが、折角の機会なので時間掛かっても完走したいです。
この命燃え尽きるその時まで共に行きましょう・・・!(??)

戦争しちゃうといよいよオムニバスから逸れた新しい話が爆誕しちゃいそうなので、何人かに焦点絞って物語が書けたらいいですね。
主人公は複数名いたほうが書きたい物語を書きやすいと思うのでいいと思います。その人数は少数精鋭を推奨します(切実)
最終的にエイルとソフィアが再会できたら・・・いいなぁ。

シャルティエル気に入ってくれてたみたいでありがとうございます。
当時、彼を書くのに凄く苦労して自分の中でしっくりきてないキャラだったんですが、それでも好きと言って貰えて嬉しいです!
設定等々で美味しいと思うところがあったら使ってください。良いと思える部分があってよかったです。
あ。彼の口調ですが女言葉を伴わないけど、ちょっとオネエっぽい感じです。そこはこだわりです^^
絵って描いても描いても上達してる実感が沸かない…orz

>お嬢様
いましたね。一周回って書いていっても大丈夫とのことなので、彼女も思い出しつつまとめてみます。
地味なキャラでしたが、けっこう大事な役割を持っていました。

ソフィアはもう…どの世界線でも勇敢で正義感が強いので生粋の戦士キャラなんだと思います。リフィルさんはハラハラしっぱなしですね。
力があっても無くてもこのソフィアは根本的に自分を信用していているので、どうあっても精神的には強いです。オムニバスの方はお姉様の事もありますが、自分の良い所を自覚できていなかったので闇落ちしました。
セレン様ほど飾らない感じではなさそうですが、系統は同じキラキラ系だと思います^^

かつてのエレクトラのように翼の生えた存在がオムニバスにもいましたね。これは驚きの共通点。真似してないよ!w
もし使えそうなネタになるなら使ってください^^

炎の紋章(仮)は、本家FEなら大事にされていて尊いものである事が多いですが、そうでない世界なら、こういうパターンもあってもいいかな…と思いまして。

◇◆◇
新スレ待ってます。
商業とかでもないですし、楽しく書く事が大切だと思っているので、あまり根を詰めすぎず、mmさんの書きたい気持ちを大事にした構想が見たいです^^
否定的な感想を言う事もあるかも知れませんが、私は大体のものを「イイネ!」と感じるしそれに乗っかりますよ!
mm - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/14 (Fri) 11:20:38
>名無しおばさん

2章執筆お疲れ様ですー。
共に行こうじゃないか、あの日の決着をつけに。
ええ、まあ、少数精鋭の予定です。FEで言えば烈火の剣みたいな雰囲気になる予定です。


全然うわあとは思いませんでした。設定が見られるとは正直思ってもみなかったのでテンション上がりすぎて。
ブログの小説はすごいワクワクしながら読んでた覚えがあります。オムニバスと同じキャラが出てきてたのでマクダレーナやあ!って叫んだような。なんにせよめっちゃ好きでした。

ソフィア、ほんとどこの世界でもいい子ですよね。
強くあろうとするけど、等身大なところがメインというか。

まあ、ソフィアの話題が出たのでついリフィルさんが出ましたが、そっちの世界にリフィルさんがいるのか、いたとしてソフィアとかかわりがあるかわかりませんけど。
いるとしたらあったことぐらいはあるでしょうけどね。

>エレ様
そういう偶然ってたまにありますよねー
羽の生えた存在。役割も似てましたし、エレ様の同僚ですよ、きっと。


炎の紋章にもいろいろありますけどねー。蒼炎暁のメダリオンとか。割と厄ネタ扱いされてましたよね。
でもこの物語の力、紋章じゃなくて聖痕の類…ああ、でも力の大本が紋章なのかな?

>否定的な感想を言う事もあるかも知れませんが、私は大体のものを「イイネ!」と感じるしそれに乗っかりますよ!

はい、どうかよろしくお願いします。
名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/17 (Mon) 12:48:06
新スレ反響ありましたね!今わたしはちょっとずつ本編を読み直して、mmさん達に追いつこうとしています。
ワイは「今」ワイにできることをやる…!
というわけで「こちらの世界」の事で思い出した分を投下します。

>マクダレーナやあ!って叫んだような。
これは可愛い^^

◇◆◇
名前:モニカ
性別:女
年齢:16

容貌:栗毛のロングヘアーでくせ毛。瞳の色はこげ茶。
   瞳が大きく割とむっちり(デブではない)している所がアンティーク人形を連想させる。
   可愛らしい顔立ちをしているが、本人はスラっとした凛々しい美人に強い憧れを持っている。
   身長はオムニバスのソフィアより僅かに高い。
   (オムニバスのソフィアが155cmあるかないか)
   部分的な発育が大変良い。
   
 某小国の首都出身のお嬢様。両親は交易商で各国を飛び回っており、基本的に家にはいない。
 お抱えの執事(用心棒?)と二人で大きなお屋敷に住んでいる。
(この執事はモニカからも彼女の両親からも信頼されるくらい年季入ってて、本当は実直な人柄だった……はず。ブログで壊れた人になってた気がしますが)

 何者かに誘拐されそうになった所をシャルティエルに助けられ、感謝の形として宿のない彼に部屋を貸してあげる事で短い期間ながら同じ時間を過ごす。
 「さすらいの旅人」という存在にグッとくるものもあったから余計に世話を焼いたのかもしれない。

 無邪気で大らかな性格で、あまり人を疑ったり警戒したりはしない。
 親しい人に無償の愛を惜しみなく注ぐが「相手の目線に立った愛情表現」よりも「自分目線の愛情表現」をするので少々わがままで強引に見える事もある。
 そういう彼女のことを鬱陶しく思う人も中にはいるかもしれない。
 実際シャルティエルはかなり鬱陶しそうにしてたが、それでも人に背中を向ける彼に一歩踏み込めたのは彼女だからこそである。
 その一方で彼女の無防備で情の深い人柄は人を(特に男性を)勘違いさせる場合もある……かも知れない。

 生い立ちや過去を抜きにしてでもシャルティエルが「未来を一緒に楽しむ相手」と成り得る存在。
 青年シャルティエルが自分の意志で旅に出たために出会い、自分の力でどんな関係を構築するかを模索していく最初の相手なので、モニカもまた結構重要な立ち位置である。
 「楽しむ」というのが友情なのか男性と女性の仲になるのか分からないが、少なくともモニカはシャルティエルのようなタイプは好みだと思われる。
 
 趣味は料理と読書。
 料理は作るのも好きだが食べるのも好きなタイプで結構よく食べる。
(シャルティエルが黙って完食していた描写があったような、なかったような…)
 読書は、どんな本でも何となく読むスタイルだが物語や童話などを好む傾向にある。炎の紋章(仮)の事を知っていたのも、過去に読んだおとぎ話を覚えていたため。

 一人称は「わたし」
 口調は女性らしい口調だが、オムニバスのソフィアよりは穏やかでのんびりしている。
 イメージカラーは薔薇色。
(所々ソフィアと似通っている点があるのはワザとです)
 
◇◆◇
シャルティエルに強く関連するキャラクターは以上、かな、多分。
こっちの世界のざっくりとした着地点は
・マクダレーナを倒す(マクダレーナの事を色々知った上で)
・炎の紋章(仮)のある意味呪縛から解放される……でした。

呪縛から解放されるための方法として、マルギット編に出てきたような人器のような何かも考えていました。
それは「人間は一人ででも立ち上がれる」という事の象徴だったように思います。

こちらの世界のエイルはそういう物の存在も分かった上で、シャルティエルを保護しようとしていました。ソフィア死に対する罪滅ぼしのような面もあります。
人器を巡っての戦いや紋章(仮)所有者の奪い合いみたいな事も考えていたような気がします。

もしリフィルさんがいたとしたら、ソフィアの侍女だったかもしれません。
んで、エイルが侍らせていた女の子がリフィルさんの少し年の離れた妹だったとか…。んで、ソフィア亡き後は姉妹でエイルに仕えている(共闘している)とか…あるかも!

マクダレーナの設定は、だいたいオムニバスに載せた通りで思念体でしたが、過去に何があったかとかの設定は……お、思い出せない。
好きだった人(あるいは本人)が紋章の所為で何かしらの理不尽な目に遭って非業の最期を遂げた…とかだった気がします。
……この感じだと敵になる動機が薄いので、マクダレーナさんの裏にもう一人黒幕がいてもよかったかも知れません。

◇◆◇
女性キャラばっかりなので、シャルティエルさんハーレムですね。
mm - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/18 (Tue) 12:03:33
新スレへの反応は本当にありがたいことです。
まだオムニバスFEが活きていると感じられて本当、嬉しいことです。

>モニカ
お嬢様だー!家をマクダ様にキャンプファイアーされてたお嬢様だー!
でしたっけ?
シャルティエルにくっついて行く姿がいじらしかった覚えがあります。
乳製品好きそう(安直)
なるほどー、彼女は共に歩む存在って事ですね。
ソフィアに救われ、エレクトラに守られ、モニカと共に歩む……シャルティエル、なんて人生を満喫しているんだ!

>リフィル

追憶の守護剣のリフィルよりストレートな苦労してそう。
元気なソフィアを追いかけて行ってダメなことはダメって言うかんじの。
彼女は彼女でソフィアの仇打ち半分に動いている、とか。

……話がずれてるかも知れませんが、そっちでも必要があればリフィルさん使っていただいても構いません。

>こちらの世界
なんと……そちらにも人の為のもの、があったとは。これまた偶然、ですねー(違う気もする)いえ、定義の範囲が広いので。
人器の力を使って、紋章を封印する……みたいな。

そう言えば、あのエイル様、結構冷酷な感じだったような記憶が……
マクダレーナは、本人の発生理由とは関係なく行動を利用している存在がいる、みたいな事も知れませんね。

名無しおばさん - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/18 (Tue) 20:25:15
>mmさん
創作好きな人って、ちゃんといるもんだなぁ…と感慨深いです。
ワイも嬉しい。

>家をマクダ様にキャンプファイアーされてたお嬢様
でしたね。放火したのは執事の人だったはずですが、唆したのはマクダ様です。
ここのマクダ様は、シャルティエルが(紋章所有者が)ちょっとでも安らいでいるのが許せない、幸せは出来るだけ残酷な方法で摘み取る!という人だったので暴力的な方法を好んだりします。
モニカはシャルティエルの背後にそんな脅威が潜んでいたとしても、その脅威に恐怖して震える時があっても、愛に忠実に生きる人なのでひたすらついていくのです。
「いじらしい」は彼女にぴったりの言葉です^p^

めちゃモテ人生を歩むシャルティエル…羨ましすぎるわ!ww

>リフィルさん
リフィルさんは、賢くて慎重だけど義理堅くて情熱的な面を持った女性…というイメージがあるので仇討ちはありそうですよね。
もし、もう一回ブログの世界を書き直す時が来たら……その時はきっとお世話になります……!
ここのソフィアはお転婆だしマルギット程気難しくもないので、リフィルさんも言葉選ばずにソフィアにガチ切れする場面とかありそう…と妄想してみました。

エイル「あの時のリフィルは、ソフィアが一瞬固まって動かなくなってしまうくらいには怖かった」

>人器的な何か
こちらの世界では、封印ではなく完全に下界と切り離す・もしくは無に還す力だったので結構強いものだった気がします。星の力を以て救済するとかどうとか…?星が好きですね私。
で、マクダレーナとエイルはその魔法とその使い手を探しているんです。
その魔法の使い手の女の子と幼馴染?の男の子の冒険がシャルティエルがあれこれ動き回っているのと同時期に始まる…みたいな構想でした。ここは結構あやふやです。

>冷酷なエイル
ですね。初期のエイルは外面は温厚で微笑みを絶やさないですが、目的を果たすためなら人を傷つける事があっても厭わない感じでした。でもちゃんと自分の安全は確保しておく狡さもある、みたいな。書くのが難しいキャラですね…!
登場キャラにエイルの友人で好青年がいたんですが、その彼とバランス取って扱いづらい性格のシャルティエルを上手く転がしていく…みたいな予定でした。

>マクダレーナの行動を利用する存在
やっぱり神……ですかね。結構しょうもない理由でマクダレーナさんを弄んでいる…とか。
人間対神(という別次元の人間)を書くならそれもアリかなと思う今日この頃。

…結構覚えているもんですね。自分でびっくりしましたww
名無しおばさん - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/19 (Wed) 11:05:29
追記。
多分そこまで必要ないでしょうが、ジュリアさんのキャラ表載せておきます。
年齢は大陸歴910年の年齢で、新編との整合性を取るために少しだけ設定いじってあります。
◇◆◇
名前:ジュリア
性別:女
年齢:14

クラス:ロード
LV:1
HP19 力3 速さ6 技5 守備3 幸運4 魔防1 体格4 移動6
属性:雷
剣E
所持品:★レイピア 傷薬

 五年前の大戦で法皇アナスタシアに反旗を翻したファレンシス家の遺児。
 前当主が愛娘と領民を守る為にやむを得ず謀反に加担した経緯と、領民やアナスタシアから一定の信頼を置かれる立場であった事から、アナスタシアの温情で保護される。
 エイルがジュリアの後見人になると名乗りを上げたことから、ゲルブライト家の客人として丁重にもてなされることとなった。
 
 来るべき成人の日に備えて、エイルから教養や礼儀作法を教わるくらいの関係は築けてはいるが、彼に対する気持ちは恨み半分・感謝半分といったところ。
 「謀反人の娘」と陰で囁かれ彼女なりに歯痒い思いもしてきているので、母に対しても生家に対しても敬意半分・嫌悪感半分である。

 多感な時期に人間の嫌な部分を垣間見ている事と孤独感から本当の友人や仲間を強く欲しがる一面を持っている。
 エイルとレイス(とソフィア)との固く熱い友情を見て育ったため、それも仲間を渇望する要因の一つとなっている。
 寂しがり屋で拗ねたり苛立ったりもするが、基本的には母譲りの優しさと朗らかさ、そして真面目さを備えている。

 戦いでは剣を手に取る。
 その師匠はレイス。そのせいかあまり型にはまらない独特の剣技を振るう。
 戦術に関してはあまり得意ではないようで、なかなか猪突猛進。思い立ったら目標に向けて突っ走る傾向にある。

 趣味は自身の長い髪を結う事。
 昔、母にそれをして貰っていた記憶が良い記憶として残っているため習慣になっている。

 一人称は「わたし」だったり「あたし」だったり曖昧。
 口調は普段は柔らかい女性言葉だが、感情が昂ったりするとやや勇ましい口調になる。これは指南役の半分がレイスだからだと思われる。

 着衣のイメージカラーは「紅」
 金髪の長髪で、ツーサイドアップに結わえている。
 瞳は明るい茶色でツンとした顔立ち。
 長身やせ型で平たい。

◇◆◇
エイル編に名前しか登場しないのにステータスまで決まっているのは、14歳のジュリアが小さな冒険の旅に出かける…というネタを去年くらいに思いついていたからです。物語書く目処も特に立っていなかったので提示しました。
もしジュリアさんを登場人物の一人に加える可能性があるようでしたら参考までに^^
意味ないものだと思ったらホントにスルーでいいからね!;
mm - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/22 (Sat) 11:49:23
>名無しおばさん

>お嬢様
無力でも頑張るの好き。ああ、いい……


>>リフィルさん
ぜひぜひ。使っていただけるとリフィルも浮かばれます。私は嬉しい!

マルギット相手にもガチギレしたことはあるでしょうけど回数は少ないでしょうね。
頼られることがうれしいと思っているタイプで、必要とされなくなると悲しそうなうれしそうな顔をするっていう…

ちなみにマルギット編のリフィルは昔は何でもできると思い込んでたお嬢様だった…みたいな設定もあるんですよ。ほぼ活かせてないですけど。



>神
世界が混沌に落ちたところに、救世主として降臨し、信仰を集めることが目的。
マクダレーナを利用したマッチポンプだけど勝てるかどうか怪しい…みたいな事も思いつきました。


>ジュリア
根はやさしいけど環境だった過去だったりで微妙に反抗期なの好き…
剣術を披露すると意外な顔で見られそう。

残滓編の主人公にしてもいいかなとは思うんです。エイルを追いかけるレイスに無理やりついていく形で。
いかがでしょう?

ところでマルギットの初陣も14歳にしてしまったよう、な?



名無しおばさん - Re: 2017年エイプリルフール企画 2017/04/22 (Sat) 17:33:57
>mmさん

お嬢様気に入っていただけたようで嬉しい^^ 無力でも!頑張る人は強いんだ!(?)
あ!もし彼女が新編に使えそうなキャラクターなら、参戦させてもおkです。

>昔のリフィルさん
マルギットが昔の自分と重なって見える部分があったからこそ、時に厳しく接していのかも知れない……そう思うとなんだか感慨深いです。
必要とされなくなると悲しそうなうれしそうな顔をする……マルギットの事は主君であると同時に大事な友人だと思っているからこそ、ですかね*^o^*

>マッチポンプ神
マッチポンプって自作自演って意味ですよね…?そうならこれはホントにむかつく!!
考えてみます。意見ありがとうございます。

>ジュリア
ジュリアは成人の日(16歳になった日)を待ちきれず見切り発車で旅に出る設定でした。
その目的は、何か大きな功績を上げて成人せずに領主になり周囲に陰口を言わせないようにしたい!という想いと、母親がどんな人だったかというのを見直す事で自分の心に折り合いをつけるためというものでした。
マルギットが特例で異例の早さで家督を継げたただけで、何か武勲を上げたからと言って14歳じゃどうにかなれるわけでもないんですが、猪突猛進さ故にそういう行動に出たというわけです。私は1大人でも子供でもない14歳という年齢の絶妙さが好きです^^^

クラスはロードで装備はレイピアですがGBA版FEの傭兵並に大振りの太刀筋だったりして…?

ジュリアが残滓編の主人公…いいと思います。
混沌の残滓を纏いながらも「今度こそ!」という思いで旅に出たエイルを、彼女目線で追いかけていくパートは面白いと思います。
そうなるとレイスが今度はジェイガンポジになるのか…?でもレイスはレイスで目的持ってるのでジュリアと対立しつつも共闘していく感じだと面白そうですね。
mm - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/24 (Mon) 21:31:32

>お嬢様
現時点ではわかりません。プロットを組み立てなければ。


>リフィルさん
マルギットに対しては、友人4:姉4:母2、くらいの接し方で書いたつもりなんですよ。
あれ?君主分どこ行った?
エスナール公爵として話す場合は【様】をマルギット個人として話す場合は呼び捨てで話すようにしてたはず。
結局頼られるのがうれしいんですよね。でも、自分に頼りすぎるなんていう事はない方がいいし、いつっかきっと一人で立てるようになる。この辺が母親目線ですね。

リフィルの過去は
884年にセイシェル国内においてフェケテ家とアニョルト家の間に起こった領地問題の際、前シャイエ卿が仲裁役を行う事になり、
リフィルは父親の役に立ちたいと願っていたが、父親は当時9歳のリフィルを危険に巻き込むことを良しとせず弟と妹と共にエスナールへ預けられ生まれたばかりのマルギットの世話係の一人になる。
父親は兄、ウォルフを伴い両家の仲裁へ。領地争いをする両家の立場を気遣い法皇への報告はしなかった。
結局フェケテ当主の暴走により、交渉は最悪の形で決裂。両家の当主は共に死亡。
最悪の事態を招いた責任を取る形で父親は失脚。兄ウォルフがその後を継いだ。
その後、弟と妹はシャイエ家に帰還するもリフィルはエスナールに残ることになった。

あれ?884年時代リフィルは9歳?あれ?ジュリアもエイル編の時点では9歳……この合致は一体…

こういう設定でして。なのだわお嬢様から今の性格になる原因です。
マルギットとは自分と重ねるというよりは前エスナール公爵含めて恩返しと、一人で悩んでいることが辛いということを知ってるからこそ寄り添うようにともにいるのです。
父親の危機に戦えなかった悔しさもあるので、マルギットが戦うことを決意した瞬間には、戦える事戦うしかない事その運命をかみしめてサポートすることに決めたのでしょう。そんな日が来ることを予感していたのか、その時点で騎士になっていましたが。

前党首とマルギットの間のわずかな期間にエスナールの当主代行も勤めていた可能性があるような気もします。その場合どれだけ有能なんだこの人って気もしますが。

リフィルとマルギットは重なるような重ならないような微妙な感じですね。



>マッチポンプ
そんな感じみたいです。少し調べたら偽善的な自作自演って意味もあるらしくてもうね……



>ジュリア
14歳いいよね……
異例の速さで異様な功績を立てた人物を知っていれば、自分もできるかもって思ってしまう。けれど自分はそうではなくて……
ちゃんとした自分になるべくそうやってもがいてオトナになっていく。
ああ。いい……

残滓編はレイスとジュリアのダブル主人公がいいかなって思います。

混沌の残滓に取りつかれそうになっても、呼びかけで正気を取り戻したりとかいうネタをやりたい……
半分仇と思ってる人物が好き勝手やってるのを見たら、結構すさむことになりそうですが。


名無しおばさん - Re:2017年エイプリルフール企画 2017/04/27 (Thu) 00:23:26
>リフィルさん
この人かっこいい・・・!
武人のような義理堅さも持ちつつ、しなやかな強さも持っている・・・!

過去の自分と重ねきってマルギットを導くのではなく、自分の意志・経験・体験からマルギットを導こうとしている所が、彼女の芯の強さと母親っぽさをよく表していると思います。
ただ重ねているだけだと、子供(マルギット)が戸惑って独り立ち出来なくなるでしょうし、ちゃんと友としてマルギットの一人格を認めているからこそ、このリフィルさんの立ち位置なんだと思います。
よく考えたらマルギットは重ねられて接されるのを嫌いそうですしね。「自分は自分にしかなれない」の人ですから^^;
あとマルギットへの呼び方でオン・オフ判るようになってる所はメタっぽい言い方ですが芸が細かいな、と思いました。

9歳の合致はホンマに何も引っ掛けてない、偶然の奇跡や…!すげえ…ww

>ジュリア
天才(この場合はマルギット)に憧れ、自分も努力すればなれるんじゃないか、自分は何でなれないんだ!と思ってしまう思春期特有の感じと、冴えない人(この場合はエイル)を見て異様に幻滅したり荒んだりしてしまう思春期特有の感じを書けたらより少女らしさが引き立ちそうですね。
・・・ん?みんなも思春期の時ってそんな感じだったよね・・・?

色んなタイプの人の想いを肌で感じていろんな事を経験することで、自分のあり方を見つけていく…無限の可能性を秘めている、それが14歳。たまらねえ^p^
セーラームーンもプリキュアも14歳(中学二年生)多いですよね。
戦う女の子・葛藤する女の子を書く時は14歳だと書きやすいとか、何かしらの因果関係があるのかもしれないですね。

レイスは仲良し3人組のなかで唯一生きてる(いやみんな生きてるんですが)キャラですし、エイルが(多分)唯一心を許している男性の友人なので、是非ハッピーエンドへのキーマンになって欲しいですね。
落とし前つけたい気持ちもあるでしょうし、主人公張る動機は十分だと思います。

ジュリアとどんなコンビになるのか、まだ予想できないですが…あ、そういえばリフィルさんとマルギットの年齢差とレイスとジュリアの年齢差って似てますね…w
名無しおばさん

エイル編1章 加筆修正

0 2016/06/03 (Fri) 16:13:18
■プロローグ
大陸歴九〇五年、大陸の名はヴィルサイティス。その西に精霊が集う森に覆われ法力に守られし大国があった。
国の名はセイシェル皇国。法皇アナスタシアと、彼女を支える五つの公爵家によって統治がなされている国である。
概ねの秩序は保たれ穏やかに時間が流れる中、ある時法皇が不吉な預言を神から授かる。
『やがて闇が世界を覆うであろう』と……。

世界に何が起ころうとしているのか、その先に何があるのか。
それを知るべく立ち上がったのは五大公爵家の一つ、ゲルブライト家の嫡子エイルであった。
やがて彼は激動の運命の渦に巻き込まれていく事となる……。

エイル編第1章 【運命の前奏曲】

■セイシェル皇国 背景<法皇謁見室>

アナスタシア「――では、エイルよ。本当にそなたが行くと申すのか?」

 紫黒の法衣を羽織り、豪奢な椅子に腰掛けた老婆――法皇アナスタシアはやや困惑気味に若き貴公子に尋ねた。
 彼女に敬意を込め頭を垂れていた貴公子、エイルはその見目麗しい銀の髪を揺らし真っ直ぐ顔を上げる。
 白磁の肌に瞳の色は清らかな湖の青。瞳を縁取る瞼は涼やかで睫毛は長く、その鼻筋も頤も、女性のそれらと見まごう程華奢な美貌の青年であった。

エイル「はい。私はもう十八歳になりました。他家の公子にはやや遅れを取りましたが、セイシェル五大公爵家の名に恥じぬ武勲を上げ父セドリックの後を継ぎたく思っております。
教皇様が神より授かった此度の預言は、私が真に成人し晴れてセイシェルの武人になるための好機。何卒旅立ちの機会を私にお与えください」

 アナスタシアを真っ直ぐに見つめる双眸と固く結ばれた唇がエイルの強固たる意志と、意地を表していた。

アナスタシア「しかし……ここ数年で見違えるように成長したとは言え、そなたは元来病床に伏せりがちな身。
それにそなたの師であるエナシュ将軍も国を出たきり帰ってこぬし……一人では些か荷が重すぎるのではないのかえ?」

ソフィア「それに関してはご安心ください、アナスタシア様。私がエイル公子に同行し、きっと彼を守ってみせます。
若輩者ではありますが私もセイシェルの騎士の一人。公子の初陣の供をするには不足はないかと存じます」

 エイルの一歩後ろで同じく頭を垂れていた栗色の長い髪の少女騎士が顔を上げ口を開いた。
 彼女の名はソフィア。小柄で瞳は大きくあどけなさが残る顔立ちではあったが、その凛々しく濃い眉と上がった口角が、彼女の快活で勝気な人柄をよく表していた。

エイル「それに、その闇というものに何か胸騒ぎのような、言い知れぬ不気味さを感じるのです。
上手く言葉には表せませんが……他の者ではなく私がその闇を正体を知らなければならないような、そんな予感がするのです」

 二人の若者の言葉にアナスタシアは、エイルとソフィアを交互に見比べ、ふむ……と小さく唸り、暫し考えるような何かを思い起こすような素振りを見せる。

アナスタシア「……良い。
それではそなたらの旅立ちを認めよう。必ず無事に帰還し、この預言が何たるかを突き詰めよ。
エイル。そなたの働きに期待しておるぞ」

エイル「ありがとうございます、法皇様! 必ずやその闇を正体を暴き、打ち払ってみせましょう」

エイルは白い頬を薔薇色に染め瞳を輝かし、アナスタシアに深く頭を下げた。

◇◆◇
微妙に文章弄りました。
名無しおばさん - Re:エイル編1章 加筆修正 2016/06/18 (Sat) 18:44:12
■ゲルブライト家 背景<門前>

エイル「父様、母様、お見送りありがとうございます」

 旅支度を整えたエイルは父セドリックと母クリスティナに礼儀正しく一礼をした。
 セドリックは息子の成長と旅立ちに対し、喜びと不安が入り混じった複雑な表情を浮かべエイルを見つめていた。

セドリック「とうとうこの日が来たか……。本音を言えばお前にはこのような苦労はさせたくないのだがな」

エイル「父様……そのお気持ちは、ありがたく思います。
しかしセイシェルの王侯貴族の長子は十六歳になったら何かしらの武勲を立てるために旅に出るのがしきたり。病がちである事を理由に私だけ特別扱いを受けたくはありません。
父様や他家の公子たちが乗り越えた壁を私も乗り越えたいのです」

 柔和ながらも背筋を伸ばし父に凛々しく応えたエイルに、セドリックは目を細めた。

セドリック「……ここ数年で随分と勇ましくなったな、エイル。そなたからそのような言葉を聞ける日が来るとは思わなかった。
行くならば必ず何かしらの功績を上げなさい。しかし決して焦ってはならぬぞ。……武運を祈る」

クリスティナ「……ねえ、エイル。本当に行ってしまうの?
貴方の妹のダリアが留学で家を空けているのに貴方までいなくなるなんて……寂しくなるわ」

エイル「母様…」

 クリスティナはセドリック以上に憂いげな、不安そうな表情でエイルを見つめる。
 生来は内気でか弱い息子の気質を、誰よりも近くで見てきた母だからこそ尚の事だった。
 
ソフィア「大丈夫ですよ、クリスティナ様! エイルの事は私が全力でお守りいたします。
ですから安心して我々の帰りをお待ちください。きっとエイルは今よりも立派になって、御二方の元に戻ってきますから!」

 ソフィアが明るく言ってクリスティナを励ます。クリスティナも彼女の笑顔に応えるように僅かにその表情を和らげた。

クリスティナ「ありがとう、ソフィア。エイル、無理をしてはいけませんよ。
……貴方たち二人に、リエル様のご加護がありますように」

 クリスティナはエイルとソフィアの無事の願うように、優しく抱き寄せた。

エイル「ありがとうございます。それでは父様、母様、行って参ります!」
名無しおばさん - Re:エイル編1章 加筆修正 2016/06/23 (Thu) 01:36:54
■セイシェル皇国 背景<街道>

???「よう、エイル。旅装束を着ている所を見ると、婆さんの許可が下りたようだな」

 長身で切れ長の瞳の青年が、木にもたれかかりながらエイルに親しみを込めて手を振った。
 青年の名はレイス。肌は日に焼け、正規の騎士団の男たちにも引けを取らぬ程雄々しい風体ではあるが、彼もまたセイシェル皇国五大貴族の一門の出身である。

エイル「レイス。……法皇様にも父様にも母様にも相当心配されたけど、ソフィアと二人掛りでどうにか説得できたよ。
君も私のことを見送りに来てくれたのかい? それとも今日も城下の方へ?」

レイス「そうじゃねえ。お前のお守りがソフィアだけじゃ先行き不安だからよ、俺もお前の初陣に付き合ってやろうと思ってな」

 レイスは自分の腰に下げた長剣をエイルに見せた。剣の名はシャルトス。友人から譲り受けた大切なものだと、昔彼は言っていた。

ソフィア「酷い! これでも私はエイルの従者でセイシェルの正規の騎士よ。エイルを守るのは私一人で十分だわ」

レイス「妙な見栄を張るんじゃねえ。騎士は騎士でも少年騎士団の一人、下っ端もいいとこだろうが!
……エイルの初陣は、歴代の凡庸な坊ちゃん共が挑んだような魔物退治なんかとは比較にならねえくらい面倒なもんになるだろうし、漠然としすぎている。
何が待ち構えているか分からねえ以上、戦える人間は一人でも多い方が良いはずだ。それにお前らは実戦経験もなけりゃ世の中の事も大して知らねえだろうからな、保護者は必要だろ?」

ソフィア「そう言うレイスは世の中の事を知っているの?」

レイス「うるせえ。お前よりはマシだ」

エイル「まぁまぁ」

 一歩も退かぬ二人の間に、エイルが割って入った。

エイル「私はレイスがついて来てくれると心強いし、三人で力を合わせれば法皇様の預言が何を示しているのか、より早く解るかも知れない。
それに折角旅をするなら、私たち三人一緒の方がいいだろ?」

ソフィア「……エイルがそう言うなら、反対しないわ。
保護者という言い方は気に食わないけど、私たちは幼馴染だもの。仲良くしましょうね、レイス」
 
 ソフィアはレイスに手を差し出す。レイスはあいよ、とぶっきらぼうにその手を握り返した。

エイル「……ところでレイス。君のお兄様にはご挨拶してきたのかい? 
恐らく長期の外出になるだろうから、もしまだ済ませていないのなら、一応お会いして話をしてきた方がいいんじゃないか?」

レイス「そんな面倒な事しなくて良いんだよ! あの兄貴のことだ。俺の行動なんざ察しはついてるさ。ほら、さっさと行くぞ!」

ソフィア「あ! もう、そんなに急がないで!」

エイル「……ふぅ。二人のお陰で賑やかな初陣になりそうだ。……さぁ、気を引き締めて行こう!」

◇◆◇
★シャルトス レイス専用 剣E 威力10 命中55% 必殺5% 射程1 重さ11 耐久40 魔法防御+5
→レイスが大切にしている騎士剣。友人から譲り受けた彼の宝物。
名無しおばさん - Re:エイル編1章 加筆修正 2016/07/11 (Mon) 16:41:09
■セイシェル皇国領内 背景<平地>

 幸いにも魔物と遭遇することもなく悠々と穏やかな旅路につくエイル一行の前に、木々の影に潜んでいた怪しい集団が現れエイル達を取り囲んだ。
 その集団は真新しい着衣に身を包み、王侯貴族や金持ちに仕える者が持つような斧や槍を手にしていたが、誰も彼もがその身なりに対して余りに不釣り合いなほど野暮で卑下びた風貌をしていた。
 
男「お前がセイシェルのエイル公子だな?」

エイル「? 何でしょう、貴方がたは……」

ソフィア「貴方たちは何? 人に名を尋ねるのならまず自分から名乗りなさい!」

レイス「馬鹿、お前ら! 無闇に口をきくんじゃねえっ」

 エイルとソフィアがほぼ同時に発した返事を窘めるように遮り、レイスは眼光を鋭く光らせながら前に出る。
 ソフィアは怪訝な顔のまま、エイルを庇うように彼に寄り添った。 
  
レイス「おいオッサン、俺たちは先を急いでるんだ。そこをどいてくれないか?」

賊「釣れねえなぁ、オイ。まぁいいや、俺たちはエイル公子をとっ捕まえて雇い主の所に持って行きさえすれば、大金持ちになれるんだ。悪く思わないでくれよ!」

レイス「! チッ……」

 男の一人が剥き出しに持った斧を勢いよく振り上げた。しかしレイスはそれよりも一歩疾く抜刀し、男を斬りつけ、押しのける。
 エイル達を囲んでいた集団は、それを合図とするかのように各々武器を構え、陣形を組み直した。
 集団が小金で誰ぞに雇われた、所謂ならず者の集まりだとエイルはようやく察した。だが。

エイル「レイス、よせ! こんな人同士の、意味の無い争いはしたくない!」

レイス「こっちにとっては無意味でも向こうにお前を狙う意志がある以上、応戦しなきゃ先に進めねえだろうがっ! 
綺麗事を言ってられねえ時だってあるんだ、さっさと腹を括れ!」


■戦闘開始!

勝利条件:敵全滅
敗北条件:エイルの死亡

敵:ソルジャー×4 戦士×4
ドロップアイテム:傷薬×1 鉄の槍×1

ボス:ゼノス(傭兵Lv.3)
HP22 力7 速さ9 技8 守備6 幸運3 魔防0 体格9 移動6
所持品:鉄の大剣

■戦闘中会話 背景<戦闘マップ>

レイス「エイル、ソフィア。相手はそこそこまともな武器を持っているらしい。
もし奴らが使えそうな武器や薬なんかを落としたら、迷わず拾って使え」

ソフィア「えぇ?! そんなみっともない事したくないわ! 何だか追い剥ぎみいたいじゃないっ!」

レイス「うるせえ。今は敵を退ける事が最優先だ。妙なプライドは捨てろ。
俺たちが持ってきた武器だけじゃ恐らくこの先やっていけなくなる。そうなる前に使えるものは何でも使って、生き残る事を優先しろ。いいな?」

エイル「……本当ならしたくない事だが……分かった。
レイス、君の言うとおりにしよう」

■ボス初戦闘時

ゼノス「あんたらには何の恨みもないがこれも金のためだ。悪く思わないでくれよ!」

■ボス撃破時

ゼノス「お、俺の……一攫千金の夢が……ぐふっ!」
名無しおばさん - Re: エイル編1章 加筆修正 2017/04/07 (Fri) 08:07:36
◇◆◇
エピローグです。
◇◆◇

■セイシェル皇国領内 背景<平地>

エイル「……よし! どうにか相手を追い払う事が出来たな。だけど…… ……」

 エイルは辺りを見回しつつ、構えていた武器を収めた。
 ほんのつい今ほどまで武器を握っていた掌が、小刻みに震えている。

ソフィア「エイル、顔色が悪いわ。もしかして、どこか怪我をしたの?」

エイル「そうじゃない。訓練とは全く違う、実践の恐ろしさを思い知ったんだ。
理屈では分かっていた筈なのに、人を傷つける感覚も血の匂いも、いざ実感してみると震えが止まらない。……不甲斐ないな」

ソフィア「エイル……。レイスはあんな風に言ったけど、辛いなら無理しないで。
もし今みたいな事があっても、私がエイルの分まで戦ってエイルの事を守ってあげる」

 エイルの震えを鎮めるようにソフィアはエイルの手を優しく握った。

エイル「いや……それでは私がこうして自分の意思で旅に出た意味がなくなってしまう。
大丈夫、時間は掛かるかもしれないけど折り合いを付けてみせるよ。きっと誰もが乗り越えてきた道だ。私だってやってみせるさ」

 エイルは震える自分の手を引っ込め、口角を上げ笑顔を作り直した。

レイス「エイル。さっきの輩の一人を連れてきたぞ」

 先駆けて周辺の様子を見回りに行っていたレイスが先ほどの輩の一人を引っ張ってきた。両足と両手を後ろに縛り上げられた男が、レイスに尻を蹴られ地面を転がされる。

レイス「なぁオッサン、あんたらの雇い主はどこのどいつだ? 何でエイルを襲った? 
俺たちと遭った時からエイルの事を知っているような口ぶりだった所を見ると、たまたま目についた金持ちを襲ったってわけじゃねえよな?」

男「……」

レイス「何とか言ったらどうだ! なぁ?!」

エイル「レイス」

 鋭い眼光で男の胸ぐらを掴むレイスをエイルは制した。

エイル「……私たちは貴方をこれ以上攻撃することはありません。ただ、教えて欲しいのです。
貴方がたは何者で、何の目的で我々を襲ったのですか?」
 
 エイルの瞳は穏やかで、声色も物言いも、余りにも正直で何の駆け引きもなかった。それに加えて膝を折って物を尋ねるその余りにも折り目正しい姿を見てか、男は失笑した。
 その態度にソフィアが片眉を釣り上げ、何かを言おうとしたがエイルはそれを制し、男の言葉を待つ。

男「……俺たちはラニアの傭兵だ」

 思ってもみなかった国の名の登場に、エイル、ソフィア、レイスの三人はそれぞれ顔を見合わせた。

エイル「それはラニア王国の事ですか?」

 にやつくのを止めずに男はうなづく。

男「数ヶ月前にラニアの傭兵ギルドに黒づくめの痩せた男が、俺たちが今まで仕事をやってきた中でも見たこともねえ大金を持って極秘裡に仕事を頼みたいとやってきたんだ。
いずれセイシェルから旅立つ銀髪の公子を始末してくれ、と。それが出来たら報酬を更に倍にして払うと、随分と景気のいい事を言ってきた。
ここ何年か俺たちは大した仕事にありつけちゃいねえ。仕事が無けりゃ当然金も入らねえ。金がなけりゃ生きられんねえ。それで喜んで引き受けたのさ」

ソフィア「貴方……そんな仕事を請け負って、大変な事になるかもしれないとは思わなかったの?
外国の貴族に手を出すなんて……下手すれば国同士の問題になっていたかも知れないのよ?」

男「そんな事いちいち考える奴は、端っからこんな汚ねえ仕事は受けねえよ。
その国同士の問題が起こった時にこそ、俺らの金回りがよくなるってもんだ」

ソフィア「! このっ……!」

 開き直ったかのように笑う男に、ソフィアが目を見開き掴みかかろうとしたが今度はレイスがそれを押さえこむ。

レイス「よせ。……この男をどうするかは、エイルが決めることだ」

男「おう、全くもってその通りだ。
俺はそれ以上の事は知らねえ。さっさと殺しておいた方が賢明ってもんだ」

エイル「……。事情は判りました。
事の顛末は我々の主に報告することになりますが、先程も言ったようにこれ以上貴方を攻撃する意思はありません。私は貴方を開放します」

ソフィア「エイル?! そんな事をしたらまた貴方の命を狙ってくるかもしれないのよ?!」

エイル「いいえ。私は、殺しません」

 エイルは躊躇うことなく、腰に帯びた短剣で男の手足の拘束を断ち切った。
 男は一瞬呆気に取られたような顔をしたが、すぐさま顔色を変え自らの足元の土塊を掴み――エイルの目から頬を目掛けて投げつけた。
 その余りにも非情で品のない振る舞いに、今度は若者三人が呆気に取られたじろぐ。
 男はその僅かな隙を見逃さず、振り返ることもなく、その場から脱兎の如く逃げ果せた。

ソフィア「な、な……なんて奴! あ、あんな事されて悔しくないの?!」

 はっと我に返ったソフィアは唇を戦慄かせエイルに訴えかけた。

エイル「……残念だけど仕方がない。やり返せば一瞬は気持ちが晴れるかも知れないけど、それで得られる満足感は一時的なものでしかないし自己満足でしかないさ。
それに、話も多少は聞けたからね。それで良しとしよう」

 エイルは言いながら顔に掛けられた汚れを拭う。
 怒りと不満が収まらぬソフィアの肩を、レイスはぽんぽんと叩く。

レイス「辛気臭えのはやめだ。
……それで、エイル。次はどうするんだ?」

 腕を組み、レイスはつとめて静かにエイルに尋ねた。

エイル「ラニアへ向かいたい」

ソフィア「エイル!」

 ソフィアは驚くと同時に、エイルのその決断を待っていたと言わんばかりに表情を明るくした。

レイス「それでいいのか?」

エイル「私の命を奪うようにラニアの傭兵に依頼したという黒づくめの男の正体が誰なのか、その理由が何なのか……興味本位もあるけど――こうもタイミングが良いと、今回の事が預言に全く関係ない事とも思えないんだ。
二人とも。面倒な事もあるかも知れないが、一緒にラニアに来て欲しい」

レイス「そんな事、今更改まって言われるまでもねえよ。よし、お前がそう決めたなら話は早ぇ。一番無駄のない方法でラニアを目指す。
おい、ソフィア。いつまでも嬉しそうにしてねえで一緒に行路を考えるぞ」

ソフィア「い、言われなくても分かってるわよ! それに嬉しそうになんてしてないっ!」

エイル「ははは……折角なら三人で考えよう。自分の事は、なるべく自分で考えたいからね」

エイル編1章 終わり

◇◆◇
本当に……お待たせしました……1年くらい掛けてようやく一話書き終えました……!
何か新しい展開付け加えようかなーとか、色々考えたり回り道いっぱいして、結局元々の流れに落ち着いた感じです。
色々細かい描写が増えたことで、キャラクターの新しい顔が見えてきたような気がして加筆して良かったかなと思います。

2章も…なるべく早く、頑張ります……!
支援会話も、ぼちぼち書けていけたら…いいな…゚゚(゚´ω`゚)゚
書きたい事は結構あるのになぁ。
◇◆◇
mm - Re: エイル編1章 加筆修正 2017/04/07 (Fri) 13:42:51
新エイル編1章ヤッター!

すみません少しあらぶります。語句力が死にます。
やった―やったーふわあああさああさえああわだsd!?

マルギット編を書いた自意識過剰がオーバーブーストするうううう!
え?これラニアの大冬があれして仕事がない傭兵さんレアンダーと同族のやつで?アナスタシアの憂いが帰ってこなかったマルギットを思っての物で!?!?!?!?
エイル、お前あれやん絶対今まで鍛え続けてきてー、もうすごい…尊い。奇跡的……
ソフィア様!ソフィア様!めっちゅ嬉しそう!かわいい。貴女は剣を使うのですね……
レイスは最後にあんなこと書いたけど。ちゃんと守ってんじゃねーか。訓練が生かされてるやつやん!

すまない、自意識過剰ですまない。

それはそれとして泥を投げつけられる美少年とか正直興奮する(真顔)

―――――――――――――――――――

全体的に見れば描写が増えて、より仲良し三人組になり、弱い部分も深く描かれているって感じがします。
ダリアが国外にいたり、神託の変更がなかったことになってるんですねこれ。
変更点なども気になりますがひとまずお疲れ様でした。

二章も楽しみにしてますんで。支援会話共に楽しみにしております。
名無しおばさん - Re:エイル編1章 加筆修正 2017/04/08 (Sat) 23:33:47
>mmさん

ラニアの大冬という大災害が起こったため職を失った人達が傭兵や賊になってしまった…ということと、その災害の救援活動(?)のような事にセイシェルが手を貸した描写があったのでそれを取り入れて物語を練り直しました。
アナスタシア様の若者を心配する描写も、マルギット編があったからこそ書けました。
前書いてた物語の唐突感とか不自然な流れを多少抑える事が出来たのはmmさんのお陰でもあります。
寧ろこちらこそありがとうございます゚゚(゚´ω`゚)゚

泥ぶっかけシーンの一連のやり取りで、三人の性根の善良さや立ち回りの甘さ、そしてソフィアの好きな人を馬鹿にされて悔しいという気持ちが書けたんじゃないかと思います。
>正直興奮する
わかる^p^

神託はあんまり乱用すると、アナスタシア様が目に見えない不確かなもので国を切り盛りしてる印象になりそうで何かヤだなって思ったのと、大事なお告げはエイルの自分の耳で直接聞いて欲しいので止めました。
ダリアは加入キャラでもないし妹分はソフィアがいるのでここではお休みして貰うことにしましたww でも今後登場させます!

続きお待ちくださいm(__)m
mm - Re:エイル編1章 加筆修正 2017/04/09 (Sun) 12:29:43
>名無しおばさん

ラニアの大冬で傭兵ギルドの評判自体は、国としての行動の遅れをカバーする形で活動をしてたので上がった設定なんですよ。まあ、その時の話を引き合いに出して威張ってる傭兵とかいそうですけど。
それで傭兵が裕福になるわけでないあたりラニアの大冬の被害のすさまじさが……7年たってるのに…
セイシェルは、ラニアから流れてきた賊の被害で国境付近の村が幾つかつぶされまして、その時点で国同士の問題になってるんですよ。で、事が大きくなって正式に何とかしなければいけなくなる。
セイシェルは2回目の神託に従いラニアとセイシェルの会議を開き、協定が結ばれ、セイシェルはラニアの救助・支援活動を正式に行うことになり、それ以降緩やかに収束に向かいました。
ラニアからは賠償とか払われたんでしょう。具体的なことは拾ってもいいし拾わなくてもご自由にお書きください。

っていう感じの流れです。改めて解説しました。
ラニアの大冬は、ラニアがあっさり落ちた理由の補強+マルギットの活躍した戦い+マルギット編のラスボスの戦う理由、といったものを内包してますので結構気合が入った設定なのです。
活きてる…設定が活きてる!

元々の1章でもエイルの出立をアナスタシアが渋っている描写があったので、それをマルギット編に生かした形です。
ノリノリで送り出す、から心境の変化があるっていう描写外描写を、拾ってもらったのがうれしくてうれしくて。


アナスタシア様……
マルギット編でだいぶ神託とセイシェルの負の部分を詰め込みましたからねー……かなりヤな部分を…。
この成長ぶり…表面上のこととして処理されたヴァルカンの真実知ってんじゃねーだろーなアナスタシア様。
マルギット編で「アナスタシア様神託で全部分かっちまうんじゃね?説」を全力で見て見ぬ振りしたおもいでががが


ダリアの登場も待ってますよ―
あんみつ

無題

0 2017/04/01 (Sat) 20:10:57
なんかうまく更新できませんOrz
それはそうと管理画面の方の設定よく見たらWikiの編集パスワードなしにできるみたいなのでなしにしちゃいました。
(ここの掲示板みたいな感じになります)

エイプリルフール、私もやりたい……!
名無しおばさん - Re:無題 2017/04/07 (Fri) 08:18:45
wikiの管理いつもありがとうございます。

パスワードの件了解です…が…しかし新規ページ作成とリンクの貼り方を覚える事に手こずっておりますorz
とりあえず、書けた分はここに書き込んでいく形をとりたいと思いますm(__)m
既にwikiに載ってる文の誤字の修正とか加筆とかはできるので、それは見つけ次第やっていこうと思います。

エイプリルフール企画、私もなんかやりたかったよぉ…!
mm

マルギット編設定資料集

0 2016/10/11 (Tue) 21:37:31
マルギット編楽しんでいただけたでしょうか?
少しでも楽しんでいただき、10年前を懐かしむきっかけになっていたとすればなによりです。

これから予告通り設定資料集の公開します。
1章から順にぶつ切りで公開していきますので、よろしくお願いします。

●マルギット編概要

900年のヴィルサイティスにおいてマルギットが闇に堕ちるまでの物語。

オムニバスFEよくわからなかったものに対して考察を重ねてみましたがいかがだったでしょうか?
かつ、いったいどうやってマルギットは手柄を立てていたのか。その辺も何とかしてみました。
こんなに平和な大陸なのに……みんないったい誰と戦っているんだ?という疑問は自然現象や内紛という形にしてみました。

プロットはエイル編をなぞっています。
神託によって旅に出る。マクダレーナと出会う。帰ってきたら裏切り者扱いされる。と言えばわかりやすい。
これは、統合編間章にてエイルが闇に堕ちる可能性が示唆されていたことに由来します。

エイルが初めに目指していたのがベルニアであったり、結局ラニアに行くわけですが。
マルギット編にはエイルがベルニアに向かっていたら?というIFの側面があります。

1時期、章のタイトルをエイル編の物をなぞろうか、とも思いましたが結局やめました。

ゲーム形式なのは物語が進行するうえで、少しづつゲーム形式が失われていったのでそこへの…反逆?反逆です。
物語としてテンポが良いのでゲーム形式のほうが書きやすかった。FEのシステムの戦闘って後腐れないですし。
それに、小説形式の過去話外伝はヴィルサイティス887があるので。

まあ、当時は私、参加してなかったんですけどね……
mm - Re:マルギット編設定資料集 1章分 2016/10/11 (Tue) 21:38:56

●1章

・アムナーフォ
この物語の元凶と言ってもいい槍。

創造を表す。設定上、過去に使われた事のある人器の槍。

800年ほど前に紋章を手にして悪行を働いていた存在を、アムナーフォによって退けた英雄がいた。
英雄はセイシェルに去っていき、そこで槍を封印した。
しかし、いつしかベルターナの逸話に取り込まれその英雄譚は忘れ去られた、という来歴があります。
偶然鉱山の採掘中に発見され、ヴィクトルの手に渡り、もともと親交があり情報をかぎつけたギディオンの手に渡る事になる。
以上の理由によりヴィクトルが四章外伝のような試練を受けたわけではない。

その封印された槍がフェールブ領にて発見されたことが、物語の始まりとなる。



・ヴィクトル卿の反乱

フェールブ領はあまり裕福ではなく。ヴィクトル卿なりにの努力はしたが限界。
アルゴス卿も原因の一つらしい。鉱物が安く扱われているらしい。流通で不遇を受けていたらしい。病も流行を始めた。
法皇への陳情も握りつぶされヴィクトル卿は自分の身を捨ててまで、反乱という形で陳情するしかなかった。
結果的にその思いは果たされることとなった。



・神託
神託の下る条件というのは何だろう?大きなターニングポイントとか?

神託による弊害もテーマの一つ。
ちなみに今回の神託は【東の地にて闇を穿つ者が現れる】
これは間違いなくギディオンのこと。マクダレーナに槍でもって対抗する存在であることを示すが……。


・ラニアの大冬

898年、例年ではありえない寒気によって作物の不作、交通の遮断、凍死など様々な問題が発生。
国家が様々なしがらみから動けない場所に傭兵ギルドがフットワークの軽さから大活躍。大勢の人を救う。

結果的にギルドの地位が上がり、国の信頼が揺らぐことになった。
別に国がさぼってたわけではないのだけれど……

生活苦や不満から賊に身を落とす者が増え、セイシェルも被害にあっている。
その一番初めの襲撃でヴァルカンの妻子が命を落とし、村も壊滅している。

この件において神託は2度下っている。
1度目はラニアの大冬の到来を示す物。
2度目は終結の方法を示す物。

ヴァルカンの妻子が命を失った村の跡地でトップが会談を行い、一定の協定を決める事で終結する事となる。
エイル編でラニアがあまりもたやすく落ちた理由を考え、そのほかいろいろな事をつなげてみました。
マルギットがセイシェルの守護剣の名を授かり、モンテーロとメルツェルに出会ったのもこの一件。

この件で基盤が揺らいだがゆえにラニアはマクダレーナに容易く落とされた…かもしれない。

……ラニア不遇伝説


・リフィル

リフィルがマルギットの行動を肯定するのは、彼女が行動を間違ていない場合に限定される。
もし間違った行動をした場合は意地でも止める。マルギットは基本的に正しい行動をとるので結果的に甘々。

ただ、正しい行動が必ずしも正しい結果につながるとも限らない訳で……



・ヴァルカン
平民(セイシェルに貴族でなければ将軍になれない設定がある場合は下級貴族)
仕事は真面目にこなすので信用されている。この時点でマルギットとは何度かともに戦ったことがある。
将軍になったのはここ2年の事。2年前までは兵を率いる立場にはあったがそれほどでもなかった。



・法皇との会話

アナスタシアが神託に自分がマルギットを送り出さなければ死ぬ事は無かったのでは?
そこに思う所があるからこそ、エイルの出発を渋っていた……。みたいなことを思っていたら……
エイル編のリメイク版で反映されてるー!?って事でよろしいんですか姐さん!?


・メルツェル
ベルニア生まれで貴族が好きということはないだろう。不良青年。
だからと言って法皇様に喧嘩は売らないほうがいい。


・ソフィア様
不器用。エイル大好き。可愛い。


・そして土産話を聞かせてください
一番喜ぶのはエイル。





☆エスナール家

企画段階で、エスナール家が果たしてどの程度の地位にいたのか完全に推測するしかなかった。
5大貴族であるオルファナとゲルブライトとそれなりに親交があった事から下級貴族ではないと、考え五大貴族には一歩劣るぐらいの貴族として考えていた。
私が意外性を取っていたら、貧乏貴族になっていた可能性はあるにはある。……ホント、意外性取らなくてよかった。軌道修正できねーもん。

まあ後に五大、もとい六大貴族の一員と判明する訳ですが。
アルゴスが悪く思っているとはいえ、六大貴族相手にあまりに失礼である。
これは企画段階ではアルゴスと同格であり、同格に小娘が来たもんだからいじめちゃうZE!みたいなノリだった。


因みにセイシェル貴族の格はこんな感じで考えてます。意見があれば。


6(5)大貴族

企画段階エスナール デュナイブ 

フェールブ シャイエ

オルフェン ジーク

それ以下未登場




〇1章ボスデータ


【ヴィクトル】
男性。42歳
セイシェル公国フェールブ公爵家当主。彼の治める地域は貧しく、あまり衛生状態が良くない。その為、とある病が流行している。中央への嘆願も無視され、最後の手段として反乱を計画する。
公国に対して反乱を企てた首謀者。
一人称は「私」

レベル5
 勇者:アーマーキラー 手斧(D)
 HP:40力10 速さ:14 技:12 守備:9 幸運:5 魔防:7 体格10 移動:6
武器レベル 剣C 斧D
属性:闇
mm - Re:マルギット編設定資料集2&3章分 2016/10/28 (Fri) 23:54:39

●2章


・タイトル
全編通してエイル編のタイトルをなぞったものにしようか…と思っていたが結局独自路線に。
7章は結構うまくいったかな…と個人的には思っている。


・ベルターナへの入国
容易かはともかく、正式な手続きと理由があれば入出国は許可されるものなのではないでしょうか。
具体的には分かりませんが。神託の探究であれば法皇からの紹介状ぐらいは取れそうなものですし。



・繁栄しているベルニア国境
自由であるのなら、国全体が廃墟である方がおかしい。まともな領主の下ならうまい具合に?栄するのではないか。
完全な推測だがベルニアで一番荒廃しているのは王都なのでは?
離れれば離れるほど?栄している可能性は十分にあると思う。

というかそもそもベルニアはツッコミどころ以外存在しないというかなんというか…


・メルツェルの愚痴
基本的に貴族、王族は大嫌い。特にベルニアの貴族は。

※マルギットは例外。これは彼女は理想の世界を思い描き、身を削っている事を知っているから。
※ただ、発展途上であるがゆえにああいう態度をとっている。何気にモンテーロとリフィルも例外なのだが、誰も気にしていない。


・エナシュ
愛ゆえにゲスト枠。
それだけではなく年齢的、立場的に参戦可能なのが彼しか思い浮かばなかった。

※本編登場キャラはマクダレーナに会わせる訳にはいかないので。その辺も影響している。

マルギットの彼への対応は彼女の余裕のなさを表してる。

放浪の最中リエリアの件で呼び戻されセイシェルへ向かう途中だった。この時点でリエリア関連の出来事は起こり始めている。
なに?マルギット?マルギットは、神託を調べないといけないから…

年の近いリフィルに粉をかけてくるが、その本気さは本人のみが知る。



 ステータス再掲
エナシュ
スナイパー LV:5
HP:34 力:13 速さ:17 技:19 守備:10 幸運:4 魔防:14 体格:9 移動:6
所持品:銀の弓 特効薬
弓A
成長率 HP50% 力30% 技80% 速さ45% 幸運20% 守備20% 魔防60%

全盛期補正によりレベルは低いが少し能力が向上している。


レベル20期待値
HP:41.5 力:17.5 速さ:23.75 技:30 守備:13 幸運:7 魔防:23 体格:9 移動:6
低く設定し過ぎたか…



・町の雇った傭兵
多分別の所で戦っているのでしょう。



・レアンダー

元々はラニアの傭兵。
ラニアの大冬の際フェードルとの力の差に思い悩み、フェードルが救いきれなかった者達を率い山賊になる。
下手に善良だったせいか、生きていく為だけの略奪しかしていない。

ウォーリアなのは戦士からのCC先が勇者の対だから。
好きな物と嫌いな物で察していただければ…


・ダハラカ
彼の目的は異国の多くを知る事。
荒野の在り方が本当に正しいのかを見極める事が目的。

山賊行為も行っている為はた迷惑だが。

彼を説得できたのはマルギットにとってプラスの出来事。プラスな出来事……これぐらいしかなくね?
※本来命のやり取りをするしかない相手を説得できたから。

生存報酬はソードキラーかキラーアクスがおすすめ。
因みにこの章は彼と彼の配下のみを残し、彼を説得することでクリアすることもできる。

彼が関西弁なのは某キャラの影響。




☆幻の…

前半をラニアの大冬編にして、後半を今の追憶の守護剣、というストーリー案もあるにはあった。
長くなりすぎるのと、オリジナル要素が強くなりすぎるので…没。

今にして思えばやってもよかったかも……




【レアンダー】
男性 24歳
 ラニア出身。2年前のラニアの大冬の際状況に耐え兼ね、国を脱出。賊になった。
 好きな物は大勢で食べる焼き肉。嫌いな物はラニアの冬

フェードルの知己。もう全部あいつ一人で良いんじゃないかな?と言う嫉妬と、好ましく思う気持ちの両方を持っていた。
いろいろあって、セイシェルとベルニアの辺りで数人の部下とともに活動する賊となった。

ダハラカと行動を共にしている。
ウォリアー:銀の斧 鉄の弓
レベル8
HP:50 力17 速さ:12 技:12 守備:10 幸運:4 魔防:8 体格15 移動:6
合計105
属性:炎



●3章

・麻雀
麻雀はセーフ。いギリギリ世界観にマッチする…と思う。
一応ベルニア発祥のゲーム。という設定。

天和は出すと死ぬ、という俗説が元。
メルツェル本人は死なない、が…


・ティルカの町

過剰な締め付けを行っているが全てはギディオンがマクダレーナを呼び込むための作戦。
エナシュはそのあたりを察知していたようだが…

確かにマクダレーナは大陸に破滅させるだろう。しかし、だからと言って自身を慕ってくれた民を虐げて良い事にはならない。
この辺りの行動が問題となってギディオンはマルギットと敵対する事となる。

追憶の守護剣におけるボスキャラに共通しているのは、余地の有無はともかく話し合いで解決するのが最適解である事。



・ティーボルト
BOSS。

イイ人。
孤立を深める主、ギディオンに変わらぬ忠誠を誓う忠臣。
悪役になる事もいとわず、民を苦しめる事すらも…

・マクダレーナ
綺麗なマクダレーナ。またの名、マク誰ーナ。
改めて読むとなんか笑いがこみあげてくる。

この人をプレイキャラにしたいというのがマルギットを主人公にチョイスした大きな理由!ステータスは原点と同じ。
※敵として出会いマクダレーナがマルギットを説得したんじゃないか、という可能性には後で気づいた。
※低級魔法を使うラスボスとか大好きなんだもん。

偽名を使う方が理にかなってるような気もしたが説明しきれるか不安なのでやめときました。
今回は【マクダレーナ】という名前にある力を存分に生かす必要があったという事で。

今回は黒幕と書いて、説明役と読む。状況を把握できているのが彼女だけなので仕方がない。
実際今回事を起こしたのは彼女ではない。今回の行動は歯向かう者に直接手を下し、その計画を奪う事が目的。


成長率はとても高くするかとても低くするかどちらかに。折角のマクダ様なので強い方が良いと思って……封印のカレル並み。
加入時はとても強い。

ここで彼女が倒れた方がハッピーエンドなのでは?とは言ってはいけない。


 成長率再掲およびレベル20期待値

マクダレーナ成長率 HP120% 力100% 技100% 速さ105% 幸運100% 守備100% 魔防100%

マクダレーナ レベル20期待値
HP:54 力:22 速さ:18 技:20 守備:14 幸運:16 魔防:17 体格:7 移動:7


・アングルボダ
フェンリルのままだとゲーム的に酷い事になるという事に気付いたため新魔法を。
射程外からギディオンを無限に攻撃できるのはさすがにダメだと思ったね。
フェンリルのプロトタイプというイメージ。

名前は北欧神話のフェンリルの母より。父だとロプトウスになってしまう…

フローズヴィトニルとの関係性は小ネタの域。詳しくはフローズヴィトニルの回で。


フェンリルが魔防+5なので対になるように防御+5。
ギディオンとの一騎打ちのバランスも考えてちょうどいい。

物語上ではアムナーフォとの激突で破損。
その後の消息は…好きにしていいのよ?


サルベージしてきた他のマクダレーナ専用武器の数値とも比較。
※サルベージデータですが拾ってきたデータを元にテンプレートに置きかえています。

銀の手
剣☆ 威力17 命中80 必殺0 射程1 重さ7 耐久--/-- 一定確立でバサーク
マクダレーナ専用の武器。呼びかけによって剣に形を変える。威力が高いうえに一定の確率でバサーク。

フェンリル
闇☆ 威力13 命中70 必殺0 射程1~10 重さ12 耐久--/-- 魔防+5
マクダレーナ専用の闇魔法。近、遠距離どちらでも使用可能。

アングルボダ
闇☆ 威力15 命中90 必殺0 射程1~2 重さ9 耐久40/40 防御+5
マクダレーナ専用の闇魔法。障壁を発生させ物理的攻撃を軽減する。


二つの武器の大体中間を行くステータスとなっている。
もしかすると銀の剣とフェンリルの合体武器かも?


・もし!今の情報が嘘で、私たちへの罠だったらどうするのです!
リフィルさん、それほぼ正解!
国外ですし慎重に動くのは当然っちゃ当然。




・ムービー
折角なので小説形式も入れてみようと思いムービー扱いでこんな感じに。

マルギットがあっさり負けているのは、アムナーフォのプレッシャーに気圧されたため。
ここで敗北することによって、自身の力に疑いを深めていく。きっかけ。
人の話はよく聞きましょう。でないと真実を突き止めることは難しくなります。




☆追憶の守護剣のベルニアの文化。取り巻く環境についてについての考察

これは私の考察、かつ追憶の守護剣におけるベルニアの設定です。ご了承のほどを。

ベルニアには土地が痩せている描写が存在しない事から考えてそこは問題ない、地方の経営が難しいとかいう事は無いと思われる。
それから独自の娯楽文化があるっぽい事は確か。それの輸入で儲けている商人はいる。

他国から侵略されない理由は、攻めた国は立場が悪くなり、他国に隙を与える事になるから。
逆に言えばほかの国全てを敵に回しても問題ない戦力があれば真っ先に狙われることになる。

※統合編ではラニアが機能しなくなっていたのでベルターナの侵攻がスムーズに進んだ可能性がある。
※統合編のベルターナは二国を相手取るのが限界なのではないだろうか。
※実際トーヴェとベルニアを制圧し、セイシェル、ヴェルザンディ、トーヴェの連合締結後は押し負けている。


トーヴェとたまに戦争するのは対外的には戦争ではない。一定の礼節を弁えた上で吹っ掛ける抗議。
後述の精力的貴族もいつもの事とスルー

殆どの貴族はニートだが一部精力的な貴族がいて、彼らが連携を取りつつ国として成り立たせている。
彼ら精力的な貴族としては他国に対抗するためにも英雄ベルニアが起こした国として、英雄の子孫を国の象徴として扱いたいと考えている。
その為王は王として扱われ、王族を維持するための資金も捻出されている。
反乱を起こして王にとってかわらない理由は王になっても、民からの恨みを買う可能性もあるし、他の貴族からの文句も出るかも知れない。それならば今の状況を続けた方が良い…というのが大方の考え。

※トーヴェは独立出来て、貧乏ながらも国としてやっていけていたことを考えると、そんなに活動的な貴族が彼トーヴェ王一人であったと考える方が不自然。彼にはたまたま独立できるだけの基盤があったんでしょう。
※マクダレーナがベルニアを支配していない理由になる。それぞれがほぼ独立している為全体を支配しようとすると手間がかかりすぎる上、そこまでする意味がない。


そもそも、王族や他の貴族がニートになり始めたのはここ100年以内の可能性も…
根拠としては、未だベルニアが国として成立している事。王族廃止論を唱える貴族がいない事。
※少なくともそれが問題になっているシーンはない。

時間がたてば立つほど独立する者達は増える事だろう。
何かの拍子にベルニアから独立する機運が高まり、次々に……という事があってもおかしくないのでは?

※いずれはリキア同盟みたいな感じになるのが自然かもしれない。



っは!そうか、これも全てマクダレーナの謀略……!
多分濡れ衣。濡れ透けマクダたんだって!?
※ベルニアについて真面目に考察していたらそんな妄言も言いたくなるという…

疲れた。



〇3章ボスデータ

【ティーボルト】
3章のボス
23歳

ベルニアの騎士。ギディオンの部下
本格的な決起を前に「敵」をあぶりだしている。
責任感が強い。ギディオンを心から信じている一人。


戦闘会話:マルギット、メルツェル、モンテーロ、マクダレーナ
 一人称は私
クラス:パラディン
レベル10
持ち物:勇者の槍(D) キルソード
武器レベル:剣B 槍B 斧B
HP:46 力14 速さ:15 技:14 守備:13 幸運:7 魔防:10 体格10 移動:8
合計119

勇者の槍 攻撃力24 命中70+31 攻速11 回避29 防御力13 魔防10 必殺7 必殺回避7 ×2

キルソード 攻撃力23 命中75+31 攻速15 回避37 防御力13 魔防10 必殺37 必殺回避7

mm - Re:マルギット編設定資料集4章分 2016/11/06 (Sun) 22:24:33

●4章

・冒頭
説明とオマージュの嵐。
リフィルさん…フォロー上手。



・マクダレーナ

彼女が冒頭で語った内容は概ね正しい。

魔導書を壊されるわ、アポストル化を2連続失敗するわ……

もしかするとこれを機に、ポストル化の術式の改良が進んだ、とかあるのかもしれない。
ギディオンの収めていた領地をベルニアにおける拠点の一つにしたらしい。
彼女を描写する上で気を付けたのは、『一応嘘は言わない』事。



・ガイダルグ伯爵家の軍
この時点ではルーディアの父の代(のつもり)
マクダレーナにとっては交流を持ち、必要な時に動いてもらう何も知らない協力者…みたいなポジション。
で、そののちルーディアとの関係につながるってことで。



・アビゲイル
トーヴェの天馬騎士。企画段階では彼女の名前が『トリニティ』、だった。
基本的に金より人脈を大事にしている為こういう態度。
3980Gの女。相場に比べて超リーズナブル。

アムナーフォ使用候補の一人。エアブレイドを使わせたい場合は…がんばれ。
因みに彼女とダハラカはロストすると普通に死ぬ。



・ガルグ

統合編で昔のマルギットを知っている描写があったので会話させてみました。
拾えるところは拾えるとこだけ。法皇候補だったので法皇に似ている。

多分心のどこかでセイシェルに思い入れがあるんだろうなこの人。



・マルギット「せめてこの戦いに、勝利と正義があらん事を…!」
どこか虚しい。



・ティーボルト
ベルニアの仕事をするタイプの騎士。忠義度は高い。
アウロラを登場しないことにしたためこの章にも登場した。


・ドラゴンナイトとシューター
物語にベルターナが絡まないため出番はない。

一応ギディオンはこの時点でベルターナとつながりがある設定だが
他の兵種はともかくこの時点でそれらの兵は借り受けることは出来ないでしょう。
ベルターナがかかわっている事がバレバレになるし……登場せず。
というか全編通してソシアルナイト系の数が多い気がする。



・ギディオン
愛の人。三次嫁がいる。

ベルニアの仕事するタイプの貴族。相応にサブカルも嗜む。
そういえばこの人ベルニア人だったという事を思い出してあんなセリフを吐いた。

アウロラから世界の危機を知り、マクダレーナの脅威を王に語るが、王に「何のラノベの設定?(要約)」と言われてしまい、思わず殴り飛ばした。
もともと信用していなかったが、世界の危機ともあればさすがの王も立ち上がるだろう、という期待も裏切られてしまった。
さすがの前ガイダルグ伯爵も苦笑いだったとか。
そのあたりから、自分の力で何とかすると決めたらしい。

彼の計画はマクダレーナが居ないうちに大陸全土を巻き込んだ戦争を起こすことで、マクダレーナの計画を破綻させる事。
マクダレーナを倒す事の出来る力を探していた。

なんでわざわざアムナーフォを使用したかというと、天使の試練を乗り越えられるか分からなかったから。

彼にとっての不幸は、焦り過ぎた事と一人で戦った事。せめて5年待てば良かったのに……
マクダレーナと一対一をセッティングできた時点で大健闘ですが。


自分を含めた小を切り捨て大を取るしかなかったのも確かだが、行動を起こしてしまったがゆえに許されなくなってしまった。
彼のコンセプトの一つは、単独でマクダレーナに挑む主人公、というものがある。
主人公一人でハッピーエンドにたどり着けるだろうか?ビターでせいぜいだろう。5人いてもそうだったのに…

仮に統合編まで生存していればベルニアをルーディアと二分し、独自のマクダレーナ対策を取っていた可能性がある。
5~7年後のエイルにとっては味方である。

悪っていうか、もう普通にいい人。


・アウロラ

竜族。氷竜。白髪。人器のありかを受け継いでいる一族の生まれ。
竜族の里壊滅後、ギディオンに保護され彼と結ばれた。

ギディオンの城に現れた白髪の女とは彼女のこと。一応ミスリード。

世界の危機を前に何もしない事を選んだ人。
世界が終わる時まで愛する人と共にいられればいい……と、考えていたが、
ギディオンは彼女に心から笑ってほしいという理由でマクダレーナを倒す事を決意する。

マクダレーナと戦う事がいかに無謀かを知っていた彼女は何とかして止めようとする。
結局自分が原因と考え、ギディオンに生きていてほしい一心でギディオンの前から姿を消すが……

後の消息は不明。


統合編1章のボスに名前が似ているとは言ってはいけない&すまない。

一応4章に登場する予定もあった。
彼女の登場が没になったためティーボルトがこの章にも出ることになった。



・玉座崩壊

シスコーン皇帝陛下、もといシルファが全力でぶつかればマクダレーナに勝てるけど相討ちで大陸は焼けるとの事。
紋章の数をどう計算していたのかは不明だが。
(シルファ2個、マクダレーナ3個orシルファ1個、マクダレーナ4個)
【竜の記憶(仮題)】参照

この時点ではマクダレーナは紋章持っていない。

完全に力を引き出せないアムナーフォVSマクダレーナ(紋章なし)
なので玉座の間程度で済んだ。という設定。

というかマクダレーナ紋章がないとアナスタシア様に1回負けてるんじゃが?
アナスタシア様最強説を此処に提唱する。


・自爆
統合編にも爆弾あったし、ファイアーガンとか確実に火薬使ってるし……ベルニアだしありかな、と。
最後の攻撃兼肉体を残さない事でアポストル化を防いだ。




・倒れていたリフィル

気絶させたのはマクダレーナ。アポストル化の術式の植え付けと記憶の操作を行った。
そのあたりの流れで起こったリフィルVSマクダレーナの決戦は普通にカット。


・引用部分
統合編9章よりそのまま引用させていただきました。


この時点ではマクダレーナについて行く理由はない、と判断したためいろいろ付け足しましたが。誓いと言えるかどうかは……
そも、本編におけるマルギットの記憶は当てになりませんし(回想で私の国、と言いつつかつて自分がどこの国にいたか気にしていない)
…なので、あの時のマルギットはいろいろ都合のいいように覚えている、という形にしました。


・リフィルの早馬設定
5章の展開の為、先にセイシェルに戻っておく必要があった。
かつてリフィルは同行せずセイシェルに残りエスナール家を守っている、という設定で元は1章、5章、6章のみの登場予定だった。
しかし、あれ?回復役いなくね?という重大な問題が発生。急遽同行することに。実際杖を使えるのは1人(一応二人)
エナシュと言いマクダレーナと言いスポット参戦が多すぎる問題もあったので。


早馬設定は5章の展開の為の設定のつじつま合わせ。
ブーツを持っているのはその為。



☆ギディオンの計画

概ねの概要は4章冒頭でマクダレーナが語った通り。
真の目的は現実的な方向でのマクダレーナの撃破。

マクダレーナは物理的に倒しても復活する。完全に消滅させるか、救うかしないといけない。普通は無理。
その為、彼女を一時的にでも倒し、その隙に大陸から争いの火種を消し去り『マクダレーナが悪事を働けない世界』を完成させようとしている。

民を虐げていたのは戦の準備+マクダレーナを呼ぶ餌。自分から安定を破り隙を見せ自身の計画はマクダレーナにも好都合である為。
これによってマクダレーナが本人が直接くるように仕向けている。

戦争を引き起こす事で各国の結束を強め+ガス抜きを行う。大陸全土を巻き込んだ戦争を先にやって終わらせてしまえばどうなるか?という事。
とはいえベルニアの力ではどれだけ頑張っても大陸全土を巻き込む戦争は無理だと思うけど。

計画の順番は割と前後しても良く、本編ではアムナーフォが手に入ったためマクダレーナの撃破を優先しているがタイミング次第で先に王城を制圧していた可能性はある。

ギディオンが王都を制圧し王に成り代わる(あくまで本人は摂政的立場)
ベルニアを軍事国家にする。マフィアの密輸や山賊の問題を利用してベルターナと組んでヴェルザンディへの攻撃。武力によるトーヴェの再併合。


この三つをやるのが限界。戦力も大義も足りない。

ベルニアの力を強化し、それを他国に示す……
という理由だけではヴェルザンディへの牽制とトーヴェを取り戻す以上は無理がある。それに余り戦争を続ければ疲弊し国を滅ぼしかねない。
ベルターナが戦力を貸してくれるのはヴェルザンディとの戦争まででしょう。

※ベルターナは戦力はあるし大陸の不安定さを糾す、という大義も一応存在する。

その後どうする気だったのかは不明だが、後に起こるであろうベルターナの皇位継承問題に介入するという手もあるかもしれない。
緊張状態を作った上でラニアに無理にでもに戦争を仕掛けるとか。

もっとも策が成功していたとして、マクダレーナの計画を100年先延ばしに出来ればいい方。
先延ばしにした先でマクダレーナをどうにかできる人材が集まるか不明なため、より状況を悪くしてしまっている可能性もある。

ギディオンが神託に詠まれた理由は決定的な大陸の運命の分岐点だったから、という可能性がある。


ギディオンの計画と戦力はマクダレーナによって再編され大半はルーディアに任された。
王への扱いとかヴェルザンディ・トーヴェへの攻撃ルートとかベルターナへの交渉ルートとか。


☆この大陸の連中、始祖の武器の名前くらいちゃんと語り継げよ(ロンゴミニアド)

ロンゴミニアド
槍☆ 威力12 命中80 重さ15 耐久30 必殺0 射程1~2 防御+5(ベルターナ専用)

聖ベルターナが夫であるルシフェルと死に別れたのち使用していたと言われる槍。
その由来故、黒竜の墓の象徴ともされ、ロンギヌスと同一視される事もある。

そんな?データはともかく。


ティーンがファルシオンを知らなかったが、そこはティーンだから、で済ませてもいいが
アスレアがなぜかロンギヌスの名を知らなかったのは……少なくとも「ベルターナの槍か!?」みたいな反応はしていない。
皇族なら知っていてるべきでは?
そんな事を言うなら世界を征する力を与える、という文言の出どころも不明なのだが。ベルターナは別に世界を制したわけではないし。
まあ、国の名前=国を作った英雄の名前ではなかった時期の名残かもしれないが。

統合編8章外伝にて竜王が爪と牙を譲る、と言っている事からほぼ間違いなくロンギヌスとファルシオンの事でしょう。
ファルシオンは何やかんやでイーサに託された、と思われる。両方ともなんで壊れたかは不明。
ロンギヌスはルシフェルとの決戦の際に壊れた事にすればいいのかもしれないが…それ以上は考察の材料がない。


ルシフェルとベルターナの戦いは壁画に描かれていたらしい。銘のある槍を扱っていたのなら名前ぐらいは残るのでは?

という事で、名前が伝わらなかった理由を考察し、英雄の一人を殺した槍故に名前を出す事を禁じられた説を出してみました。
それでも皇族には伝わっていてもおかしくないかもしれないが、どこかで伝承が途絶えたのでしょう。
理由はともかく何らかの理由で槍の名が伝わっていなくても、逆に他国のほうが名が残っている可能性も。


地域によって読み方が違ったりすることもありますし、風聞で聞いた人が聞き違えたロンギヌスの名がロンゴミニアド。という設定です。
※元ネタでも同一視されてる事もあるようですし……





一応こんなものを拾ってきましたのでお納めください。

 ・スレ2からサルベージ。
ベルターナが母となりルシフェルが父となったころルシフェルは疑問を覚えていく。
 自分には力しかない。その疑問はルシファルに絶望を与えやがて自らの妻と子に牙をむくこととなる。
ベルターナは涙を流しながら夫であった黒竜を討ったのであった。
大司祭ガイウスが黒竜の血でこの時のベルターナの悲しみを書につづったといわれている。
その後、ベルターナは巨大な城壁『黒竜の墓』を築くことを命じ完成を見ることなくその生涯を閉じたとされる。



4章BOSS


【ギディオン】
男性 36歳
ベルニア王国エンドゥール公爵家当主
 民と王の間で揺れ、キレた人。
元々は国を憂い、精力的に行動していたが――

少し前までは、ベルニアのまともな貴族の一人。責任感の強い性格。
今のような行動をとっている理由は傷ついたアウロラを助け、その際に大陸に迫る危機とマクダレーナの存在を知ったから。

本編の行動をとった原因は混沌を招く者について王へ進言したはいいが、いつものノリで一切行動せず、
まともな貴族からはそれどころではないと無視されたため、自分で行動するしかなくなったた為、自身の全てを投げ打った計画を実行に移す。
混沌を招く者を滅ぼし、大陸の危機を救う事が目的。

策略によってマクダレーナを誘い出し、彼女を殺しきれるアムナーフォを持って待ち構えていた。
全てを投げ打ってマクダレーナと互角まで行った人。

一人称は、「私」、キャラ作ってるときは「我」
ジェネラルLv12
持ち物:アムナーフォ(D)

HP:60 力:16 速さ:13 技:16 守備:17 幸運:11 魔防:11 体格:14 移動:5
属性:雷

アムナーフォ
槍S
威力20 命中70 重さ14 耐久25 必殺0 射程1~2

地形:玉座
攻撃力36 命中112 攻速13 回避37+30 防御力17+3 魔防11+5 必殺13 必殺回避11



戦闘会話:マルギット、マクダレーナ、

合計ステータスは137程
人間の意地。




【アウロラ】※未登場
女性 人間換算18歳
氷竜、白髪。

隠れ里が壊滅したあと逃げ延びた竜族の一人。
ベルニアのギディオンの下に匿われ、彼と恋仲になる。
いずれ世界はマクダレーナによって滅びる、と覚悟している。
しかし、マクダレーナと大陸の危機を話した事で彼がおかしくなったと感じ責任を感じて彼の前から姿を消した。

マムクート
レベル12
持ち物:氷竜石
HP:40 力:8+6 速さ:10+8 技:11+10 守備:8+15 幸運:5 魔防:12+15 体格:7 移動:6
属性:氷

氷竜石
竜石☆ 威力15 命中100 必殺0 射程1~2 重さ0 耐久-/- 力+6 速さ+8 技+10 守備+15 魔防+15

mm - Re:マルギット編設定資料集4章外伝分 2016/12/04 (Sun) 12:31:51

●4章外伝

・外伝の理由
基本的に独自設定が多いのと少しは海底都市の話を掘り下げ説いた方が良いと思いまして。
何処までも外伝的な話である。

・ギディオン
場所は知っていたはずなのに何故にエアブレイドを取りにいかなかったのか…
天使を倒せるか不明だったため安全策を取ったから。
まあ、たまたま付き合いのあるよその貴族がアムナーフォを発掘する偶然ってなんやねんという話ですが。
彼の生存IFがあるのなら持ってくるのはエアブレイドになるだろう。


・マルギット
たまには拗ねて見せる。そんな一面もあったのだろう。


・マクダレーナ
最強の説明役。というか海底都市の事を他に説明できる人はいない。古代文字を読めるのがマクダレーナしかいないのが最大の原因。
多分海底都市の言語も、ヴィルサイティスの創世神話以前の古代語も彼女なら読める。
人器の魔導書をまともに読めるのも彼女ぐらいでは……

この章に関しては本当にいい人になっている可能性もある。

リフィルも魔導士ではあるが、戦闘に使えればいい程度にと思っているのであんまり研究するタイプではない。
そもそも魔導の研究をしていたからと言って、古代の文字を読めるかどうかは……

マクダレーナがが人器に執着しなかった理由は、本人は紋章以上の価値がないからと言っているが…
 ・大陸にばら撒き、その力に溺れる者が現れる事を期待した。
 ・海底都市の人間が作ったものに何かしら思うところがあった。
 ・神への復讐は紋章を使うからこそ意味がある、という考えから。
等が考えられる。ただし実際に無視していたかは不明瞭にしておきます。

というか手に入れなかった方の人器はどうしたんだろうか。


この章でもう一度落ち着いて運用できるのでマクダレーナ好きにとっては嬉しいかもしれない
3章は加入させるのに手間がかかり、4章は一騎打ちで宝箱と経験値回収のためにグダグダする役目なのです。


アングルボダの剥ぎ取りはお好きにどうぞ。
宝玉のランクの為にまったく育てないか、頑張ってレベル20にするかは自由です。
何気にレベルを17のままにするのも難しいのだけれど。ギディオンを倒せば結構経験値がもらえるので…

17の時点でギディオンの撃破経験値は69、未撃破経験値は9

すべて攻撃を当てたとして普通に戦えば4回で決める事になり
36+69で、まずレベルが上がります。


同盟軍にしたまま3章をクリアすれば低レベルは間違いないも。




・人器
海底都市にて、紋章を模倣してを作られた武器。
神の力を模した力を持つ。偽の紋章。人間にのみ扱う事が許されている。

紋章に比べれば出力で劣るが、扱いやすさでは上回る。
本来なら単体でも時空間に干渉するレベルの力があるが現在は竜王と女神によって封印されている。
すべて集めれば紋章と同じく願いを叶える力もあるとされるが正確な事は不明。

作った人は海底都市時代のマクダレーナの同僚。真アポストル
何を思って作ったかは不明。相当の技術と神への愛憎があったらしい。
現大陸においては大陸創生初期に竜王と女神によって大陸の各地の神殿に隠され隠され、一部の竜族にのみありかが伝わっている。


その力は三層に分けられ、三すくみを成している。
第一層は魔導書群であり不可視の領域。(理)世界、(光)創造、(闇)混沌or虚無

第二層は剣、槍、斧。可視の領域。現実に存在する力。破壊、創造、創造物。

第三層は弓。完全な未知

というふわっとした設定があります。

俺が終章を書くのならどうなっただろうか……と思っていた時に考えた武器をサルベージし、設定を盛った。
S武器無かったし…必殺無効と飛行特攻無効アイテム含めて足りない物の補完が出来るのは嬉しい。
名前は海底都市語、という事で一つ。

各武器のステータスは主人公専用上級武器と遜色ない性能。回数が低く一部が劣り一部が優っている性能。


・ラール・ネメロ
創造された現世を表す魔導書。
攻撃魔法として起こす事象は最小単位での世界操作。
データの中で理のカテゴリーを作っていただきました。ありがとうございます。

なんかの単語を自分なりに読んだのが名前の由来。すみません由来覚えてないです。


・エアブレイド
破壊を表す剣。
マルギットが槍Sだと地味に愚痴ってくる。
メルツェルかマルギットが使うことになるだろう。

元ネタはエア神の剣。


・アムナーフォ
創造の槍。マルギット編の元凶。

名前の元ネタはアメノヌボコの崩し読み。

・登場しない人器
追憶の守護剣の設定ともどもご自由にお使いください。


 ガーンディーヴァ
未知の力をもつ。
人の定義した神の力としての第一層と第二層だが、そこには人に及ばぬ領域があると考え第三層として未知の領域を設定した。
あえて未知の領域を示す事が重要だと考えたようだ。

名前の元ネタはアルジュナの弓、ガーディーヴァ
サルンガの元ネタもインドなので、その対としてこちらもインド。


 エマギナリア
虚無虚数。
全てが生まれた場所にしてすべてが還る場所。原初の混沌。

攻撃魔法として起こす事象は対象を虚無に帰す事。
名前の由来は恐らくイマジナリのローマ字読み。
設定上マクダレーナの手に渡ったら結構まずい気がするが…


 アステル
被造物の斧
ギリシャ語の星の意味。


 レドーサ
始まりの言の葉。世界が開かれた事
攻撃魔法として起こす事象はほぼゼロからの物質の生成。

名前の元ネタは覚えていない。



・天使と精霊
天使は15章に関しての複雑な思いから登場した。
ステータスは他のボスと比べると少々高め。人器を持つため力及び魔力は低めに設定されている。

天使は通常時の大陸では顕現できないのでは?との仮定の物とに成り立っている。
また暁の女神で塔の上層では精霊が敵として登場することから、女神には存在するだけで精霊を実体化させる力があるのでは?
という推測と、15章での天使の唐突さを結び付け…人器を媒介に疑似的に天使を現世にとどまらせ実体化させているという裏設定がある。

女神と竜王によって仕掛けられた人器を管理する存在。試練を与え勝利した者に人器を与えるだけの存在。
精霊の実体化は暁の女神で実体を持っていた理由と大体同じだと思われる。
天使は人器を起点に存在している為、失われると実態が保てなくなる。

さすがにマクダレーナには敵対心をあらわにしたが、基本的には人器を資格を持った存在に託すための存在。



mm - Re:マルギット編設定資料集 2016/12/24 (Sat) 11:11:23

●5章

5章以降が後半という位置づけです。


・ソフィア様
リフィルからのお土産はブローチ。
仲のいい姉妹か親子かは見る側のセンス次第。


・海へ行きたい
幻の水着回…。そもそもこの世界に水着はあるのか不明。



・反逆者の汚名
エイル編のオマージュ。
五年遅れて真実になる。
今回の場合はアルゴス勝手に言っているだけだったりするけれど。



・ハイド
兄へのコンプレックスの塊。

確かに彼の兄は人格と武術に優れている。しかし、政治的センスや金の動かし方はハイドの方が優れている。
むしろそういった悪い言い方で姑息、良く言えばで頭脳派な性質を本人は嫌っている節がある。

そういった経緯から武人としての自分を買ってくれるアルゴスについている。
また、彼のある種合理的な思想にも共感している。


五章には没となった展開に、アポストルが強襲し敵味方両方になく襲い掛かってくるというものがあった
その場合の彼は、わけの分からない状況に引きつぶされることになっただろう。
マクダレーナがそんな事をする意味が分からないのと、生かしきれないと判断したためこの展開は削りました。
展開変更によりステータスが引き上げられ、五章の真にボスとなった。





・リエリア自治区(聖地リエリア)
自治区が正式名称であり、聖地は通称。

聖地と呼ばれ古き時代の信仰と貴重な聖典を守る地であり、女神リエルが降臨した、とも言われている。法皇候補の修行の地の一つ。
国としてはセイシェルでありながらある程度独立した行政を持つ。

その来歴は間章【太陽の聖弓】で語られた戦いの後、同じような悲劇を生まぬため、法皇になれなかった法皇候補の行き先として作られた。
その為トップである「聖皇爵」は法皇になれなかった法皇候補のうち最も優秀な者がなる。
一応法皇と同格の権限を持つ、という建前が存在するが事実上無視されている。お飾り役職。
また、神託を読むことを禁止されている。政治的に不遇。その為煮え湯を飲まされることも多々あったらしい。


また、時代によって法皇候補が一人しかいなかった場合や、力が弱かった場合「聖皇爵」は生まれない。
その場合レイシエ公爵家という自治区を管理者する一族がトップに座る。「聖皇爵」が生まれた場合はそのサポートを行う。

ここで生活する人々は女神への信仰と厳しい戒律を守り生きている。
その為自分たちこそ神に選ばれた者である、と考える者も多い。

正式な聖公爵は追憶の守護剣の時代においては存在しない。


という設定なのです。変なところとバッティングしてないとよいのですが……

長々と設定を話させたのは正直反省点。
この設定を考えた理由は、思想面でラスボスではマルギットに一歩及ばず勝てないという事に気付いたため。
戦いの果てにマルギットが命を落とすという話を通すため。




・リエリア関連の出来事

マルギットが旅立った後に発生。
セドリックやエナシュ、ヴァルカンが活躍した。

ヴィクトル卿の件を発端に国政に口を出しレイシエ公爵家の助言が元となり国の改善は進んだ。
狙いはリエリア自治区の存在を大きく認識させ立場を改善することにあった。
これによりアルゴス卿は失脚までには至らずも相当のダメージを受けたようだ。

一方で聖皇爵を名乗る男が過激派を結成。セイシェルの正当なる血統であると主張し法皇の座を求める。
当然のごとく却下され、そうであるというのならば法皇候補になって見せよ(意訳)と言われる。

過激派は後に武力決起。しかし程なく鎮圧された。


リエリア自治区の中には法皇と六大貴族を妬む声も多く、自称聖公爵もレイシエ公爵もそういった現状の改善を目的としていた行動だった。
結局、リエリアの現状は改善しきれず、むしろ反乱を企てたとして白い目で見られることが多くなり廃止論すら持ち上がったが、法皇の恩情によって現状維持という形で存続する事となる。

五章の時点では、過激派はほぼ鎮圧されたものの自称聖皇爵は生存、捕縛されず、機会をうかがっている。
この件の真の解決は七章にて語った通り、マルギット一人により殲滅された。
結果的にマルギットのセイシェルの守護剣としての最後の戦いになった。




・ソフィア誘拐
アルゴス一派により、エスナールの屋敷を襲撃された。
マルギットへの人質…だけではなくマルギットを失脚後も手元に置き続け
ソフィアを都合のいいエスナール当主に仕立て上げ、エスナールをコントロールする。という計画である。

ソフィアへの影響は……
もしかしたら騎士洗礼を受けてゲルブライトの家にいる理由はこれのせいかもしれない。
5章から7章にかけては余りにも状況の変化が激しすぎる。幼い彼女にとっては大きな負担になっただろう。
そんな過去が一端となり、騎士となり力を求めた――のかもしれない。




・リフィル
この時点においては、
死亡ルートではソフィア誘拐の際にソフィアを庇い死亡。不完全ながらアポストル化している。顔色の悪さの指摘はそのため。
生存ルートではラール・ネメロを所持していたため戦力が上昇していたことが生存の要因につながった。



・ヴァルカン
怪しすぎるこの男。知らないはずの事を知っていたりするし、魔導書の名前で大体察せてしまうというかなんというか…

アルゴスに脅されているが、その気なら穏便に済ませる事は可能。
将軍になる経緯でアルゴスとの間に親交が生まれたようだ。

5年後ならまだしも、この時点のマクダレーナを個人的に調べてただですむ可能性はとても低い。
どうしようもなく愚かで弱い存在、は自分に向けられた言葉。女神の加護を、は言うまでもなく皮肉。

書いてる分にはとても面白かったです。


・自分自身か、妹か

ソフィアを選んだこと自体は正しい選択だっただろうけど。
保身を選んでいたらエイルには恨まれてただろうし、何より自分を許せなくなるだろう。
それでもソフィアが助かっていた可能性はある。

この選択では結局大きな運命は変わらないのかもしれない。


・お嬢呼び
メルツェルのソフィアへの呼び方。ソフィアは嫌がっている。
情はあってもあまり尊重はしていない。




・ボスデータ

【ハイド】
男性 32歳。

アルゴスの腰巾着。アルゴスから信頼されている。
ジーク公爵家、当主の弟。姑息な男。当主の座を狙っている。

兄は実力があり評判も良い。戦場で手柄を多く立てている。

対してハイドは実力が低く、武功もほぼない。何かと兄に比べられ、歪んでしまっている。兄に対するコンプレックスの塊。
その実政治的センスは兄より上だが歪んだ思いが自分のいいところから目を背けている為その実力を発揮しきれていない。


レベル:14
 クラス:パラディン
 持ち物:スレンドスピア(D) 銀の剣
HP:45 力:16 速さ:16 技:16 守備:12 幸運:8 魔防:11 体格:10 移動:8
属性:光
武器レベル:剣A 槍A 斧E
戦闘力:
スレンドスピア:攻撃力28 命中116 攻速16 回避40 必殺13 必殺回避8 防御12 魔防11
銀の剣:攻撃力29 命中116 攻速16 回避40 必殺8 必殺回避8 防御12 魔防11
mm - Re:マルギット編設定資料集6章分 2017/01/24 (Tue) 18:15:19
7章は一騎打ちなので6章は事実上の終章。
諸事情により結構話のディティールが変化しました。


・鞘の行方
タイトル名。
リフィルの生死と合わせて結構悩んだ。
奪われた鞘、砕ける鞘、など。結構悲観的な物が多かった。
タイトルでのネタバレを少しぼかした形にしました。
他には謀略の雨、なども。


・冒頭の会話

誰かを救うということは、考えようによっては傲慢な事。
そしてそれは正しい事でもある。
押し通そうとすれば周囲に人間がいなくなるのも通りだろう。



・占い師のおじいさん
セイシェルの傍系かもしれない。
若いころ異大陸を回っていた、という設定がある。


・竜王の王冠
ゲームバランスを暁2部3部ぐらいにしようと決めた時、ふと思った。「マスタークラウン、欲しいなあ」
クラスチェンジして今度こそセイクリッドロードにでも…とはいえ最上級職の実装はためらいました。
妥協案としてのパワーアップアイテムです。
ラスボス相手にマルギットを育てていないと詰む可能性を考え、これを持たせて聖水を使えばラスボスにもレベル1でもギリギリ勝てる目が出てくる。
という設定になっております。

因みに竜王の王冠の効果によって上昇したHPは上限値のみ上昇する。
マップで受け取り場合、増えた5ポイント分は5ポイント分減った扱いになるのだ。
50/50が55/50になる。
烈火のバグスレンドと同じ仕様と覚えておくと良い。



・エナシュ

リエリア自治区関連においてヴァルカン、セドリックなどと共に大活躍していた。

報告から戻ったヴァルカンに状況を問いただし、マルギットの元へ駆け付けた。一応黒幕にとっての予想外の出来事だったりする。
どこか不穏な空気を感じていたようだ。もう少し情報が集まっていたのならなんとかできていたのかもしれない。

エイルの事を可愛がっている。マルギットとの最後の会話は彼に何を思わせたのだろうか。
執筆直前までかなり悩んだ展開に、エナシュと共にエイル参戦!という物があったが成長途中の弟子を連れてくるエナシュが想像できなかったため没に。

シナリオ的には彼の合流によって勝ち目が出来たという設定だが、ゲーム的にはどうなんだろう。



はねばしのかぎを役に立たせるマップを作るというのも6章の一つのテーマ。
オムニバス本編には、はねばしが確認できるマップはない。





・ソフィア
誘拐され、助けを待っている。
導きの指輪があるのは完全に悪乗りです。すみません。

二人目の回復役。育てたければ頑張ってください。何気にオムニバスFEでは初めての味方シスターだったりします。
ステータスは本編の物と比べてみると楽しいかもしれない。

本来はエイル参戦の予定だったのだが何故かソフィアが参戦することに。

この時点での剣は…どうなんでしょうね?マルギットの妹ですし、使えない事は無いと思いますが……
杖を使い続けた場合、聖戦版パラディン(女)あるいは蒼炎のワルキューレみたいな職業が合ってるのかも?
この章で手に入る竜王の王冠の仕様を利用すれば簡単にレベルマックスにすることが出来る。


ソシアルナイト
 パラディン 剣/槍/斧
 アローナイト 剣/弓

シスター
 聖女 光/理/杖
 ヴァルキュリア 光/杖

もうマスターナイトになってしまおうぜ。闇魔法以外全部使えるので条件は満たしている感じする。
15章と言い、魔改造される運命でも背負っておられるのか、ソフィア様は。


ステータス


名前:ソフィア
性別:女
年齢:11
性格:姉に憧れるしっかり者。強情になると譲らない
クラス:シスター(クラスチェンジ先は聖女/ヴァルキュリア)
LV:1
HP:12 魔力:1 速さ:4 技:2 守備:0 幸運:5 魔防:2 体格:3 移動:5
属性:理
武器レベル:杖E
持ち物:ライブ(5章でリフィルとソフィアの拠点会話を見ている場合のみ)
戦闘力:ライブ -命中 -攻速4 回避13 必殺- 必殺回避5 防御0 魔防2
成長率HP40% 魔力25% 技50% 速さ50% 幸運50% 守備20% 魔防30%


期待値

下級職レベル20
シスター
HP:19.6 魔力:5.75 速さ:13.5 技:11.5 守備:3.8 幸運:14.5 魔防:7.7 体格:3 移動:5

上級職レベル20

聖女
HP:28.2 魔力:10.5 速さ:24 技:24 守備:7.6 幸運:24 魔防:14.4 体格:3 移動6

ヴァルキュリア
HP:30.2 魔力:12.5 速さ:23 技:22 守備:9.6 幸運:24 魔防:16.4 体格:4 移動:8


魔力と防御力は低いが、技と速さは一線級。
HPの低さと幸運の高さはまだ戦いを知らぬ乙女であるが故。




因みに成長率はスレに投下されていた成長後のステータスから計算し多少改変したもの。
では、そのプロセスをご覧いただこう!

ということでスレ3からソフィアの成長ステータスをサルベージしてきましたお納めください。

名前:ソフィア
クラス:ソシアルナイト
LV:12
HP:35 力:9 速さ:11 技:10 守備:9 幸運:9 魔防:3 体格:4 移動:8
属性:理
剣C 槍D
武器:鋼の剣 鋼の槍 (キラーランス)



これを旧ソフィアの能力に合わせて計算すると
クラス:ソシアルナイト
LV:1
HP:22 力:4 速さ:6 技:5 守備:6 幸運:5 魔防:1 体格:4 移動:8


成長率HP118% 力45% 技45% 速さ45% 幸運36% 守備27% 魔防18%
こうなる。
※小数点以下はカットしています。
HPの成長率が人間じゃねえ……
※因みに天使の衣分7引くと54%。無難と言えば無難。


(原点)成長率HP118%(54%)力45% 技45% 速さ45% 幸運36% 守備27% 魔防18%
(追剣)成長率HP40%    魔力25% 技50% 速さ50% 幸運50% 守備20% 魔防30%

魔法職になったため防御と魔防が反転し、耐久力が低下。魔防と防御は反転している。
GBAにおいて物理職が魔法武器を使用すると力を半分で計算するため、力の成長率をおよそ半分にした数値に。



・ソフィア救出時のセリフについて
ソフィアが冷静すぎたか、と少し反省。
基本的にエイルに来てほしいと考えているようだ。


 マルギット
普通にうれしい。ただ、やはり複雑な感情も持っている。


 エナシュ
困った大人に対する対応。
本編より素直に尊敬しているイメージです。


 リフィル
大げさすぎてちょっとびっくりしてる。
そもそもの思いに加えて、リフィルの事情を考えれば当たり前なのだが。


 モンテーロ
君主の妹を気遣う騎士。
そう、彼はそのままなのだ。


 メルツェル
そこそこ苦手な相手だが実は少しばかり嫉妬が入っている。
なんでこんな人がお姉さまの近くに……と。


 ダハラカ
牢屋に山賊が突然押し入ってくればそりゃ驚く。
恐怖度は随一。


 アビゲイル
1番ノリが軽い。
こんな時でも営業は忘れない。




・アルゴス
貴族としてのマルギットの対。
貴族の格はとしては6大貴族より一つ下。

ある意味ではマルギットは現在を破壊し混沌をもたらす存在である。ある意味ではアルゴスは現在を守り平和を守る存在である。
という前提のもと描いたキャラクター。

マルギットとは思想的に衝突するのは必然。しかし和解するべき相手。
FE形式ゆえにあっさりと切り捨てられる。それを利用したストーリー運びだったりする。

貴族である自身が権力をふるうのは当然と考えている。
以外にも道理は弁えており、女神への信仰は厚く法皇に対しては裏表のない敬意を持つ。
それゆえに自らの器に余る事はするべきではないと考えている。
もっとも、六大貴族に対しては権力を求め、ちょっかいをかけたりもするのだが。
民への対応は生かさず殺さず。少しきつめ。不満はあっても表立って反抗するほどでもないレベル。
普通に有能な普通の貴族といった塩梅。

※本当に弱い人間は彼の支配を受け入れる事で守られている…と取る事が出来る。

追憶の守護剣においてのマルギットに対しての行動は、思想のすれ違いのほか、過去の出来事からの逆恨みによるもの。
前エスナール公爵が死亡した際、世継ぎの年齢から、没落とまではいかずとも一時保留という形になり
担っていた役割や利権が宙に浮く事になり、他の五大貴族だけではなく、貴族として有力なデュナイブ家にその利権の一部が手に入ることを期待した。
しかし、成人してもいないマルギットが予想外に活躍し、当主としての力を示したためエスナール家は変わらず存続する事となったため、手に入るはずだったものは手に入らなかった。

妙に小物臭い所はあるが聡明ではあり、マルギットを無理をして襲撃するような正当性のない無茶はしない。

本編でこんなことになったのはリエリア絡みでの糾弾を受け、立場が危うくなっていたところにヴァルカンにいろいろ吹き込まれ
手柄を立てると同時に恨みを晴らす機会と正当性を得たため。一応彼は彼なりにセイシェルを守ろうとしていたりする。


※企画段階ではもう少し気軽に襲い掛かってきました。同格の気にくわない小娘を大義名分が出来たからと潰しにかかるという…さすがに格上相手にそれはまずいという事で今の形になりました。

ソフィアを攫った理由はマルギットに対しての人質、だけではなく、
マルギット亡き後ソフィアをエスナール当主に据え自身は摂政的立場としてエスナール家を牛耳る下準備の為。

※その割にゲーム部分ではソフィアに普通に攻撃してくるのだが…

何気にマルギットが6大貴族の一員だと分かって設定が地味に変化した。
同格のぽっと出の小娘と、格上のぽっと出の小娘ではどう考えても対応は違う。



彼は一応セイシェルにおいて悪の頂点と言える。
不正を行う者達の所業をコントロールし、自身の都合のいいように操るために情報共有するシステムを形成している為。
彼自身は悪を好む訳ではなく、むしろ自分の手柄を増やすための手段の一つ。
自身が正しいと思った事をやっているだけなのだが。

彼の死亡とリエリアの糾弾によりセイシェルの国内は大幅に浄化され、これにより、後のセイシェルの内乱は五大貴族のみの物となった。
彼が生き残っていた場合後の反乱の規模が大きくなる可能性がある。
法皇の統治に不満があるわけではない上、彼にとって変革は悪である為、意外にも彼自身は法皇側に付くのですが。
そうそうたる面々ではあるが規模自体は小さかった遠因。

味方にすると暁の女神のクリミア一般貴族のような厄介さを誇る。



・エナシュとマルギットの会話

エスナールの家はアルゴスの手の者によって荒らされた為、片付けが済むまではゲルブライトの家のほうが良いはず。
ちゃんとお姉ちゃんしてるマルギット。

エイルが最終的なマルギットの救いになるための前フリ。ただ片思いしていただけだったとしたら、ああはならないだろう。
マルギットの物語書く以上触れておかなければならない「マルギットにとってのエイルとは何だったのか」についての私(mm)なりの回答。

そもそもエイルはなにがしかの救いであったはず。家臣…ひいてはリフィルとはまた別の形で。
守るべき大切な存在であり、暗闇を照らす星のようなものだったのではないだろうか。
マルギット自ら輝いているかは不明だが、少なくともエイルの光を受け取っているはず。

その瞳に映る資格があるか否か。完全にマルギットの問題でそれがいずれ救いになるし、近く絶望を自覚する事にもなる。



・リフィル離脱

追憶の守護剣最大のターニングポイント。
リフィルさんが生きていると本編につながらない。というのが企画段階からの課題。

企画段階では家臣を全て失い絶望する……だったのだが、家臣三人にどんどん愛着と情が…。
(企画段階では土砂崩れで流れてもらう予定でした。)
男二人は、ちょっとマルギットが薄情に見えるだけで生き残る事にまあ、問題無いと結論。

ただ、リフィルさんだけは普通に生き残るとソフィアのケアをやってしまうので……本編に繋がらなくなる。後になって問題がないような気もしましたが…
生き残った場合もしばらく寝てもらう事にしました。

「リフィルが死んだことが原因」とすると生存ルートを作ってしまうとマルギットは勘違いで闇に堕ちる事になる。それはオムニバスFE全体に対してあまりにも失礼だと思うのです…。
それ以上に動機として若干の弱さすら感じる。

生存ルートと死亡ルートで闇へ沈む理由が違うのは避けたかったというのもあります。それ以上にもっと深い感情があるはずだと。
「マルギットはリフィルが死んだから闇に堕ちるわけではなく、自分自身の信念を守れなかったから闇に堕ちるのだ」ということに。
リフィルとの別離はターニングポイントではあっても直接の原因ではない、という設定です。


死亡ルートでは、エスナール家を襲撃された際ソフィアを庇い致命傷を負っている。
その際、生死が曖昧だったため埋め込まれていたアポストル化の術式が誤作動を起こし、それを無意識に利用。
正気を保ったまま仮初の命を得てマルギットの元へ戻るが、アポストルとして不完全であったためかソフィアを救出後、自身の死の形を取り戻し、最後の言葉を残し死亡。

最後の言葉はマルギットへの祈りと、まだ離れたくなかったという個人的な願望。
彼女の背後から誰かが槍を突き刺す描写は、死を取り戻した描写。

※完全なアポストル化でなかったためか、方法の差か、遺体は残った。

HPが0なのに動き続けるバグに等しい。
此方のルートでは5章で復帰以降リフィルのレベルが上がらなくなるギミックがあってもいいかと思ったが、やめといた。



生存ルートではラール・ネメロを持っていたため致命傷を負っていない。むしろなぜソフィアを守り切れなかったというレベル。
しかしソフィア救出後にヴァルカンにより術式を起動され普通にアポストル化。
リフィルの精神力によって起動した人器パワーで肉体を凍結され、シャイエ家でいつか目覚める日を待つことになる。
しかしその魂はアポストル化と人器の影響で変質。肉体を離れどこかへ彷徨うこととなる。
肉体自体も人間でなくなっているような気も…

因みに生存するとマルギットに対して最後の言葉が残せないのです。
どちらの方が救いがあるのかはわからない。

ラール・ネメロの詠唱を行っているのはアポストル化し、ある程度マクダレーナの知識を得てラール・ネメロ読めるようになったため。



アポストル化への抵抗は偶然+命を捨てているからこそ発生した偶然。

6章ボスデータ

【アルゴス】
男性 43歳
セイシェル公国デュナイブ公爵家当主。
その人物像を一言で表せば、良い事もする悪人。
1人称は儂
好きな物自身の部をわきまえている人間
嫌いな物は部を弁えない人間

貴族としての格は六大貴族の一つ下。

エスナールの前当主が死亡した際、その実力を買われエスナールの持っていた権力の一部分が舞い込んでくるはずだった。
しかしマルギットが当主となる事を宣言したためご破算。その為エスナールを没落させなかったマルギットを邪魔に思っている。

持っている力を最大限に利用して利益を上げるタイプ。全力で権力を振りかざす。不正も割と平気で働く。
しかしまた自身の限界と立場を理解している。実は神と国に対しての割と忠誠心は高かったりする。
つまり法皇の権力は狙ってはいない。

しかし不正を正す者たちを自分自身の地位を守る為であれば受け入れる事も辞さない。
それがどんな立場の相手であっても、状況を見極め大事になりそうであればしっかりと対応する。
であるがゆえに彼は今もこの立場を続けている。

現在の体制を大きく崩すつもりはない。ある種マルギットの対極ともいえる。
さらに言えば世界を破壊させるマクダレーナともソリはあわない。
※まあアプローチ次第ではあっさり落ちるような気もする。
仮に五年後まで生存していた場合、現体制を崩すつもりがないため反乱で法皇の側に付く。

ぶっちゃけ存在したとされる不正と、マルギットをいじめる役割を同時にこなしてくれる良キャラ


Lv18
 クラス:ジェネラル
 持ち物:勇者の斧 勇者の槍 勇者の剣
 HP:60 力:23 速さ:17 技:20 守備:22 幸運:14 魔防:15 体格:15 移動:5
属性:理
地形効果:玉座
武器レベル:剣A槍A斧A
戦闘力 :
勇者の剣 攻撃力32 命中122 攻速17 回避78 必殺10 必殺回避14 防御25 魔防20 ×2
勇者の槍 攻撃力33 命中117 攻速17 回避78 必殺10 必殺回避14 防御25 魔防20 ×2
通者の斧 攻撃力33 命中112 攻速17 回避78 必殺10 必殺回避14 防御25 魔防20 ×2

 成金武器で固めている。
合計ステータスは145程

戦闘会話:マルギット、リフィル、モンテーロ、メルツェル

mm - Re:マルギット編設定資料集 2017/02/15 (Wed) 22:33:36
●7章

・タイトル名
意味については最早説明不要。読みは【そしてソナタへ】


因みに過去タイトルは【堕ちて、逝く】



・マルギットについてのあれこれ。
マルギット編執筆にあたり、統合編9章は読み込みました。引用もさせていただきました。

この時点ではまだ相当迷っているし、その迷い故に素晴らしい人間ではあるが、その迷い故に闇に堕ちる。

歪んだ、というよりも純化したのではないだろうか。理想を果たす為だけの機構として。
ともかく本編の時と根本的な理想は変わっていない、という事を意識して書いています。

人間の身で理想を果たすことは不可能ならば人間をやめればいい。
統合編9章で「私は戦う、全てを守るため」「全ての力を手にして、この大陸を浄化してみせる!」とか言っているが、元になった想いが抜け落ちている。
そんな理由で人は戦えないと私は思う。

リフィルを失った事により、怒りに身を任せ戦う事を選んでしまった。その時点でどれほどの怒りが彼女の中にあったのか。
その時点では本人は怒りに気付いてはいなかったけど。

「守りたいものを守れず、救うべきものを救えず」
本人はただ真実を突き止める為ヴァルカンの元に向かったと思っているが……
本来ならば――リフィルを弔う、法皇への報告、事件の事後処理…等を優先するのが筋である。

家族を不当に奪われ、復讐に走った存在は彼女にとって本来救うべき対象である。
必死に説得を続けるも“大切な人を失った程度”で自分の信念を致命的に曲げてしまい、ヴァルカンを倒してしまった。
すなわち、己の理想を裏切った。その間違いを彼女自身は許せなかった。
故に、理想を除いたすべて――悲しみも憎しみも喜びも友情もなにもかも捨て去り、理想へ向かう事㋾ためらわないように

と、本編のマルギットを可能な限り咀嚼して再構成した結果こうなりました。

統合編9章から、名前と「」を付けて引用した部分と、私の書いた文章が思った以上に融和しててびっくり……
演出意図により、どこからが引用かは明記はしておりません。
【―】の後から、エピローグまでです。

家臣たちは、統合編9章にて彼女にも仲間がいた事を示すセリフが存在するため勝手ながら設定させていただきました。
メタな事を言えば私のオリキャラ=切り捨てたものという事になり、作中時間とは逆に元々余計な物がなかった存在に余計なものを後付けしたことになるとか、そういうのいかが?

マルギットの最後は、表面上リエリア過激派残党を単独で制圧し、そのまま行方不明。
戦闘の苛烈さと未帰還である事から死亡したと判断された。



・ヴァルカン
マルギット編の黒幕/プチラスボス
クラスが魔導闘士で、氷使いなのはアルゼスの対を意識しての事、さらにマルギットの前任者という属性も持つ。
【雪原の虎狼】の名はその場のノリ。
アポストルではない純然たる人間。

企画段階での彼は法皇親衛隊みたいな立場にいたが、そんなものがそもそもあるのか不明。
あったとして平民になれる物なのか。さらには神託でいろいろバレてしまうんじゃないのか。などなど、納得できる設定が完成しなかったため今の形に。

新世界(ヴィルサイティス)において神を憎む者+神託がもたらすものはすべて善なのか?というコンセプト。


マクダレーナから見て彼は重用する手駒。
とはいえ、最終目的が同じためかある程度自由にさせており、彼自身もまた自分自身の意思で動いている。

「現在のマルギットでは決して飲んではならない毒」いずれ戦う事があるとしても、まだ戦ってはならない。
余りにも彼女の理想と反している。更にはもう許してくれる相手もいない。

あるいは、7年ほどズレれば別の結末があるのかもしれないが。


セイシェルの将軍として振る舞いつつ、マクダレーナにセイシェルの情報を渡していた。これがエイル編の反乱へつながっていく…
マルギット帰国後はマクダレーナからの指示でマルギットに接触。情報を与えた後、リフィルに埋め込まれた術式を起動させた。

セイシェル内での彼の評価は、家族を失っても戦い続け、女神リエルへの信仰も深い強い人。

実際は、家族を失い二度目の神託を知った事で家族の死を神(国)に利用されたと感じ、怒りを胸に秘めたまま、生きる気力を失った日々を過ごす。
そんな最中マクダレーナと出会い、力を与えられ、神へ復讐する方法を教えられた。
その後神への復讐のため行動する。マクダレーナへ情報を流し、国内の不和を密かに煽っていた。
…生かしておくと後々大変な事になるかもしれない人。詳しくはオルタナティブの解説で。


将軍になったのはラニアの大冬のおよそ1年後。つまり追憶の守護剣開始1年ほど前。
ラニアの大冬当時は小隊を率いる隊長で、一度目の神託の為ラニアを警戒する任務に就いていた為、家族を守る事が出来なかった。


実はマルギットに対して自分を救ってくれるのではないかと期待していた。される方にははた迷惑な話でしかないのだが。
もしかしたら、彼女ならば憎しみを超えられるかもしれない、と。密かに自分自身にはできなかったことを託していた。

それは復讐以外に生きる目的を失った彼にとっての最後の希望だったのかもしれない。される側にははた迷惑だけど!

武器を持っていない場合、銀の剣を渡してくるあたり察してほしい。

アルゴス卿は単純に利用していた。気に入られ将軍への出世する為、推薦してもらったりしている。


ベルカナは妻の名、ウィルドは子の名。
900年において彼が死亡したのはマクダレーナにとって予定外の出来事。ちょっと困ったがマルギットが手に入ったし良しとしたそうだ。
マルギットの詰問に証拠はないので、しらばっくれりゃいいだけの話だしね。

最終的にリエリア過激派残党との戦いで死亡した扱いとなった。


 余談
マルギット絶 対 殺 すマンの予定だったのだが…
もともとマルギットとの相討ちのつもりだったのだが……
キャラを深めれば深めるほど概念的にヴァルカンはマルギットに勝てないと判断。今の形になった。



・フローズヴィトニル

名前の由来は北欧神話のフェンリルの別名。氷属性っぽくない?企画段階での名前はカオスフリーズ。
マクダレーナがフェンリルを持っていない事を含めてちょうどいいな、と。
 ・フェンリルの書を理魔法に加工した物。
 ・フェンリルの書のプロトタイプ。
 ・フェンリルの書の写本の理魔法改造。
由来はどれか一番都合のよいものをご使用ください。

かなり出力が高く、天候にさえ影響を与える力を持つ。魔力次第で一定範囲を雪原に変化させるほど
因みに劇中時間は夏から秋にかけての事。つまりヴァルカン戦は秋である。

ヴァルカンの死後マクダレーナが回収した。


・ラスボス戦

それなりに育っている場合、最も有効な武器はミュラサム・ミュラマス、エアブレイドですらなく、勇者の剣だったりする。
ドーピングするだけドーピングするなり好きにすればいい。
最大の問題は自由度の低さにあるような気もする。

レベル1での攻略法は
竜王の王冠+ヌメオの守り+聖水で確実に1回の戦闘は耐えられる。
特効薬があれば結構粘れる。

ミュラマスを装備し13パーセントの必殺を2回当てる事が出来れば勝てる。

……ところでこの戦いにエアブレイドやアムナーフォを持ち込んだらいろいろぶち壊しな気もしなくもない。



・ミュラサムとミュラマス
ミュラサムの元々のデータの抜けば水滴が散る、という設定を生かしたかったためその描写を入れました。

とどめをミュラサムで刺し、置いて行ったのは個人的な感情を全て置いていく、というイメージ。
加えて、ヴァルカンにとどめを刺したため、彼の憎しみの残滓が残っている、という事になる。

二人分の感情が入っているから【憎しみと破壊の剣】――二つの属性が宿る理屈になる。
ミュラサムを手に取ったソフィアが狂う理由の説明になってる、と思う。
まあ、この辺は勝手な解釈なので拾うかはお好きに……


・エドアルド
5年後への伏線。法皇に疑問を持ち始めている。

ソフィアが彼の事を父のように思っていた、マルギットに対しても呼び捨てだったので結構仲が良かった筈なので。
彼が反乱を起こしたのは法皇の力に疑いを抱いただけではなく、神託によって人が動き、その結果何かが切り捨てられることを良しと出来なかった事が根底にある…という事を後付けしてみました。

場合によっては彼がソフィアを引き取っていたのだろう。


・セドリック
同格を相手にした時の口調がよくわからなかった……


・マリーアン
顔グラのみ出演。
法皇の隣に控えたり、殴りかかってくるメルツェルから法皇を庇ったりしていた。

・オレーグ
顔グラのみの出演。
ラストがあの会話ならもう少し出番会ってもよかったかも。


・ユベール
顔グラのみ出演。
この人の事は良くわからん……というのも味気ないので考察。
エルファイアーを自慢していた、エナシュに騎士の心得について話していたこと、クラスがマージナイトである事から考えると、
セリオン家は魔導騎士の家系だったのかもしれない。


・エナシュ
エイル編、統合編ではマルギットとの絡みは無かったはずなんだけどなあ。
まあ、エイル経由で関わりはそれなりに関わりがあった筈ではあるけど。
彼の物語の主題ではないかもしれないが、ふとマルギットとの会話を思い出す事もあるのかもしれない。






・【セイシェルの守護剣】の結末

アルゴス、ヴァルカン、リエリア過激派…この時点でのセイシェルの内部の危険因子を結果的にすべてマルギットが退けた事になる。
もしどれか一つが5年後まで残っていればエイル編はもっと悪い結末を迎えていたかもしれない。
それゆえ、後の反乱においては五大公爵家と法皇という最大権力者を主体としたコンパクトなものに収まった、と言えるかもしれない。

つまり偶然かもしれないが最後の瞬間までセイシェルの守護剣は、その祖国を守ったと言える。
救いになるかはともかく。



・持ち帰った人器

:アムナーフォ
余りに強力な力を持っていたため法皇によって封印され、とある神殿に安置されることとなった。


:ラール・ネメロ
自己凍結をしたリフィルがそのまま所持。
リフィルごとシャイエ別邸に安置される事になる。
後にシャイエ別邸は精霊が実体化して飛び回り、大変なことになったとも。


:エアブレイド
おおよそアムナーフォと同じ経緯を辿ったが、アムナーフォとは別の神殿に安置された。




・シャイエ家

長男:ウォルフ
シャイエ家当主。リフィルの兄。32歳(900年次)
文官。クラスは司祭。
外伝とトラキアに同じ名前のボスがいたが関係ない。
名前は竜王ヴィルサイティスのもじり。リフィルと対になっている。

907年の戦争でも目立った活躍こそしなかったが国をしっかりと支えた。

長女:リフィル
25歳(900年次)
詳しくは本人の項参照


次男:サティス
20歳(900年次)
905年には兄の護衛を務めている。
クラスはセイバー→魔導闘士。


末妹:リリア
18歳(900年次)
900年には独身だが、905年には平民の家に嫁いでいる。
貴族子女の嗜みとして杖を少し使えるが戦闘能力はない。



・アビゲイル&ダハラカ
この二人はまた、別の生き方がある。
それはそれとして、前に進んでいくのだろう。



・モンテーロ&メルツェル
メルツェルはマルギットがいないのならばセイシェルに執着はない。モンテーロはマルギットがいなくても騎士としてあり続ける。
二人ともその理想の残滓を胸に別々の道を行く。

二人の絆が深ければまた別の道もある。



・最後の会話

まさかこの2人でこの物語を絞める事になるとは思いもよらなかったです。
本当の一つ前のモンテーロとメルツェルの会話でラストだったはずなんだけどなあ……

剣の修行を頼んでいるが、モンテーロは剣術では平均。これ以前にも軽く稽古をつけるぐらいはしていたかもしれない。
剣術以外のサバイバル術や、そのほかいろいろな事を教えていくのだろう。

それがいかに実を結ぶかは未来の話。

・ボスデータ

彼のデータへのリンクが味方の方に書かれているのでこのような形にさせていただきます。



名前:【ヴァルカン】
性別:男性
年齢:27歳
性格:書ききれない
出身:セイシェル皇国
容姿:疲れた瞳をしている。
趣味:なし(家族サービス)
特技:なし(妻へのプレゼント選び)
欠点:大義を重視しない
好きな物:妻、息子
嫌いな物:神、神託
家族:なし

 魔道闘士Lv20
HP:55 力22 速さ:20 技:21 守備:18 幸運:15 魔防:12 体格:9 移動:6
合計ステータスは163
武器レベル
剣A 理S
属性:闇

持ち物:フローズヴィトニル 銀の剣

 フローズヴィトニル
威力15 命中80 必殺0 重さ10 射程1-2 回数- 武器レベル 理☆ 技+5(ヴァルカン専用)
強力な氷魔法。その全力は天候すら操る。


戦闘力 
フローズヴィトニル:攻撃力37 命中144 必殺18 攻速19 回避53 守備力18 魔防12 必殺回避15
銀の剣:      攻撃力35 命中129 必殺10 攻速20 回避55 守備力18 魔防12 必殺回避15

一人称は私。平民の出の将軍。一見、物腰の柔らかな青年。何故か特定の派閥に属さない。
調査能力に優れている。法皇アナスタシアからも目をかけられているとか。あまり有力ではないが、人間的な部分で評価される。

2年前(898年)のラニアの大冬の際、ラニアからやってきた賊によって妻と息子を失っている。
その後、その能力を見抜いたアルゴス卿により将軍へ推薦され、部隊長から将軍へ出世し、戦い続けている。その為アルゴス卿には強く出られない。


実際は――


mm - Re: 追憶の守護剣IF戦記設定資料集 2017/02/15 (Wed) 22:37:42
●追憶の守護剣IF戦記

追憶の守護剣におけるターニングポイントからの分岐した世界の話。
いくつか存在するので概要だけでも書いておきます。


・セイシェルオルタナティブ
マルギット生存ルートと見せかけたヴァルカン生存ルート。
マルギットがヴァルカンと戦わなかった事で分岐したIF


・ベルターナアナザー
ギディオンがマクダレーナを倒したIF
時間軸は901年~904年の間。

後に起こるであろうベルニア&ベルターナVSヴェルザンディの戦争の一幕。
アスレアVSリッシュ。


・ベルニアアポクリファ
ギディオンが槍を狙わず、剣を手にしたIF。追憶の守護剣は発生せず。
ギディオンとアウロラのラブラブ新婚生活。もとい、マクダレーナに対しての奮闘。
時間軸は907年。ベルターナのベルニア占領後。ルーディアと国の統治を二分する。シルファ皇帝の命によるアポストル狩りの話。




●オルタナティブ

オルタナティブはラール・ネメロを入手し、マルギットの槍のレベルがSであり、モンテーロとメルツェルがヴァルカンと戦闘になる前のマルギットを発見したIF
そう、マルギットだけでなくヴァルカンが生存しているのだ。

7章を読んでから読むと印象が変わる、ように書いてます。
読む前は、そんな世界があってもいい。読んだ後は、あれこれまずくねえか?といった感じで。

この後を簡単に説明すると。ストーリーはほぼエイル編と変わらない(マルギット生存の為いくつかの差異こそあれど)が

ヴァルカンがいるため策略がより練られセイシェル皇国が東セイシェル(反乱派)と西セイシェル(法皇派)に分裂することになる。
続く統合編では、東セイシェルはマクダレーナが出入りする国となり、ベルターナとも手を組む。

西セイシェルに法皇派
東セイシェルに反乱派
マルギットと3人の騎士は西セイシェルに。

統合編のタイムラインに合わせたプロットは以下の通り。

1章~3章
主人公はエイル。
ヴェルザンディへ。リッシュ加入。
旅の目的にセイシェル再統合の為の戦力の確保も加わる。
マルギットが敵側でない為、紋章を奪われない。


4章~6章

ベルニアへ。ティーン一行、アスレア一行加入。
この辺でロンギヌス復活の為、早い段階でマリュが撃破される。
イーサ合流。イーサが運命が変わってうろたえたりする。竜の祭壇へ向かい予言が外れた事と、マクダレーナへの対策を練る。


7~9章
セレン一行が加入
この辺がセイシェル再統合編。ヴェルザンディと組んで東セイシェルを攻撃。
これ以降戦力が整いベルターナへ反撃開始。マルギット一行加入?

ヴァルカン死亡。セイシェル再統合。
マリュの死をマクダレーナから聞かされティーンが離反。紋章を一つ強奪。マクダレーナの元へ。


10章~12章
あまり変わらず。
強いて言うならマリュがいない為、マクダレーナの行動がより策略的になる。


13章+外伝
マリュの代わりにティーンが立ちふさがる。エイル、あるいはアスレアとの一騎打ち。

ティーンを助けてガルグが死亡。ティーン復帰。
マクダレーナがドラゴンゾンビをけしかける?


14章
ベルターナ決戦。
イーサの策で女神降臨。紋章完成阻止。


15章
紋章はエイル側に最低一つ。サルンガも。

一行は海底都市へ強制移動。
マクダレーナが紋章を奪う為攻撃を仕掛ける。


という感じで考えてるんですが、どうでしょう?
まあ、笑って流してください。
あんみつ

更新したよ~ってのとお知らせ

0 2016/12/08 (Thu) 13:39:43
武器の名前の元ネタとか知るの楽しいのですね。
アメノヌボコはオノゴロ島作ったやつですねw
微妙に繋がりを感じると嬉しいものです。
レドーサの元ネタこっちでわからなうかなぁと軽くググってみましたがやっぱりでないのでこれも崩し読み系でしょうか。
光あれとは違うっぽいしな、うーん。

~お知らせ~
実家のネット環境が何故か使えないので少なくとも今年中は今までより少し反応が遅くなると思います。
(主に更新が)
今は図書館にパソ子持ち込んで書き込んでいますが……
まぁスマホで書き込み自体は見ることできるので問題はありませんがご承知ください。
mm - Re:更新したよ~ってのとお知らせ 2016/12/24 (Sat) 11:20:57
更新おつかれ様ですいつもありがとうございます。

>アムナーフォとオノゴロ
あ、ほんとですね。
こういう偶然は何かを共に作っているときの楽しみですよね。


あっと、レドーサの元ネタは何とか思い出してきました。

やってる事のイメージの元ネタは概ね光あれです。
「溢れる」をエキサイト翻訳でスペイン語に訳したLleno deの崩し読みだったと思います。
「光」が「溢れる」イメージで。考えたんだと思います当時の私は。
おばさん - Re: Re:更新したよ~ってのとお知らせ 2016/12/30 (Fri) 02:36:47
お知らせに乗っかって今年最後の連絡と挨拶をさせていただきます。

年内にせめて1話は完結させようと勇んでたんですが、力不足でなんとも半端なところで止まってしまって申し訳ないです。
来年こそは必ず書き上げますので、見守っていただけたら幸いです。構想は10年前とちょっと変わってる所があるかもしれません。

みなさんwikiの更新と物語の加筆、本当にありがとうございます。来年も楽しく活動させてもらいたいので、是非よろしくお願い致します。

それでは良い年末をお過ごしください。
あんみつ - Re: Re: Re:更新したよ~ってのとお知らせ 2016/12/31 (Sat) 14:10:54
こちらこそ本年はどうも有難うございました。
私も今年は楽しく、また管理人っぽい仕事させていただけてすごく嬉しかったです。
至らぬところも多々ありますが来年もよろしくお願いいたします。
実生活に無理のない程度に楽しくやれたら最高です。
良いお年を!
mm - Re: 更新したよ~ってのとお知らせ 2016/12/31 (Sat) 19:37:01
私からも感謝を。今年は奇跡をありがとうございました。
wikiがあって新作――マルギット編を執筆する機会執筆があった事、エイル編の新作が読めること。ありがとう。

来年もまた、楽しく無理のないように頑張りましょう。
それではよいお年を。




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