あんみつ

神話について

2016/04/09 (Sat) 13:04:20
ギリシャ神話とか神話好きなんじゃい!ってなわけで
エピソード一覧と世界設定のページを分け、ついでに神話の詳細も書こうと思ったのですが
完全な神話はないようだったのでひとまずここにメモします。
とりあえず、Wikiの世界設定のページのものが採用されているようなのでそれを元に詳細まとめたい、です。
(最終章も考慮に入れなきゃいけないので大変そうですが…)
自分なりにまとまったらまたここに一度投下してからWikiに載せます。
マルギット編にも関係してくると思うので、完結してから編纂でいいかなとも思いますけどね。


※現在の設定に合わせて一部改変しました。

案1(現行で一部採用されている) スレその2より

*第一節
 かつて世界には神族と竜族が暮らしていた。
 この二者はとても仲が悪かった。

 ある時、神族の娘と竜族の若者が愛しあい、人類が生まれた。

 神族と竜族はそれぞれに怒り、いがみ合った。
 娘と若者は幼い人類を連れたまま、神と竜との醜い争いから逃げ出した。


*第二節
 たどり着いた場所は小さな島だった。
 二人はここを新たな世界にすることに決めた。

 やがて長い年月が過ぎ、人類は2つの種類に分かれた。
 神族の血を色濃くあらわした人間たち。
 そして、竜族の血を色濃くあらわしたマムクートたち。

 いつしかこの二者は、かつての神族と竜族のように争うようになった。


*第三節
 竜王はマムクートに命じた。
「このままでは再び争いが起こる。その前に、己の力を石に封じるのだ」と。
 しかし、その声に従ったのは、ごく僅かな者達だけだった。
 従わぬマムクートたちは、人間に牙を剥いた。

 女神は人間に命じた。
「決して争ってはなりません。彼らもあなた達の同胞なのです」と。
 しかし、その声に従ったのは、ごく僅かな者達だけだった。
 従わぬ人間たちは、武器をとって立ち上がった。

 こうして、竜と人間との戦争が始まった。


*第四節
 竜王と女神はお互いに話し合い、悩み、そして決断した。
 人間とマムクートの中から勇者を選び出し、争いを治めることを。

 法と秩序を重んじる聖賢セイシェル。
 気高く勇猛なる騎士ベルターナ。
 その弟にして不動の精神をもつ剣士ベルニア。

 知恵と知識を携えた氷竜ラニア。
 ベルターナと心を通わせ、圧倒的戦闘力を持つ黒竜ルシフェル。
 万物を愛した優しき竜姫トルケ。

 そして竜とも人間とも伝えられる英雄ヴェルザンディ。

 彼らとそれに賛同した仲間達は、長い長い戦いの後に平和を手に入れた。
 しかし、全てが終わったとき、小さな島はもはや朽ち果てかけていた。


*第五節
 竜王はその巨大な体を北の海へと沈めて、言った。
「私はここで力を捨て去り大地となる」
 やがて巨体は地に根付き、そこには大陸が出来上がった。
 女神は竜王の捨てた力の塊を抱えて、いずこかへと姿を消した。
(※この『力の塊』がファイアーエムブレム、あるいはその原型です。
  大陸を形成する竜の竜石。つまり使用することで大陸の法則を書き換えてしまえます。
  純粋な力の結晶としての価値も相当でしょう。

  ちなみに沈んでしまった島が海底都市です。
  島そのものが古代遺跡ですから、すごい宝が眠っているというのが通説でしょうか?)

 勇者たちは大地の上で話し合った。
「どこかへ行くのは面倒だ。俺はここにする」
 ヴェルザンディはその場に座り込んだ。

「私は日の出とともに大陸を見つめ続けよう」
 ベルターナはルシフェルを伴って東へと去っていった。

「僕は姉者のそばに暮らしていたいんだ」
 ベルニアはその後を追いかけていった。

「我は日の出も日の入りも、島の沈んだ海も見たくない」
 ラニアは単身、北へと旅立った。

「私は父様の上で暮らすことなんてできません」
 トルケは島のかけらを集めて、海の上に並べはじめた。

「では、私はこの夕日とともに去りましょうか」
 最後にセイシェルが、大手を振って西へ歩き出した。


 こうして、大陸には6つの国が生まれた。

この時代から長い歳月が過ぎた。
長い歴史の中で、トーヴェのような国が生まれる事もあれば、
自由都市のような街ができることもあった。

 聖ベルターナが母となりルシフェルが父となったころルシフェルは疑問を覚えていく。
 自分には力しかない。その疑問はルシファルに絶望を与えやがて自らの妻と子に牙をむくこととなる。
ベルターナは涙を流しながら夫であった黒竜を討ったのであった。
大司祭ガイウスが黒竜の血でこの時のベルターナの悲しみを書につづったといわれている。
その後、ベルターナは巨大な城壁『黒竜の墓』を築くことを命じ完成を見ることなくその生涯を閉じたとされる。


 聖ベルニアの持つといわれた【不動の精神】にはいくつかの説があるが、
有力なのは次の二つのいずれかであろう。
 1つはベルニア王家特有のニート気質。すなわち。
【何もしたがらない】=【不動】という解釈である。
 もう1つは、聖ベルニアがもつ精神が強靭なものであったという説だが、
これは今のベルニアの気質を見ると怪しい所である。

 セイシェル皇国のトップである法皇が、
この聖セイシェルの子孫であることは疑うべくもない。
 が、聖セイシェルと5公爵家との関係は実は明確にされていないという。
 法皇の預言は女神か竜王のいずれかから与えられているのだろうか?

 ラニアが雪国であるのには、聖ラニアによってそうなったという説と、
もともとこの地が寒冷であったから聖ラニアが選んだという説がある。

 聖トルケによって集められた島のかけらが、現在のトルケ王国である。
 確かにあの島国のばらけぶりには説得力があるが、
どのような方法で破片を海に固定しているのかは神話には記されない。

 聖ヴェルザンディの座り込んだ場所がヴェルザンディ王国である。
 つまり、勇者たちが最後に土地を選び、別れた場所ということだ。
 ある意味、この大陸で一番歴史の古い場所といってもいいだろう。


 近年、大陸でマムクートの姿をみかけないのは、
彼らが力を石に封じている事が第一の要因だが。
 同時に、竜王が眠りについたことで、
竜族の存在そのものが衰退しつつあるということも原因だと思われる。
 おそらく彼らは人目に付かぬ場所で、女神と同じようにひっそりと暮らしているのだろうか?

~~~~~~~~~~~~

案2(マクダレーナさんの動機に繋がる設定) スレその2より


敬虔な信者でありながらも彼女は選ばれなかった。神は彼女ではなくセイシェルを選んだ。
しかしマクダレーナは忠実な神の僕なので表向きにはそれに不服はなかった。
それはあくまで表向きであって、それ以降小さな欲望と嫉妬に彼女はさいなまれる事となる。
黒幕はその心の隙につけ込んだのだった。神はお前の純粋な心を裏切ったのだ、と。
そしてついに運命の日が訪れる。彼女は混沌の使者となりセイシェル達に剣を向けた。
マクダレーナは敗北したがその身体が朽ちようとも、その心は生き残った。そして現代までもその魂と偽りの
肉体はさまよい続ける。
この神と竜の祈りが創ったこの大陸と、セイシェルを滅ぼすために。


神話の時代、大陸は荒廃していた。
神々は大陸に生きる全てのものの身を案じ炎の紋章を力ある者に託した。

それが敬虔な神の信者にして天才的な力を持った聖女マクダレーナだった。
彼女は鎧の戦士たちと共に神の命に従い、炎の紋章を護り全てのものを統括した。

しかし神は天才であったマクダレーナに恐れを抱く。
全知全能の炎の紋章を人間たちに託したがためにその力は神に近づきつつあった。

『下界の者が我々を超えることは許さない。また新たな世界をつくればいい』
神々は大陸を海の底に沈めた(海底都市)←現代よりも発展している。

マクダレーナは死して神を憎んだ。神は何も言わず彼女の愛した者たち全てを奪った。
なぜ私たちが死なねばならなかったのか。
例え神であっても、私たちの生きる権利を摘み取ることは許されないのに。
神と人の命の重さは同じなのに。

その気持ちは大きく膨れ上がりやがて歪みだす。
白髪の魔女は愛と憎しみが生んだ姿だった。

そして第二の大陸が誕生した。←ここから上は神話として伝承されていません(当たり前)

その他引用

セレン編5章より
サンタナ 「かつてこの大陸の前に存在した大陸があった、と。
      しかし、その大陸は海に沈んでしまった・・・
      これは海底都市と呼ばれ、冒険を生業とする者の中には、
      この地の探求を目的としている物も多くいるといいます」
セレン  「それと【紋章】がどう繋がって、祭壇になるの?」
デュロウ 「【紋章】・・・ファイアーエムブレムのことか!」
セレン  「確か、ファイアーエムブレムって・・・なんだっけ?
      むかーし聞いたような記憶はあるんだけど」
サンタナ 「【紋章】・・・ファイアーエムブレムというのは、
      様々な伝承に登場する秘宝・・・
      願い事を叶えるとすら言われるものです。
      伝承にはこうあります。
      『南の最果てに祭壇あり、炎の紋章携えし者、
       海底に眠れるものを呼び覚ますなり・・・』
      長い年月の中、どこからともなく伝えられている伝承です。
      私自身、伝承の内容にあまり興味はありませんでしたが、
      先程の言葉を聞いたときに、ふと、思い立ったのです。
      これは・・・
      『南の最果てにある祭壇』にて『紋章』を用いれば、
      『海底に眠れるもの』を蘇らせることができる、
      ということは・・・つまり」
セレン  「『海底に眠れるもの』・・・って、海底都市?」


その6より

 ==神代:ヴィルサイティス大陸ができる前==
(※現代人はまず知らない裏話)

・神々が世界を作る

・争いが絶えないため、炎の紋章を1人の女――マクダレーナに与える
 その後、マクダレーナとその使徒(※アポストル)たちによって世界は平和になる

・力を持ちすぎたマクダレーナとその使徒達を恐れ、神々は世界を滅ぼす
 この滅んだ大地が、現在、海底都市と呼ばれている場所である
 マクダレーナは憎しみと悲しみの中に倒れる
(※一介の人間であったはずのマクダレーナが現代にて暗躍できる秘密は不明。
  炎の紋章の力か、あるいは古代人であったためか)

・炎の紋章は砕け散り、
 神は紋章の破片の半分を回収し、半分は大陸の繁栄と共に沈み散り散りになった
(※この解釈に悩むが、この回収されなかった紋章が現代に残っている破片なのかもしれない。
  となると、この世界にある炎の紋章は本来の半分ということか?)

・おそらく旧き神々のうち二柱だった、リエルとヴィルサイティスがこの世界を再生
 大陸を見守っていくことを誓い、他の神々と世界を切り離す

・新たな大陸の上に新たな世界を作る
 しかし、この世界はマクダレーナの無念という大きな爆弾を抱えていた
【海底都市時代のできごと:スレ6】


 ==古代:ヴィルサイティス大陸の成り立ちandその後==
(※ごく稀に古文書などに載っている、不完全なものなら歴史書にも記載?)

・人と竜とがこの世界に生まれ、生きる
(※おそらくリエルとヴィルサイティス、それぞれの子ら)

・人と竜との争いが絶えなくなる
 この頃『マムクート』という《蔑称》が生まれたと思われる
(※この争いの火種もマクダレーナの仕業かもしれない)

・リエルとヴィルサイティスによって7人の戦士が選ばれる
 セイシェル、ベルターナ、ベルニア、ラニア、ルシフェル、トルケ、ヴェルザンディ
 彼らによって争いは治められる

・争いによって疲弊した世界を、リエルとヴィルサイティスがその命によって蘇らせる
 7人の戦士達はそれぞれの場所に国を興す
 この辺りが《大陸歴1年》?
【ヴィルサイティス神話:スレ6】


・騎士ベルターナによって黒竜ルシフェルが討たれる
 大司教ガイウスがベルターナの悲しみを綴る
 巨大城壁『黒竜の墓』建造開始
 ガイウス教団の前身団体が設立されたと思われる
【ベルターナの神話:スレ2】

・竜族への根強い迫害が残る?
 ある者は竜石へ力を封じ、ある者は野山へ下った
 竜族の隠れ里ができる?

最終章は長いので省略
Pass :
名無しおばさん

Re: 神話について

2016/04/09 (Sat) 18:40:58
まとめ本当にありがとう……!
ごっちゃになっていた部分もあったので助かりました。

>一介の人間であったはずのマクダレーナが現代にて暗躍できる秘密
当時この人の設定を作った時の記憶なのですが…
聖職者であること以外に特別な能力を持っているとかではなく、怨念と執念だけで実体も意思も持って暗躍しているという設定だったと思います。

参考になるか分かりませんが、一応書いておきます^^;
Pass :
Name
Mail
URL
icon
99
Pass
*編集・削除用(任意:英数字4~8文字)
Subject
絵文字
画像添付
[ e:349][ e:442][ e:446][ e:454][ e:456][ e:786][ e:451][ s:472D][ s:472E][ s:4731]
[ e:731][ e:732][ s:4740][ s:4741][ e:51][ e:265][ e:266][ e:262][ s:4F4F][ s:453D]
[ s:4F34][ s:4532][ s:4F32][ e:45][ e:219][ s:4F62][ s:4540][ s:4763][ s:4766][ s:4767]
[ s:476A][ s:4769][ s:476B][ s:4768] [ s:476C][ s:476D][ s:4538][ s:504E][ s:473E][ s:473D]
[ s:4F2D][ s:512B][ s:5151][ s:4526][ s:4528][ s:452B][ s:4775][ s:453C][ s:453A][ s:453B]